りんご病の大人の症状・対策に関する記事

りんご病の大人の症状!妊婦の感染による胎児への影響

りんご病の大人の症状!妊婦の感染による胎児への影響

りんご病は大人が感染すると症状が酷く、妊娠中に感染するとお腹の赤ちゃんへ影響が!うつらない為の対処法を確認しましょう。

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りんご病に大人がなると重い症状に…妊婦さんは注意しましょう!


りんご病は5年に一度流行するウイルス性疾患で、子供がよくかかってしまって、ほっぺたが真っ赤になってしまうイメージがあると思いますが、大人も免疫がなければ感染してしまいます。大人の場合だと、症状が出る人は半数程ですが、子供よりも症状は重くて、発熱や関節痛などが現れます。

りんご病に感染した大人の中でも、特に注意しなければならないのは妊婦さんです。妊婦さんが感染してしまうと、お腹の中にいる赤ちゃんに影響を与えてしまうこともあります。

りんご病への免疫をもっていない大人が、りんご病にならないためには、感染源に近づかないこと、感染予防に徹することが必要となります。では具体的にどうすればウイルスの感染を回避できるでしょうか?

りんご病の感染を予防するために、りんご病の症状や感染経路、潜伏期間などを確認しておきましょう。

りんご病とは?

公園で元気に走る子供達

りんご病とは、正式には伝染性紅斑と言われ、ほぼ5年に1回大流行するウイルス性疾患で、感染症情報センターの調査によると、1987年、1992年、1997年、2001年、2007年、2011年に患者数が増加したことが分かっております。(注1)
りんご病にかかってしまうと、両方の頬がりんごのように真っ赤になることから、そう名づけられました。ほっぺの腫れ以外の症状としては、発熱や関節痛などを伴う事があります。

りんご病は、小学校低学年くらいのお子さん達が最も多く感染し、次いで2歳以下の子供の発症数が多くなります。決して子供だけが発症するという病気ではなく、免疫を持っていなければ大人もかかってしまい、症状は子供より重症になるケースが多く見られます。

りんご病の感染経路としては、感染者が「咳」や「くしゃみ」をした時に飛ぶ飛沫(しぶき)を吸い込む飛沫感染と、感染者がウイルスのついた手で触ったドアノブやテーブルなどに、感染していない人が触り、ウイルスがついたその手で目をこすったり口や鼻を触る、またその手で何かを食べることで、ウイルスが体内に入って感染してしまう接触感染があります。

りんご病の一般的な症状

リンゴ病の子供のイラスト

りんご病といえば、ほっぺが赤く腫れる症状を思い浮かべますが、まずは37度程度の熱と共に、咳や鼻水、くしゃみといった風邪と同じような症状が出ます。風邪に似た症状が出た後1週間程で、ほっぺに紅斑が出て、赤い発疹が腕や背中などに出る場合もあります。

厄介なのは感染力が最も高い時期が、紅斑の症状が出る前の潜伏期間を含めた時期のため、自分自身がりんご病になっているとは気づかず、知らず知らずのうちに他の人に、移してしまっているケースが非常に多いため、流行しやすいと考えられています。

大人がりんご病に感染してしまうと現れる症状

大人がりんご病に感染すると、症状が出るのは約半数と言われています。子供のように頬が赤くなってしまう症状はほとんど見受けられませんが、高熱やだるさ、吐きけや、頭痛や、むくみ、かゆみ、関節に強い痛みを感じてしまって歩く事が困難になる症状が、1ヶ月ほども続いてしまう事もあったりします。

りんご病の潜伏期間や感染力について

幼稚園にいる女の子

りんご病の潜伏期間は4日から2週間程度と言われています。症状がハッキリと出ない時期ですが、この時が1番感染力が強い時期です。症状が出ていないため、自分自身でも感染していると分かりませんので、他の人に移しているという自覚も無く、ウイルスを撒き散らしている人が流行している時には沢山います。

そのため、身近な人がりんご病にかかったり、保育園や幼稚園でりんご病が流行している時には、感染予防と感染拡大を防ぐために、人混みを避けたり、マスクの着用や手洗い、うがい等が大切です

ウイルス感染後1週間程度で軽い風邪のような症状が出てきます。(微熱、だるさ、筋肉痛など)この時期、風邪かなと思って、病院での検査を受けると、りんご病のウイルスが検出されることもあります。

そして、さらに1週間もすると発疹が現れてきます。この時初めて風邪以外の何かの病気かもしれないと気がつく人が多くなってきます。発疹は顔からだんだん全身に広がっていき、手の甲に出てかゆみを伴う場合もあります。

大人の感染だと、あまり発疹は起こらず、特徴的な症状として関節痛が現れます。

りんご病が引き起こしてしまう合併症について

子供だけでなく、りんご病にかかったことが無い、免疫ができてない大人もりんご病に感染してしまいます。大人の場合は症状が重症化して、合併症を引き起こしてしまうケースもありますので、どのような合併症があるか確認しておきましょう。

関節炎などの関節系統に及ぶ合併症

関節痛の女性のイラスト

関節痛は多くの大人(女性のほうが多いようです)に現れ、長い時は数カ月にもわたり痛みや腫れが続いてしまうというケースもありますが、ほとんどの場合には数週間で良くなってきます。症状として痛みや関節周囲の腫れ、こわばりが見られ両側の手首や膝、足首などに関節の炎症が現れます。

貧血発作

溶血性貧血の持病がある人が、りんご病に感染してしまうと、貧血の症状が急激に悪化する事があります。溶血性貧血自体が稀な病気であり、多くの方にとっては心配される必要はありません。

もしも溶血性貧血を持病としてお持ちの方は、りんご病が流行り始めてきたら、意識して感染しないために対策するようにしましょう。

赤血球や白血球の減少する血球貪食症候群

細菌のイラスト

りんご病の合併症として、まれに血液の中に含まれる血球(白血球や赤血球)などが減少してしまう、血球貧食症候群を引き起こす事があります。赤血球が少なくなると、貧血になり酸素を運ぶ機能が弱まります。白血球は免疫機能を司るので体内に入った細菌を殺しにくくなり、病気になりやすくなってしまいます。

また、血小板が減少すると血液が固まりにくくなりますので、出血が止まりにくくなってしまいます。

妊婦さんはりんご病に注意しよう!

