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妊娠週数の数え方を図付きで解説!妊娠0週0日とはいつ?

妊娠週数の数え方を図付きで解説!妊娠0週0日とはいつ?

妊娠週数や月数の数え方を知っていますか?初期、中期、後期という大きな括りは知っていても、週数まで知っている人は少ないものです。妊娠週数の正しい数え方を理解すれば、出産予定日を自分で計算することも可能ですよ!

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妊娠週数の数え方!最終月経日から出産予定日を割り出す計算式

妊娠週数の数え方を知っていますか?
本来の生理予定日から数日遅れて受診したはずなのに、「妊娠2カ月です」と診断されて、「えっ?もう2か月なの?」と戸惑った方もいるでしょう。ですが、実はほとんどの女性が妊娠が判明する時には、既に妊娠2カ月に入っているのです。

日本の産科医療では、WHOの定義をもとに、妊娠週数をカウントし、出産予定日を決定しています。妊娠週数の数え方を正確に理解できるようになると、医師や助産師さんの話、育児情報誌などの内容も正確に理解できるようになりますよ。

妊娠週数の数え方の基本や誤解しやすいポイントを説明しつつ、妊婦さんが自分で簡単に出産予定日を計算する方法をお伝えします!

妊娠週数の数え方を図解説!妊娠~出産までは280日=40週!

WHO(世界保健)機構によって定められた妊娠週数の定義は、要約すると以下の通りです。

  • 正常妊娠持続日数は280日間として計算する
  • 7日間=1週として定め、妊娠持続は40週とする
  • 1ヶ月は4週間(28日)であり、妊娠持続は10ヶ月である
  • 妊娠満週数で数える

特に注意が必要なのは、3番です。普段私たちは、例えば1月1日の1ヶ月後は、2月1日と考えますよね。ですが、これは正確には31日後にあたります。妊娠週数の数え方では、妊娠1ヶ月が1月1日だとすると、妊娠2ヶ月目に入るのは、1月29日ですので、必ずしも月が変更にはなりません。

わかりやすく表にすると、以下のようになります。

妊娠週数の定義

更に注意してほしい点が2点あります。

  • 妊娠は0ヶ月は存在しないが、妊娠0週は存在する。
  • 1週間は0日から始まり6日までとする。

1についてですが、妊娠週数を数える時は、妊娠0週0日からスタートします。妊娠0週0日~妊娠3週6日を妊娠1ヶ月と呼びます。

また、2についてですが、1週間は、1、2、3…7と数えるのではなく、0、1、2…6と数えます。図の通り、妊娠0週とは、妊娠0~6日です。例えば、妊娠8週0日、妊娠8週1日、妊娠8週3日…妊娠8週6日で、次は妊娠9週0日となります。

一般的には、妊娠○カ月という言い方に馴染みがありますが、妊婦健診や母子手帳などの産科医療の分野では月数ではなく週数で管理を行っています。ちなみに、母子手帳などでは週をWと表記することがあります。これは週(Week)の略語です。

誤解しやすいポイント1:妊娠0週0日とは「いつ」?

妊娠週数を数える時には、0週0日からスタートします。しかし、この妊娠0週0日がいつなのか、これが妊娠週数を数える上で、最も誤解が多い部分です。妊娠0週0日の意味について説明していきます。

妊娠0周0日とは最終月経の1日目のこと

いつがこの妊娠0週0日にあたるかというと、最終月経が開始された日です。月経2日目は妊娠0週1日、月経3日目は妊娠0週2日と続きます。

卵巣から卵子を排出する排卵は、月経開始14日前後に起こるといわれていますが、生理開始時には赤ちゃんとなる卵子は妊娠のための準備を始めています。そのため、このような数え方になるようです。

一般的な感覚では、月経があるのに妊娠1ヶ月とすることには違和感があるので、誤解されるのも無理のないことですね。

妊娠2ヶ月(妊娠4週0日)=本来の月経開始予定日

多くの方が妊娠に気が付く最大の理由は生理予定日になっても生理が来ないことでしょう。生理予定日を1週間過ぎたくらいから、妊娠を疑い始めます。

例えば、生理周期が28日の人の場合、仮に生理予定日から1週間後に妊娠が判明すると、その時点ですでに妊娠5週0日で妊娠2カ月目に入っています。

最近の妊娠検査薬は精度が上がっているため、月経開始予定日(妊娠4週0日)に判定できるものも市販されていますが、一般的には月経開始予定日1週間後(妊娠5週0日)から判定可能です。

誤解しやすいポイント2:出産予定日は妊娠40週0日(280日)

最終月経開始日を妊娠0週0日とカウントすると、出産予定日は妊娠40週0日、最終月経の開始日から280日後にあたります。

ちなみに妊娠37週目から41週6日目までが正期産(赤ちゃんも十分に発育し出産が可能な時期)とされており、37週未満での出産を早産、42周目に入ってからの出産を過期産と呼んでいます。

「十月十日(とつきとおか)」とは?

