妊婦のおたふく風邪感染に関する記事

妊婦がおたふく風邪に感染するリスク/2人目ママは要注意

妊婦がおたふく風邪に感染するリスク/2人目ママは要注意

妊婦がおたふく風邪に感染したら、胎児への影響は?おたふく風邪は、幼児の間で流行する感染症ですが、時には大人がかかると重症化しやすいことが知られています。特に、上の子が幼稚園等に通っている妊婦ママは心配なはず!まずは抗体の有無を確認して!

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おたふく風邪に妊婦が感染するリスク/小さな子がいる妊婦さんは要注意!

なんだか耳の下が痛い。まさかおたふく風邪!?
おたふく風邪は一般的には子供の間で流行する感染症ですが、大人も感染する可能性があるのはご存知の通り。特に、上の子が保育園や幼稚園に通っている妊婦さんは、子供の心配はもちろんですが、妊娠中は抵抗力が落ちているし、「もしかして自分も感染するのでは?」と不安に思うこともあるかもしれません。

妊婦さんがおたふく風邪に感染する可能性、感染すると赤ちゃんにどのような影響があるのか、説明致します。

おたふく風邪とはどのような病気?大人の感染は重症化しやすい?

おたふく風邪は、一般的には、保育園や幼稚園、小学生などの集団生活をしている子供たちの間で流行する病気です。しかし、大人が感染してしまうと、どんな危険性があるのでしょうか?

おたふく風邪の症状

おたふく風邪で頬を手で触っている男の子

おたふく風邪とは、正式にには「流行性耳下腺炎」といいます。耳の下に、耳下腺(じかせん)という、唾を出す部分があるのですが、そこへムンプスウイルスというウイルスが入ると、腫れたり、熱が出たりする病気のことです。ほっぺが腫れる」というイメージが強いですが、症状が重いと、顎や首回りにが腫れることもあります

発熱は多くは38℃くらいですが、中にはほとんど熱が上がらない子もいます。おたふく風邪が流行しているときは、耳の下に痛みを感じないか、定期的に子供に確認しましょう。

大人が感染すると重症化しやすい

寝ながら熱を測っている妊婦さん

また、大人になってからおたふく風邪にかかってしまった場合、急性精巣炎や卵巣炎を発症する可能性がありますが、将来的な妊娠の可能性に影響をおよぼすのは、ごく稀なケースです。
ですが、大人がおたふく風邪に感染すると、症状が重くなりがちで、40℃近い高熱が出て、入院になるケースも珍しくありません。腫れもひどく、食事どころか、唾を飲み込むことすら苦痛というような状態になる方もいます。もし、妊娠中にかかったら…と想像するだけで憂鬱になりますね。

おたふく風邪とリンゴ病との違い

リンゴ病と、おたふく風邪は同じ病気と思われている方もいるようですが、全く別の病気です。
リンゴ病とは、ヒトパルボウイルスB19に感染して、頬が赤くなり、顔や手足などに発疹が出ます。また、発疹は強いかゆみを伴う場合もあります。

リンゴ病は、おたふく風邪に比べて、それほど感染力は強くありません。ただし、おたふく風邪と違い、予防接種が存在せず、妊婦が感染すると、胎児水腫や胎児貧血の原因になることが知られています。

妊婦がおたふく風邪に感染する可能性は?

幼稚園へ子供を送っているママのイラスト

保育園や幼稚園に通うお子さんをお持ちのママ妊婦さんは、我が子がおたふく風邪をもらってくる可能性が十分に考えられます。また、行事や送迎時など、ママは園舎の中に入り、子供たちと触れ合う機会も多いですよね。

まだ予防接種を受けてないお子さんは感染の可能性が非常に高いです。子供が感染したからといって、大人のママに感染する可能性は低いですが、我が子の予防接種は、子供はもちろん、ママやパパの健康を守るためにも大切ですね。

妊婦さんは要確認!おたふく風邪の予防接種及び発症した経験はあるか?

