いきみ逃しの方法を教えて!「いきみたい」ってどんな感覚?

出産では陣痛に耐えることも大変ですが、いきみを逃すことは、さらに大変なことだといわれています。
「いきみたい!」という衝動に襲われているのに、いきんではいけないとき、どのようにいきみを逃したらよいのでしょう?また、そもそも「いきみたい」とはどんな感覚なのでしょう。
出産を間近に控えた妊婦さんは、ここで紹介する先輩ママの体験談を参考に、いきみ逃しについて知っておくことが大切です。
さもないと、本番中いきんではいけないタイミングでいきんでしまって、お医者さんに「まだ、いきんじゃダメ!」と怒られてしまうかもしれませんよ。
我慢する?いきみ逃しの方法教えて下さい。テニスボールって何に使うんですか?
とにかく早く出したい!という感覚

いきみたい感覚は、便意をもよおした時の感覚にとても似ていると思いました。ひどい腹痛になった時に、今すぐトイレに行って出してしまいたい!という気持ちになりますよね。
その時の感覚にとても近かったと思います。陣痛の方が比べものにならないほど痛いのですが、今にも出そうだから早くいきんで出してしまいたい!といった感覚でした。
いきんではいけない時は、前傾姿勢を取りひたすら息をフーっと吐き続け、いきみ逃しをしました。後は、腰とお尻を夫と母にさすり続けてもらいました。
この時は四つん這いになるように、前傾姿勢をとる事がとてもラクだったように思います。いきみ逃しの際はとにかく落ち着こう!と自分自身に言い聞かせていました。
いきみ逃しをはじめてから一時間ほどたって、先生に「いきんでいいよ」と言われました。ですが私はいきむのが本当に下手で、分娩台に乗ってからかなり時間がかかってしまいました。
助産師さんにいきみ方を教えて頂くにつれて、段々とコツをつかむ事ができ、分娩台に乗ってから20回ほどいきんだ後に出産する事ができました。
顔だけいきんでしまった
母親学級で出産ビデオを見ましたが、「いきみたい」ってどんな感覚なのか全然掴めませんでした。
実際陣痛がマックスの痛みになって、赤ちゃんが出てきそうな感覚になり「これがいきみたいってことなのか」と思いました。

しかし、助産師さんに「まだいきまず逃していきましょう」と言われてしまったので、体の力を出来るだけ抜いて、ヒーフーと呼吸にのみ集中しました。
我慢するのがつらすぎて、正直心の中では「なぜ、いきんじゃダメなんだろう」と思いながら、産まれてくる赤ちゃんの顔を想像しながら耐えました。
だいたい15分ほどいきみ逃しをしたと思います。すると助産師さんが「よし!いきんでいいですよ!」と言ってくれました。
ですが、どうするものかわからず自分なりに力を入れました。すると、先生から「それは顔に力が入ってるだけですよ。しっかりいきんでください。」と言われてしまいました。
無我夢中で下に意識を集中させていきんでみると、なんとか赤ちゃんの頭が出てきてくれて、次の瞬間体も出てきてくれました。
今思い出しても痛かったなぁと思いますが、やっぱり素敵な瞬間です。
20時間もいきみ逃しっぱなし
いきみたい感覚とは言葉にすると難しいですが、何か身体に詰まっているものを一刻も早く出したい!という感じです。
いきんではいけない時は、旦那の身体をギューっと掴んだり、フーっと息を逃したりしていました。
いきんでしまうと赤ちゃんも苦しいと助産師さんに言われ、いきみ逃しの時は「赤ちゃんが苦しくならないように」「赤ちゃんが息をしやすいように」と考えていました。
私は陣痛時間が30時間だったので、いきみ逃しの時間も長く、20時間くらいは「いきんじゃダメ」と助産師さんに怒られました。
いきんでいいよと言われた時には、待ってましたーという感じで、陣痛30時間の思いをいきみに込めて、3回いきんで赤ちゃんが出てきました。
いきんでいいと言われるまでは我慢あるのみ!

