子供が車酔いする原因と対策に関する記事

子供の車酔いは何歳から始まるの?9つの乗り物酔い対策

子供の車酔いは何歳から始まるの?9つの乗り物酔い対策

子供は車酔いしやすくドライブなどの家族でのレジャーに限らず、学校行事でバスに乗ることもあり「なんとかしてあげたい」と思うシーンも。車酔いのメカニズムや家でできる乗り物に酔いにくくなる方法や気分を改善しやすくする方法を紹介。

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子供の車酔いは何歳くらいから始まるの?改善しやすくなる方法を知ろう

夏休みなどのレジャーの季節が近づくと、ドライブなどの機会が増えてきますね。楽しい家族ドライブに出かけたときに、子供が車酔いをして困ったという経験はないですか?子供は一度車酔いを経験すると、車でのお出かけが苦手になってしまう傾向がありますので、できるだけつらい経験はさせないように心掛けたいですね。

乗り物酔いを防ぐ酔い止めもありますが、子供の場合は何歳から飲ませてよいのか、意外に不安に思っているママ達は多いようです。

今回は子供の車酔いの症状や原因などを解説しながら、車酔いを減らし体調不良を改善する方法などについて詳しくご紹介していきます。

子供は何歳から車酔いをするの?

車酔い

車酔いとは、車での移動中に具合が悪くなったり、吐き気を催してしまったりする症状をいいます。車酔いする子は車に乗った時だけでなく、列車や船、飛行機に乗っても車酔いと同じような乗り物酔いをしますので気をつけましょうね。

車酔いは年齢にかかわらず起きますが、赤ちゃんは言葉がしゃべれないので、車に寄ったかどうかを親が認知することができませんよね。車酔いの症状は年齢によっても差がありますが、1才前後の乳幼児はバランス感覚が未熟なため、それほど車酔いの症状は悪化しないことが多いです。ただし、車に移動中の赤ちゃんに次のような様子が見られたら、車酔いを疑って、少し休憩をとらせてあげましょう。

  • 急におとなしくなる
  • 急に機嫌が悪くなる
  • 顔色が悪くなる
  • ぐったりとする

言葉や情緒が発達してくる3~5歳頃になると、車酔いを訴える子供が増えてきます。3歳以上の幼児の場合は、次のような症状が見られます。

  • あくびが頻繁にする
  • めまいを訴える
  • 胸がムカついて、じっとしていられない
  • 吐き気や嘔吐
  • 顔色が悪くなる
  • 冷や汗がでる
  • 頭痛

子供が車酔いを繰り返すと親も心配してお出かけを楽しめませんが、年齢を重ねて三半規管がこういった刺激に慣れてくれば、自然と車酔いの症状は改善していくことが多いので、子供に無理をさせないように心掛けつつ、気長に子供の成長を見守っていきましょう。

子供はなぜ車酔いをするの?

車酔いとは、車の揺れや加速・減速のスピードに体がついていけず、その結果起きる一種の自律神経が失調した状態です。体の各機能のコントロールが一時的にできなくなり、「うぇぇ…気持ちが悪い」という状態になってしまうわけですが、心配はいりません。原因が取り除かれれば、自律神経は速やかに回復し車酔いも治まっていきます。

子供が車酔いを起こす原因としては、次のようなさまざまなものが、複雑に絡み合って引き起こされています。

1三半規管への刺激

私たちの身体は、姿勢の変化や加わる力を内耳の中にある三半規管への刺激で感じていて、目をつぶっていても自分が置かれている状況をリアルに感じることができます。それと同時に、視覚や筋肉などにかかる力などでも同様の情報を感じ取っているわけですが、車に乗った時に感じる三半規管への刺激があまりにも急激なため、三半規管と目や筋肉などで感じる刺激にズレが生じ、身体がついていけなくなってしまうのです。

三半規管への刺激は車酔いの大きな原因ですので、子供が車酔いをする場合には山道などの揺れの多い道や行程を避け、急加速・急減速をしないようにアクセルの使い方を控えて運転をしてあげましょうね。

2目や臭いの刺激

スマホでゲームを見る少年

車の中で本を読んだり、ゲームをしたりしていると、目は体が止まっている刺激を、三半規管は体が動いている刺激をそれぞれキャッチしてしまいます。すると、双方の刺激の差で酔って気持ちが悪くなってしまうのです。

