妊娠中のハーブティー効果/禁忌に関する記事

【妊娠中のハーブティー】おすすめ&禁忌18選と注意点

【妊娠中のハーブティー】おすすめ&禁忌18選と注意点

妊娠中にハーブティーを飲むことは良いこと?ハーブの種類によって天と地の差。正しい知識を持って飲むことが大切なのです。

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妊娠中のハーブティー効果/禁忌を飲んでしまった時の注意

妊娠中に、ほっと一息つきたいときに、あたたかいハーブティーなんて最高ですよね。妊娠中は飲み物にも制限があり、「コーヒーだとカフェインが心配だけど、ハーブティーならどれも安心!」と油断している妊婦さんも少なくありません。

ところが意外と知られていないのですが、ハーブティーにも様々な種類と効能があり、物によっては安全とは言えないのです。こちらでは妊娠中におすすめのハーブティーはもちろん、禁忌のハーブティーや注意点などについても解説します。

妊娠中のハーブティーはおすすめ?禁忌?

ハーブティーは「ノンカフェインで、妊娠中に飲むのに最適」思っている人!前述したようにすべてのハーブが妊婦にとって良いとは限らないのです。飲んではいけない、禁忌のハーブは、便がゆるくなったり、子宮が収縮しやすくなったりすることがあり、お腹の赤ちゃんに悪い影響を及ぼすことになりかねません。

また、妊娠中におすすめのハーブといっても、妊娠後期にはOKでも妊娠初期や中期にはNGのものなど、飲む時期や、摂取量や濃さ、農薬などにも注意が必要!ハーブの調合については資格も整備されていないので、正しい知識を持って飲むことが大切です。

妊娠中にハーブティーを飲む場合は…

事前に医師に相談するようにしましょう。また、ハーブティーを購入する時は、インターネットの情報から自己判断で選ぶのは危険です。アメリカやイギリスでは妊娠中のハーブに関して、必要がない限り使用しないことを推奨しています。信頼できる製造販売業者の製品を選び、用法、用量など注意書きを守るようにしましょう。また、飲んでいて体調が悪くなったら、すぐに病院を受診して相談しましょう。

妊娠中のハーブティー別効果と注意点

さまざまなハーブティーがあり、妊娠中の不快症状に効果があるものもたくさんあります。妊娠中におすすめのハーブティーと、飲む時期や量などの注意点を紹介しましょう。

ジンジャー/生姜

ジンジャーといえば、生姜!身体をあたためてくれる効果があるのは一目瞭然ですよね。つわりの解消や血液の流れと代謝を良くするなど、妊娠中に良い効果を与えるとのことで、妊婦さんにも「生姜湯」として親しまれています。

しかし、ドライジンジャーを摂取し過ぎると、消化器官へ悪影響を及ぼしたり、低血糖や止血作用を妨げたりする可能性もあるのです。飲む量や濃さに気をつけながら、異常を感じたら医療機関を受診するようにしましょう。

ダンデライオンルート

ダンデライオンルート

聞き慣れない名前かもしれませんが、別名の「たんぽぽコーヒー」と言えばわかる人も多いかもしれませんね。利尿作用によるむくみ解消効果や、母乳の出を促進する効果があるので、妊娠中から産後まで長く積極的に飲みたいハーブティーです。

同じたんぽぽでも「フキタンポポ」には、ピロリジジンアルカロイドという肝毒性がある成分がふくまれているため、妊娠中や授乳中には絶対に飲まないで下さい。

これも、キク科の植物なので、キク科アレルギーの人は注意しましょう。また、肝臓に積極的に働きかけるハーブティーなので、肝臓に疾患がある人も注意して飲むようにしましょう。

ペパーミント

いわゆるハッカの清涼感のある香りが、心身共にリラックスさせてくれるのが、ペパーミントティーです。消化不良や吐き気、胃痛などの消化器系の悩みを解消してくれるため、妊娠中のつわり症状を和らげる効果があります。

さわやかな香りの裏にはメントンという芳香成分の存在があり、これには神経毒性や子宮の筋肉を収縮させてしまう作用があります。過剰に摂取することはおすすめできません

ラズベリーリーフ

別名「安産のお茶」と言われているので、「飲んでみよう!」と思っている妊婦さんは多いかもしれませんね。子宮や子宮の筋肉に作用し、陣痛を和らげ子宮の動きを滑らかにしてくれるため、特に臨月の妊婦さんにおすすめです。また、産後も母乳の分泌を良くし、母体回復にも効果があるためヨーロッパでは古くから親しまれています。

