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【妊娠線とかゆみの関係】かゆくなる原因/対策方法は?

【妊娠線とかゆみの関係】かゆくなる原因/対策方法は?

妊娠線はかゆみを伴うことも多いですが、かきむしるのはNG。症状が長引く様であれば病院を受診し、適切な処置を行いましょう。

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【妊娠線とかゆみの関係】妊婦はかゆみを感じやすいってホント?

妊娠すると、全体の60~80%の人にできてしまうという妊娠線ですが、身体に赤茶けた筋が現れる前に、多くの女性が不愉快なかゆみを経験しています。
妊娠中の女性の肌はとってもデリケートなので、妊娠・出産時に特有のかゆみを「ちょっとかゆいだけ」と見逃してしまうと、妊娠線を体に作る原因になってしまいます。

とにかくかゆくてたまらないのに湿疹も出ないし、はっきりとした原因も思いつかない、妊娠中にそんなかゆみを感じたら注意が必要です。今回は妊娠線とかゆみの関係について解説していきます。

妊娠中は肌のかゆみを感じやすい

妊娠線とかゆみの関係を調べる母親

妊娠中の女性の肌がデリケートだと言われるのは、妊娠を維持して赤ちゃんを育てるために様々なホルモンが体内に分泌されて、本来のバランスを崩してしまうからです。
男性ホルモンが減少し、全体的に肌が乾燥しやすくなるので、ちょっとした刺激にも過敏に反応をしてしまうわけですね。

特に、妊娠中に大量に分泌されるエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンは、肝機能にも影響を与えていて、エストロゲンが増えると肝機能が低下して胆汁が滞りやすくなります。
妊娠線が現れるのはお腹が大きくなる6~8ヵ月頃が多いのですが、子宮が肝臓を圧迫することも手伝って滞った胆汁酸が皮膚組織に刺激を与えてかゆみが強くなるのだそうです。

また、肌に湿疹などはでないのに全身がムズムズとしたり、チクチクと刺されるようなひどい強いかゆみがある場合には、 妊娠性掻痒症という皮膚の病気である可能性もあります。
娠性掻痒症は妊娠中期から後期にかけて起きやすく、主にホルモンバランスの崩れを原因として発症するのですが、まれに重篤な病気が隠れている可能性もあるので注意が必要です。

ママは赤ちゃんの命も預かっている身です。「これぐらい大丈夫」と我慢をする必要はありません。
ひどいかゆみを薬で軽くすることもできますので、あまりにもかゆみトラブルが長引く場合には、迷わず産科のお医者さんに相談してみてくださいね。

妊娠性掻痒症に潜む怖い病気

・慢性腎不全
・肝疾患
・糖尿病
・悪性リンパ腫

そのかゆみが妊娠線を作るかも?

かゆみを我慢して生まれてくる赤ちゃんを思い浮かべる母親

エストロゲンと共に、妊娠中に問題となるのは、コルチコステロイドという副腎皮質ホルモンです。
コルチコステロイドは弾性線維を作る繊維芽細胞の増殖を抑えるホルモンとして知られていて、妊娠中はこれが増えるために女性の皮膚は薄く、硬くなってしまい、下着の締め付けなどのちょっとした刺激でかゆみを引き起こしやすくなってしまうのです。

しなやかさが失われて固くなった表皮をかきむしれば、当然その下の真皮などの伸縮性の悪い部分にダメージを与えてしまい、そこから皮膚組織が断絶してしまいます。
「妊娠線ができる前にかゆみを感じる人が多い」というのは、本当は妊娠特有のかゆみをかき壊して、妊娠線を作るリスクを大きくしているというのが正しいのですね。

私たちの皮膚はちょっと位の傷であれば自己修復をすることができますが、コルチコステロイドは皮膚の再生も抑制してしまうので、一度できた妊娠線は治癒せずに、跡になってしまいがちです。
かゆい部分をかくことは、新たな刺激として余計にかゆみを増し、妊娠線を作ってしまうことを肝に銘じて、前向きに妊娠中のかゆみ対策に取り組んでいきましょう。

