逆流性食道炎に妊婦がなるとに関する記事

逆流性食道炎に妊婦が…ストレスが原因!?症状や対策法

逆流性食道炎に妊婦が…ストレスが原因!?症状や対策法

逆流性食道炎って何?妊婦がかかりやすいって本当?妊娠後期にもつわりに良く似た体調不良に悩んでいるあなた、それは逆流性食道炎かもしれません。つわりとの違いを判断するためのポイント、逆流性食道炎の症状と対処法をまとめてみました!

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逆流性食道炎が妊婦さんに多い原因と症状・食事や薬はどうすれば‥?

妊娠するとほとんどの女性が経験するのが、胃のむかつき吐き気といったつわりの症状ですよね。その多くの場合は「つわりだからしばらくすれば治まるはず」と、特別な対処法は取りませんよね?でも、つわりに良く似た症状が表れてしまう病気も実はあるんです。それが、逆流性食道炎です。

逆流性食道炎の高齢者

逆流性食道炎は、高齢者や肥満の方に多くみられる疾患ですが、実は妊婦さんもかかりやすい病気の一つ。妊娠初期のつわりの時期を過ぎてもつわりのような症状が続く場合には、逆流性食道炎をわずらっている可能性があります。

つわりは終わったと思ったのに、また同じような症状が…、妊娠後期なのにまだ辛いつわりが続いている…という方は、逆流性食道炎を疑ってみましょう!

妊娠期間中には、逆流性食道炎とつわりの違いを把握して、正しい対処法ができるようなっていた方が、逆流性食道炎が悪化してしまう事を防げます。

妊娠中の体調不良はとっても不安なものですよね。そんな不安を少しでも解消できるよう、逆流性食道炎の予防策や、患ってしまった場合の対処法をていねいに解説していきます。

そもそも逆流性食道炎はどんな病気?原因は?市販の薬は飲んでも大丈夫?などの様々な疑問にもお答えしていきます!

逆流性食道炎とは?

一般財団法人 日本消化器病学会の学会誌に記載された「逆流性食道炎の分類と治療」によると、逆流性食道炎は、塩酸などを含む胃液が、本来流れていく方向とは逆の食道にたまってしまったことで、粘膜が胃液によって、傷つけられ、炎症を受けたり、吐き気などの体の不調を引き起してしまう病気で、その症状や、食道内の損傷具合によって、ステージ1~ステージ4に分類されるとの事です。

治療法には、重いものをもったりしないことに注意する生活指導や、一度に沢山の食べ物を摂取しない食事療法、胃酸の酸性度をさげる投薬を行う薬物治療、手術を選択するというケースもありえるそうです!

引用元:一般財団法人 日本消化器病学会の学会誌

胃液によって食道の粘膜が傷つけられ炎症を起こす逆流性食道炎は、年齢層の高い方、肥満体系の方、妊婦さんがなりやすいと言われていますが、妊婦さんはどうして、逆流性食道炎になりやすいのでしょうか?

妊婦さんが逆流性食道炎になりやすい原因

お腹の子が大きくなって胃を邪魔してしまったから

お腹が大きい妊婦さん

本来、胃の中のものを分解するために分泌される胃液は、食道には逆流しません。食道と胃をむすぶ下部食道括約筋という筋肉が、ふたの役割を担っていて、胃液が逆方向の食道に流れこもうとする際に筋肉のふたでギュっとしめてくれることで、食道に胃液は流れてはいきません。ですが、この筋肉は、食べ放題のお店でつい食べ過ぎてしまったなど、ちょっとしたことでゆるんでしまって、筋肉のふたに隙間ができてしまって、胃液が逆流してしまいます。

しかし、大食いをすることがほとんどない妊婦さんが、逆流性食道炎になってしまうのはどうしてなのでしょうか?それは、ママの子宮の中いる赤ちゃんの成長が影響を与えてしまう事もあるからです。スクスクとママのお腹の中で成長している赤ちゃんのサイズ感が、ママの胃に圧力をかけてしまって、胃液が慢性的に食道に流れこんでしまって逆流性食道炎を引きおこしてしまっているケースもあります。

