妊娠中の自転車がダメな理由に関する記事

妊娠中の自転車はNG?妊婦が乗る際に考えられる危険性

妊娠中の自転車はNG?妊婦が乗る際に考えられる危険性

妊娠中の自転車がダメと言われる理由、乗っても大丈夫な時期について解説します。乗る場合は何に注意すべきなのでしょうか。

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妊娠中の自転車がダメな理由/万が一乗る場合の注意点は?

一般的に妊娠中に自転車を乗ることは避けたほうがよいと言われていますが、妊娠初期であればお腹も目立ちませんし、「転倒しないように気を付けて乗るから大丈夫!」と考える方も多いでしょう。
しかし、妊娠中の自転車がダメと言われる本当の理由は転倒以外にもあるようです。

では、妊娠中に自転車を乗ることで、お腹の中の赤ちゃんにはどのような影響があるのでしょうか?また、もし自転車に乗るとしたら、どんなことに注意すべきなのでしょうか?
妊娠中に自転車に乗っていた先輩ママたちの体験談も合わせてご紹介しますので、妊娠中の過ごし方の一意見として参考にしてみてくださいね。

妊婦さんが自転車に乗ってはいけないとされる理由とは?

妊娠中、自転車に乗らないほうがよいとされる理由を、妊娠初期・中期・後期に分けて説明していきます。
自転車は便利な移動手段ではありますが、妊娠中は万が一の事故のリスクが高く、どの時期も赤ちゃんへの影響が大きいということを理解しましょう。

妊娠初期(妊娠4ヶ月まで)

自転車を押して歩く女性

妊娠初期の妊婦さんは自分の体に違和感がないことが多く、体調が良ければ今まで通りの生活をしても問題はありませんが、妊娠によって体の中で様々な変化が起こっていることを自覚しなければなりません。つわりを感じたり、体調が悪いと感じたりするときの無理は禁物です。

また、全ての道が平らで舗装されているわけではなく、整備されていない道も当然あります。まだとても小さな赤ちゃんにとって、デコボコとした道を通るときの振動が良い影響になるとは言えませんよね。

まだ安定期に入る前なので、激しい運動はもちろん、自転車に乗ることには慎重になった方がよいでしょう。妊娠初期は、赤ちゃんの基礎を作る大切な時期なので、自分の体に変化を感じなくても、赤ちゃんのことを考えた行動を心がけましょう。

妊娠中期(妊娠5~7ヶ月まで)

妊娠中期になるとお腹が大きくなり、自転車に乗るとバランスがとりにくく、うっかり転倒したりぶつかったりすることも十分考えられます。また、自分は気を付けていても相手からぶつかってくるケースも少なくないため、油断は禁物です。

この頃にはつわりも治まってきて、体調が良いからとつい自転車に乗りたくなってしまうこともあるのですが、赤ちゃんが大きくなると揺れや振動が一層伝わりやすくなってしまい、お腹に負担をかけてしまう可能性があります。ペダルをこぐ際、お腹に足が当たってしまうこともあります。

つわりが軽くなり、安定期に入ったことで気が緩んでしまう時期ではありますが、動き過ぎや疲労によるお腹の張りなどにも注意が必要です。

妊娠後期(妊娠8ヶ月以降)

散歩する妊婦さん

大きいお腹で自転車に乗っていたら、誰が見ても「危ないなぁ」と思ってしまうでしょう。車を運転するのも大変な時期ですから、自転車となれば重心のバランスが取りにくく非常に危険です

まず、お腹が大きいので前かがみになれないので、背中を若干反らせないと自転車にのることができません。前方をしっかり見ることができず、左右に曲がるときのバランスも難しくなり、転倒の恐れが考えられます。

バランスを崩して転倒したとしても、お腹が大きいので地面に手をつく前にお腹に衝撃を与えてしまう可能性があります。大怪我を負ってしまったり、手をつこうとしてお腹に無理な体勢となってしまったりしては、赤ちゃんにも悪影響なのは確実です。この時期に自転車に乗ることは避けるべきでしょう。

妊娠中の自転車がOKという声も

妊娠中の自転車は一般的に避けるべきという意見が多いですが、一方で「乗ってもよい」という意見もあります。どのような理由で「乗ってもよい」と言われているのかというと…

  • そもそも、赤ちゃんは羊水の中で守られているので振動や揺れの影響は少ない
  • 妊婦さんにとって足腰を鍛える運動にもなり、安産にもつながる
自転車の傍に立つ女性

上記のように、自転車をこぐこと自体が赤ちゃんに影響を及ぼすことはないという意見もあります。
また、アメリカの産婦人科学会の妊娠ガイドによると、妊娠中に自転車に乗ることは適度な有酸素運動であるとされ、推奨されているそうです。

しかし、ママがどれだけ気を付けていても、妊娠中の自転車事故が起こるリスクはもちろん否定できませんから、自己判断で乗ってしまうというのは考えものです。上の子のお迎えや買い物など、自転車に乗らないとどうしても不便が生じる事情があるといった場合は、検診の際に医師に相談してみましょう。

妊娠中の自転車はいつからいつまでOK?

