妊娠後期の体重管理に関する記事

妊娠後期の体重増加!適正な増え方の目安と減らす管理方法

妊娠後期の体重増加!適正な増え方の目安と減らす管理方法

妊娠後期の体重増加には要注意!太りすぎによる母体や赤ちゃん、出産への影響、体重管理のポイントや減らすための運動とは。

マーミーTOP  >  出産  >  妊娠後期の体重増加!適正な増え方の目安と減らす管理方法

妊娠後期の体重増加が止まらない!お腹の赤ちゃんは大丈夫?

生まれたばかりの赤ちゃん

妊娠中の体重管理を頑張ってきたのに、なぜか妊娠後期に体重が増えてしまって悩んでいる妊婦さんは多くいます。妊娠していない時のダイエットとは違い、お腹に赤ちゃんがいるからこそ妊婦さんには体重管理をシッカリとする必要があります。妊娠後期の急激な体重増加で、お腹の赤ちゃんに影響が出る可能性はあるのか不安に思う方もいるのではないでしょうか?

今回は妊娠後期の体重について、体重が増える理由や太りすぎがもたらす出産時の影響、妊娠後期でもできる体重を減らすための運動や、体重増加の目安など体重管理の方法についてお伝えします。これから妊娠後期を迎える方や、体重管理に悩んでいる方はぜひ参考になさってください。

妊娠後期に体重が増えるのはなぜ?

妊娠後期になって急に体重が増えてしまうことはよくありますが、どうして増えてしまうのでしょうか。妊娠後期に体重が増える理由を3つご紹介します。

ホルモンバランスの乱れによるイライラ

妊娠後期の体重増加は、ホルモンバランスが乱れたことでイライラし、食欲が増してしまったことが理由として考えられます。

妊娠中は赤ちゃんを育てるために、プロゲステロンというホルモンが増加します。妊娠を維持するためには必要なホルモンなのですが、ママの精神面に影響を与える可能性があります。「理由もなくイライラする」「なんとなく気分が落ち込む」といったマタニティブルーの症状が出るのはこのホルモンが増加したためなのです。

イライラした時ってついつい甘いものに手が伸びてしまいますが、甘いものを食べすぎると血糖値の急激な変化が起こって余計に不安定な気分となります。そのイライラを解消しようとして、さらに食べ続ける悪循環にはまってしまうと簡単に体重が増えてしまいますよね。

お腹が大きくなって動きにくい

妊婦さん

妊娠後期はお腹が大きくなって動きにくくなるため、そもそも太りやすい時期というのも1つの理由です。
妊娠中期まではあまりお腹が目立たなかった人でも、妊娠後期に入ると赤ちゃんが急激に成長するためお腹が目立ってきます。お腹が邪魔になって動作もゆっくりになるため、一日の消費カロリーが少なくなり太る原因となってしまうのです。

産休や里帰りでの体重増加に注意して

体重管理がうまくいっていた人でも、産休や里帰りをした途端に太ってしまうケースが良く見られます。仕事を休んだことによる運動不足や、里帰りで家事をやらなくて済むようになったことが原因でしょう。

出産に備えて脂肪を蓄えようとしている

妊娠後期は体が脂肪を蓄えやすい状態となるため、生理的な体重増加が起こることがあります。
出産は思った以上に体力を消耗するので、体が自然と脂肪や水分を蓄えて出産に備えようとするため、出産前の妊娠後期にはどうしても体重が増えやすくなります。体重増加が許容範囲内であり、病院で指導されるほど増えてなければ気にし過ぎないようにしましょう。

妊娠後期の体重増加の目安

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるイメージのイラスト

妊娠後期の体重増加の目安は1週間に500g以内とされています。妊娠後期は赤ちゃんの体がぐんと成長し、出産に備えて血液の量が増える時期なので、妊娠初期や中期に比べて体重が増加しやすい状態です。500g以内の増加であれば通常の範囲内なので問題ないでしょう。

検診のたびに目安以上の体重増加をしている妊婦さんには、体重コントロールの指導が入ることがあります。体重の増えすぎにより病気になる危険性もあるので、生活面を見直して体重が増えすぎないように気を付ける必要があります。

体重増加の目安には個人差がある

ただし、体重増加の目安は妊娠前の体重によって変わってくるため、目安以上の体重コントロールを指導されることもあります。出産に影響が出る可能性もありますので医師の指示を守ってしっかり体重管理に励みましょう。

妊娠後期の太りすぎによる出産への影響

妊娠後期に太りすぎると、出産時のリスクが高まることが分かっています。お腹が大きくなることに慣れなく、運動不足やストレス、食べつわりなどで、妊娠中に太りすぎてしまう人は沢山います。急激な体重増加により起こるリスクについてまとめました。

妊娠糖尿病

妊娠後期に太りすぎると妊娠糖尿病になる可能性が高まります。妊娠中に糖の代謝がうまくいかなくなる病気で、出産時のトラブルが起きやすくなると言われています。

妊娠糖尿病になると、早産やこれからご説明する妊娠高血圧症、羊水過多症といったリスクが高くなります。また、赤ちゃんが低血糖状態で生まれてきて、すぐ治療が必要となるケースも。出産すればママの妊娠糖尿病は治りますが、まれに本格的な糖尿病に移行することもあり、母子共に注意が必要となります。

妊娠高血圧症

妊娠後期に太りすぎることにより妊娠高血圧症を引き起こす恐れがあります。妊娠高血圧症になると、胎盤への血流が悪くなり赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼすだけでなく、出産時に脳出血を起こすなど母体が危険な状態となる可能性が高まります。

妊娠高血圧症の診断基準

妊娠高血圧症は妊婦健診での血圧や尿たんぱく、足のむくみを調べることで分かります。この病気であることが分かると管理入院となったり緊急帝王切開を行ったりする恐れがあるので、急な体重増加に気を付けて予防することが大事なのです。

難産になりやすい

元気な赤ちゃん

妊娠後期に太りすぎることで難産になりやすいことが分かっています。ママが太ると赤ちゃんが通る産道にも脂肪がつくので、赤ちゃんが通りにくくなりお産に時間がかかることがあるためです。
また、ママの血糖値が上がることで、赤ちゃんが大きくなりすぎて4000g以上の巨大児となり、お産に時間がかかってしまうケースも。このような理由から、妊娠後期に太りすぎると難産となりやすいのです。

妊娠後期に体重を減らすには?

