妊婦は生ハムを食べて大丈夫?に関する記事

妊婦が生ハムNGな2つの理由!国産・加熱でOKは本当?

妊婦が生ハムNGな2つの理由!国産・加熱でOKは本当?

妊婦は生ハムNGって実は厚生労働省も呼びかけているって知ってました?妊娠中に生ハムを控えた方がいい理由、少量でもダメなのか、国産品はどうなのか、加熱すればいいのか、食べたい方も、実は食べてしまった方という方も、不安や疑問を軽減しましょう。

マーミーTOP  >  出産  >  妊婦が生ハムNGな2つの理由!国産・加熱でOKは本当?

妊婦は生ハム食べて大丈夫?妊娠中期や後期など時期や食べる量

妊娠中は、何かと食べ物に気を遣うもの。ママの体にとっても、お腹の赤ちゃんにとっても、安心・安全なものを食べるようにしたいですよね。妊婦が避けるべき食材といわれているものは意外と多く、実は「生ハム」もその1つなんです。厚生労働省も、「妊娠中に避けた方が良い食材」として生ハムを紹介しています。

では、どうして生ハムを食べてはいけないのでしょうか?生ハムに含まれる、リステリア菌やトキソプラズマといった寄生虫についてご紹介するとともに、先輩ママの体験談もまとめてみました。胎児への影響も懸念される生ハムについての知識を深めましょう。

生ハムとハムってどう違うの?

生ハム

朝食やお弁当に大活躍!そのまま食卓に出すこともできる、手軽なハムを普段の食事作りに重宝している方も多いと思います。そしてもう一つ、ちょっぴり高級で、お洒落に食べたい生ハムは、お酒のおつまみやパーティー料理などで手に取る機会が多いですよね。でも、ハムと生ハム、この2つの違い、説明できますか?

生という文字がついているので、なんとなく想像はつくかと思いますが、両者の違いは加熱の有無。加熱食肉製品とも呼ばれているハムは、豚肉などを食塩や香辛料に漬け込み、湯煮または蒸煮で加熱した保存食品です。

それに対し、非加熱食品とも呼ばれる生ハムは、低温で燻製し乾燥させたもの(燻製しないものもあります)で、加熱をしていないことから保存性が乏しくなっています。それを補うために、生ハムは、ハムよりも高い濃度の食塩で漬けているのが特徴です。

生ハムはどうして妊娠期間中には気を付けた方がいいの?

では、どうして妊娠中は生ハムを避けた方がよいのでしょうか?しょっぱいから塩分が高いということも挙げられますが、実は生ハムに付着している食中毒菌や寄生虫が問題なんです。

リステリアの影響を考慮して

リステリアは、主に河川水や動物の腸の中に生息している細菌です。
厚生労働省のHP「リステリアによる食中毒」によると、欧米では、生ハムなどの食肉加工品、ナチュラルチーズなどの乳製品、スモークサーモンなどの魚介類の加工品を食べたことによる、集団食中毒が発生しています。

日本においては、リステリア菌による食中毒は、食中毒統計にはカウントされていませんが、食品安全委員会によって、実は年間推定200人はリステリア感染症の疑いがあると指摘されています。

リステリアに感染することは稀であり、重症化することも稀少なケースではありますが、妊婦や高齢者は注意が必要であると厚生労働省は呼びかけています。

引用元:厚生労働省

食中毒の一つであるリステリア症が発症すると、発熱や吐き気などの症状が現れます。リステリア菌は、ナチュラルチーズやスモークサーモンにも含まれており、それらも妊婦中に避けた方が良い食材として、厚生労働省は紹介しています。これらは、オードブルなどのパーティー料理では定番なので、一緒に気を付けておきましょう。

妊娠中にリステリア菌に感染すると、胎盤を通して胎児にも感染する恐れがあるため、生まれてくる赤ちゃんにも影響がでる可能性があります。

トキソプラズマの影響を考慮して

国立感染症研究所のHPに記載されている「妊婦さんおよび妊娠を希望されている方へ」によると、妊娠中の女性が注意すべき感染症の一つが、妊娠期間中に初めてトキソプラズマに感染した結果起こってしまう、先天性トキソプラズマ症だそうです。

妊婦が感染し、お腹の胎児にまで影響が及んでしまったという実例があり、注意が呼びかけられています。トキソプラズマの主な感染源は、3つあります。

  1. 菌に感染している動物の肉やミルクを、生で、または十分な熱を与えずに体内に取り入れる
    ※生ハム、ユッケ、サラミ、馬刺し、生乳など。また、それを調理する際にも注意が必要である。
  2. 素手で土いじりをする
  3. 菌に感染している猫の糞などにふれたり、スキンシップをしすぎる

引用元:国立感染症研究所

寄生虫の一つであるトキソプラズマは、生ハムだけでなく、レアステーキなどの加熱が不十分な肉類にも含まれています。健康な人であれば、ほとんど心配は要りませんが、免疫力が低下する妊娠中は注意が必要です。
妊娠中に初めてトキソプラズマに感染すると、胎盤を通して胎児にまで影響を及ぼす可能性があります。

妊娠期間中に食べてもいい時期ってあるの?

