旦那のうつ症状と妻の対応に関する記事

旦那はうつ病かも…誰に相談?仕事は?適切な接し方や対応

旦那はうつ病かも…誰に相談?仕事は?適切な接し方や対応

「旦那はうつ病なの!?」と心配なアナタ。旦那の心の負担を減らすために、妻としてできることって一体何なのでしょう?

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旦那はうつ病かも…誰に相談すればいい?仕事や接し方などの対応

「最近旦那に元気がない…」と感じると、妻としては心配になりますよね。近年さまざまなストレスからうつ病を発症する人が増え、男性のうつ病患者数は女性のおよそ2倍。男性は女性ほどおしゃべりではありませんし、トラブルが起きても妻に悩みを相談できない人が多いため、ギリギリまでストレスを抱え込んで体調を悪くしてしまうことが多いんです。

今回は「あれ、旦那ってもしかしてうつ病?」との心配が頭をよぎった時の対応や、まわりへの相談の仕方、家庭でうつ病を悪化させないための対処方法などについてご紹介していきます。

旦那はうつ病?12のうつ症状

うつ病とは、生活環境やストレスなどが原因で気分が落ち込んでしまったり、何もやる気が起きなかったりといった苦しい状態が2週間以上も続く病気で、原因はストレスだけでなく、何らかの要因によって脳内の神経伝達物質の働きが悪くなることでも起こると考えられています。うつ病の症状や程度は人によって違いが大きく、さまざまな心身の不調を引き起こします。

うつ病は誰にでもかかるリスクのある、治りにくい深刻な病気。男性の場合は特に、症状が進行すると自ら自分の人生を終わらせるような危険な行動に走りやすい傾向がありますので、次のような兆候が現れたらうつ病を疑って、早めに対処をしていきましょうね。

ぼんやりとしていることが多い

ぼんやりする旦那さん

以前は活動的で家庭内での会話が多かった旦那さんに、「会話が長続きしない」「急に黙り込んでしまう」などの様子が見られる場合には、旦那のうつ症状かもしれません。仮にうつ病ではなかったとしても、何かトラブルを抱えている証拠です。

心にわだかまりがあって会話が楽しめず、コミュニケーションに集中することができない状態ですので、無理に返事を求めるのではなく、そっとしておいてあげる方がよいでしょう。

わけもなくイライラしている

気分の落ち込みとは逆に、「常にイライラしている」「怒りっぽくなった」「突然怒り出すようになった」という様子も男性によくあるうつ症状です。

心の中に何らかのストレスをため込んで追い詰められている人は、自分を守ろうと攻撃的な態度に出やすい傾向があり、否定的な考え方をし、気持ちが不安定になり易いのです。「窮鼠猫を噛む」ですね。あまり逆らわずやり過ごした方がよいでしょう。

優柔不断になる

これまで家族旅行の計画をテキパキと決めたり、車や住宅などの大きな買い物の判断を自信満々に処理したりしていた旦那さんがうつになると、急に優柔不断になって食事の内容も決められないなど、決断力、判断力が鈍くなるといった症状がみられることが多いです。

プレッシャーなどで自分に自信を失っている証拠ですので、心が疲れている時は夫に大きな決断を迫らず、妻としてサポートをしてあげましょう。

お酒の量や頻度が増えた

晩酌の焼酎

男性は気分が落ち込んだり、嫌なことがあったりすると、お酒に逃げる傾向があります。うつ病になると、ストレスや不安から逃げるようにお酒の量や回数が増えて、アルコールに依存する人が多いです。

アルコールは正常な思考力を奪い、常用していると依存症になる危険性もありますので、妻が注意して酒量をコントロールしてあげる必要があります。

体調不良を訴えることが多い

うつになると自律神経系の働きが悪くなり、次のような身体の不調を訴えることが多くなります。

  • 頭痛
  • 腹痛
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 吐き気

うつ病の場合、これらの症状への苦痛で内科や整形外科などの病院へ行っても、診察や検査では異常が見られないため原因が特定できず、処方された薬も効かず、「不定愁訴(ふていしゅうそ)」「年齢によるもの」などと言われ、体調不良が長引くことがよくあります。