おたふく風邪は、一度感染すれば抗体ができ、めったに再感染しません。昔、おたふく風邪の予防接種を受けている場合、おたふく風邪に感染した経験がある場合は、抗体があり、感染しにくいはずです。

発症はともかく、予防接種に関しては記憶がない方がほとんどだと思いますので、ご実家に確認しましょう。また、母子手帳の記録は、こうした時のためにも役に立ちます。お子さんの母子手帳にもしっかりとした感染症の記録を残してあげていれば、将来役立つことも多いはずです。

おたふく風邪は、妊娠中の予防接種は不可

予防接種の薬

残念ながら、おたふく風邪の予防接種や感染の経験がなくても、妊娠中は予防接種を受けることが出来ません。この場合、予防を徹底するのが、今現在、妊娠中の方ができる最善の方法です。
詳しくは後述しますが、おたふく風邪は感染しても、胎児に深刻な影響を及ぼすことは稀ですので、思い詰める必要はありません。

記憶も記録もないケースは、抗体検査という選択も

もしも、ご実家に聞いても分からず、母子手帳の記録もないなど、おたふく風邪の感染歴に関する記憶も記録も定かでない時は、抗体があるか調べる血液検査が数千円で受けられます。ただし、妊婦さんは抗体検査をしても、予防接種は受けられないので、受ける意味はあまりないかもしれませんね。

おたふく風邪の予防接種は、抗体がある状態で接種しても問題ないとされていますので、今後のことを考えるなら、出産後に予防接種を打つことを検討してみてください。

もし妊婦さんが感染してしまったら?治療法や胎児への影響

もしも、妊婦さんがおたふく風邪に感染してしまった場合、胎児への影響はないのでしょうか?治療に関して、薬の心配もあると思いますので、確認していきましょう。

胎児や出産への影響はほとんどなし

妊婦さん

妊娠中におたふく風邪に感染してしまっても、胎児が後遺症等を発症するリスクはほとんどないと言われています。ただし、妊娠初期に高熱が続くような場合は、妊娠の継続に、悪影響を与えるのは確かです。日頃から、予防に気を付けましょう。

妊娠中の治療法や薬は?

処方薬を出す医師のイラスト

おたふく風邪そのものには、特効薬というものはなく、対症治療が基本となります。熱が上がれば、解熱剤を使い、痛みについては、鎮痛剤を使います。妊婦さんの場合は、妊娠中でも使用できる薬を処方してもらうことになりますが、あまり強い薬は出せないので、服用しても、症状がなかなか改善しない可能性も覚悟しておきましょう。

あとはひたすら安静第一です。ゼリーなどの柔らかい物を食べて、症状が治まるのを待つしかありません。

臨月にママや兄弟が感染。新生児はおたふく風邪に感染する?

もし、臨月や出産予定日直前にママや赤ちゃんの兄弟がおたふく風邪に感染した場合、生まれてきた赤ちゃんにもうつるのでは?と心配ですよね。ですが、おたふく風邪は、2歳~7歳の子供に多く、乳児の感染はまれで、症状も出にくいです。

ただし、全く感染しないというわけではないので、普段と様子が違う場合は、合併症の恐れもあるので、念のため病院を受診しましょう。

おたふく風邪の予防法

手を洗っている妊婦さん

おたふく風邪は接触感染及び飛沫感染します。おたふく風邪に感染している人と、手が触れ合ったり、おもちゃなどを介してウイルスが手に付着し、口や鼻から体内に入ると感染します。また、咳などの飛沫を吸い込むことでも感染します。感染経路からも、幼児の集団生活で流行しやすい理由がよくわかりますね。

おたふく風邪の抗体がない妊婦さんは、流行時はできるだけ人ごみ、特に子供が多くいる場所を避け、マスク着用、手洗い・うがいで予防しましょう。乳幼児を育児中のママ妊婦さんは、お子さんに、そしてパパやその他の家族に、おたふく風邪に感染しないように、予防接種を受けてもらいましょう。子供は2~4年間あけて、2回の接種が望ましいので、1度しか接種していない場合は、かかりつけの小児科医に確認しましょう。

もしも、家族に感染者が出てしまっている場合は、手洗い・うがいにいつも以上に気を付け、妊婦さんはマスクをつけて咳や唾液からの飛沫感染を防ぎましょう。可哀想に思えるかも知れませんが、お子さんはできるだけ、パパや他の家族に看病してもらう方が安心ですね。

1番の予防は、ワクチン接種であることはもちろんですが、できる限りのことをして、ママと赤ちゃんの健康を守りましょう。

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