妊婦の鼻血が出る原因に関する記事

妊婦の鼻血が出やすい原因と止め方!頭痛・止まらない時の対処

妊婦の鼻血が出やすい原因と止め方!頭痛・止まらない時の対処

妊婦さんの鼻血は、心配せずとも妊娠中特有のもの。鼻血が出やすい原因と正しい止血の方法、止まらない時どうするかをチェック!

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妊婦になったら鼻血がよくでる原因とででやすい時期について

「あれ?また鼻血?」子どもの頃よく出ていた鼻血も、大人になってからは滅多なことでは出なくなっていますね。それなのに、妊娠してからというもの、鼻血が珍しくなくなってきている…「もしかして、体の中で悪い事が起こっているの?」と、つい不安な気持ちになってしまうのが、正直なところですよね。

妊娠中の鼻血は、実はよくあることです。でもその原因って、何なのでしょうか?今回は、鼻血が増える原因や出やすい時期、鼻血対処法などについてお伝えしましょう。

妊婦になったら鼻血がよくでる原因

妊娠後期の妊婦さん

妊婦さんの鼻血は、過度に心配せずとも、どの妊婦さんにもよくあることです。
鼻血が出やすくなる原因は、次のように幾つかあります。どれも妊娠中特有のものですので、知識として知っておくと、変に焦ってしまうこともありませんね。

ほとんどの鼻血は、鼻の穴から1センチほど奥にあるキーゼルバッハ部位というところからの出血となります。このキーゼルバッハ部位には、血管がたくさん集まっており、さらに覆っている部分の粘膜が薄いので、すこしの傷や刺激で出血しやすい箇所となっています。

子宮を柔らかくさせる目的で増えたホルモンが鼻の粘膜に働いたため

妊娠中のママのカラダでは、ホルモンバランスがこれまでとは全く違う様子になってしまい大忙しです。お腹にいる赤ちゃんを守るために、エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)といった女性ホルモンが、バンバン出ています。例えば、プロゲステロンは、体温を上げたり、子宮を柔らかくさせる役割を担っています。また、エストロゲンには、血の流れを活発化させ、血管を膨らませる効果があります。

そんな女性ホルモンの分泌が大幅に増えることで、体内の血流量が増えて、鼻の血管のめぐりもよくなり、血管も膨らんでいるため、少しの刺激でも鼻血が出やすくなってしまいます。

妊娠期間中には高血圧になりやすいから

病院で血圧を測っている妊婦さん

妊娠中って、いつもより血圧が高くありませんか?
お腹の中で、自分とは別の一つの命を育てるのですから、その分、血液がたくさん必要です。妊娠中は、相対的に血液の量がふえます。それに伴って、血圧が普段よりも上がる方もたくさんいらっしゃいます。妊娠時高血圧症候群とまではいかないまでも、多くの妊婦さんの血圧は、高めになる傾向にあります。

血圧が高い状態だと、ホルモンの影響で充血して柔らかくなった鼻の粘膜が、さらに刺激に弱くなるため、敏感な鼻から血が出ることが多くなります。

自律神経が乱れて体がのぼせている状態にある

露天温泉

温泉やお風呂で、ついつい長風呂をしてしまった後に、鼻血が出たという経験をされた事はありませんか?体が必要以上にのぼせてしまうと、鼻血が出やすくなります。
体がのぼせた状態になると、体は熱を発散しようとして、血管を拡張させます。そのとき、鼻の中の弱い毛細血管が切れて、鼻から出血してしまう。これがのぼせによる鼻血のメカニズムです。

のぼせの原因の多くは、自律神経の乱れによるものです。妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって、自律神経が乱れやすくなってしまいます。そのため、別に長風呂をしたわけでもないのに、平常時に鼻血がふいに出てきてしまうこともあります。

妊婦の鼻血がなかなか止まらない原因

鼻血が止まらない妊婦さんのイラスト

赤ちゃんを体内で育てる為には、十分な栄養と、それを運ぶための血液が必要です。子宮に優先的に血液を運ぶようにできているなんて、女性の体は本当に神秘的ですね。

体内の血液量は多くなりますが、赤ちゃんに優先的に栄養を送っていくこともあって、血液中に含まれる様々な成分はなかなか追いついてきません。そのため、妊娠中のママの血液は、通常よりも薄めになっています。そのため、血を止める役割をはたしてくれる血小板も、全体の血液量に対して少なくなっていますから、一度鼻血が出ると、いつもより止まりにくくなってしまうのです。

妊娠初期や後期、臨月期で鼻血がでやすい時期ってあるの?

妊娠初期でつわりが始まっている妊婦さん

特に、鼻血が出やすい時期というのはありません。
初期からたまに鼻血が見られる人、安定期に入って胎動が感じられるくらいになってから、どうも鼻血が気になるようになった人など、その人その人によって妊婦さんの鼻血事情は様々です。

鼻血が出る原因の一つとして「のぼせ」があるため、のぼせやすい状況である夏の暑い時期と、妊娠期間が重なると、暑さに伴って鼻血が多くなることがあります。

妊娠期間の中で特にこの時期に鼻血がひどくなる、ということはなく、妊婦さんの置かれている状況・季節や体質によって左右されると考えた方が良いでしょう。

鼻血がたくさん出てしまうと、胎児への影響ってあるの?

