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妊婦が生卵を食べたら食中毒!?アレルギーや胎児への影響

妊婦が生卵を食べたら食中毒!?アレルギーや胎児への影響

妊婦さんは生卵を避けた方がベターです。妊娠中は免疫力が下がりやすく、鶏卵にはサルモネア菌による食中毒の危険が!でも、すき焼きや半熟卵・温泉卵ぐらいは食べたいですよね?妊娠中の卵料理との上手な付き合い方、調理のコツをご紹介します。

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妊娠期間中に生卵って大丈夫なの?!食中毒やアレルギーになりにくい卵の食べ方

妊娠中は、食べ物を選ぶにしてもすごく気をつかいますよね。産院に置いてある赤ちゃんブック、雑誌、その他メディアなどでも、「妊娠中に避けるべき食べ物」が盛んに取り上げられていますよね。

基本的に、妊娠中は生ものを避けるべきだと言われますが、では、生卵はどうでしょうか?生ものと言えば、お魚やお肉のことをまず連想しがちですが、ふと卵料理を作っている時に「そういえば卵もだ!」と、後から思う妊婦さんは、意外と多い気がします。

今回は、妊娠期間中には妊婦さんが「生卵」や「卵料理」などに、どう向きあっていけばよいのかについて、詳しく取り上げていきます。

日本では、生卵を食べる機会が多いから、妊婦さんは気をつけよう!

卵の殻に賞味期限を刻印している機械

日本ではおなじみの略語:TKGと言えば、「卵かけごはん」ですね。朝食の定番としてもよく知られています。
他にも、とろろ芋を擦った中に、出汁と一緒に混ぜたり、納豆に混ぜたり…たまご酒と呼ばれる滋養ドリンクもありますね。日本って、日常の食卓を眺めてみると生卵を好んで食べる食文化なのです。

ところが、海外の人がそんな光景を見てしまうと、大変驚いてしまいます。鶏卵が生まれる卵管は、鶏の肛門とつながっていて、結果的に鶏卵は肛門から出てくる仕組みになっており、衛生的によいとは言えません。海外では基本的に生卵を食べる習慣はなく、卵料理と言えば加熱されたものが前提となっています。

しかし、日本人は生卵が大好きですよね。そのため、鶏卵には徹底的な衛生管理が行われています。しっかりとした消毒と温度管理が行われており、卵の殻には賞味期限も刻印されていたりしますよね。日本で流通している通常の卵の扱い方をすれば、生で食べたとしても食中毒にかかることはほとんどありません。

それでもやっぱり、生ものである限り、食中毒になる可能性は決してゼロではありません!

ニワトリの卵には、サルモネラ菌が潜んでいることも…

赤いお皿に入った生卵

産みたてのニワトリの卵の殻には、食中毒の原因菌であるサルモネラ菌が付着しています。サルモネラ菌は、動物の腸内にいる細菌で、卵の出口が糞などの排泄物が出る肛門と同じである限り、ニワトリにとっては卵の殻に菌が付いてしまうことは当たり前のことです。

食中毒の危険性があるのは産みたてだけで、日本では出荷される前に徹底的に殺菌処理をするので、家庭に届く時点では、加熱せずに食べても問題がないくらいに菌は少なくなっています。

しかし、妊婦さんは免疫力が弱くなっているため、同じ菌の量でも、感染する確率は上がってしまいます。サルモネラ菌以外にも、生肉により感染するトキソプラズマがかかわってくる食中毒を避けるためにも、妊娠中は生ものには、注意をしましょう。

食中毒になってしまうと、妊娠期間中には、薬による治療も制限されているため、余分な負担がかかってしまいます。サルモネラ菌による食中毒は、通常半日〜2日程度で発症し、激しい腹痛や下痢・嘔吐などが3〜4日続きます。中には高熱を伴うこともあり、ただでさえ体調がすぐれない妊婦さんにとっては、辛い状況となってしまいます。
安易に飲み薬も飲めませんから、体が自然と回復するのを待つしかありません。

赤ちゃんへの影響は…?

手でお腹を押さえる妊婦さん

サルモネラ菌への感染や食中毒が原因で、お腹の赤ちゃんに先天的に何か問題が出ることはないとされています。
しかし、ママ側のお腹のコンディションが悪くなることで、子宮の収縮が促されないとも限りません。妊娠初期の状態であれば、まだ赤ちゃんを守る胎盤もしっかりとは出来てはおらず、状態が安定していませんから、下痢が続いたりしてお腹に負担がかかってしまえば、お腹の赤ちゃんが危険な状態になる可能性も指摘されています。

今はさほど注意されることはありませんが、昔は、妊娠中の下痢や便秘は、お腹に過度な力がかかるので良くないと言われていた時代がありました。また、ママの栄養状態が悪くなることで、もちろん赤ちゃんへの栄養も行きづらくなります。赤ちゃんに十分な栄養をきちんと届けるためにも、ママの体は大切にすべきですね。

妊婦さんが生卵をよく食べると、赤ちゃんが卵アレルギーになってしまうかも…

卵焼き

半信半疑でまことしやかに噂されているのが、妊娠中に卵を食べ過ぎると、生まれてくる子が卵アレルギーになるというお話です。少し前はこのことが盛んに言われていて、妊婦さんは、卵料理を過剰に摂らないように気をくばっていました。

現在は、この説の信ぴょう性は定かでなく、そこまで気にすることないと考えられています。けれど、何事も過剰摂取はよくありません。健康な人でも、1日3個以上の卵を毎日食べ続けていくと、卵アレルギーになってしまうという説もあって、卵が大好きなプレママさんも、赤ちゃんのためにバランスの良い食生活を心がけましょうね。

また、もともと卵アレルギーを持っているママは、あえて卵を摂る必要はありません。他の食品から栄養を摂りましょう!