現在の日本では、WHOの定義をもとに、出産予定日を決定していますが、昔の日本では、妊娠期間のことをよく「十月十日(とつきとおか)」と呼んでいました。

これもまた誤解が多いのですが、「十月十日」とは、10ヶ月と10日間という意味ではなく、数え年として知られるように、昔の人は数の始まりを1とすることが多いので、「9ケ月目の10日頃」という意味です。

ちなみに、諸説あるのですが、この場合の1ヶ月とは30日だと考えると、30×9+10で、ちょうど280日です。

生理周期の違いによって生まれる出産予定日の誤差の処理方法

出産予定日の誤差の処理方法

妊娠週数は4週(28日)を1カ月と捉えると言いましたが、生理周期には個人差があります。

一般的に、生理周期は、28日~32日が正常の範囲といわれていますが、生理周期28日と32日の人では、排卵日が異なり、出産予定日にも当然誤差が生まれてきます。

生理周期が28日の場合

この場合は何の問題もありません。妊娠4週0日が妊娠2ヶ月目であり、教科書通りの計算方法で対応可能です。

生理周期が28日以上の場合

生理周期が28日以上の人の場合、28日との差の日数を280日に足した数が出産予定日となります。

つまり、生理周期が32日の人は280日に4日足して最終月経開始日から284日後、31日周期の人は280日に3日足した283日後が出産予定日となります。

生理不順の人の場合

生理不順の方の場合でも、基礎体温をつけているなら、出産予定日を算出することが可能です。基礎体温が突然低下した日が排卵日と考えられるため、この日を妊娠2週0日として出産予定日を計算します。

もし生理不順で、基礎体温を付けていなくても、赤ちゃんの大きさを見て出産予定日を割り出すことは可能ですので、安心してください。

自分で出産予定日を計算できるネーゲレ法

自分で出産予定日を計算できる ネーゲレ法

最終月経日をもとに、カレンダーを見ながら出産予定日を数えるのもよいですが、実は妊婦さんが自分で簡単に出産予定日を計算できる方法があります。ネーゲレ法という方法で、実際に産科でも使用されています。

ネーゲレ法の計算式

  • 最終月経開始日の月から3を引く→出産予定「月」がわかる
  • 最終月経開始日の1日目の日付に7を足す→出産予定「日」がわかる

例えば、最終月経開始日が8月15日出会った場合、8から3を引いて5月、15に7を足して22日。つまり、出産予定日は5月22日であると算出することができます。

1月15日が最終月経開始日だった場合、3を引くきは、12、11、10と、前月、前々月…と戻るようにしてください。9を足すと覚えても良いのですが、1年は12ケ月ですので、「3が月戻る」でも自然に納得できるかと思います。この場合、10月22日が出産予定日です。

誤差の処理方法で述べたように、生理周期が28日ではない場合、出産予定日に「28との差」を足せばOKです。

最終月経日に頼らない出産予定日の算出方法

出産予定日の計算の仕方として、最終月経日を基準にした方法をお伝えしましたが、赤ちゃんの大きさによって妊娠週数を算出することも可能です。

CRLと呼ばれる赤ちゃんの頭からおしりまでの長さを超音波画像で測定し、現在の妊娠週数と出産予定日を割り出す方法で、生理不順の人、最終月経日を覚えていない人でも出産予定日が算出できます。

問題なく出産予定日が算出された妊婦さんでも、妊娠8~11週の赤ちゃんの大きさはほぼ同じですので、この時期には妊婦検診でCRLを測定し、出産予定日と5日以上の差がある場合は、出産予定日を修正します。

もし生理周期や最終月経日を勘違いしていても、出産予定日がまったくの検討はずれになることはないので安心ですね。ただし、出産予定日は「あくまで予定」であることはお忘れなく。

アメリカ人は9ヶ月で出産!?国によって違う妊娠週数の数え方

国によって数え方が違うって 本当!?

かつての日本が「十月十日」と数えていたように、妊娠週数の数え方は、国によって特徴があるようです。例えばアメリカでは、妊娠期間は9ヶ月というのが人々の常識であり、「9month」言えば、臨月のことだなと多くのアメリカ人には伝わります。日本の「十月十日」も、実際には9ヶ月と10日の意味ですので、妊娠週数としては同じ時期を指しています。

現在の日本では、WHOの妊娠週数の数え方の定義を用いており、アメリカの医療現場でもそれは変わりません。ただし、日本人が妊娠して初めて妊娠週数の数え方を知り、「十月十日」の本当の意味を知り、WHOの定義を理解しようと混乱しているのをよそに、アメリカの妊婦さんは医療現場とは違う妊娠週数の数え方をごく当たり前にしています。

WHOの定義では、常に28日=4週間=妊娠1ヶ月と考えますが、アメリカの妊婦さん妊娠1カ月目を妊娠0週~6週とカウントします。2か月目~8カ月目までは日本と同様に1カ月=4週間で数え、9カ月目は34週目~39週までを指します。1カ月目と9カ月目が2週ずつ多いため、10カ月目が存在しないのです。

おそらくアメリカの文化的慣習によるものですので、どうしてそうなるのかは疑問も多いのですが、1カ月目の最初の2週間は排卵前であるため、「ノーカウント」として扱っていると予想できます。

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