乳腺炎の予防法と対策に関する記事

乳腺炎を予防するポイント/重症化すると治療が大変?

乳腺炎を予防するポイント/重症化すると治療が大変?

授乳中のママは常に意識しておきたい、乳腺炎を予防する7つのポイントをご紹介!悪化するとどうなってしまうのでしょうか?

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【乳腺炎の予防法】産前・産後のママが注意したいポイント

おっぱいを飲む赤ちゃんはとても愛おしいですね。しかし授乳中のママに気を付けていただきたいのが乳腺炎です。主な症状として乳房にしこりができたり、痛みや熱を伴ったりすることもあります。
乳腺炎は症状がひどくなると処置も大変ですし、授乳も困難になってしまうので早めの対応が必要となります。

乳腺炎は患ってから処置するよりも、普段の生活から予防を意識しておくことが肝心です。今回は、多くのママを悩ませる乳腺炎の予防のポイントをご紹介します。

乳腺炎になるまでのメカニズム

乳腺炎は、様々な要因から、母乳が乳腺の中で詰まって出口がなくなってしまうことから始まります。母乳はどんどん作られるので溜まった母乳の油分が塊となり、しこりとなって痛みを感じるようになります。

症状が進むと、詰まった部分が細菌感染して炎症を起こします。その際、痛みだけでなく発熱や頭痛などの症状を伴うこともあり、細菌と戦った白血球は膿となります。乳房の中に膿がどんどん溜まれば神経を圧迫し、痛みを伴います。重症の場合は、外科的治療を要することがあります。

乳腺炎が悪化するとどうなっちゃうの?

乳腺炎は症状が軽いうちに病院を受診したり、助産師さんに相談したりすることで容易に改善されることが多いですが、症状が悪化すると医療処置が必要になってきます。
乳腺炎の症状が悪化した場合の治療法について、体験談を交えながらご紹介します。

重症乳腺炎の治療はどんな方法?

笑顔の女医さん

乳腺が細菌感染して膿が乳房に溜まった状態となり、少し触れるだけでも激痛を感じるような重症乳腺炎の場合は、まず抗生物質が処方されるようです。抗生物質で改善されればいいのですが、効果がない場合は皮膚を小さく切開して膿を排出する処置をします。

切開の場合は入院を勧められることもありますし、今後の授乳についても難しい場合があるようです。育児中のママにとっては一大事になってしまいます。
ここまで重症の乳腺炎になる確率はとても低いと言われているのですが、授乳中は乳腺炎にならないように日頃から注意することがとても大切です。

乳腺炎の切開手術に関する体験談

切開手術で乳腺炎を治療した先輩ママたちの体験談をご紹介します。母乳育児を続けたいママたちにとっては、深刻なことだと伺えます。

RYUママ
34歳

A受診から切開まで

私の場合、赤ちゃんが授乳を嫌がるようになったことが最初の初期症状でした。そのうち胸が熱を持ってほてるようになり、やがて発熱など全身の倦怠感が起こり、初めて乳腺炎を疑いました。病院で診てもらうと、エコー検査をされ、やっぱり「乳腺炎」と診断されました。メスで数センチ切開して膿を絞ってもらい、その膿を見せられました。

赤ちゃんが膿を飲んでいたのかと心配になったのですが、医師によると乳腺炎でも授乳はOKらしいですがとんでもなくまずい母乳になっているらしく、飲みたがらない赤ちゃんも多いのだとか。「それで授乳を嫌がったんだ!」と初期症状の頃のことを思い出しました。
あのときに早く受診していれば、切開しなくて済んだのかもしれないと思うと後悔しました…。乳腺炎予防のためにもいろいろな方法を試せばよかったとも思いますね。

おだんご
30歳

A母乳育児を断念

産後、1ヶ月半頃に乳腺炎が辛くなり、右胸を切開手術しました。手術前に抗生物質を投与されましたが、効果がないほど炎症が進んでいました。切開すると、なんと4cmくらいのボールみたいなものが取れたそうです。

傷や自分の体調のこともあるので、母乳育児はストップしました。母乳分泌を抑える薬を飲むか、飲まないかは選択できたのですが、あえて飲みませんでした。
それ以来、ミルク育児をしましたが、子供はいたって健康優良児です。母乳育児にそこまでこだわりがあったわけではないので、精神的な負担のないほうを選びました。

ハロー☆
28歳

A切開後も授乳を続けられました

乳腺炎が悪化したので、病院を受診したのですが、コブシほどの大きさのしこりがありました。抗生物質の点滴をしながら様子見をしていましたが、全く効果がなかったので切開を進められました。しかし、切開すると「母乳育児をやめなければいけない」と言われ、とてもショックでした。

