妊娠9週の壁の体験談に関する記事

妊娠9週の壁~なぜ?初期妊婦や家族が知るべき厳しい現実

妊娠9週の壁~なぜ?初期妊婦や家族が知るべき厳しい現実

妊娠初期の女性に知って欲しい『妊娠9週の壁』。周囲から「無理をしないで」と言われて少しうっとうしい女性、労わっていたのに壁を越えられずに自分を責めてしまっている女性必見の、壁にぶち当たった女性達の体験談です。

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妊娠9週の壁とは?頭殿長30mmまで安心できない!?初期妊婦の体験談

『妊娠9週の壁』とは、妊娠初期3ヶ月前半(妊娠9週)までは妊娠継続ができなくなる確率が高く、妊娠10週からその確率が下がることからつけられた、妊娠継続が困難になりやすい時期を指す言葉です。

こちらでは、妊娠9週の壁と頭殿長30mmの壁、妊娠継続が困難になる確率、妊娠初期の出血への対応について解説すると共に、壁を越えられなかった女性無事に出産できた女性の体験談をご紹介します。

妊娠初期のトラブルについては、女性が自分自身を責めてしまったり、周囲から責められたりするケースもあります。初めての妊娠の場合は特に、ご夫婦で妊娠初期の厳しい現実についての正しい知識を持ちましょう。

妊娠9週の壁と頭殿長30mmの壁

つわりで口を手で抑えている妊婦さん

一般的には妊娠3ヶ月(8~11週)ごろになると妊娠に気づく妊婦さんが多いのですが、早い妊婦さんは「妊娠超初期」と呼ばれる妊娠検査薬などで判定できないほどの早期から、つわりなどの何らかの異変によって妊娠に気づくことがあります。

けれどどんなに早い段階から気をつけていても、妊娠初期に赤ちゃんとお別れすることになる女性は、決して珍しくありません。

働く女性の場合、確かに無理な労働やストレスの影響から妊娠12週以降に妊娠の継続が困難になるケースもありますが、ごく早い段階の妊娠は胎児の染色体異常で、妊娠を継続できなくなることが多いと考えられています。(注1)

名古屋市立大学の八神喜昭名誉教授が行った研究の結果でも、妊娠9週までは妊娠継続ができなくなる確率が最も高い時期でした。

妊婦さんにはどうすることもできないのですが、9週まで、あるいは胎児の頭からお尻までの長さを示す頭殿長(CRL)が30mmになるまでは、「妊娠9週の壁」「頭殿長30mmの壁」と呼び、警戒する妊婦さんもいます。ちなみに頭殿長は妊娠8~10週になると、15~30mmになります。(注2)

ただし日本産婦人科学会では、妊娠12週までを妊娠継続ができなくなる可能性が高い時期としていますので、妊娠9週の壁を乗り越えてからも、無理をせずに過ごすことが大切です。

妊娠継続が困難になる確率

妊娠の困難の図

日本産婦人科学会では、全妊娠の8~15%は、妊娠の継続が困難になるという統計結果を発表しています。そのうち妊娠4ヶ月(12週)未満に妊娠継続ができなくなる確率は約80%。そのため妊娠初期の中でも4ヶ月未満は、妊婦さんにとって気掛かりな時期なのです。(注3)

  • 妊娠5~7週(22~44%)
  • 妊娠8~12週(34~48%)
  • 妊娠13~16週(6~9%)

妊娠初期の少量の出血への対応

産婦人科の先生に相談してる女性のイラスト

日本産婦人科学会では、妊娠初期の少量の出血や軽い腹痛が深夜に起こった場合、翌日の診察時間内や予定していた健診日に受診しても良いとしています。これは正常な妊娠でもこうした症状が起こることや、すぐに病院を受診しても妊娠12週までは有効な薬がないため、対処できないという理由からです。

妊娠の継続が危ぶまれる場合、一番効果的なのは安静だという報告もありますので、軽い症状の場合はすぐに安静にすることを心掛けましょう。

ただし出血や腹痛がひどい場合は、異常妊娠の可能性があります!この場合は時間に関係なく、至急病院を受診しましょう

妊娠9週の壁に直面!妊娠初期の体験談

妊娠9週の壁に直面した妊婦さんの中には、壁を越えられた人もいますが、残念ながら赤ちゃんとお別れした人も少なくありません。今回の体験談を募集するにあたり、あっという間に集まったことからも妊娠9週の壁は高いとしみじみ感じました。

