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妊婦の花粉症Q&A~薬は?くしゃみは?安全な花粉症対策

妊婦の花粉症Q&A~薬は?くしゃみは?安全な花粉症対策

妊婦さんが花粉症は、薬が飲めないことによる悪化や、胎児への影響が気になりますよね。これを読めば花粉症の疑問が解決します。

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妊婦さんの花粉症についてのQ&A

妊婦さんにとって花粉症は避けて通ることができない、頭の痛い問題です。
毎年、花粉が飛散する季節になると、花粉症の人はくしゃみや鼻水、目のかゆみ等のつらい症状に悩まされます。ただでさえつらいというのに、妊娠中は赤ちゃんへの影響が気になって、薬を飲むのを我慢して症状が悪化したり、花粉が怖くて外に出られなくなってしまうことも…。

ここでは、妊婦さんの花粉症についての6つの疑問を解決!花粉症の症状や不安でストレスが溜まってしまうことがないよう、花粉症による胎児への影響や安心してできる花粉症対策について、知識を深めていきましょう。

Q1花粉症は赤ちゃんに遺伝するの?


花粉症の最大の原因の一つに、花粉に対して過剰に反応する体質があげられます。そのため、パパやママが花粉症の場合は、その体質が赤ちゃんに遺伝する可能性は大いにあるのです。しかし、花粉症の発症には、体質だけでなく生活環境や食生活などのさまざまな要因が関係しているため、パパやママが花粉症だからといって必ずしも赤ちゃんが花粉症になるとは限りません。

マスクをした妊婦

たくさんの花粉にさらされている状態が長く続けば花粉症になりやすいし、逆に、花粉と無縁の生活を送っていれば、アレルギー体質でも花粉症を発症することはありません。そのため、あまり気にし過ぎるのはよくありませんが、ママやパパが花粉症だからといってあきらめずに、花粉症についての正しい知識を身につけて生活環境を見直すことで、赤ちゃんを花粉症から守ることはできます。

Q2妊娠中は薬を飲んでもいいの?


お腹の中の赤ちゃんへの影響を考慮して、原則として妊娠初期の4ヶ月(15週)までは服薬・点鼻薬・目薬の使用は避ける方が安全だといえます。特に、消炎作用がある「プラノプロフェン」が含まれている薬は出産を遅らせる恐れがあるため、使用には十分な注意が必要です。

目薬や点鼻薬などは局所的に使用することから、服薬に比べて胎児への影響が小さいと言われていますが、くれぐれも独断で使用せずに、まずはかかりつけの産科医に相談して指示を仰ぎましょう。妊娠中期の5ヶ月(16週)以降で症状がつらく日常生活に影響を与える場合は、次のような点鼻薬を治療に少量用いる場合があります。

・ステロイド薬
・メディエーター遊離抑制薬
・抗ヒスタミン薬

Q3妊娠すると花粉症がひどくなるってホント?


「妊娠すると体質が変わる」ということはよくいわれていますが、出産むけてホルモンバランスが大きく変わると、女性の身体にはさまざま変化が見られるようになります。そのため、花粉症がひどくなる人もいれば、反対に症状が軽くなる人もいるのは当然のことです。

マスクした妊婦

花粉症が良くなる分には問題はありませんが、妊娠によって症状がこれまでよりも悪化すると、精神的な負担やストレスになりかねません。症状がひどくてどうしても我慢ができないという場合は、温熱療法や蒸しタオルなどのような胎児に影響を与えない方法で症状を緩和するとよいでしょう。

ホルモンバランスの変化によって、自律神経のバランスが崩れるために、元々花粉症じゃなかった人でも、妊娠したタイミングで鼻炎になることが多く、妊娠性鼻炎と言われます。花粉やホコリやダニなどのアレルゲンに対し、過敏に反応してしまうため、妊娠してから鼻がグズりだした人は、妊娠性鼻炎を疑うようにしましょう。

Q4妊娠中にくしゃみをしても大丈夫?


くしゃみをするとお腹の張りや痛みを感じる、腹圧によって早産など赤ちゃんに影響がないか不安になるという妊婦さんは多いはず。実際は、くしゃみをしたからといって子宮の収縮には影響しないため、お腹の赤ちゃんへの影響はほとんどないのでご安心ください。くしゃみをする際は、何かにつかまったり前かがみになることで、身体への負担を軽減することができます。

また、妊娠中は子宮によって膀胱が圧迫されているため、くしゃみによって尿漏れが起こりやすくなります。生理用ナプキンやおりものシートでは吸収しきれない場合があるため、尿漏れが気になるときは吸水性の高い尿ケア専用のシートを使うと安心です。

Q5花粉症を和らげる食べ物ってありますか?