身体の機能ではなく心にトラブルを抱えて症状が出ている場合は、一度心療内科や精神科の受診をすすめてみるといいでしょう。

寝つきが悪い/朝起きられない

寝れない旦那さんのイラスト

うつになると、わけもなく神経がたかぶって夜眠れなくなり、「布団の中で何度も寝返りを打つ」「頻繁にトイレに行く」などの様子が多く見られます。その逆に、「朝起きることができない」などの疲労感や倦怠感が起きることも多いです。

睡眠不足や睡眠リズムの乱れは、自律神経の働きを乱して症状を悪化させる傾向がありますので、注意深く旦那さんの様子を観察し、うつ症状が他にないかチェックしましょう。

趣味に対する興味を失う

これまで楽しく打ち込んでいた趣味やスポーツ、心待ちにして定期購読していた雑誌やテレビ番組などがあった旦那さんの場合、「急に興味を失った」「何をしても楽しくなさそう」という様子が見られたら、心に思うことがあって興味のある物に打ち込む余裕がない程のストレスでうつ症状を起こしている可能性があります。

無理に強要しても心から楽しめないのでは結局負担になってしまいますので、そうっとしておいて、夫の心に余裕ができるのを待ってあげましょう。

仕事のミスが増える

うつ病はバリバリと仕事をこなす働き盛りの男性にも多い疾患ですが、うつが進行すると仕事に打ち込む気力が維持できず、「目に見えて仕事の効率が低下」「ミスが増える」などの症状が表れます。

何度か仕事のミスを繰り返すと、それまで培ってきた自信を失ってしまい、さらに重大なミスを招くなどの悪循環にハマってしまいやすいので、様子を見ながら仕事を休み、気力を回復させることをすすめてみましょう。

食欲がでない

食欲が無い旦那さんのイラスト

食欲は、生物が自分の身体を生かすための強い欲求ですが、うつ病になるとそういった生物的な欲求が働かなくなります。「食事量が目に見えて減る」「それまで好物だったものにも箸をつけなくなる」などの症状が見られるようであれば、うつ病が進行している証拠です。

無理に食べさせることも本人にとっては負担になってしまうので、消化が良く本人が食べやすい物を、できるだけ栄養バランスよく用意してあげるといいでしょう。

10表情がなくなる

うつ病になると、自分の心を不安やプレッシャーから守るために、周りの人へ配慮をする余裕が失われてしまいます。そのため、だんだんと表情が失われて無表情になり、妻や子供に対する態度もガラリと変わってしまうのですが、本質が変わってしまったわけではありません。

うつ病に苦しんでいるのはその本人で、症状が良くなれば余裕が出て元の状態に戻ることはできますので、夫を追い詰めずに様子を見守っていきましょう。

11職場の遅刻や欠勤が増える

ベッドの上に置いてある目覚まし時計

うつ病になると、それまで熱心に打ち込んでいた仕事への情熱が失われ、職場へ行くことが苦痛になり、欠勤や遅刻が増えるようになります。自暴自棄な考え方をしやすくなり、きちんと会社に断りを入れて休暇を申し入れるべきなのに手順を踏まず、無断欠勤したり、大幅な遅刻をしたりするケースも多いです。

旦那さんのうつ状態の程度によっては、必要に応じて夫の職場と情報共有をしていく必要もあります。

12ネガティブな発言が多くなる

うつ病になると、次のような症状がみられることがよくあります。

  • 無力感
  • 無気力
  • 強い疲労感や倦怠感

こういった状態が続くと、心や考え方もネガティブになってしまい、「もうダメだ」「俺は役立たずだ」などとネガティブな発言が夫に多くなる傾向があるため、注意が必要です。

社会人として、夫として、父親としての自信を失い、役目を簡単に放棄しようとするなどの自暴自棄な行動も多くなりますので、目を離さないように心掛けましょう。

旦那のうつは誰に相談すればいい?相談窓口

相談をしている旦那さんのイラスト

これまで元気でいつも自分や家族を支え守ってくれた夫が、目に見えて憔悴し、家族の存在も拒否するようになる「旦那のうつ」とは、妻にとってとても辛いものです。実家の両親や義両親など、相談できる相手が身近にいればいいのですが、相談が難い環境であれば次のような施設でも、親身になって相談に乗ってもらえるので、妻も周りのサポートを受けていきましょう。