妊娠を継続し、出産できました

けいちゃん
37歳

妊娠7週目で大出血

車に乗る男性とバッグを持った女性

妊娠が判明し初めて産婦人科で受診をした妊娠5週目から、少しの出血があり「妊娠の継続が困難」との診断を受けました。自宅で安静に過ごしていたのですが、妊娠7週目に突然の大出血をしてしまいました。

ただベッドに横になっていたのですが、着ていた洋服が染まるほどの出血で、慌ててその場で病院に電話をかけました。「すぐに来て」ということだったので、主人に運転をしてもらい自家用車で向かいました。

先生からは生まれつき子宮頸管が短いことや子宮後屈などの体質から「妊娠の継続が困難になりやすい」と説明を受けました。そのため即入院となり、安定期に入る5ヶ月に入るまで入院期間は続きました。
退院してからも子宮頸管が短いため、自宅でゆっくり安静に過ごしましたが、無事に出産することができました。

妊娠初期は体も不安定であるためトラブルも起きやすく、心まで不安定な状態になりがちです。しかし、ゆったりとした心で過ごすことが重要です。不安な気持ちは1人で抱え込まず医師等に相談し、お母さん自身が温かく過ごせる環境を大切にしてください。

ぴこぴこ
45歳

妊娠7週でお腹が張り、少量の出血

しましまのワンピースを着た妊婦さん

妊娠7週後半で、妊娠の継続が困難だという診断を受けました。おなかが張り、少量でしたが出血があったのが日曜日でしたので、次の日に徒歩で病院へ行きました。

「妊娠初期にはよくあること。あなたは子宮内膜症だから、妊娠を継続できない確率も高くなるけど、赤ちゃんの心拍は確認できるから大丈夫。絶対安静にしていて」と医師に言われました。

その後、自宅で1ヶ月ほど絶対安静にしていました。両親や主人の支えもあり、無事に赤ちゃんを産むことができました。妊娠初期・9週の壁の頃は、妊娠の継続が困難なだけでなく、つわりもあるなど辛い時期です。絶対に無理はしないでください。

両親や旦那さんに協力してもらって赤ちゃんを守ってください。9週の壁を無事に超えれば危険もぐっと下がりますので、安定期を楽しみに9週までは無理しないでください。

ふくろう
28歳

妊娠9週目の出血

出勤する女性

ちょうど妊娠9週目を迎えた朝でした。朝トイレに行くと、ほんの少量でしたが出血していました。おりものシートをつけていたのですぐに分かりましたが、「妊娠初期にはよくあること」とネットで書かれていたので、普通に会社に出勤しました。

職場にママさん達が沢山いたので何人かに聞いてみたところ、「一応病院には行った方がいい」と言われ、午後一で病院に行き診てもらいました。結果、「妊娠の継続が困難な状況なので、自宅安静」ということになり、「子宮が収縮しているから、帰ってすぐに寝て下さい」と言われました。

「仕事は?」と聞いたら、「妊娠を続けられなかったら、周りも嫌な気持ちになるし、自分も嫌でしょ?」と先生から言われてしまい、仕事も早退してすぐに帰って横になっていました。

2週間仕事をお休みしましたが、その間におりものシートいっぱいになるくらい出血してしまった日もありました。鮮血ではなかったため病院には連絡もせず、ひたすら休んでいました。

検診日には収縮も治っていたみたいで出血もなくなっていましたが、「くれぐれも動きすぎないように」と言われ、仕事もこれがきっかけで退職しました。
現在妊娠9ヶ月になりましたが、お腹の中で元気に育っていて12月出産予定です。

このような経験から、自分は大丈夫と思っても何かしら症状があったらすぐに病院に行って診てもらった方がいいと思いました。妊娠初期は何があるか分かりません。妊婦さんには赤ちゃんと自分の体をいちばんに考え無理をしないようにして欲しいと思います。

赤ちゃんとお別れしました

ふぅ
22歳

妊娠7週まで無症状だったのに…

初めての妊娠で、近所の徒歩5分圏内の産婦人科に、妊娠5週で初めて病院を受診し、1週間後にまた受診するように言われ、6週で受診したところ「胎児が育っていない可能性があるから、また1週間後に受診するように」と言われました。