お歳暮の定番といえば、ハムのギフトですよね。ちょっと高級な生ハムは、自分で買うことは少ないかもしれませんが、ギフトでいただいた時くらいは、しっかり味わいたいもの。妊娠中でも、初期や後期に食べられる期間があれば嬉しいのですが、トキソプラズマの影響は、妊娠初期ほどママ自身が影響を受けやすく、妊娠後期になると、お腹にいる赤ちゃんに悪影響を及ぼすリスクが高いといわれています。もちろん妊娠中期であっても、リスクがあることに変わりありません。

国産の生ハムなら大丈夫?大手メーカーと厚生労働省の見解

日本の食品工場

諸外国に比べ、日本で生ハムによる食中毒被害が少ないのは、日本が他国に比べ、食品衛生法上の安全基準が厳格であるということが言えます。実際、妊婦が生ハムを食べてもいいか大手ハムメーカーに問い合わせたところ、「問題がない」という回答を得た方もいるようです。既に生ハムを食べてしまった方にとっては、安心材料になるかと思います。

ただ、厚生労働省が、産地を問わず「生ハム」を控えた方がいい食品と分類しているのは事実。生ハムは食べないと健康な食生活に影響のあるような食品ではありませんし、リステリア菌やトキソプラズマは、赤ちゃんの障害を引き起こす可能性もゼロではないので、慎重に行動した方が良さそうです。

外国から輸入している生ハムは、特に注意が必要です。どんなものにも絶対はありませんので、万全を期すのであれば妊娠期間中に生ハムを食べるのは避けた方がいいでしょう。もし、食べた後に風邪のような症状が現れた場合は、産婦人科に相談しましょう。

リステリア菌やトキソプラズマに感染した時の症状が、つわりと似ていることから、感染に気付かないケースもあります。妊娠初期にそれらの検査を必須としている産婦人科もありますが、感染の不安がある時は、希望で検査を受けることもできますので主治医に相談してみましょう。感染が判明した場合、投薬により胎児に感染するリスクを減らすことができます。

どうしても食べたいなら生ハムを加熱しよう!

妊娠期間中は、全く生ハムは食べられないのかというと、そんなことはありません。どうしても食べたいという方は、加熱して食べるようにしましょう。生ハム独特の食感や風味が損なわれてしまうのは致し方ありませんが、加熱することによりリステリア菌やトキソプラズマは死滅します。ただし、生ハムは塩分を多く含む食品のため、妊娠高血圧症予防のためにも、食べ過ぎには注意しましょうね。

妊娠期間中に私は生ハムを…先輩ママさん達の体験談

先輩ママは妊娠中どうしていたのでしょう?生ハムは食べていた?それとも全く食べなかった?それぞれの体験談をまとめてみました。

ゆさママ
30歳

不安なものは食べない!飲まない!

食事する妊婦さん夫婦

3ヶ月の娘を持つママです。初めての妊娠だったため、妊娠中は食べ物や飲み物にすごく気を使っていました。もともとコーヒーが大好きでしたが、妊娠してから授乳中の今も、全く飲んでいません。生ハムばかり意識していたわけではありませんが、とにかく妊娠中は生ものを避けていました。もともと生魚もあまり好きではなかったので、特に苦ではありませんでした。

好きなものが食べられない!飲めない!というストレスもあると思いますが、「これを食べちゃったけど大丈夫かな?」と不安に感じているよりも、「ちょっとでも不安があるものは食べない!」の方が、私は気持ちが楽でしたよ。

Ami
28歳

正直知りませんでした…。

正直言って、妊娠中は生ハムを避けた方が良いという事実を知りませんでした。積極的にインターネットで情報を集めるほうではないからかもしれませんが、産婦人科でもこれは食べちゃだめ!なんてことは一度も言われませんでしたよ。もちろん、カフェインの摂りすぎはダメとか、アルコールはダメとか、基本的なことは守っていましたが、妊娠中も妊娠前も食事内容はほとんど変わっていませんでした。
元々生ハムが大好きなわけではないので、ガツガツ食べていたわけではありませんが、妊娠期間中に2回くらいは食べましたよ。それでも問題なく出産し、息子は3歳になっています。今になって、知らなくて良かったな~って思います。情報を知っていたら、すごく不安になったかも。

スポンサーリンク

スポンサーリンク