妊娠期間の多く分泌されるホルモンの影響で胃の機能が低下するから

妊娠期間中の体はホルモンバランスの変化により、胃の消化機能が低下します。その結果、通常よりも胃の中のものを消化するのに時間がかかってしまって、脳からの指令が送られて、胃液の分泌量が増えていきます。胃液の分泌量が増えていきますが、胃のサイズには変わりがありません。

普段お飲みになられているペッドボトル飲料をイメージすると、理解しやすいかもしれませんが、ふたを開けている時に、中にたくさんの飲みものが入っている方が、揺らしたりしたときに、飲み口から飲み物がこぼれやすいですよね。
同じように、胃の中に胃液が多い状態であるほど、動いたりしたときに食道の方に流れやすくなってしまいます。

妊娠期間中にはストレスを抱えやすい

ストレスで胃の調子が悪い妊婦さんのイラスト

逆流性食道炎の原因の一つにストレスもあげられます。妊娠中は不安なことも多く、ホルモンバランスが変化してしまう事の影響も受けて、ストレスを感じやすくなってしまいます。ストレスが蓄積すると、体にさまざまな不調を引き起こしてしまいます。胃も例外ではなく、ストレスの影響を受けて、胃液が出すぎたり、食道と胃をむすぶ下部食道括約筋の働きが悪くなったりしてしまいます。そうなってしまうと、いつも以上に胃液が食道に流れこみやすくなってしまいます。

逆流性食道炎の症状~つわりとの違いはどう見分けるの?

逆流性食道炎の症状

胸やけする妊婦さん

逆流性食道炎はどんな症状が現れるのでしょうか?主な症状をご紹介します。

  • 胸やけ
  • 吐き気
  • 胃の痛み
  • げっぷが頻繁に出る
  • 咳が出る
  • 喉がヒリヒリ痛む
  • 喉の通りが悪くて、食べ物がすすんでいかな

逆流性食道炎の症状をご覧いただけると、妊婦さんならスグに気がつくと思いますが、つわりと似ている部分が沢山ありますよね。逆流性食道炎になってしまうと、このような症状がどれか一つ出る場合、重複して出てしまう場合もあります。

逆流性食道炎とつわりとの違いは

逆流性食道炎の妊婦さん

逆流性食道炎とつわりの症状はとても良く似ていますが、両者はやはり違うものです。逆流性食道炎は、酸っぱいげっぷが出る、食後やお腹が空いている時に症状が強く現れる、胃に含まれていた内容物がもどされるという特徴がありますが、医学の素人が症状の違いからはっきりと区別するのは難しいのも事実です。

けれども、吐き気や胸やけの原因が本当は逆流性食道炎であるのに、つわりだからいつか治まると思って治療が遅れていたら、逆流性食道炎のステージがワンランク上がってしまうかもしれません。

逆流性食道炎とつわりの違いを判断するには、症状の違いではなくて、時期の違いに注目していきましょう!

つわりには個人差がありますが、ピークとされる妊娠7~11週目を超えても症状がおさまらなかったり、ひどくなってしまうようであれば、逆流性食道炎の疑いを否定せず、病院を受診することをお勧めします。

病院では内科を受診するべきなの?

逆流性食道炎は胃に関わる病気のため、本来は胃腸科を受診するべきですが、消化器内科でもきちんと対応してもらえます。かかりつけの内科にいくことで、適切な病院を紹介してくれることもあります。どこに行こうかと迷わずに、総合病院の窓口に電話で相談するなどして、行動につなげていくましょう!

胃がムカムカする市販薬は飲んでも大丈夫?

処方薬を出す医者のイラスト

妊娠前であれば、病院へは出来るだけ行かず、胃のムカムカ程度であれば、市販薬を飲んでスッキリさせる選択をしていた女性もいらっしゃいますよね?