妊娠後期の体重増加は出産時に悪影響となるため、出産に向けて体重をしっかり管理していく必要があります。とはいえ、妊娠中に無理なダイエットをするのも赤ちゃんの成長が遅れる原因となるので、食事や生活に気を付けてできるだけ体重をキープするように心がけましょう。妊娠後期の体重を上手に管理するための方法をご紹介します。

食べ過ぎに注意する

妊娠後期の体重増加を予防するには、食べる量を見直してみるのが一番です。
厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準(2015年度版)」によると、妊娠後期に必要な推定エネルギー量は妊娠していない時よりも、450キロカロリー多く摂取すべきと考えられています。普通に生活している20代から30代の女性が一日に必要なエネルギー量は約2000キロカロリーですから、妊娠後期の場合は2500キロカロリー以内に抑えると良いことになります。ここで注意したいのが極端に減らすのが良いというわけではありません!自分の身体と赤ちゃんの成長には毎日の食事は欠かせません。今まで食べ過ぎていたという人は、少し見なおしていただければと思います。

妊娠後期に入ると赤ちゃんが下がり、胃の圧迫感が取れ食欲が増すため、体重が増え気味の方は無意識に食べ過ぎているかもしれません。一日の摂取カロリーが、基準内に収まっているかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか。

家事をきっちりこなす

お腹が大きくなると動くのもおっくうになりがちですが、座ってばかりいるのも体重増加の元です。日常の家事を行うだけでも運動量は増えますので、不用品の片づけなど今のうちにやってしまうのがおすすめです。でも体調の悪い時やお腹が張る時には無理しないでくださいね。

身体を温めて血行を促す

妊娠後期には体を温め血行を良くすると、基礎代謝が上がりむくみも改善されるのでおすすめです。基礎代謝があがることで、普段の生活をおくる中で体重を減らす手伝いをしてくれます。
湯たんぽなどで体の外部から温めると気持ちもリラックスしますし、白湯を飲むと体の中から温まり手足の冷えも改善されます。たらいを使った簡単フットバスや半身浴などもオススメですよ。

運動で体を動かす

散歩中の妊婦さんのイラスト

軽い運動を行ってエネルギーを消費することで、太りすぎを予防することができます。激しい運動はもちろん無理ですが、できる範囲の運動を毎日取り入れることで体重増加を予防し、出産に向けた体力作りを行いましょう。ウォーキングは体重管理の他に股関節を動かすことで、安産を期待できるため病院でも推奨されています。決して無理はしないように、ご自身の体力・体調に合わせて、散歩から初めてみてはいかがでしょうか。

妊娠後期の妊婦さんにおすすめの運動

普通のダイエットと同様に、妊娠後期にも無理のない運動を続けることが、体重を増やさない・減らすための近道となります。お腹が大きくなってもできる、おすすめの運動を5つご紹介しますので、自分の体力に合わせて継続してみてはいかがでしょうか。

ウォーキング

妊娠後期でも手軽にできる運動と言えばウォーキングが王道ですよね。個人の体力に合わせて行えるので誰にでもおすすめできる運動です。

妊娠中のウォーキングは歩きやすい靴と動きやすい服装で、体調の良い時を選んで行うことが大事です。体重増加を気にしすぎて歩きすぎるのもお腹が張る原因となりますので、気分転換を兼ねて無理のないペースで歩くよう心がけましょう。

ウォーキング時には母子手帳も携帯して

ウォーキングの際にはタオルや水などの他に、携帯電話と母子手帳、保険証も一緒に持っていくと万が一の場合でも安心です。

スクワット

足腰を鍛えるスクワットは、出産時の筋力作りにも最適なトレーニング法です。昔の人は布団の上げ下ろしや雑巾がけなど、日常生活を行うだけでも筋トレができていましたが、便利になった現代ではなかなかそうもいかないですよね。スクワットは安産につながる運動なので、毎日少しずつ取り組んでみると良いですよ。

スクワットを行う際の注意点

お腹が大きい状態でのスクワットはバランスを崩しがちなので、手すりや椅子などに掴まりながらスクワットを行うと安全です。

ラジオ体操

ラジオ体操はどんな人でも行うことができ、全身を効率よく動かすことができる優れた運動です。動きによってはお腹が邪魔になってやりにくい体操もありますので、できる範囲で行ってくださいね。

マタニティヨガ

ヨガをしている妊婦さん

妊婦さんの体と心を整える運動として最適なのがマタニティヨガです。書店に行けばDVD付きマタニティヨガの本がたくさん売られているので、自宅で手軽に行うこともできますし、ヨガ教室に通って正しいフォームを指導してもらうのも効果的です。

踏み台昇降

台を上り下りする踏み台昇降も手軽にできる運動としておすすめです。ホームセンターなどでも踏み台昇降用の台が売られていますし、雑誌を組み合わせて自分に合った高さの踏み台を作ってみるのも良いでしょう。

踏み台昇降を行う時の注意点

妊娠後期はお腹が大きくなっているので足元が見えづらくなっています。踏み台昇降を行う際には足を踏み外さないよう十分注意して行ってください。

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