ところが、妊娠初期や胎児の状態や子宮が安定していない時期に飲むのは禁忌!ラズベリーリーフには子宮痙攣効果があるためです。また、過剰摂取による異常も報告されているため、飲む時期や量に十分注意しましょう。

ルイボスティー

ルイボスティーには、鉄分や亜鉛、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、血行促進に便秘解消、美肌効果まであり、まさに妊婦の万能薬!利尿作用もあるため、妊娠中に多いむくみの改善も期待できるでしょう。飲み口も良く、ノンカフェインなので産後も続けて飲む人が多いようです。

しかし、ルイボスティーは妊娠中に良いと思われているぶん、必要以上に摂取してしまう人もいます。飲み過ぎるとお腹がゆるくなって下痢症状が表れることもあるので注意が必要です。また、アトピー体質の人にとっても、低タンニンという成分がアレルギー炎症を起こしてしまう可能性もあるので注意しましょう。

ローズヒップ

ローズヒップ

ビタミンCがレモンの20倍近く含まれているローズヒップ。ビタミンCによって肌トラブル解消はもちろん、免疫力アップで風邪やインフルエンザなどの感染症予防の効果もあります。産後も続けて飲むと、疲労回復や美肌効果できれいなママでいられますよ。

しかし、肌トラブルなどを気にし過ぎて、長期にかけて過剰に飲む人も多いようですが、下痢症状を起こすことがあるので、飲み過ぎ注意です。飲めば飲むほど効果があるものではないので、適度に飲むように心がけましょう。

妊娠中はNG!禁忌ハーブティー

神経系に影響を及ぼす作用があるハーブもあり、妊娠中はNGです。注意しなければならない禁忌ハーブを見ていきましょう。

ラベンダー

ラベンダー

ラベンダーの香りが好きという人は多いのでは?一番有名なハーブですよね!この何とも言えない気持ちの良い香りのおかげでリラックスできるので、神経からくる偏頭痛やストレスによる高血圧、不眠を解消する効果があります。

ところが、妊娠中・授乳中の安全性に対する情報が充分にないため、国では摂取を避けるようにおすすめしています。また、ラベンダーにはオイルによるアレルギーや女性ホルモンエストロゲンの分泌異常が起きたという報告や、ラベンダーハーブティーによる抗コリン症候群の報告もあります。

カモミール

カモミール

ハーブティーの中でも、多くの人に周知されているカモミール。血行を促進してむくみを解消したり、緊張やイライラを解消したりする効果があります。消炎作用もあり、カフェインレスなので胃腸にやさしく、ストレスのたまりやすい人にはおすすめです。

ただし、子宮収縮効果があるため、妊娠中は禁忌です。お腹の赤ちゃんに危険を及ぼす可能性があります。また、カモミールはキク科の植物なので、キク科アレルギーの人にもNGです。妊婦さんは特に注意したいですね。

ジャスミンティー

ジャスミンティーはお茶に花の香りをつけているもののため、緑茶のカフェインが含まれています。そのため、妊娠中には控えた方が良いでしょう。

また、ジャスミンには、子宮を収縮させる働きがあるため、妊娠初期には妊娠の継続が困難になってしまうこともあります。コンビニでもペットボトルで売られ、手軽に購入できますが、妊娠授乳中には注意しましょう。

セントジョーンズワート

セントジョーンズワート

鎮静作用や抗うつ作用があることから、不眠症の治療に用いられることの多いセントジョーンズワートですが、20か国以上で毒草に指定されているハーブです。

妊娠中は子宮を緊張させる作用があり、胎児に危険が及びます。また、授乳中も母乳を飲んだ赤ちゃんの気力がなくなる作用があるとも言われているため、妊娠中だけでなく、授乳中も使用を避けた方が良いでしょう。

ハトムギ

利尿作用や抗腫瘍作用があり、健康茶として名高いハトムギ。しかし、子宮を収縮させる作用や体内の異物を体外に排出する働きがあるため、胎児を異物とみなしてしまう危険性があります。妊娠中は摂取すべきではない禁忌の飲み物です。

ハトムギはいろいろなお茶にブレンドされていることが多いので、市販のお茶などを飲むときには、しっかりと成分表示を確認しましょう。

アロエ

抗ガン作用や抗炎症作用など多くの薬効があり、民間薬としても名高いアロエ。しかし、アロエの皮に含まれている「アロイン」という成分が、子宮収縮作用や腹痛を起こす効果があるため、妊娠中には注意が必要なハーブティーなのです。