かゆみ予防のためにできる6つのこと

海岸沿いを散歩する妊婦さん

妊娠線ができる前触れでもあり、妊娠線を増やしてしまう恐れのあるかゆみ。厄介な妊娠中のかゆみを予防する方法・ポイントをチェックしていきましょう。

体を清潔に保ちましょう

妊娠中は体温があがり汗をかきやすくなりますが、汗の塩分は皮膚を刺激してしまいますし、汗によるムレを放置して雑菌が繁殖すれば皮膚トラブルの原因にもなりかねません。
かゆみを防止するためにも、汗をかいたらこまめに着替えをしたり、入浴して体を清潔に保ちましょう。

熱いお湯も皮膚を刺激しますし、体温が上がることでかゆみがひどくなる場合もありますので、38~40℃くらいのお湯で、優しく洗ってくださいね。
妊娠中につける腹帯もいつも清潔にして、合わせてマタニティウェアには体を締め付けない、通気性のよい素材のものを選ぶと、汗をかいてもサラッとした快適な状態でいられます。

下着は肌に優しいものを選びましょう

敏感になった妊娠中の女性の肌は、ほんのちょっとした刺激でも過敏に反応をしてしまいます。
肌に触れるものが擦れるといったことでもかゆみが引き起こされてしまいますから、肌に直接触れる下着はできるだけ摩擦が少ない物を選びましょう。

ゴムやシャーリングなどの締め付けるものや、レースなどの飾りも肌を刺激しますし、摩擦力の大きい化学繊維を使った下着は避けた方が無難です。
シルクコットンとなどの摩擦力の少ない天然素材の、縫い目のあまりない下着を選びましょう。また、洗濯時に柔軟剤を使うと、衣類の摩擦力が抑えられるのでおススメです。

刺激の少ないボディソープを使いましょう

妊娠線のかゆみに効果があるシャンプー

身体の脂汚れをスッキリと落とすボディソープは、合成界面活性剤や防腐剤、着色料などの素材をたくさん含んでいて、肌につくとかゆみなどの刺激を引き起こす可能性が高い合成洗剤です。
妊娠する前に特に支障がなくても、妊娠により敏感になったお肌に悪影響を及ぼすことも多いので、ちょっと気を付けておきたいですね。

低刺激をうたった弱酸性のボディソープも市販されていますが、洗浄力を補うために様々な合成素材を添付していることも多いので、妊娠中の肌に負担になることは変わりがないようです。
ひどい場合には天然素材の石鹸を使うか、ボディソープを薄めてから使うといいですよ。

爪は短く整えましょう

かゆい部分をかきむしるとそれ自体が刺激になってしまうのですが、その上、爪が伸びていると皮膚の表皮組織を傷つけてひどいかゆみを招くことになります。妊娠中は爪をできるだけ短くカットし、丸く整えておきましょう。

かゆみを感じるとついつい爪でかいてしまいますが、爪で肌が傷つくとそこから雑菌が入り、化膿湿疹を作ってしまうこともあるのです。
かゆみを抑えるのには薬を使うのが一番なのですが、かゆい部分を氷水や塗れたタオルで冷やすとかゆみが軽くなる効果がありますよ。

クリームでこまめに保湿をしましょう

皮膚が乾燥すると刺激に弱くなり、再生力が低下してしまいますので、妊娠中は積極的にボディのスキンケアをしましょう。
クリームやオイルなどを使って保湿をすると、皮膚表面の水分と油分が補われてバリア機能が回復し、刺激から強い皮膚が作られるようになるのです。

水分で潤ったしなやかな皮膚には妊娠線もできにくいので、かゆみ+妊娠線予防の効果も高い方法ですね。
かゆみを予防するためにも使用するクリームは添加物の配合がない妊娠線クリームなどを選び、毎日継続してスキンケアをして、刺激に強く、美しい皮膚をゲットしてくださいね。