自分なりにネットなどで調べて、切開後も授乳を続けている人もいることを知りました。その後、セカンドオピニオンで切開後も授乳ができる病院でオペしました。医師によって考え方も様々なので、自分に合った医師を見つけることが大事だと思いました。

悪化する前に対処を!乳腺炎の予防法7つ

乳腺炎を予防するには、普段の生活での心がけが肝心です。授乳中のママが注意したい予防ポイント7つをご紹介します。

授乳間隔を空けずに母乳を出す

授乳の準備をする母親

赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことが一番の予防法でしょう。授乳間隔を空けると母乳が溜まって乳房が張り、乳腺炎の原因になってしまいます。ですが、毎回決まった時間に飲ませる必要はなく、赤ちゃんが欲しがるときでOKです。

赤ちゃんが眠ってしまったときや外出して授乳できない場合は、搾乳して出すとよいでしょう。自力で絞るよりも、市販の搾乳機を使った方が便利です。吸引力の強弱が調節できるもので、乳腺を痛めずに安全な搾乳ができるものを選びましょう。

体勢を変えて左右の母乳を飲ませる

抱き方や体勢などを1日に1、2回ほど変えて吸わせていると、すべての乳腺から母乳が出るので詰まり予防になります。そのため、乳腺炎予防には、毎回違う角度や抱き方で授乳したほうがよいとされています。赤ちゃんのお気に入りの体勢があれば別ですが、こだわりがなければ実践してみましょう。

首が座ったら立て抱きにして授乳するのもおすすめです。首が座らないうちはしっかりと首を支えてあげてください。また、ラグビーボール抱きのように首や体を支えて、ママの横に置いたクッションや枕に赤ちゃんを乗せて行う授乳方法などもあります。

疲れやストレスを溜め過ぎない

育児と家事に一生懸命なママほど、疲れを溜めこんでしまいがちです。夜間の授乳で睡眠不足が続き、疲労がピークになった頃に乳腺炎の症状が出るママは少なくありません。

もしかすると、体から「休んで!」というサインが出ているのかもしれません。眠れなくても横になるだけでも身体は休まります。家事は上手に手抜きして、赤ちゃんのお昼寝タイムにママも一緒に寝てしまいましょう。

マッサージをする

胸を手で触る女性

軽度の乳腺炎の場合、助産師さん指導のおっぱいマッサージで改善することが多いようですが、自己流で不適切なマッサージは乳腺を傷つけてしまうケースもあるので、必ず指導のもと行うようにしましょう。

出産後すぐにマッサージを指導してくれる所も多いと思いますが、もし忘れてしまったら再度習いに行ったり、マッサージの評判が良い助産師さんに相談したりすることをおすすめします。産後に助産師さんのマッサージを受けているママは意外と多いようですよ。

食生活の見直し

授乳中はとにかくお腹が空くので、てっとり早く食べられるスナック菓子やジャンクフードを食べる方は多いですよね。
しかし、高カロリーで脂肪分の多い食べ物は、乳腺を詰まらせる要因になってしまいます。

また、牛乳やチーズなどの乳製品の摂りすぎも、乳腺を詰まらせる原因につながりやすいと言われています。乳製品はカルシウムなどの栄養を手軽に摂れるので摂取したいと考えるママも多いのですが、乳製品は意外と高脂肪な食材なので、母乳の分泌量が多い方は控えめにした方がよいでしょう。
乳腺炎予防のため、赤ちゃんに美味しい母乳を与えるためにも、バランスの良い食事を意識してくださいね。

水分を多めに摂る

育児が忙しいと、つい水分を摂ることを忘れてしまいがちですよね。しかし、水分は十分に摂ることも乳腺炎予防には大切です。水分不足は血流や母乳をドロドロにして、流れを悪くしてしまいます。水分摂取は乳腺の流れだけでなく、体の老廃物の排出や便秘対策にも有効です。

キンキンに冷えた飲み物は体を冷やしてしまうので、授乳中はできれば常温か白湯がおすすめです。お茶や紅茶などを飲むときはノンカフェインのものがよいでしょう。

体を温める

体の冷えは体力や免疫力を下げてしまうので、温めることで乳腺の母乳分泌にも良い影響があるそうです。特に授乳中はママの疲労やストレスがたまり、免疫力が下がっている時期です。入浴は湯船にしっかり浸かって疲れを癒したり、温かいものを食べたりといった冷え対策が重要となります。

ただし、温める効果があるのは、乳腺炎予防や乳腺炎になりかけている初期の頃だけなので注意が必要です。重症乳腺炎の場合は温めると悪化してしまうので、乳房に熱や腫れなどの症状がある場合は、乳房を冷やす処置をします。

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