  • 都道府県精神保健福祉センター
  • 全国の保健所

最近は、電話やネットでプライバシーを気にせずに相談できる機関もありますので、妻であるあなた自身も夫のうつ病への不安や負担を抱え込まないように心掛けて下さいね。

電話による相談窓口

注1,2

夫にうつ病の疑いがある場合は休養をとるとともに、職場に相談して環境を変えたり、専門医のカウンセリングによる面接療法、投薬治療をうけたりすることで、スムーズな回復を促すことが大切です。本人のためにもなりますので、精神科や心療内科などの専門医の受診も促していきましょう。

旦那がうつ病に…仕事は?先輩主婦の体験談

「ある日突然、旦那がうつ病になってしまった…」そんなとき、あなたはどうしますか?
これはなかなか難しい問題ですよね。誰かに相談をしてもいいのか、病院へは行かなくてはいけないのかなど、考えなくてはいけないことも多く、不安も大きいのですが、あなたが夫を頼りにするように、旦那さまにとって頼りになるのはあなただけです。

実際の体験談を通して、妻として何ができるのかを一緒に考えていきましょう。

たこぽん
41歳

旦那がうつ病になりました

お弁当を食べている旦那さんのイラスト

旦那は全国に支社のある企業に勤めています。これまで大きな転勤等はなく、仕事も育児も熱心な良い旦那だったのですが、昨年人事異動で職場が変わったことで、うつ病になってしまいました。

旦那はいつもお弁当を持っていくのですが、食べ残しが多くなり、「あれ、変だな?」と思っていのですが、旦那がだんだんと元気がなくなってしまい、「仕事に行きたくない」といい始めたので、うつ病ではないかと考えて近くの心療内科の受診をすすめました。

夫は初めのうち「病院は嫌だ」といっていたのですが、3歳と1歳の子供のことも考え、前向きに治療を考えてくれたようです。最初の日は私も病院に一緒に行きましたが、職場のストレスからくるうつ病で、3ヵ月程度仕事を休むように診断を受けました。原因は職場の上司との相性が悪く、パワハラまがいの扱いがあったようなのです。

仕事を休むことにも夫は抵抗があったようなのですが、お医者さんから「休んだ方が回復は早いですよ」と説得されて、職場に診断書を出しました。夫の上司はもともとパワハラで問題のある人物だったらしく、会社の総務課の方で充分な治療を受けるように取り計らってくれ、その後夫は病院に通って投薬治療を受けながら仕事を休み、身体の治療を優先させることができました。

職場環境については、「うつ病の場合は職場を変えない方が良い。上司は会社として処罰をするので、同じ職場に戻ってほしい」と会社側からいわれたのですが、夫は最終的に全く違う課への異動を希望し、3ヵ月後に復職して元気に通うようになりました。

幸い病院での治療は6ヶ月くらいで終了したのですが、夫曰く「それでも不安はつきまとう」ということで、市販のうつ病に効く漢方薬は常用しています。私もびっくりしましたが、早めに病院に行ってくれてよかったと思います。

みよ
35歳

妊娠中に旦那がうつ病に…

3年前、長男がお腹にいる妊娠中に、夫が職場のストレスからうつ病になりました。当時、私もまだ働いていて、初めのうちは夫に愚痴られても「そんなのよくあることだよ」なんて軽く励ましていたのですが、そうこうするうちにだんだん夫が無口になって、食事もしなくなってしまい、80キロだった体重も70キロに激減してしまいました。

妊娠6ヶ月で私の定期検診に行った時、総合病院だったため付き添いの旦那を誘ってそのまま内科を受診してもらい、栄養状態が極端に悪いと診断されてそのまま入院、そして精神科で治療をすることになりました。

夫の方は仕事をしばらく休んで復職しましたが、職場のほうの迷惑そうな感じが嫌だったらしく、長男が生まれてすぐに退職してしまいました。今では何とか新しい仕事を見つけて頑張ってます。

とも美
43歳

長男の受験合格日に、旦那にウツを告白されました

我が家は現在高2の長男、中2の次男がいる4人家族です。長男の高校受験は私にとっても母親としての初めての受験で、長男が精神的に不安定になっていたこともあり、精神的にかなり疲れましたが、辛い1年間がようやく終わった合格発表の日に旦那に「会社を辞めたい…」と告白されました。