二人の男の子を産みましたが、どちらも物凄い「いきみたい!」という感覚に襲われました。
言葉で表現するのは難しいですが、一番近い感覚だとトイレで大きいほうをしている時、無理やり止めると、勝手にお腹に力が入る感覚に似ていると思います。
特に、お腹を下している時は、トイレに座ったら止めるのはキツイですよね。それの何十倍もの痛みといきみたい感覚がきます。
出産時には子宮口が全開になるまでひたすら耐えます。私は、とにかく助産師さんの言うことを信じて呼吸法で逃しました。よく言われる「ヒッヒッフー」です。
この時は、とにかく早く産まれてー!としか頭にありません。一番きつくて、30分位は我慢したと思います。
助産師さんに「はい、いきんで」と言われた時は、神様の声に聞こえました。数回いきんですぐに頭が出たので、上手だと褒められました。
赤ちゃんが生まれた瞬間に痛みが消えるので、今までの苦しみは何だったんだろうと思いました。
いきみ逃しに疲れていきめませんでした
私の“いきみたい”という感覚は、「何かが出そうなのを必死の思いで我慢している」感覚でした。
いきんではいけない時、ずっと「ふ~」と声を出しながら息を吐いていました。我慢の糸が切れるといきんでしまいそうだったので、冷静に何も考えずにいきみ逃しをしていました。
「ひたすら息を吐き続けていきみを我慢する」→「いきみたい感覚がなくなると目を閉じてリラックスする」の繰り返しを12時間近く行いました。
早くいきみたいと思っていたはずなのに、いきんでもいいと許可が出た時には、体力がなくなっていて、上手くいきむことができませんでした。
おそらくいきめていなかったのでしょうね。医師が馬乗りになってお腹を押す、クリステル胎児圧出法が施されて、無事出産となりました。
ダメって言われたのについ…
私の陣痛はちょっと強めだったのですが、お医者さんや助産師さんに「産道はまだまだ開いてないから、上手にいきみを逃してね」と言われました。
度々襲ってくる陣痛の激しい痛みに、思いっきりふんばりたい気持ちになります。まるで、ずっと便秘の時に、久しぶりに激しい便意がきて、思いっきり出してしまいたい感じです。
そんな時は、ひたすら深呼吸をして、「ふー、ふー、」と荒く息を吐きながらなんとか我慢していました。
時々ガン!っと痛みが押し寄せてくる瞬間があって、その時は近くの壁をドン!と拳で殴っていました。

その痛みの波が来る度、「あー、もうダメだ」とか、「ドラマでは思いっきりいきんでる場面しか見たこと無いのに、なんで実際はいきんじゃいけないの!?」と思っていました。
そんな苦しい時間が10時間ほど続きました。陣痛室から分娩室に移動して、やっと産める!と思ったのですが、最後の最後まで「いきんでいいよ」とは言われません。
逆にいきもうとしたら、「いきむと赤ちゃんが締め付けられて苦しくなってしまうから、絶対にいきんだらダメ!」とお医者さんに怒られました。
分娩台に移って10分後、「ダメって言ってるでしょ!」とお医者さんに怒られた瞬間、赤ちゃんが産まれました。
幸い、私がいきんじゃった影響も無く、赤ちゃんは元気に産まれてきました。赤ちゃんを産んだ瞬間よりも、いきみを逃している時間が一番辛かったです。
お尻を押さえてもらってなんとか我慢
私のいきみたいっていう感覚は、簡単に言うと大きい巨大な便をしたい!っていう感覚でした。いきんではいけないと言われ、とりあえず旦那や看護師さんにお尻を押さえてもらいました。
「本当に出そう!!」「でも出たらヤバイ!!」って感じで、例えようがないくらい辛くて、早く分娩台に行きたいっていう一心でした。
破水をしてから最初は耐えられる痛みだったけど、時間が経つにつれてだんだんキツくなっていって、6時間くらいはいきみ逃しをしていたと思います。
分娩台にやっと上がって、やっと「いきんでいいですよ」と言われた時はもう陣痛で体力を使い果たしていました。
最後の踏ん張りをしないといけないのに、上手にいきむことが出来ませんでしたが、何とか5回くらいいきんでやっと産まれました。
いきみ逃しはテニスボール

