妊婦さんは明太子がNGな理由に関する記事

妊婦さんは明太子の生食NG?妊娠中におすすめのレシピ3選

妊婦さんは明太子の生食NG?妊娠中におすすめのレシピ3選

妊婦は明太子を食べてはいけない…そんな衝撃的な事実を受け入れられない妊婦さんのため、妊娠中におすすめの明太子レシピをご紹介!明太子のほかに、冷蔵庫で長期保存が可能な食べられない食材があることから、妊婦は正しい知識を身につけることが大切です。

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妊婦は明太子を食べてダメ?妊娠中におすすめの明太子レシピ4

妊娠中にはさまざまな食べ物の制限がありますが、その中でも妊婦さんが見落としがちなのが明太子です。

明太子とは、辛子明太子というのが正式名称で、スケトウダラの卵巣を塩漬けした後、唐辛子を主とした調味液に漬け込んだもの。熱々の白いゴハンに明太子という取り合わせは最高!という人は多いのではないでしょうか。

そんな、福岡県民のみならず、日本国中で愛されている明太子が、なぜ妊婦さんにはNGなのでしょう?

ここでは、妊婦さんが明太子を食べてはいけない理由を解説するとともに、明太子好きの妊婦さんにおすすめの妊娠中でも食べられるレシピをご紹介。

ただし、いくら明太子が好きとはいえ、明太子は塩分が高く、コレステロールやプリン体が多いことから、くれぐれも食べ過ぎにはご注意ください。

妊婦さんが明太子を食べてはいけない理由

ご飯と明太子

妊娠中は免疫力が低下していて、食中毒にかかるリスクが高いため、生ものを控えている妊婦さんは多いのではないでしょうか。

実は、明太子はリステリア菌による食中毒が起こりやすい食品の1つのため、妊娠中は控える必要があるのです。感染によって妊婦がリステリア感染症を発症した場合、お腹の赤ちゃんに影響を与える恐れがあります。

明太子は、塩漬けにされている上、冷蔵庫で保存される食品のため、食中毒とは無縁だと思われがちですが、リステリア菌は塩分に強く、低温でも増殖するため注意が必要なのです。

リステリア感染症とは?

リステリア感染症は、発熱、頭痛、嘔吐などの症状が現れほか、重症化すると、敗血症や髄膜炎などのリステリア症と呼ばれる重篤な状態に陥ることもあります。

ただし、健康な大人の場合、大量にリステリアに汚染された食品を食べない限りは、感染したことにすら気づきません。

そのため、正しい保存方法で賞味期限を守って食べる分には問題ありませんが、妊婦のように免疫力が低下している人が感染すると、少しの量でもリステリア感染症を発症やすくなるのです。(注1)

妊娠中にリステリア感染症を発症した場合、胎盤を介してお腹の赤ちゃんに感染する恐れがあるため、リステリア菌への感染には十分に注意しましょう。

注意が必要なリステリア菌に感染しやすい食材4

明太子以外にも、リステリア菌の食中毒が起こりやすい食材があることから、妊婦さんはこれらの食材は食べられません。特に、次のような食材は、冷蔵庫で保存しているからといって安心せず、妊娠中は控えるようにしましょう。

1たらこなどの魚卵

明太子が調味液に漬けこんでいるのに対して、たらことはタラの卵巣を塩漬けにしたものいいます。明太子同様に、たらこもリステリア菌の感染症につながるため注意が必要です。

さらに、ボラなどの卵巣を塩漬けにして乾燥させたカラスミも同様に、妊娠中は控えた方がいいでしょう。

2加熱殺菌していない乳製品
チーズの盛り合わせ

未殺菌乳のほか、未殺菌乳で作った飲み物やヨーグルト、製造過程で加熱されていないナチュラルチーズは、リステリアの食中毒が起こりやすい食品の一つです。

購入の際は、加熱殺菌されているかどうかを食品表示で確認し、表示されていない商品については購入を控える必要があります。

3生ハムなどの食肉加工品

生肉を塩漬けしてから燻製にする生ハムは、加熱処理されていないことから、妊婦さんは注意が必要です。特に、生ハムはほとんどの場合、加熱せずにそのまま食べることから、妊娠中は控えるよう注意しましょう。

同様に、ハムやソーセージ、コンビーフのような食肉加工品も、感染症の原因になる恐れがあります。

4スモークサーモン

スモークサーモンは、生の状態で塩漬けして燻製にするため、リステリア菌が増殖しやすいといえます。リステリア菌は河川水に広く分布することから、スモークサーモン以外にも非加熱の魚介類にも注意が必要です。

そのため、燻製以外のお寿司やお刺身、シメサバのような酢漬けの魚介類にも十分注意しましょう。

リステリアによる食中毒を予防するには?