私自身、とても疲れていたのでどう受け止めていいのか分かりませんでしたが、疲れていたため怒る元気もなく、「どうしたの?」と逆に穏やかに話しを聞くことができました。旦那は職場でよく表彰されるほど、仕事ぶりを高く評価されている人ですが、話しを聞くと、今の仕事の内容が嫌らしく次第に会社に行く元気もなくなってきたそうです。確かに最近の様子は全く元気がなく、怒りっぽくて嫌だったのですが、息子の受験が原因だと決めつけていました。

翌日心療内科を予約し、後日旦那と共に私も受診しました。2人共うつ病と診断され、薬を処方されました。旦那は診断書と退職届を会社に提出。すると職場から「異動させるからやめないでくれ」と言われました。3週間会社を休み、その間私のストレスはかなりのものでしたが、友人に電話してストレスを解消するようにしていました。

程なくして旦那は希望の部署に異動になり、嘘のように元気になりました。

よう
44歳

大殺界と旦那のうつ

病院で医者と話している旦那さんのイラスト

旦那は大殺界の年にうつになり、「会社を辞めたい」「精神科を受診したい」と言ってきました。私たちの住むエリアは平均給料がとても低く、旦那の職場は地元で有名なバス会社に学校を卒業してすぐ就職し、以来同じ職場で20年以上勤務していますが、結婚してその土地に移り住んだ私より給料が低く、2人共フルタイムで働かないと子供達2人に充分な教育や住環境を与えてあげられない程です。

以前から長男に小児麻痺があり、旦那に転職をお願いしていたのですが一向に仕事を探そうとしません。仕方なく私がめぼしい職場を探し、面接を受けてもらったのですが、ちっとも受かりません。

知り合いの旦那さんがうつ病になった時に、病院で処方された薬を飲んでどんどん病んでいった話しを聞いたことがあったので、私は病院で薬をもらうのに抵抗があり、思い切って家族でハワイ旅行に行くことにしました。子供のために積み立てたお金を使ってしまったのですが、旦那には休息が必要だと思ったのです。

旦那はハワイに行ったらウツが嘘のように元気になり、無事帰ってくることができました。旦那にとって初めての海外旅行だったんです。以来、つらそうなときには「また旅行に行こうね」と勇気づけています。

旦那がうつ病になった時の接し方

もし旦那さんがうつ病になってしまった時、妻としてはどんな接し方をすればいいのでしょうか?うつ病の患者に関してはいろいろネガティブなイメージが浸透していて、どんな接し方をしていいのかわからず、夫婦関係がギクシャクしてしまうことも良くあります。

特別な接し方が必要なわけではありませんが、病気になって一番不安を感じている夫の感情や気持ちを考えずに接することは、やはり好ましくありません。身近な家族がうつ病になった場合の接し方についてポイントをまとめてみましたので、参考にしてみて下さいね。

うつ病の正しい知識を得て理解に努めましょう

日差しが入ってくるリビング

「うつ病」と聞くと、腫れものにでも触るように接してしまいがちですが、それは病気のことを良く知らないことからくることです。病気の発症のメカニズムや治療方法などに関する正しい知識を積極的に学んで、夫の言動を理解し、前向きに受け入れることを考えていきましょう。

最近はうつ病にかかる人も多く、うつ病を患った本人のブログなども数多くありますので、実際にうつ病にかかった人の体験談を知っておくことも、夫を理解するための良い手段になりますよ。

夫が安心できる場所を作りましょう

うつ病であることを自覚した時、夫はそれまでの世界から居場所を奪われたような不安や、喪失感を抱えてしまいがちです。気持ちが不安定な状態の時には、本人が安心できる場所でリラッスクして休養をとることが、一番の薬。

病気のことを気にして責め立てるのではなく、夫か家庭でゆっくりと休養をとることができるよう、妻が環境を整えてあげましょう。

夫の話に耳を傾けましょう

うつ病は原因がストレスの場合、本人が心の中で抱えている不安やトラブルを誰かに話し、客観的にとらえられるようになるとスムーズに改善しやすい傾向があります。無理やり話をさせるのは好ましくありませんが、夫が話をするときは耳を傾け、話し相手になってあげましょう。