厚生労働省の作成した資料によると、伝染性紅班(りんご病)とは、感染している人がせきなどをしたときに周りに飛びちる「しぶき」や「接触」することによって移ってしまい。両頬などに、赤い発疹などの症状があらわれ、幼児期のお子さんがかかりやすくて、大人が感染してしまうと、関節痛などのより重い症状が出る場合が多くなります。

りんご病には、これといった治療法はなくて、ほとんどのケースが自然に治っていきますが、妊婦さんの時期に感染してしまうと、ママのお腹の中にいる赤ちゃんが胎児水腫という病気を発症する可能性が少なからずあります。

(注2)

りんご病は、5年くらいの周期で流行してしまったりしています、妊婦さんの時期に、りんご病にかかってしまうと、割合的には少ないケースですが、胎児水腫という病気になってしまう可能性もあるため、そういったリスクを減らすためにも、妊婦さんは普段からりんご病に感染しないための心掛けが必要となります。

妊娠期間中は、抵抗力や免疫力が低下しがちで、ホルモンバランスの乱れからストレスを感じやすく、感染症にかかりやすい傾向にあります。「自分は大丈夫!」と決めつけずに、既に自分一人の身体ではないということを自覚して、お腹の赤ちゃんのためにも、りんご病を含めた病気を予防するようにしてください。

大人がりんご病にならないための対策法

熱っぽい妊婦さん

お伝えした通り、りんご病にはこれといった治療法がないのにもかかわらず、大人になって感染してしまうと症状が重くなってしまう事が多くなります。また、妊婦さんが感染してしまうと、産まれてくる胎児に悪影響を及ぼしてしまうことがありますので、りんご病にならないような対策が必要となりますね。

りんご病の感染の仕方や、ウイルスの撃退法から見た対処法をいくつかあげたいと思います。

子供の頃にりんご病に感染しているかどうかをチェック

りんご病は1回かかると免疫が出来るので、その後はほとんど発症する事はありません。まずは自分が、子供の頃にりんご病にかかったかどうかを確認しましょう。母子手帳見たり、ご両親に聞いたりすると分かると思います。おたふく風邪や風疹などと一緒で、子供が罹った時は忘れないうちに母子手帳に記録しておくと、大人になっても分からなくなる事はありませんね。

住んでいる地域でりんご病が流行していたら気をつける

住宅地

りんご病は5年おきに大流行すると言われていますが、地域によっても流行る間隔や頻度も違います。住んでいる地域や、子供を年齢や通わせている園や学校によって、りんご病がいつ流行したのかをチェックしておきましょう。

以前の流行の傾向を知ることで、恐らく次にりんご病が流行するだろうという時期のある程度の予想をすることができるようになります。

免疫力を高める生活習慣を送る

りんご病はウイルス感染であるため、免疫力が非常に大切になります。免疫力が高ければウイルスを撃退できますし、症状が軽く済むこともあります。

免疫力を高めるには、まず規則正しい生活を送る事が重要です。ストレスを出来るだけ少なくし、良く食べ、良く眠り、良く笑う事が必要です。私が勤めていた病院の先生は「健康おたく」と言われるほど身体に気を使っていて、添加物は一切摂らない、オーガニック食品ばかりを食べるほどの徹底ぶりでしたが、その先生が口癖のように「免疫力を高めるにはニンニクとバナナだ」と常々おっしゃられていました。

それ以来私も食べるようにしていますが、風邪をひきにくくなったような気がしますよ!皆さんもやってみてはいかがでしょうか?

お子さんのりんご病の看病に気をつける

手をしっかり洗っている子供

2人目を妊娠中のお母さんは、どうしても上の子からりんご病に感染してしまう危険性があります。もし上の子がりんご病にかかってしまった時には、まず自分以外に代わりに看病してくれる人がいれば任せましょう。近くに実家があれば、おばあちゃんに看てもらったりして、なるべき接触を避ける事が大事です。

もし自分しか看病出来る人がいない時は、触れ合う事をなるべく避けて、咳やくしゃみでの飛沫感染を防ぐために必ずマスクをし、同じ箸で食べたり同じタオルを使うのも避け、手洗いやうがいを徹底するようにしましょう。

看病疲れで免疫力が落ちないように気を使って、しっかり食べてなるべく睡眠をとり、ストレスをためない生活をすることも大切ですね。

りんご病を知ってしっかり感染予防をしましょう。

りんご病は、風疹やおたふくなどよりは比較的マイナーな病気でありますが、妊婦さんには必ず知っておいて欲しい種類の病気です。感染予防を「するか・しないか」で感染率は大きく変わってきますし、かかってしまってからりんご病の事を調べても、予防には繋がりません。

これから2人目のお子さんが欲しいと思っているお母さんは、りんご病の次の流行期に備えてくださいね。しっかり感染予防していれば過剰に心配する事はありません。近くに妊娠中のママがいたら、りんご病の事を教えてあげてください。りんご病がもっとポピュラーになり、みんなが潜伏期間や感染予防の知識を持てば、5年ごとの大流行もおさえられるかも知れませんね。

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