しかし、妊娠中は、お腹の赤ちゃんの健康を一番に考え、病院から処方されたお薬だけを飲むよう心がけましょう!安易に市販の胃薬を服用するのは危険です。辛い時には、自己判断はせず、かかりつけの病院や産科の医師に相談してみましょう。

食事などに気を付ける日常生活でも出来る対策

大切な赤ちゃんをお腹にやどしている妊娠中は、できるだけお薬の服用は避けたいもの。逆流性食道炎は、お薬を飲む以外にも、食事や生活習慣の改善で症状を緩和することができます。予防にも効果的です。次のポイントを押さえて、少しでも快適なマタニティライフを過ごしましょう。

胃に負担のかかりにくい食生活をおくる

逆流性食道炎の予防や、症状を緩和するためには、食生活の改善が重要です。消化に良い食事をこころがけ、ゆっくりよく噛んで食べることで、胃に負担のかかりにくい習慣にしましょう。

胃酸の分泌を増やす原因となる脂肪、糖分、酸性度の高い柑橘類をたくさん食べることは控え、胃の刺激となる珈琲や緑茶などのカフェイン、キムチなどの辛いものも避けた方がリスクを下げられます。また、食べ過ぎは胃に負担がかかるため、一回の食事量を少なくし、数回に分けて食べることをおすすめします。

逆流性食道炎の症状がひどい時には、ヨーグルトやおかゆなどの流れやすい食材、うどんなどを少しずつ食べるようにしましょう。妊娠中だからと無理をせず、様子を見ると症状が良くなる場合もありますよ。

牛乳などの乳製品を体に取り入れる

牛乳を飲んでいる妊婦さん

胃酸を増やす食べ物、胃に刺激を与える食べ物があるように、胃を保護してくれる食べ物もあります。それが乳製品です。特に、農畜産業振興機構によるとバターは、大阪市立環境科学研究所によるとチーズは、胃の粘膜を守る働きが指摘されております。乳製品を体に取り入れると、胃に膜が作られて、胃の負担やダメージを少なくすることが出来のですね!

妊娠中に必要なカルシウムなどの栄養素も含まれている乳製品は、逆流性食道炎の予防、改善にもおすすめの食べ物ですね。

姿勢に注意し胃液の逆流を防ぐ

正しい姿勢の女性のイラスト

逆流性食道炎にかかりやすい人の特徴として姿勢の悪さがあります。妊娠してお腹が大きくなると、どうしても前かがみになり背中が丸まってしまいます。背筋を伸ばす正しい姿勢は、胃への圧をやわらげ、胃液の逆流を防ぐことができます。

また、横になる時にも注意が必要です。特に食後は胃の中に食べ物がつまっている状態でもあって、胃酸が逆流しやすくなります。食べた後はすぐに横にならず、ソファーやクッションにもたれるような姿勢で過ごしましょう。眠る時も胃酸が逆流して苦しい場合は、シムスの姿勢を意識したり、クッションなどで上体を少し高くしてあげると良いでしょう。胃酸の逆流を抑えることができます。

お腹をガードルなどで強く締めない

お腹を圧迫すると胃液が逆流しやすくなります。お腹が大きくなってくると、腹帯やガードルで腹部を支えることもありますが、お腹を強く締め付けないように注意しましょう。特に睡眠時は、ゆったりとした服装をこころがけましょう。

ストレスをうまく発散する

読書でストレスを発散する妊婦さん

ストレスは万病のもととも言われるように、ストレスが体に蓄積しまうこと、健康な人であっても、何かしらの病気を患ってしまう事も考えられます。また、ストレスは自律神経のバランスを乱し、逆流性食道炎を引き起こす原因にもなります。特に、体の免疫機能の下がっている妊娠期間中は、ストレスがたまりやすい時期。逆流性食道炎を防ぐためにも、妊娠期間中にはカラオケに行くなり、自分なりのストレス発散法を見つけておきましょう!

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