このとき、自分の意見を主張するのはいけません。夫は意見を求めているのではなく、自分の気持ちに寄り添って同調してくれることを求めているだけです。

夫は自分の気持ちに「そうなの。部長がイラつくのね。」などとうなずきやアイコンタクトを取り入れながら、同意してもらえることで、自分の気づかなかった気持ちに気づけたり、心を整理できたりして、自分の状況を客観的にとらえやすくなります。充分に夫の話を聞いてあげて下さいね。

夫婦で治療に取り組みましょう

病院に通う夫婦のイラスト

うつ病の治療は本人だけの問題ではなく、本人を支える家族が前向きに治療に取り組むかどうかが、本人の回復の重要なポイントだといわれています。夫がどのような病気を抱えていて、どのような病状かを知っておくことは、夫を支えるために非常に貴重な情報になります。

毎回とはいいませんが、時には夫と一緒に病院へ通って、夫婦で積極的に治療に取り組むことを考えていきましょう。また、あなた自身がつらくなってしまう時は、あなたも一緒に病院に通ってサポートしてもらうことがおすすめです。

旦那のうつ症状に疲れた…離婚して後悔する前にすべき対応

長い間連れ添った夫が、うつ病になってしまったら時、妻が受ける衝撃や不安は計り知れるものではありません。ですが、安心してください。うつ病は決して治らない病気ではありません

きちんと体と心のケアをすれば、また元の元気で頼りがいのある夫を取り戻すことはできますので、離婚などの悲観的なことを考える前に、夫婦として一緒に支え合う方法を考えていきましょう。

食事を見直しましょう

料理をしている女性

「うつ病=ストレス」と考える人が多いのですが、うつ病患者の中には、特にストレスと思われる事が起こったわけでもないのに、うつ症状を発症する人もいます。うつ病は脳からの命令を届ける神経伝達物質の働きが悪くなることが関係していることが分かっていて、食事により神経伝達物質の元となる栄養素などを摂取することで、うつ症状が改善することがあります。

こちらでご紹介する抗うつ作用のある食べ物を、毎日の食卓に積極的に摂り入れて、栄養面で夫のウツをサポートしてあげましょう。うつ病になると食が細くなりがちですので、効率よく摂取できるように工夫してくださいね。

抗うつ作用のある食品

  • 肉類
  • 牛乳やチーズなどの乳製品
  • 大豆や豆腐、納豆などの大豆製品
  • マグロやイワシ、カツオなどの魚介類
  • えごま油、亜麻仁油   など

充分な休息を取らせましょう

うつ病になっても「まだ頑張れる」と無理をしてしまう男性は多いのですが、うつ病は心も体も疲れた状態です。出来る限り仕事を休んで心身ともにリラックスをした方が、悪化せず回復が早いです。眠れなくなってしまった夫が少しでもリラックできるように、アロマの香りを利用したり、お風呂に入浴剤を入れたりしてもよいですね。努めて休むように、夫に働きかけていきましょう。

原因探しはやめましょう

家族がうつ病になると「なぜ病気になってしまったの?」などと原因を知りたくなるものですが、これは解決にはなりません。うつ病の改善には心身の緊張を解き、通常の状態に戻していくことが先決。本人の心の負担になる原因を周囲が執拗に考えさせるのではなく、夫がリラックスできる環境を作り、夫自ら話した時に話しを聞くことを心がけましょう。

夫が治療を受けることをサポートしましょう

大量の薬

男性はプライドが高く、心因性の病気であることを受け入れることが難しい人も多いです。そういった人は病院へはいくもののきちんと薬を飲まないことも多いので、妻がそれとなく声をかけて医師の指導に従えるようにサポートしましょう。

また、薬を飲むと車の運転ができないことや、飲むことで体調を悪化させることもありますので、そのような場合はすぐ医師に伝えることが大切です。うつは「心の風邪」と言われため誤解している人が多いのですが、休養と投薬のみでは解決できません。環境を変えたり、原因をとり除いたり、カウンセリングや精神療法を用いて本人の行動や思考パターンを見直さないと、再発してしまうこと多いのです。

「病院では薬を処方されるだけで精神療法やカウンセリングなども全くなく、薬だけがどんどん強くなる」など、明らかにおかしいと感じた場合は、転院を検討することも必要です。セカンドオピニオンを聞きに行くなど、夫に合う病院選びをサポートすることも大切です。