妊婦さんのリステリア感染症を防ぐために必要なのが、食中毒を予防するための対策です。特に、食材の保存や調理の過程で、次の3つのことに気をつける必要があります。

1.よく加熱しましょう
肉をフライパンで加熱することで菌が死んでるイラスト

リステリア菌は、加熱することによって死滅するので、妊婦さんは生食を避け、必ず加熱して食べるようにすると安心です。特に、長期保存が可能で、加熱調理をせずにそのまま食べられる食材には、十分に注意が必要です。

また、生野菜は食べる際は、しっかりと流水で汚れを洗い流してから食べることを心がけましょう。

2.冷蔵庫での食材の長期保存は避けましょう

リステリア菌は4度以下の低温環境でも増殖が可能なため、冷蔵庫の中に保存しているからといって安心できません。
冷蔵庫内で長期にわたって保存していたものは、必ず加熱して食べるようにしましょう。

食材を冷蔵庫で保存する際は、菌が増殖しにくい0℃前後のチルド室や、冷凍室に保存すると安心です。

3.調理器具の扱いに注意しましょう

リステリア菌の汚染が疑われる食材を調理した場合、調理に使ったまな板や包丁をしっかり洗うことが大切です。さらに、食材に直接触れた場合は、忘れずに手を洗いましょう。

特に、普段からふきんやタオルはこまめに交換し、清潔なものを使う必要があります。

妊婦だって明太子は食べられる?!おすすめの調理例3つ

妊婦さんが明太子を食べることができないとはいえ、全く食べてはいけないわけではありません。妊婦さんが明太子を食べられない要因ともいえるリステリア菌は、加熱することで死滅することから次のような調理法がおすすめ。

調理の際はくれぐれも、妊婦さんでも安心して食べられるようにしっかり加熱が必要です。

1明太子パスタ

明太子パスタ

明太子パスタは、パスタの中でも一番人気の王道。しっかりと煮込む必要もないので、短時間で簡単に作ることができます。明太子は半生がいいという妊婦さんは多いかもしれませんが、加熱はしっかり行いましょう。

明太子パスタ1人分の作り方は次のとおりです。

用意するもの
  • 乾燥パスタ 100g
  • 明太子 中1本
  • バター 10g
  • マヨネーズ大さじ1
  • 醤油 少々
  • 大葉 適量
  • 刻み海苔 適量
作り方
  1. 明太子に包丁で切れ目を入れて、中身をボウルに出す。
  2. 1に、常温で戻したバター、マヨネーズ、醤油を加えてよく混ぜる。
  3. 乾燥パスタを茹でる。
  4. 2をフライパンで熱し、茹であがったパスタを加えて軽く炒める。
  5. 明太子にしっかりと熱が通ったら、大葉や海苔で飾りつけてできあがり。

2明太子チャーハン

チャーハンは、具材や味付けを変えるだけでさまざまなバリエーションが楽しめる料理です。その中でも、明太子を使ったチャーハンは、卵やちりめんじゃこを加えることで、妊婦さんに必要な栄養素を補うことができます。

明太子チャーハン1人分のレシピは次のとおりです。

用意するもの
  • ご飯 1~1.5合
  • 明太子 中2本
  • 卵 1個
  • しめじ 適量
  • ちりめんじゃこ 適量
  • 水菜 適量
  • バター 適量
  • 塩、コショウ 適量
作り方
  1. しめじと水菜を食べやすい大きさに切る。
  2. フライパンにバターを溶かしてしめじを炒める。
  3. 明太子の中身と卵、ちりめんじゃこをボウルに入れて混ぜる。
  4. 2にごはんを混ぜ、さらに3を加えて炒める。
  5. 塩、コショウで味を調え、お皿に盛って水菜を飾りつける。

3明太子コロッケ

明太子コロッケ

妊娠した途端、無性にイモが食べたくなったという妊婦さんにおすすめなのが、ジャガイモと明太子のコロッケ。ホクホクのジャガイモとピリ辛の明太子が相性抜群です。

明太子コロッケ2人分の作り方は次のとおりです。

用意するもの
  • ジャガイモ 中2個
  • 明太子 中1本
  • ミックスチーズ 75g
  • 塩、コショウ、マヨネーズ 適量
  • 小麦粉、溶き卵、パン粉 適量

ジャガイモは皮付きのまま竹串で7~8か所穴をあけ、1個ずつ濡らしたペーパータオルに包み、ラップで包んでおきます。

作り方
  1. ラップで包んだジャガイモを耐熱皿に並べて、5~6分(600W)加熱する。
  2. 1の粗熱を取ったら、ペーパータオルでこすりながら皮を剥く。
  3. 明太子の中身だけ取り出し、フライパンで軽く炒める。
  4. ボウルに2を入れて手でつぶし、塩、コショウ、マヨネーズで味付けする。
  5. 4に3の明太子とミックスチーズを加える。
  6. 5を手で丸めて、小麦粉→溶き卵→パン粉の順に衣を付ける。
  7. 170度の油で2分半くらい、焦げ目が少し付く程度に揚げてできあがり。

妊婦さんはおにぎりの具にも要注意!

妊娠前はコンビニで何気なく選んでいたおにぎりも、実は妊婦さんにとってはリスクの高い食べ物です。

生の明太子やたらこのおにぎりはもちろんNGですが、同じ魚卵の具材として、筋子やイクラも避けた方がいいでしょう。また、ヨウ素を摂りすぎはお腹の赤ちゃんに影響を与えるため、昆布のおにぎりの食べ過ぎには注意が必要です。

逆に、妊婦さんは、サケやカツオ、ツナ缶は食べられることから、焼き鮭ややシーチキン、おかかなどは食べ過ぎなければ問題はありません。(注2)

妊娠中は梅干しおにぎりがおすすめ!

殺菌効果がある梅干しは、妊婦さんにとって食中毒の心配がほとんどない安心な食材です。さらに、クエン酸が豊富に含まれているので、その疲労回復効果から疲れやすい妊娠中におすすめ。ただし、塩分が高いことから、食べすぎによって妊娠高血圧症候群につながるため注意しましょう。

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