「いきみたい」とは、ありきたりですが、大きめのうんちが出てくるいう感覚です。それも、出てくるのを拒めないという切羽詰った感じです。
いきみ逃しは、テニスボールをお尻に当てて、いきみに合わせてぐっと押して貰いました。
いきみがピークの時は結構な力で押して貰いました。出産後、おしりに痛みが残っていたほどです。
押してもらえない時は、陣痛逃しの椅子にテニスボールを置き、座っていました。そして、「なるべく力を抜いて、赤ちゃんが苦しくないように」と考えて、いきみを逃していました。
出産に時間がかかったので、ほぼ一日近くいきみと戦っていました。もう苦しくて辛くて、「いきんでよし」と言われた時は嬉しくて、全神経を集中していきみました。
そのせいか助産師さん、先生ともに「上手だったよ」と褒めて貰えました。
呼吸法と妄想でいきみ逃し
どうしても下腹部に力が入る、というか入れたくなる、そして何かを出したくなるのが「いきみたい」という感覚です。でも、子宮口前開にならないとゴーサインは出ません。
私は助産師さんの指導のもと、大きく深呼吸してました。一回の陣痛で5回くらいは深呼吸してましたね。
その時、「これは永遠に続く痛みじゃない」「私が感じてる痛みじゃないぞ、誰か人のお腹が痛いんだ」「私じゃない、可哀想~」と、意味不明のことをずっと念じていました。
しかし、スピーディな出産だったのでいきみを逃してた時間はわずか30分足らず。「次、いきんでみようか」と言われた時に、もういいんですか?とこちらから聞いたくらいです。
助産師さんの一言一言がちゃんと聞こえ、私的には上手にいきむことが出来ました。自分に100点満点をあげたいくらいです。
呼吸に集中した無の境地
出産の際の「いきみたい」という感覚は、簡単に言うと便を出したいという感覚に近いです。
私はいきみ逃しをした、という感覚があまりなく、陣痛の痛みがひどかったので、とにかく息をふぅ~と、細くゆっくり出す事だけに集中していました。
そうすると上手上手、と助産師さんに褒められたので、無意識にいきみ逃しをしていたように感じます。とにかく強かったので、呼吸法にだけ集中していました。
「いきんでいいですよ」と言われた時、うまくいきむことができませんでした。こんな大きいものが出るわけがないと思い、いきむと裂けてしまうのではないかと怖くなってしまったからです。
そのため実際には会陰切開を行うことになりました。いきみ逃しの時間は30秒から1分らいでした。とても安産で、先生もびっくりの短時間の出産でした。
4キロの赤ちゃんのいきみ見逃しは大変!

いきみたい感覚=ズバリ便意です。とんでもなく大きい波の便意です(笑)。分娩台の上で何度となく襲ってくる感覚で、意識しなくても勝手にいきんでしまいます。
でも、はじめのうちは、何回かに1回「いきんで~」と言われるくらいで、その他はいきみを逃さないとダメなんです。
それがなかなか辛く、フゥーーと大きく息を吐いて、力を出来るだけ逃したり、少し波が大きく時はあーーーっと、叫ぶようになったりしていました!
その最中の、頭の中は「次の波までに何か飲みたいっ!」「まだで出こないの!?」「あーーーまたきたー」「顔が痺れてきたー」など、色々な事を考えてた気がします。
それが4時間とか5時間くらい続きました。実際もっと長く感じましたが、私の陣痛から出産までが7時間程だったので、そんなもんだと思います。
息を止めて思い切りいきんでいいのはラストの4~5回です。やっとお許しがでた!と、ここぞとばかりに、それはもう思いっきりいきみました。
先生にも「お母さん上手上手!」と褒められて、4キロ超のベビーを無事に出産いたしました。
思いっきり力を入れたいー!という感覚
「いきみたい」は、私の中では「もう産まれる、出てきそう!力を入れてしまいたい!」というような感覚でした。
いきんではいけない時は呼吸法でいきみを逃しました。特に事前に練習していたわけではないですが、ふぅーっと長く息を吐くことですこしいきみ逃しができたと思います。
何か考えようとすると、いきみたい!と思ってしまうので、いきみ逃しする時は特に何も考えないようにしました。ただ、呼吸に集中していたという感じです。
2人目のときはお産のスピードが早かったので、いきみ逃しは1時間足らずだったかと思います。「いきんでいいですよ」と言われた時、上手にいきむことができたと思います。
2人目のときですが、3回くらいのいきみで産まれました。
とにかく深呼吸を心がけて

出産時、陣痛が痛くてたまらなくて叫んでいました。助産師さんには「声を出すと赤ちゃんに酸素がいかないから、深呼吸をするように息を深く吐いて」と言われました。
これがいきみ逃しのようでした。いきみたい!というようなことがなかったのですが、とにかく痛くて痛くて早く終われと思っていました。
間隔をあけてぐぅっと腰周りが痛くなるので、その時に思わずのたうちまわってしまいましたが、言われた通りに深く呼吸をすると少しだけ痛みが楽になったように感じました。
呼吸に意識を集中させると、なんとなく赤ちゃんが降りているように感じます。その時は、いつ終わるの?とそればかり考えていました。
陣痛開始が8時で分娩室に移動したのが14時半ごろでした。
歩いて移動していたので、陣痛が来るたびに立ち止まってしゃがんでしまいました。助産師さんには「力を入れないで!息を深く!」と言われました。
先生が「そろそろいいね」といった時、終わる!と思って次の陣痛で思いっきりお腹に力を入れました。何度かいきんでも出ませんでした。
逆に、陣痛が来ていないのにお腹に力を入れたら、先生にバレて怒られました。
その後、15時20分には元気な息子が生まれました。あの壮絶な痛みの中、安産だと言われましたが、未だに納得できません。