そして7週で受診したときにも、胎児が育っていない稽留(けいりゅう)により、妊娠が継続できなかったという診断をされました。特に出血や腹痛などの症状もないのですが、お腹の中で成長していないということでした。

原因については「妊娠初期で妊娠継続が出来なくなることはよくあることで、ほとんどがお母さん側では無く、赤ちゃん側に原因がある」ということを言われました。

その後しばらくは落ち込みましたが、今また妊娠することが出来、現在20週になります。

もちろん前回の週数を超えるまで不安だらけでしたし、産まれるまで安心は出来ません。妊娠初期は本当に不安だらけで分からないことが多いと思いますが、赤ちゃんは意外と強いです。なので、赤ちゃんを信じてあげてください

みみ
40代前半

妊娠8週に「卵が成長していない」と言われた

お散歩をするカップル

私が赤ちゃんとお別れしたのは、妊娠9週のことでした。もっと正確に言うと、妊娠8週のときの検診で「卵が成長していない」と言われ、9週で妊娠継続できないという点をハッキリ言われました。

その後手術の予約も入れたのですが、結局数日後に自然に出てきてくれました(生理の血が一気にドっと出てくるような感じ)。病院にはその翌日に行きました。出てきたものも病院に渡して検査に回してもらったのですが、先生によると「卵の質が落ちていて、加齢によってどうしてもある程度は仕方ないことだ」と言われましたね。

それから4年経ちますが、現時点ではまだ赤ちゃんを授かれていません。でも、いつかまた戻ってきてくれるはず…と思っていますし、妊娠しやすい体づくりのため、運動をしたり体を温めたりするように心がけています。

現在妊娠初期は心配で色々とネット検索魔になってしまいがちですが、あまり調べすぎると逆に不安になるので、あまり不安がらないでゆったりと過ごした方が良いですよ。

あや
31歳

妊娠7週目、初めての赤ちゃんを喜んだ直後の悲しみ

妊娠5週で妊娠が判明し、初めての妊娠を主人と喜んでいました。家の近くの産婦人科では「まだ小さくて姿も確認できないので、2週間後にまた来てください」と言われ、経験がなかったため2週間とにかく安静に過ごしました。

体調に特に変化はなく、2週間後に主人と歩いて同じ産婦人科に行き診察してもらうと、「なんとか姿は確認できますが、成長が止まったまま縮みはじめてしまっています。残念ながら今回は妊娠が継続できなかったようです。」と言われました。

すぐには理解できませんでしたが、徐々に状況が分かってきて、幸せから一気に悲しみで一杯になりました。何がいけなかったのか聞いたのですが、「自然の摂理なので、明確な原因はないし、今後につながる問題もないので、次回また授かるといいですね。」と淡々と説明されました。

翌週に手術をしてしばらくは落ち込んでいましたが、半年後に新しい命を授かり、無事出産できました。この時期の妊娠は天に任せるしかないので、あまり神経質にならずに穏やかな気持ちで過ごすのがよいと思います。

ゆうママ
38歳

妊娠9週で出血と激しい腹痛

妊娠が継続できなくなったのは、妊娠9週のときでした。それまでもよく下腹部が痛いことはあったのですが、少量の出血があり同時に耐えられないほどの腹痛があったので病院にいきました。夜だったので救急病院にタクシーで向かいました。

超音波で赤ちゃんを見てみると心拍停止状態ということで、そのまま入院をして手術を受けることになりました。先生からは「赤ちゃんに異常があったので、あなたのせいではありません」と言われました。手術は翌日行われ、その日には退院できました。

次に妊娠したときは、妊娠中に問題はなく無事に出産できました。当時仕事をしていたので、体調が悪くても休むことができなかったのも原因なのかなと思いました。妊娠中は体調が悪かったら休むことが大切だと思います。

妊娠が継続できなかったのはショックでしたが、妊娠早期の場合は気にしすぎないほうがよいと思います。

そらママ
29歳

妊娠8週での痛みのない出血

心配で電話する主婦のイラスト

8週目の丁度お盆で親戚が集まる日でした。自宅アパートから実家に向かう最中に生理の時のような、ドバっと血が出るような感覚に、嫌な予感がして近くのコンビニに駆け込んでトイレで確認したら、鮮血が出ていました。お腹が痛いとか、違和感は全くありませんでした。