自転車ブームもあって、自転車に乗る人が増えており、交通手段として自転車が必須という方もいるでしょう。しかし、妊娠中は初期・中期・後期のどの時期であっても「乗っても絶対に大丈夫」ということはありません。

初期は体調の変化による不安、中期はお腹が大きくなるのでバランス感覚の不安、後期になると乗ること自体が難しくなり、とても不安定な状態です。自転車はスピードが出ますし、事故に遭った場合は怪我を負ったり胎児に影響する恐れもあります。
妊婦さんは自分の体だけなく、お腹の中に赤ちゃんがいるということを意識し、自転車に乗るのはできるだけ避けるのが無難でしょう。

どうしても妊娠中に自転車を利用したい場合

いつも通勤通学や買い物などで自転車を利用している方は、急に乗れないとなると非常に不便を感じるものですが、どうしても妊娠中に自転車に乗らなければならない場合、どんなことに注意すべきなのでしょうか。

妊娠中の自転車で気を付ける点は?

・交通量の激しい道路や安定しない道は避ける
・スピードを出さない
・雨や台風の日は乗らない
・乗車は短時間で済ませ、特に酷暑の日は注意する
・足が地面にピッタリつくようサドルを低めに調節する
・前かがみに乗るスポーツタイプよりも、上体を起こして乗れるタイプを選ぶ
・上り坂は無理をせず、自転車から降りて押して歩く

妊娠中に自転車に乗っていた先輩ママの体験談

妊娠中、やむを得ない事情で自転車に乗っていたママのエピソードをまとめました。当時どんなことに注意していたのか詳しく触れています。中には危ない目にあった方もいるようですね。

ののちゃん
34歳

A産婦人科が遠かったので自転車必須でした

車がなくて、近所に産婦人科もなく、一番近いところでも3キロあったので自転車で検診に行っていました。散歩がてら徒歩でもいいかな、と思ったのですがやっぱり自転車は必須でした。
でも、体のことや赤ちゃんのことを考えて、上り坂は無理せず下りて押していました。また、段差にも気を付けてゆっくり通ったりして、衝撃を受けないように乗っていました。
さすがに8ヶ月頃になるとお腹が大きくなって自転車もつらくなったので、自転車も乗らなくなり、その後は親に車で検診に連れていってもらったりしました。

どんぱっぱ
31歳

A10ヶ月になっても職場まで乗っていました

周りから見たら、危なっかしい妊婦だと思われていたかもしれませんが、10月まで自転車に乗って通勤していました。

歩道で止まる女性が乗った自転車

同僚や旦那には「やめろ!何かあったらどうする!早起きして歩け!」と怒られましたが、今まで自転車で転倒したことなんてなかったし、「心配しすぎだよ~」なんて思っていました。
職場までは自転車でたったの10分でしたし、私なりに危険な道では自転車を降りて歩くなど配慮していましたし、通勤以外では乗らないようにしていました。でもなんとなく「やっぱり良くないかもなぁ…赤ちゃんごめんね」と思いながら乗っていましたね。

ツル
28歳

A転倒しそうになりました

それまで私は自転車で事故を起こしたこともなければ、転倒したこともありませんでした。しかし妊娠中に限って、とても危険な思いをしたんです。
特に気分が悪かったわけでもなく、安定期に入って少しだけお腹が大きくなってきた頃で、そこまでバランスが取れなかったわけでもありません。

ぶつかってくる子供の自転車

いつものように住宅街を自転車で通っていて、見通しのいい十字路をちゃんと確認をして進もうとしたら、自転車に乗った子供が急に向かってきたんです。その子供は十字路でもう一人の友達と止まって話をしていたのに、急に来たのでびっくりしました。
子供の方もびっくりしていて、話しに夢中になって私に気付かなかったようです。お互い転倒はしなかったものの、自転車のカゴが曲がってしまいました。
そんな不意打ちの事故もあるので、妊娠中はやっぱり乗らない方が良いんだろうなと思い、その事故以来自転車に乗るのはやめました。

ピョンきち
29歳

Aお腹が大きくなってきたので自転車をやめました

妊娠が発覚してからも買い物や検診などに自転車で行っていました。でも、妊娠中期になるとお腹が出てきたこともあり、赤ちゃんの存在を意識し始めて自転車に乗るのをやめました。交通量や段差の多い道が多かったので、ガタガタという振動が赤ちゃんに負担をかけているかも…と思うと乗れなくなったのです。
「無事に元気な赤ちゃんが生まれるまでは!」と、慎重になりすぎていたような気がしますが、自転車はもらい事故も多いし、乗らないにこしたことはないと思います。

自分の体と赤ちゃんを守ることを第一に考えましょう

妊娠初期から後期まで、自転車に乗るということは様々なリスクを伴い、何が起こるかわからないということを心得ておく必要があります。
もちろん、何もなければそれに越したことはないですが、「自分は大丈夫!」と過信して後悔することも有り得るのです。

自転車は歩くよりも快適で移動にも便利ですし、運動のためにも良いことではありますが、やはり妊娠中は控える方が多いようです。
運動のために自転車を利用しているという方は、妊婦さんや高齢の方も自分のペースで 安全にできるウォーキングに変えるなどして、妊娠中はできるだけ自転車によるリスクから自分と赤ちゃんを守りましょう。

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