そもそも卵は食べていい?1日1個だけ?

少し前までの定説では、「卵は1日1個だけ」と盛んに言われてきました。それは、卵にはコレステロール値を高める働きがあると言われてきたからです。食べ過ぎは、コレステロール値を過剰に上げてしまうことにつながるという理由で、卵の摂取量は1日1個が目安であると考えられてきました。

しかし、近年の研究では、卵にはそれほどコレステロール値を上げる力はないことがわかってきています。
さらには、卵は女性ホルモンや男性ホルモンを作る、元になることもわかってきています。妊娠中は、女性ホルモンが極めて重要ですので、むしろ、食べたほうが良い食材と言えるでしょう。もちろん1日3つや4つは流石に食べ過ぎですが、コレステロール値を過度に気にすることなく、安心して食べても問題ありません。

妊娠期間中の卵との向き合い方

政府広報オンラインの『食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント』によると、食中毒の主な原因は「細菌」と「ウィルス」によるものだそう。平成27年の報告事例によると、食中毒の発生状況の1位は飲食店でした。2位は「家庭」で、全体数から見ると割合は少ないのですが、それでも全体の1割ほどを占めています。

食中毒を防ぐためには、大前提として、まず食品についている原因菌を手に「つけない」ことが大切となります。まな板や包丁など、生ものから菌がつき、他の食品へまわりやすい調理器具は、丁寧な洗浄と殺菌が重要です。次に、食品は低温で保存をし、菌を「増やさない」ようにします。そして、原因菌を加熱処理して「やっつける」ことが大切であり。原因となる菌を死滅させるためには、75℃以上で1分以上の加熱をする必要があります。

引用元:政府広報オンライン

卵のパック

卵料理は、私たちにとってとても身近な存在です。卵メインでなくとも、フライのつなぎや、手作りおやつの中にも使われています。普段であれば平気であっても、妊娠中の体は抵抗力が低く、デリケートです。

卵に関して言えば、殻がすでに割れていた状態のものを生で食べることは絶対に控えましょう。
また購入時には、なるべく賞味期限の遠い新鮮なものを選ぶことをおススメします。卵は、温度変化があると菌が増えるので、売られていた時と同じ状態が好ましい状態です。スーパーから帰ったら、なるべく早く冷蔵庫に入れましょう。

妊娠期間中の卵料理などとの向き合い方

卵で料理をする女の人

それでも食べたい卵料理!日本人にとって身近な食べ物であるだけに、切っても切り離せない存在ですよね。妊娠中の卵との付き合い方をご紹介します。

1卵かけご飯

卵かけご飯の黄身

生卵はなるべく避ける方が無難ですが、食べるのなら、新鮮な卵が鉄則です。卵かけ御飯専用の卵ならより安全です。
割ってからは、時間を置かずにすぐに食べてしまいましょう

2温泉卵や半熟卵

ご飯にのせた温泉卵

女性は、温泉卵や半熟卵が大好きですよね。では、温泉卵は生卵の部類に入るのでしょうか?

文部科学省が公表している資料によると、サルモネラ菌は、熱に弱くて70℃以上で1分間加熱すると死滅するそうです。

温泉卵はだいたい、65℃以上のお湯で、30分程度加熱して作ります。妊娠期間中に、行楽地に出かけて温泉卵を頂くときには、どの程度の温度で調理されたのかについて注意を向けることも必要です。

家庭で半熟卵を食べたくなった時には、70℃以上のお湯で1分間は加熱させる工程を加えてから、食べるようしましょう。

3すき焼き

すき焼きの生卵も、新鮮なものを使いましょう。生で食べることを前提とした卵ならより安心です。また、一度卵を割って混ぜると、そこからサルモネラ菌は徐々に増えていきますので、なるべく早く食べることをお勧めします。お正月などの祝いの席ですき焼きを食べる際には、生卵を入れてから数時間経ってしまった状態の小鉢に、肉を寄せたりして食べるのは控えておきましょう。

4マヨネーズ

マヨネーズ

一般的に売られているマヨネーズは、殺菌処理がされていますから、まず問題はありません。注意すべきは、手作り品です。手作りマヨネーズのほか、手作りシーザードレッシングにも、生卵が使われている可能性が高いため注意が必要です。

手づくりにこだわる方もいらっしゃいますし、手づくりマヨネーズやドレッシングの味はまた格別です。でも、妊娠中は、既製品のマヨネーズで我慢しておきましょう。

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