授乳姿勢のコツ・腰痛予防策に関する記事

授乳姿勢で産後の腰痛予防!赤ちゃんに授乳する際の抱き方

授乳姿勢で産後の腰痛予防!赤ちゃんに授乳する際の抱き方

授乳姿勢に気をつけるだけで毎日の授乳が楽になる!正しい座り方とNGな座り方、腰痛予防策、抱き方についてみていきましょう。

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授乳姿勢のポイントは?赤ちゃんへの上手な授乳方法

赤ちゃんが生まれてからというもの、授乳は24時間営業状態。1日に何回も繰り返すことだから、なるべく楽な授乳姿勢で、身体に負担がかからないようにしたいと考えているママも少なくありません。いろいろな抱き方をしてみたり、授乳クッションを使ってみたりと、上手に授乳できる方法を模索していることでしょう。

そこで、今回は授乳姿勢について、座る場所やNGな座り方、授乳クッションのメリット、赤ちゃんの抱き方の種類などについて解説していきます。適切な授乳姿勢で、ママの負担を減らすだけでなく、赤ちゃんも上手におっぱいを吸えるようになるので、ママと赤ちゃんにとってベストな授乳姿勢を見つけていきましょう。

授乳を始める前の場所選び

哺乳瓶を持っている赤ちゃんのイラスト

自分の楽な姿勢で授乳することが一番だと考えているママも少なくないでしょう。場所によっては、楽な姿勢を保てなかったり、体に負担がかかる座り方になってしまったり。授乳場所選びって重要なのです。そこで、どのような場所に座って授乳をするといいのかみていきましょう。

1.座面

長時間座っていると、お尻が痛くなるような硬い場所は避けます。かといって、柔らかすぎるソファーもお尻が沈み込んでしまうのでNGです。お尻が沈み込まないような、程よく柔らかい場所に座るようにしましょう。お尻が沈み込むようなら、クッションや座布団で調節してもいいですね。

2.背もたれ

姿勢が悪いと、肩や腰への負担が大きくなるため、背もたれがある壁際や椅子に座ることがおすすめです。背もたれを利用して背筋を伸ばし、楽な姿勢で座りましょう。姿勢が窮屈にならないように、クッションなどを使って調節するようにしてもいいですね。

授乳の際のNGな8つの座り方

赤ちゃんに授乳をしているお母さん

正しい座り方を知っておくことも大切ですが、自分が楽な姿勢をとっているつもりでも、知らず知らずのうちに、体に負担をかけた座り方をしてしまっていることがあるのです。

そこで、NGな座り方についても知っておくといいですね。授乳の際のNGな座り方を8パターンみていきましょう。

椅子やソファーに座って授乳する場合

基本的に、椅子やソファーに座って授乳するママが多いと思いますが、その場合、深く腰掛けて背筋伸ばして座るのがベストな座り方です。

しかし、そんなベストな座り方を心がけているつもりでも、自分の癖などから、体に負担のかかる座り方になっていることも!椅子やソファーに座って授乳する際の、NGな座り方についてみていきましょう。

浅く腰掛けて背もたれに寄りかかる
座っている女性のイラスト

背もたれに寄りかかるのは楽でいいのですが、腰掛けるのが浅めだと、ふんぞり返ったような姿勢で授乳するようになってしまい、骨盤が後ろに傾いた状態になるため、腰痛の原因になるのです。背もたれを利用するときは、深く腰掛けるように心がけて、体が後ろに傾かないようにしましょう。

猫背になって座る

体をまるめて猫背になって座ると、背中や腰の痛みにつながるだけでなく、母乳の出も悪くなってしまいます。赤ちゃんとおっぱいの距離を近くしようとすると猫背になりやすいので、クッションや座布団を赤ちゃんの下に敷くなどして、背筋を伸ばしていても、赤ちゃんとおっぱいが密着できるようにするといいですよ。

脚を組んで座る

脚を組む癖があるママは、無意識にやってしまいがちです。骨盤がしまっていない産後は、脚を組んだまま座ると骨盤の歪みが進行してしまうこともあるので控えるようにしましょう。

骨盤の歪みは、冷えやむくみ、便秘など体調不良の原因になるので、ママが健康でいるためにも気をつけましょうね。

身体が左右のどちらかに傾いている
赤ちゃんに授乳をしているお母さんのイラスト

頬杖をつくなど、身体が左右に傾いていると、骨盤にかかる体重が左右どちらか一方に偏っているため、骨盤や腰椎に負担がかかってしまいます。

姿勢も安定せず、赤ちゃんが上手く飲めなくなることもあるので、片ひじや頬杖をついて身体を傾けないようにしましょう。

床などに直接座って授乳する場合

いつも椅子やソファーに座って授乳できる環境があるというわけではなく、床などに直接座って授乳しなければならない場合もありますよね。その場合、壁などにもたれて両足を伸ばした状態がベストな座り方なのです。では逆に、床などに直接座って授乳する場合の、NGな座り方についてみていきましょう。

横座り

横座りの場合、片側に寄りかかるようになり、片側だけに負担がかかることが、骨盤や股関節のねじれにつながります。さらに、横座りにすると左右の太ももの高さに差ができて、その上で抱っこする赤ちゃんも傾いてしまい、不安定になるので、赤ちゃんもおっぱいが飲みにくくなってしまいます。