マッサージで柔軟な皮膚を作りましょう

健康な皮膚は、しなやかで弾力に富んでいます。かゆみなどの刺激に強い健康な皮膚を作るためにも、妊娠がわかったら早いうちから体の妊娠線ができやすい、脂肪の多い部分を中心にマッサージケアを始めましょう。

適度な刺激は皮膚の血行を促進して、皮膚の再生力を高める効果もあるんですよ。
強い力でマッサージをすると刺激が強くなってしまうので、クリームやオイルなどを使って手のひらで円をかくように、もしくは下から上へ優しくマッサージをしてみてくださいね。

ニンナナンナ 薬用マッサージクリーム

ニンナナンナ 薬用マッサージクリーム

Combi(コンビ)

価格:2,200 円 + 税

チャイルドシートの販売などでも知られるコンビがプロデュースしているマッサージクリームで、妊娠線を消すのではなくて、妊娠線を作らないしなやかな皮膚を作るという意味でおススメです。

かゆみが治まらない場合は皮膚科を受診しましょう

かゆみが止まらず皮膚科に連絡する女性

妊娠中に薬を飲むことを嫌がったり、皮膚疾患の治療医にステロイド剤を使うことをためらう人も多いのですが、かゆみがひどい場合には、皮膚科を受診して適切な治療を受けることをオススメします。

市販のかゆみ止めの説明書きをみると、「妊娠中の人・妊娠の恐れのある人は使用しないでください」という但し書きがありますよね。
かゆみを市販薬で自己治療する人が多いのですが、妊娠中は経皮吸収によって胎児に影響を与える場合もあるので自己判断は禁物です。

ひどいかゆみの治療には、症状に応じてステロイドや抗ヒスタミン剤などの塗り薬、飲み薬で治療をすることになりますが、妊娠中であることを医師に伝えればお腹の赤ちゃんにも安心なリスクの少ない薬を出してもらえるので、安心してくださいね。

症状をきちんと確かめてもらうとやはり安心感が違いますから、ひどいかゆみに悩むよりも医療のプロに相談して、妊娠中の余計な負担を軽くしておきましょう。

妊娠線のかゆみどうしてた?ママたちの体験談

疑問がたくさんある妊娠初期の妊婦

ことちゃん
23歳

A妊娠線はできなかったけれど…

妊娠しても体型に気を使っていたかったので、2ヵ月頃から市販のストレッチマーク用クリームを使っていたのですが、冬で乾燥していたのかもしれませんが7ヵ月頃からかゆみがひどくなって、いてもたってもいられないほどでした。

クリームを塗っていれば保湿効果で直るかなあと思っていたのですが、全然だめでかきむしっていました。
早いうちからクリームを使っていたからか、赤ちゃんが小さめだったせいか、幸い妊娠線はできなかったのですが、かきむしったみみず腫れのような黒っぽい跡がお腹や背中に残ってしまって、しばらくトホホでした。

かな
28歳

A我慢せず病院にいって正解

一人目の出産のときもそうだったのですが、二人目の妊娠中にかゆくてかゆくて、夜も眠れない状態で、産婦人科の先生にすすめられて皮膚科を受診しました。

ちょっと抵抗がありましたが低用量のステロイド軟膏をもらったのですが、これが驚くほど効果的!一人目の時は我慢したけどかきむしってしまい、妊娠線ができてしまったのですが、「我慢しなきゃよかった~!」と後悔してしまいました。

神経質にならずに妊娠期間を乗り越えましょう

妊娠中は体型や体質が変わってしまい、不安なことも多いもの。ひどいかゆみは集中力を奪いますし、休むヒマも奪ってしまうことで精神的に追い詰められやすいので、前向きにかゆみ対策をしていきましょう。

かゆみや妊娠線を寄せつけない美肌作りには、毎日の継続したケアが必要です。時には薬も上手に活用していけば、心に余裕も生まれますね。
何かと不自由な思いをする妊娠期間に我慢は禁物です。あまり神経質にならないようマタニティライフを楽しんでくださいね。

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