授乳中の牛乳や乳製品に関する記事

授乳中に牛乳や乳製品はNG?アレルギーなどの悪影響と摂取量

授乳中に牛乳や乳製品はNG?アレルギーなどの悪影響と摂取量

授乳中の牛乳、チーズやヨーグルト等の乳製品は本当にNG?悪影響や毎日の摂取量、牛乳アレルギーについてご紹介します。

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授乳中の牛乳で赤ちゃんがアレルギーになる?母乳とママへの影響

「授乳中は牛乳や乳製品で乳腺炎になったり、赤ちゃんが牛乳アレルギーになったりするから控えた方がいい」あるいは、「カルシウムが必要だから沢山摂った方がいい」と聞いたことはありませんか?牛乳は「完全栄養食」とも言われ、少量で様々な栄養素を補給できる優良食品ですので、忙しい授乳中のママにとってはどうなのか気になりますよね。

そこで今回は、授乳中の牛乳や乳製品が及ぼす悪影響、授乳中に注意すべき乳製品ワースト10、おすすめの代替品、1日に摂ってもよい量、摂り過ぎた時の対策、赤ちゃんの牛乳アレルギー予防や対応、体験談をご紹介します。

授乳中の牛乳や乳製品がおよぼす3つの悪影響

牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品

牛乳や乳製品は、カルシウムやたんぱく質などを豊富に含み、特にヨーグルトなどの発酵食品は、腸内環境を整える優れた食品なので、便秘予防のため毎日食べているママも多いですね。ただし、授乳中には要注意!「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのです。授乳中に牛乳や乳製品を取り過ぎたママと赤ちゃんには、どのような悪影響があるのでしょうか?

乳腺炎

乳腺炎とは、母乳を出している管が詰まっておこる炎症のことです。乳製品には、体にとって必要な栄養素がたくさん含まれていますが脂肪分も多く含まれているので、飲み過ぎたり食べ過ぎたりすることで母乳がドロドロと濃くなってしまい、乳腺が詰まりやすくなってしまいます。特に、たっぷりのチーズや生クリームなど脂肪分が高いものを使った料理や食品は、できるだけ控えたほうがよいでしょう。

母乳の質が悪くなる

母乳の質は、ママの食事に影響されます。脂肪分が高い乳製品をとりすぎると、母乳も脂肪分が多い状態になってしまうので、消化器官が未熟な赤ちゃんは母乳を消化しにくくなり、便秘や下痢などのトラブルが出ることがあります。また、母乳の質や味が良くないと赤ちゃんが飲むのを嫌がったり、飲んでも機嫌が悪くなったりしやすくなります。

赤ちゃんの皮膚トラブル

赤ちゃんのほっぺたを中心にニキビが出たり、頭に脂漏性湿疹が多く出る場合は、乳製品などの油っぽい食品が原因であることが多いです。赤ちゃんに皮膚トラブルが見られたら、まずはママの食事を見直し、乳製品や油の多い料理の摂取量を見直してみましょう。

ただし、乳児湿疹は赤ちゃんの体質なども影響するため、乳児湿疹があるからと安易に食物アレルギーと決めつけて、全く乳製品を食べないというのは良くありませんよ。

授乳中に注意すべき乳製品ワースト10

チョコレートケーキとアイスクリーム

授乳中であっても、摂取量に気をつければ乳製品を食べても影響はありません。ただし、以下のような特に脂肪分が多い乳製品や料理は、極力控えるのが無難ですね。
また、授乳中のママが乳製品と意識しないで食べてしまっている食品もありますので、成分表示を確認することも必要です。

出来るだけ避けたほうがよい乳製品や料理

  • チョコレートやケーキなどの洋菓子
  • プリン、ババロア、アイスクリーム
  • バター、マーガリン、コーヒー用ミルク
  • チーズたっぷりのピザやグラタン
  • 菓子パン
  • クリームパスタやカルボナーラ
  • ポタージュ
  • ポテトサラダ、マッシュポテト
  • クリームシチュー、クリーム煮、チーズフォンデュ
  • かにクリームコロッケやチーズコロッケ など

上記の食品には、たっぷりの生クリームやチーズが使われています。同じ食品でも買ってきた惣菜の場合、手作りでは使わない生クリームが大量に使われているものもあり、こちらではそういった食品もピックアップしましたので、食べたいときには惣菜ではなく手作りするとよいかもしれませんね。

授乳中は牛乳の飲み過ぎに注意!おすすめの代替品

子供の頃から牛乳が好きなママや、カルシウムを補うために毎日牛乳を飲んでいるママもいらっしゃるかもしれませんが、赤ちゃんがよくおっぱいを飲んでくれるのに母乳がつまりやすいと感じているなら少し飲み過ぎかも?
そこでこちらでは、おすすめの代替品をご紹介します。