サフラン

サフラン

サフランにはビタミンやβカロチンが豊富で、抗酸化作用に優れているため、アンチエイジング効果があります。また、ホルモンバランスを整え、イライラや不安感を抑えてくれる効果もあります。しかし、子宮を刺激する成分が含まれるため、妊婦さんには禁忌となっています。

ベニバナ

ベニバナには子宮興奮作用があるため、無月経の治療に用いられることが多い植物です。この作用は、妊娠中の子宮に悪影響を及ぼしかねないので、禁忌となっています。また、キク科なので、キクアレルギーの人は、妊娠の有無に関係なく注意が必要です。

レモングラス

レモングラス

刺激が強く、子宮を収縮させる作用があるため、妊娠中には禁忌とされるレモングラス。名前のとおりレモンのような爽やかな香りが人気のハーブティーです。寒い日はホットで、暑い日はアイスで楽しめますね。

抗菌や殺菌作用があり、感染症を予防できる他、鎮痛効果で肩こりや腰痛の改善に効果があるので、母乳育児で疲労した身体には最適です。また、リラックス効果もあるので、産後うつ防止にも効果が期待できます。

また、古代インドの伝統医療であるアーユルヴェーダでは、母乳の出がよくなる薬草としても用いられていますが、レモングラス油を誤飲して亡くなった子供もいるため、妊娠・授乳中の安全性が保障されていません。そのため、国としては使用を避けるように注意を促しています。

フェンネル(ウイキョウ)

フェンネル

妊婦さんの摂取による胎児への悪影響は立証されていませんが、動物実験において胎児に悪影響があったため、妊娠中の飲用は禁忌と言われるフェンネル。授乳中は、産後に乱れがちなホルモンバランスを整え、母乳の出を良くする効果があるため、おすすめしているサイトも多いですね。

ところが、ウイキョウが含まれるハーブティーを飲んだ母親の母乳を飲んで、赤ちゃんに中枢神経障害が発生したという報告もあるため、国では使用を避けるべき禁忌のハーブと定めています。妊娠中、授乳中の使用は避けましょう。

ハイビスカス

ハイビスカスにはクエン酸やハイビスカス酸などの植物酸が多く含まれており、食欲不振の解消や、気道や内臓の粘膜炎症の緩和に効果があります。また、内臓が元気になることで、疲労回復の効果もあり、東京オリンピックの際には、「天然のスポーツドリンク」としてマラソン選手が飲んだことでも有名です。

月経刺激作用があるため、妊娠継続が困難になる妊婦に禁忌のハーブティーです。授乳中に関しては信頼できる情報がないため、国では避けることをお薦めしています。

妊娠中NGだけど…母乳育児におすすめのハーブティー

妊娠中には胎児に悪影響を及ぼしたり子宮に良くなかったりとNGのハーブティーでも、産後の体調を整えてくれるハーブティーもあるのです!どんなハーブが母乳育児におすすめなのか、みていきましょう。

セージ

セージ

子宮の収縮を促す作用があるため、妊娠中は禁忌のセージ。抗菌・抗ウイルス作用があり、セージティーでうがいをすると感染症の予防に最適だと言われています。また血液の循環を良くし、強壮効果もあるので、疲労回復に最適です。

止まらない母乳の分泌を抑える働きがあるため、卒乳時に飲むと乳腺炎の予防にもなります。卒乳を決心したらぜひ飲みたいハーブティーですね。ただし、セージには痙攣誘発作用があるという報告もあるため、セージを飲んだ後の授乳は大変危険です。赤ちゃんが泣いて欲しがっても、絶対に与えないで下さい。

妊娠中に禁忌のハーブティーを飲んでしまったら

禁忌ということを知らないで飲んでしまった!という人。少量であり、特に体調の異変がなければ問題ないでしょう。それよりも、飲んでしまった罪悪感や心配しすぎでストレスを抱えることの方が、お腹の赤ちゃんには悪影響が強い可能性があります。そもそもお茶は、精神的安定を求めて飲むもの。穏やかな気持ちで妊婦ライフをおくれるようにしたいですね。

また、禁忌ということを知らないまま飲み続けてしまうこともあるかもしれません。ハーブティーには妊娠中に禁忌のものがあるということをしっかり覚えておいてください。飲んでいて身体に少しでも異常を感じたり、不安になったら速やかに医師に相談するようにしましょう。

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