妊婦の時期には、いくつかの条件が重なってしまうと鼻血が出やすくなってしまいます。もしも、鼻血が出たとしても、赤ちゃんに問題があったから鼻血が出るのではなく、「蒸し暑い」「鼻の内側の粘膜が刺激された」などが関わりあってしまって出ているので、安心しましょう。

笑顔の妊婦さん

しょっちゅう鼻血を出していると、貧血になって赤ちゃんに影響があるのでは?と心配になってしまいますが、すぐに止まるような鼻血であれば、出血量はさほど多くありません。鼻血がよく出るからと言って、妊娠期の貧血が起こるというわけではないことを、まずは念頭におきましょう。

しかし、検査で貧血だと診断されてしまった妊婦さんは、注意が必要です。貧血であれば、血液がさらに薄くなっている状態ですから、血小板の成分が薄くなっているため出血は止まりにくくなっています。検査で貧血だと診断され、鼻血が出やすい状態が続いているのなら、念のためその旨をお医者さんと確認しあっておきましょう。

鼻血が出たら…こう止めよう鼻血を止める正しいステップ

正しい鼻血の止め方は知っていますか?意外とNGな方法を間違って覚えている人もいるので、もう一度復習しておきましょうね。

上体を起こし小鼻をつまむ

まず基本姿勢は、頭を心臓よりも上にすることです。そして、止血のために、鼻の付け根から少し下がった小鼻のあたりを、しっかりとつまみましょう。出血している部分を圧迫することで、鼻血がとまります。上を向いてはいけません。上を向くと勘違いしている人がたくさんいますが、鼻血が喉に流れてしまって、気分が悪くなることがあります。うつむき加減で鼻をつまむのが正解です。妊娠中、つわりの時期は特に喉への刺激は避けたほうがベターです。安静にして、5分程度つまんで圧迫止血しておけば、だいたいの鼻血は落ち着いていきます。

2鼻をぬれタオルで冷やす

重なっているタオル

止血は、その患部の血液量を減らすと早く止めることができます。鼻血が出たら、うつむき加減で鼻をつまむと同時に、冷たく濡らしたタオルで鼻やこめかみを冷やしてみましょう。血管が収縮して、出血が止まるのを助けてくれます。妊娠中の鼻血はのぼせからくることも多いため、首もとを冷やすのも効果的な方法です。

冷感シートは、保冷効果が長続きしないこともあります。しっかり冷やしたければ、氷嚢や柔らかなアイスノンをタオルに包んで使いましょう。

こんな方法は意外と間違い!
ティッシュにバツマークのイラスト

鼻血が出たら、「ティッシュをくるくるして鼻に詰める」「首の後ろをとんとん叩く」等、これらを、おばあちゃんの知恵袋的知識として認識している方もいらっしゃる事でしょう。
でも実は、これは二つとも間違った方法です。

鼻への詰め物は、血を吸い取ってくれる役割がありますが、それだけでは止血にはなりません。かなり奥まで詰め物をする必要があるのですが、素人には難しいこと。血が止まった後に詰めたものを抜く際に、かえって粘膜を再び傷つけてしまうこともあります。

首の後ろを叩くことにも、医学的根拠はありません。それよりも、きちんと理にかなった方法で、圧迫止血して冷やした方が得策です。

妊娠中に鼻血をできるだけ出さないためにする予防策

妊娠中は、自然と鼻血が出やすい体になっていることを解説してきました。
たとえそうではあっても、できるだけ鼻血による不快感は減らしたいものです。どうすれば良いのでしょうか?

一番の基本は、「鼻に刺激を与えないこと」です。妊娠期間中は、鼻の中が充血している状態ですから、鼻への刺激が少なければ、それだけ鼻血が出るリスクは低くなります。

例えば、無意識に鼻をいじる癖がある人は要注意です!爪が伸びていたら、切っておきましょう。洟をかむ時にも、思い切りかみたいところを少し我慢して、弱い力でかみましょう。また、アレルギー持ちの女性の場合、妊娠中はホルモンバランスの影響で、アレルギーがいつもより強く出やすい体になっていますので、マスクを日頃からつけるなどして、アレルゲンを体内に入れないことを心がけましょう!

鼻血が30分以上も止まらない場合や、頭痛がひどかったら病院へ!

病院のイラスト

妊娠中の鼻血は自然なことだといえども、長時間ダラダラと続いているならば、病院に行くことを検討しましょう。30分以上出ている鼻血は、受診の対象に入ってきます。また、鼻血と同時に、頭痛や立ちくらみがする場合も、早め早めの受診が必要となります。
妊娠している時は、病院の何科を受診すれば良いのか迷っちゃいますけど、鼻血以外の症状がない場合は、耳鼻科を受診するようにしましょう。鼻血とあわせて頭痛がひどい場合や、貧血のような立ちくらみがある時は、まず産婦人科を受診して血圧などを計ってもらい、異常が無いか確認してもらいましょう。

妊娠中はただでさえ転びやすくなっていますので、病院に行く際には、誰か付き添いの人がいると安心ですよね!

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