豆乳

コップに入った豆乳

豆乳は脂肪分が少なく、女性に嬉しいイソフラボンが入っています。また、カルシウムも豊富で、ビタミンB,ビタミンE類も豊富で美肌効果も抜群です。しかし、稀に豆乳アレルギーの人もいるのでこちらも取り過ぎに注意です。

また、イソフラボンは1日70㎎程度が摂取量のラインと言われています。毎日多量に取り入れるのでなければ神経質になる必要はありませんが、こちらも量はほどほどにしましょう。

イソフラボンの量を食品に換算すると…

  • 豆乳1パック200mlで約41㎎
  • 納豆1パック45gで約35㎎
  • 豆腐1丁300gで約80㎎

低脂肪乳や無脂肪乳

低脂肪乳は、牛乳からある程度乳脂肪分を除去したものですが、他の成分は牛乳と変わりません。通常の牛乳は脂肪分が3.5%前後あるので、脂肪分は抑えられて栄養はそのままなんて嬉しいですね。ただしこちらも乳製品ですので、低脂肪だからいくらでも飲んでいいという訳ではありません。1日1パック200ml程度が好ましいようです。

明治おいしい低脂肪乳 1000ml

明治おいしい低脂肪乳

株式会社 明治

明治の技術により乳脂肪分は1.2%にカットされていますが、カルシウムやたんぱく質などの栄養素は普通の牛乳とほとんど変わりません。

http://catalog-p.meiji.co.jp/products/dairies/milk_drink/020102/4902705103030.html

森永のおいしい低脂肪牛乳

森永のおいしい低脂肪牛乳

森永乳業

生乳100%で出来ている、スッキリとした後味の低脂肪乳です。なお販売地区は東北、首都圏、東海、北陸、四国に限られているのでご注意ください。

https://www.morinagamilk.co.jp/products/milk/oishi_milk_lowfat/2.html

小岩井 無脂肪牛乳 1000mlゲーブルトップ

小岩井無脂肪牛乳

小岩井

カロリー、なんと47%オフ(普通の牛乳比)が嬉しい生乳100%の無脂肪牛乳で、他に500mlもあります。

http://product.koiwaimilk.com/product/milk/no_1000.html

1日どれくらいなら乳製品をとっても大丈夫?

乳製品の代表である牛乳の摂取量については、一般的に1日200ml~400mlの摂取が適量とされています。授乳中の女性の乳製品摂取量はこれだけ、という明確な基準はありませんが、やはりこの基準を超えての飲み過ぎはおすすめできませんので、授乳中は1日に200ml程度を目安にするとよいでしょう。

他の乳製品の摂取量については、牛乳に比べて脂肪分が高いものが多いため、選ぶときはできるだけ低脂肪の商品にし、母乳の出や濃さが心配な場合は、できるだけ摂取量を控えるのがおすすめです。

授乳中には、「赤ちゃんにしっかりカルシウムを摂らせてあげたい」と思って、牛乳をガブ飲みしたくなるママもいるのですが、「授乳期間にママの母乳から赤ちゃんに移行するカルシウムの量は、1日およそ220mg」と言われています。牛乳200mにはメーカーによって多少誤差があるものの、カルシウム220ml以上が含まれていますし、牛乳以外の魚や野菜などの食材にもカルシウムは含まれているため、1日200mlの牛乳で充分足りているのです。

生クリームたっぷりのケーキを食べてしまったら?

生クリームとイチゴが乗ったケーキ

「昼は家事をこなしつつ赤ちゃんのお世話、夜も授乳におむつ替え、その上大好きなスイーツまで禁止されたらストレスがたまっちゃう!」というママもいますよね。ストレスが溜まってママがイライラしながら育児をするよりも、たまには息抜きして少しのスイーツを楽しみたくなる気持ち、良くわかります。

食べたものがおっぱいに出てくるのは、2時間から4時間後が目安と言われています。母乳の質が心配で赤ちゃんに与えたくない場合は、そのくらいの時間に一度おっぱいを絞って捨て、代わりに粉ミルクを与えるという方法もありますよ。搾乳ってけっこう手間がかかりますので、できるだけ食べ過ぎにはご注意を!

授乳中の牛乳摂取と子供の牛乳アレルギー

「授乳中に牛乳や卵を食べると子供が食物アレルギーになる」という話を聞いたことはありませんか?ところが、医師の間でも意見は分かれ、真逆の調査結果も出ているのです。

食物アレルギー予防と食事制限

笑顔で牛乳を飲んでる女性

現在では、子供のアレルギー性疾患予防のために授乳中のママが食事を制限することは、十分な根拠がないために通常では進められてはいないです。つまり、ママに食物アレルギーがある場合を除いては、赤ちゃんに症状が出ていないにもかかわらず、予防のために授乳中のママが卵や牛乳などを全く食べないというのは、あまり意味がないと言えるのです。