花粉症は薬やマスクなどの外からの対策だけでなく、食べ物のように体の内側から働きかけることで症状を和らげることができます。乳酸菌やビフィズス菌は腸内環境を整えて免疫力を高めることから、花粉症に対する抵抗力がアップします。

また、ビタミンAには、鼻や気管、腸などの粘膜を強化する作用があることから、花粉症の症状を和らげてくれます。ただし、ビタミンAの中でも、うなぎ・レバー・クリーム(乳脂肪)などの動物性のレチノールは赤ちゃんに悪影響を与えることから、摂りすぎにはくれぐれも注意が必要です。

乳酸菌やビフィズス菌、ビタミンAを含む食品には次のようなものがあります。

【乳酸菌やビフィズス菌を含む食品】
ヨーグルト、チーズ、ぬか漬け、塩麹、ヤクルトなどの乳酸菌飲料

【植物性のビタミンAを含む食品】
しその葉、ニンジン、バジル、ほうれん草、モロヘイヤなど

ルイボスティー

さらに、ハーブの中にも花粉症の症状を和らげるものがあることから、ハーブティーとして飲むことで花粉症の症状が軽減されます。
ローズヒップは免疫力のアップのほか、ホルモンバランスを整える作用があるので妊婦さんにはおすすめです。また、ルイボスティーは抗酸化作用によって花粉症の悪化を防いでくれます。
ただしハーブの中には、妊娠中に禁忌のものがあるので、購入の際はしっかりとチェックしましょう。

Q6妊娠中でも安心してできる花粉症対策を教えてください


つらい花粉症の症状を和らげるためとはいえ、薬に頼ることには抵抗がある妊婦さんは多いことでしょう。だからといって、つらい症状を我慢することは睡眠不足やストレスの原因となり、妊婦さんにとってもお腹の中の赤ちゃんにとってもあまり良いことではありません。ここで紹介する安全な予防法を参考に、安心して花粉症対策を行ってください。

1規則正しい生活を心がける

睡眠中の女性

花粉の飛散時期より前から自律神経を整えて、免疫力を高めることによってアレルギーに負けない体づくりをしておきましょう。「早寝早起きで質の良い睡眠を取る」「栄養バランスの良い食事を取る」「規則正しい生活を心がける」などのことを行うだけでも、自律神経が整い徐々に免疫力がアップしていきます。

2花粉が少ない日や時間帯を選んで行動する

花粉症の時期になると天気予報などでも、各地の花粉の飛散状況を知ることもできます。それらをチェックして花粉が多く飛散している日や時間帯を避けて外出したり、外に布団や洗濯物を干すようにしましょう。

花粉が多い日や時間帯は次のようになっています。

花粉が多い日

・お天気がよくて気温が高い日
・風が強く乾燥している日
・雨の日の翌日で天気がいい日

花粉が多い時間帯

・気温が上がる12時から14時くらい
・気温が下がり始める夕方

3花粉からしっかりガードする

花粉に対するアレルギー反応を抑えるためには、花粉を体内に取り込まないのが一番です。外出する際は、マスクとメガネやサングラスを装着して、目や鼻の粘膜への花粉の付着を防ぎましょう。また、花粉は髪の毛に付着しやすいので、「髪の毛はまとめる」「帽子をしっかりかぶる」などに対策が必要です。

衣服には素材によって、花粉が付着しにくいものがあります。綿やニットに比べて、ポリエステル・ナイロは花粉が付きにくいほか、デニムなど織りの目が詰まっている生地は花粉を落としやすいので、帰宅の際に手で払う程度で室内に花粉を持ち込まなくて済みますよ。

4室内に花粉を持ち込まない

花粉の飛散量が多い時期でも、花粉を室内に持ち込まなければ家の中では快適に過ごせます。そのため、日中は「窓を極力開けない」「洗濯物は室内に干す」「換気扇の使用を控える」などの工夫が必要です。また、外出から戻ったら衣類に付いた花粉をしっかり落としてから家に入り、すぐに手洗い・うがい・洗顔を行うことも大切です。

ただし、どんなに気をつけていても、細かい粒子の花粉症は室内に侵入してきます。空気清浄機を活用して空気中の花粉を除去するほか、部屋の空気が乾燥していると花粉が舞い上がりやすい状態になるため、加湿器を使用して室内を一定の湿度を保つことより、湿った花粉が重みで床に落ちるので快適に過ごすことができます。

5お風呂に入って体を温める

鼻を温めると花粉症の症状が緩和されることから、お風呂に入って体を温めてつらい花粉症の症状を鎮めましょう。その際、浴室内に溜まった温かい湯気を吸い込むことで、鼻づまりが解消されるほか、粘膜が潤って付着した花粉が排出しやすくなります。

妊娠中は、熱いお湯に長時間つかると体に負担がかかるので、40℃前後のお湯に10分程度を目安につかりましょう。湯船につかってリラックスすることで、自律神経が整えられて抵抗力の向上や妊娠中のストレスの解消にもつながります。

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