励まずことはやめましょう

うつ病で心が折れてしまった人に対して、「頑張れ」や「大丈夫」はあまり好ましくありません。頑張ってもどうにもならないからこそ病気で苦しんでいる状態なので、無責任に励ましたり、発破をかけたりして、逆に夫に強いストレスを与えてしまわないように言動には十分注意をしましょう。

特別なおもてなしはやめましょう

家でゆっくりする旦那さんのイラスト

少しでも元気をだしてもらいたいと思うと「気分転換に旅行にでも」とか、「休職期間を利用して趣味でも持ったら」とか、何が特別なことをしてあげようと思ってしまう人が多いのですが、心身が回復していない状態で家族に気を使われると、負担が増えて症状を悪化させてしまうリスクがあります。

ストレスとは決して悪いことだけでなく、結婚、転職、職場の異動、引越し、旅行など、日常の慣れ親しんだ行動や環境を変えたり脅かされたりすることで感じることが多いのです。病気の時はつかず、離れず、口を出さずに、本人の好きなように過ごさせてあげましょう。

大きな決断は先延ばしにしましょう

夫は家族の頼れる大黒柱ですが、うつ病のときは判断力が落ちていて、これまでのようにリーダーシップをとることが難しい状態です。大きな買い物などの決断は夫だけにゆだねず、できるものは先送りにして回避していきましょう。

夫が転職したいと言いだしても正しい選択ができるか分かりません。まずは通院させて、職場に連絡し、休養をとり、暫くは現状を維持させて、うつ症状が落ち着くまでは本人にとってダメージとなる大きな環境変化が起きないように妻が働きかけましょう。

ただし、「転職はダメ」と頭ごなしに否定するのではなく、「転職したいのね。まずはゆっくり休んで治療して、少し元気になったら一緒に考えよう」と、本人の意見に同意しつつ先送りにしましょう。

旦那の言動は常に心に留めましょう

うつ病の症状がひどくなると、辛さを妻や家族にも相談することができなくなり、自分を「いらない奴だ」と考えてしまうという思考や行動パターンが、働き盛りの男性に多いウツの特徴の一つです。1時間前までリビングにいた夫が突然行方不明なったというケースも多いので、旦那の言動に普段と違う変化がないか日頃からチェックしておく習慣をつけ、外出先は必ず把握することを心がけましょう。

積極的に外出に誘いましょう

一緒に外出する夫婦のイラスト

うつ病になり仕事を休むようになると、自宅に引きこもりがちになりますが、光を浴びない生活を続けると気が滅入りメンタル的に不安定になります。日の光を浴びることは精神を安定させるホルモン、セトロニンの分泌を促す効果がありますので、できるだけ室内を明るくしたり、外出して太陽の光を浴びたりする機会を作って、症状の改善をサポートしましょう。

10適度な運動に誘いだしましょう

うつ病で自宅療養をしていると、どうしても運動不足になりがちですが、近年、運動により延髄(えんずい)という脳からの指令を伝達する時に通過する場所の構造が変わり、ストレスの感受性が鈍ることが分かってきました。

軽く息があがる程度の運動を一日30分週3日行うことで、延髄の構造が変わり、脳からのストレス信号を受け取る量が減ります。すると、延髄を通過してストレスホルモンを分泌する副腎に脳からの命令が伝わる段階では、量がさらに減っているため、副腎が分泌するストレスホルモンの量も減るというメカニズムです。

この方法は、ストレス対策としてアメリカ心理学会が推奨する方法ですので、まずは夫婦でのお散歩から誘い、ウォーキングやジョギングなどの運動を習慣にさせるように働きかけていきましょう。

夫婦で一緒に旦那のうつ病を乗り越えましょう

病気は突然やってくるといいますが、うつ病は長い時間をかけてゆっくりと進行する病気で、旦那さまの普段の何気ない一言や行動には、うつ病のサインが出ているかもしれません。そういったサインを見逃さないことが肝心ですよ。

夫がうつ病になること、自宅で治療をしながら生活することは、家族にとって大変なことですが、夫婦の絆を見直してみる良いチャンスでもあります。この後長く一緒に生活をするためにも、夫婦で支え合って病気に取り組んで、乗り越えていけるといいですね。

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