2005年に発表された国立成育医療センターの調査では、「授乳中に卵や牛乳を摂ったママの赤ちゃんの方が、卵アレルギーや牛乳アレルギーなどの食物アレルギーにならない」という結果も明らかになりました。自己判断で除去せず、色んな食材をまんべんなく食べ、栄養満点の母乳にしてあげましょう。

赤ちゃんが牛乳アレルギーと判明したら

赤ちゃんが、血液検査やプリックテストという肌を軽く引っかいて傷を作り、その上にアレルギーと疑わしい食物などのエキスを垂らして反応を見る検査方法などで、はっきりと牛乳アレルギーと診断された場合には、医師によって食事療法などの指導がある場合もあります。しかし、まだその段階でない場合には「乳製品を絶対に食べない」などの自己判断はあまりよくありません

「赤ちゃんの乳児湿疹が治らない」「母乳が詰まりがち」という方は、まず脂っこい食事をやめて、牛乳や乳製品をとった後の授乳で湿疹が悪化しているかどうか、母乳が詰まりやすくなったかどうか、食事ノートをつけるのがおすすめですよ。

授乳中の牛乳や乳製品に関する体験談

授乳中、他のママはどの程度牛乳や乳製品を摂取しているのでしょう?また、授乳中に牛乳を飲むことで、赤ちゃんが皮膚トラブルなどを起したり、ママ自身も乳腺炎などのトラブルになったりしてしまうのでしょうか?実際にトラブルにみまわれた先輩ママの体験談をご紹介します。授乳中の牛乳摂取をどの程度にするかの参考にして下さいね。

まるママ
35歳

卵や牛乳を完全除去しましたが・・・

現在小学生と幼稚園のムスメ二人を育児中の主婦です。長女が産まれて1か月の母乳育児中に乳児湿疹が出たのですが、検診で「そのうち良くなる」と言われたにもかかわらず、どんどん酷くなりました。ほとんど顔だけでしたが皮膚はジュクジュク状態で、外に連れ出すのに気が引けるほど・・・。私にアレルギーはありませんでしたが、主人が花粉症でしたのでアレルギーを疑い、専門の病院に行って検査したところ、卵、牛乳、大豆、小麦のアレルギーがかなりの数値ででました。
その頃の授乳中の赤ちゃんのアレルギー対策は、基本的にママの食事療法でしたので、卵、牛乳、大豆、小麦を完全除去です。もう、なにを食べていいやら状態でした。ちなみに除去をしても湿疹は全く良くならす、結局1歳くらいまでジュクジュク状態でした。除去をしてもしなくても、皮膚が強くなるまではどのみち湿疹が出たのではないかと、今は思います。

結果、現在小学3年生で、牛乳、小麦、大豆は大丈夫になりましたが、卵は2~3g以上は食べられません。オムレツなんて夢ですね(笑)今は授乳をするママの食事の除去はあまりしないそうですね。私の個人的な考えですが「完全除去がかえって良くなかったのでは?」と思っています。「少しでも食べて体を慣れさせれば、もう少し食べられるようになっていたのでは?」と思ってしまいます。「もしくは除去してもしなくても現在の状況と同じか…」とも思います。
アレルギーっ子を持つママの会なども行きましたが驚いたことに、「除去なんておかしい」と言って、食事の除去をかたくなにしていないママもいました。そのお子さんの今の状態は知りませんが、もしかしたらアレルギーで湿疹がでたとしても控える程度で「除去などはしないほうが良かったのかもしれない」と後悔しています。

現在は花粉症の治療などでも、あえて花粉を摂取することで治していく治療法がありますよね。その流れでいくと「食物アレルギーも同様なのではないかなあ」と思ったりもします。もちろんアナフィラキシーを起こすくらい重度は別ですけれど、「湿疹くらいなら出るとこまで出させてあげて、ママは自然な食事を心がけるのでいいのではないかな」と思いますよ。医者ではないので保障はありませんが(笑)、医療もダイエット方法も昨日と今日とじゃ真逆のこともありますしね!

かんちゃん
37歳

除去の悪影響から特になにもしませんでした

長男が生後4ヶ月の時、牛乳アレルギーを発症しました。かかりつけの小児科医がたまたまアレルギー科の専門医で、すぐに検査をしてアレルギーが発覚しました。私自身も家系もアレルギー体質のため、ある程度驚きはしませんでしたが、だからこそかゆみなどの辛さがわかり切なくなりました。

医師からは、「牛乳はそれほどひどい数値ではないし、この程度の反応であれば保湿ケアをして、特に除去しない方がいいだろうね。これからずっと除去するとなると、栄養面でもデメリットの方が大きくなるから。」と言われ、そのまま何もしませんでした。その後も息子のかゆみはずっと続き、現在小学1年生ですが、保湿を嫌がるようになって引っ掻くようになったこともあり、肌の状態も決して良いとは言えない状況です。「いっそ除去すればよくなるのかな?」と思うこともしばしばありますが、今は医師の指示に従っています。

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