前かがみのあぐら

リラックスできる姿勢として、あぐらをかくことを好むママもいるでしょう。あぐらをかくと前かがみになってしまい、背骨から腰にかけての自然なS字カーブが崩れてしまいます。どうしてもあぐらでなければと思う人は、座禅のように背筋を伸ばして座るといいでしょう。

女の子座り
女の子座りをしている妊婦さんのイラスト

正座よりは楽だからと、女の子座りをするママもいるはず。女の子座りは、ペタンコ座りやあひる座りとも呼ばれ、横座りと同様に骨盤や股関節に悪影響を与えてしまいます。

また、ひざや足首までねじれるためX脚になり、半月板の損傷が起こるケースも!骨盤の歪みやX脚で、スタイルが悪くなってしまうことがあるので気をつけたいですね。

体育座り

子供の頃によくしていた、「三角すわり」とも呼ばれる膝を立てて座る体育座りは、自然と猫背になってしまううえに、椎間板に負担がかかるため腰痛になりやすいのです。

それでなくても、床に直接お尻をつけるので、お尻が冷えてしまうこともあり、おすすめできる姿勢ではありません。

授乳クッションで肩こりや腰痛予防

最近よく目にするようになった三日月の形をした授乳クッション。授乳クッションの正しい使い方を覚えると、授乳によるママの肩こりや腰痛を予防できるのです。そこで、授乳クッションとはどのようなものなのか、授乳クッションを選ぶときのポイントについてなど、詳しくみていきましょう。

授乳クッションとは

椅子の上に置いている授乳クッション

授乳クッションとは、その名のとおり授乳時に使うクッションのことです。授乳の際、赤ちゃんを支えるママの腕や腰にかかる負担を軽減したり、赤ちゃんを支え安定した姿勢で授乳をおこなったりすることができるというメリットがあります。特に、一般的な横抱き授乳では、赤ちゃんとおっぱいの距離を授乳クッションで調節できます。

授乳時だけでなく、妊娠中にお腹が大きいママが座るときに、座布団替わりにして腰をサポートしたり、赤ちゃんの抱っこを支えたり、おすわりを固定したりとさまざまな使い道があり、あるととても便利なので、授乳期の赤ちゃんがいるママの、とっておきの必需品となっています。

授乳クッションの選び方のポイント

授乳クッションは、デザインや素材などさまざまなタイプのものが店頭に並んでいます。見た目だけで好みのものを選ぶよりは、毎日何回も使うものなので、使い勝手のいいものを選ぶ方が良いでしょう。特に、次のような点を重視して選ぶと、ママのお気に入りが見つかるはずです。

  • カバーを取り外せて、洗濯ができる
  • 柔らかすぎ適度に弾力がある
  • 長く使ってもへたりにくい
  • 授乳中に赤ちゃんをしっかり固定できる

授乳の際の赤ちゃんの抱き方4つ

元気で笑顔の赤ちゃん

正しい姿勢で授乳するためには、主に次のような4つの抱き方があります。横抱きが好きな赤ちゃんもいれば、縦抱きが好きな赤ちゃんもいるので、いろいろな抱き方を試してみて、赤ちゃんのお気に入り姿勢を見つけてみるといいですよ。4つの抱き方について詳しくみていきましょう。

1横抱き

赤ちゃんの首がすわっていない生まれたての頃から安心して抱っこできるのが、定番の横抱き。赤ちゃんが飲んでいる乳房側の腕で赤ちゃんの頭を支え、逆の腕で赤ちゃんの体を支えます。赤ちゃんの下に授乳クッションを置くと、腕が楽になるし、より赤ちゃんと密着できます。

2縦抱き

首もすわっていない赤ちゃんに縦抱きをするのは不安というママ、しっかり首を支えていれば大丈夫なのです。新生児の縦抱きは、赤ちゃんの首を支えながらママと向かい合うようにして起こし、乳首を吸わせます。まだおっぱいを上手に飲めない新生児でも、縦抱きなら上手に乳首に吸い付くことができるのです。

3斜め抱き

赤ちゃんを抱っこしているお母さんのイラスト

赤ちゃんが飲んでいる乳房側とは反対の腕で赤ちゃんの後頭部を支え、横抱きよりも赤ちゃんの体を起こした状態にするのが、斜め抱きです。横抱きで飲ませた後に抱き方を変えるなら斜め抱きがやりやすく、横抱きで飲み残しやすい部分を吸ってもらえるのでいいですよ。

4フットボール抱き

フットボール抱きとは、その名のとおりボールを脇に抱えるような姿勢で、赤ちゃんの頭だけを脇からおっぱいの方に出して、赤ちゃんの背中やお尻を支えながら飲ませる方法です。縦抱きと同じく赤ちゃんが乳首に吸い付きやすいので、陥没・扁平乳首のママの授乳におすすめです。

抱き方を変えて乳腺炎を予防しましょう

同じ抱き方ばかりで授乳していると、母乳の吸い残しがいつも同じ部分にあるため、その残った母乳の部分が詰まって、痛み以外の乳腺炎の進んだ症状が出てしまいます。

抱き方を変えることで、赤ちゃんがさまざまな角度からおっぱいを吸えるようになり、同じ場所に吸い残しができることもなく、乳腺の通りも良くなるので、乳腺炎を予防できるのです。

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