急いで実家に戻って母に出血した旨を伝え、長男(2歳)をお願いして病院に電話しました。日曜日だったので「安静にしていて」と言われるのを覚悟していましたが、院長にすぐに確認して下さり、「電話してくれたのだからすぐに来て」と言って頂けました。

自家用車で、私1人で行きました。「理由はわからない、でもお母さんのせいではないんだよ」との説明を受けました。エコーで見えないだけかもしれないから、二、三日入院して様子を見ようと言って頂けました。そして入院の次の日に院長先生が診察して下さり、やはり「心臓が動いていない」とのことで、正式に赤ちゃんがお空に帰ってしまったと診断されました。

本来はすぐに手術とすべき所を院長先生の計らいで「天気もいいし、パパとお兄ちゃんにバイバイしておいで」と言って頂けて、退院することが出来ました。まだ帰ってきてはいないので、きっと探し物が見つからないんですね。

妊娠初期って本当に無理は禁物です。運転の振動も赤ちゃんにとっては負担になるそうです。予防して完全に防げるものでは無いですがゆったり、穏やかに過ごして下さい

さとみ
30代前半

妊娠6週で出血

泣いている女性

妊活をしていたときは基礎体温を毎日はかり、ようやく高温期が続いて生理予定日から使える妊娠検査薬にて試したところ、陽性反応がありました。とても嬉しかったし、お腹に赤ちゃんが宿ってくれたことにとても感謝しました。

その後、生理予定日の1週間後から使える通常の検査薬でもきちんと反応があったので、産婦人科を受診しました。妊娠5週だと小さい胎嚢のようなものを確認できるものの、それ以上は特にわからないのでまた2週間後の受診予定でした。

妊娠初期は風邪のような症状があったり、つわりのような気持ち悪さがあったりで、いよいよ妊娠したのか、妊婦向けの雑誌を買ってみようかと、まだ小さな命の大切さをかみしめていました。

ですが妊娠6週ころに出血があり、そのままお空に帰ってしまいました。

ハル
40歳

妊娠8週まで何も気づきませんでした

ずっと2人目がほしいと思っていたので、不妊治療に通っていました。排卵の注射を打ち、着床しやすいクスリを飲んでいたので、妊娠に気づき病院へ行ったのは6週目でした。血液検査をして間違いないとのことでしたが、赤ちゃんの袋が見えたのが2箇所あり「子宮外妊娠かも」とのことでした。

その後子宮内にいると確認でき、次は心音が聞こえると思うとのことでしたが、8週目に病院に行き診察台に乗った時には、「赤ちゃんが大きくなっている様子がない。」とのことでした。

正直全く症状は感じられました。もちろん痛さや出血など何もなかったので、自覚がなく上の子を抱っこしたからダメだったのかとか、走ったからダメだったのかとかとても考えました。

入院して手術をし、次の日にはもう帰宅して3日後には仕事に復帰しました。高齢ですが次また授かることができた時は、家事などせずおとなしく過ごしたいと思います。今妊娠9週前の方いらしたら「私の分もカンバってください」と言いたいです!

妊娠9週の壁は意外と高い!

妊娠初期の女性にとって、妊娠9週の壁や30mmの壁は意外と高いものです。実は筆者も妊娠9週の壁に苦しめられた一人。二人目の妊娠になんと3週目に気づき、4週目初日に産婦人科で「おめでとう!」と言ってもらってから、わずか1週間後のことでした。当時は専業主婦で、無理をせずに大事をとっていたのに。

無事出産できましたが、下痢直後に少量の鮮血に気づき、腹痛もあったため慌てて病院に行くと、自宅での絶対安静を言い渡されてしまいました。

その後の1ヶ月間は自分なりに安静にしていたのですが、予定していた健診日になっても安定せず、「もっと安静に出来なければ入院だよ!」と普段はにこやかで優しい院長先生が一喝!つわりに苦しみながら気分転換もできない寝たきり生活は、忘れられない程辛い体験となりました。

妊娠が継続でない経験を繰り返す不育症が心配になるかもしれませんが、妊娠9週の壁は高いものです。夫婦ともに知っておきましょう。

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