また、車で使われている材質や芳香剤、タバコの臭いなどの強い香りが刺激となってしまい、具合の悪さを訴える子供も多いです。

3精神的な不安

車酔いの原因一番厄介なのが、緊張や精神的な不安ですね。子供は一度車に乗って具合が悪くなると、「また具合が悪くなるかも…」という不安を抱え込んでしまいます。そうすると車の揺れを体が過敏に感じ取ってしまい、無意識に車に酔いやすい状況に自分を追い込んでしまうのです。

子供の車酔いや乗り物酔いを減らそう!家庭でできる9つの対策

このほかにも、子供は大人が「えっ!?こんなことで」と思うような些細なことで、車酔いを引き起こします。子供は表現力や経験値が足りないために、何が原因で気分が悪いのかを大人に伝えることができませんので、大人が車酔いの原因をよく理解し、車酔いを防ぎましょう。

1前日は早く寝かせる

お化けの時間

睡眠不足など身体や脳が疲れているときは、自律神経の働きも鈍くなり、車に酔いやすくなります。レジャー前、はしゃいでしまう気持ちはわかりますが、お出かけする前日は子供をあまり興奮させず、早めに布団に入らせてしっかり睡眠をとらせましょう。

2空腹や満腹状態にしない

腹八分目

お腹が空き過ぎていると臭いに敏感になってしまったり、三半規管の刺激を過敏に受け取ってしまったりするため、車酔いしやすくなります。
また、逆に満腹の状態だと車が揺れる刺激で胃腸が刺激されて、吐き気を催してしまうので、空腹時や食事直後のドライブは見合わせましょうね。

3車内で本やテレビ、ゲームを見せない

車の中で本やテレビ、ゲームなどに熱中していると、視覚情報と三半規管で感じる体の動きとの刺激にギャップが生まれ、車に酔いやすくなってしまいます。車酔いを防ぐためには、できるだけ自分が移動していることが分かるよう、車の外の景色を見た方は良いので、子供が車酔いを訴えた時はできるだけ窓の外を眺めるように指導してあげましょう。

4車内の強い匂いに注意!

コーヒーカップ

車の中の強い匂いは、よい匂いでも悪い臭いでも車酔いを引き起こす要因となります。車に酔いやすい子供を長時間車に乗せる場合には、強い香りの芳香剤は控えた方が無難。コーヒーやお菓子、ガムなどの匂いが気になる子もいますので、十分配慮して適度に窓を開け、空気を入れ変えましょう。

5ゆるめの服装にする

半ズボンと半袖を着てる男の子

首を絞めつけるような服やベルト、ピッタリとした圧迫感のある服は、息苦しさを引き起こして車酔いを悪化させてしまいます。長時間ドライブをするときは、できるだけゆったりした動きやすい服を子供に着せましょう。靴や靴下が体を締め付けて気になってしまうことも多いので、スリッパを用意してあげるのがおススメです。

6車内では音楽やゲームで楽しく過ごす

楽しい雰囲気は、車酔いのつらさを紛らわしてくれます。長時間のドライブの時には子供の好きな音楽をダウンロードしておいたり、しりとりゲームなどをしたりしながら、楽しい雰囲気を演出しましょうね。車の左右に分かれて、道すがら自動販売機の数を数えて到着地で数を競うなんてゲームも、遠くを見ることで楽しめる車酔いを改善する効果があるゲームですよ。

7三半規管を鍛えておく

子供は三半規管の発達が未熟なため車酔いを起こしやすいのですが、早いうちに三半規管の鍛えておくことで車酔いを軽減することは可能です。子供の車酔いがひどくて悩んでいる場合には、次のような平衡感覚を鍛えるトレーニングを普段から日課にさせましょう。

  • 後ろ歩きで歩く練習をする
  • 目をつぶって歩く練習をする
  • 座面が回転する椅子でクルクルを回ってトレーニングをする
  • 布団の上で、でんぐり返しを練習する

こういったトレーニングは難しくなく、子供でも簡単に取り組むことができますね。子供にとってもゲーム感覚でできるトレーニングですので、ぜひ試してみて下さい。

8おまじないをかけて飴を舐めさせる

「病は気から」という言葉がある通り、車酔いで不安を感じている子供の場合は、「この飴を舐めていると、気持ちが悪くならないよ」とおまじないをかけてあげるのも良い手です。実際に飴を舐めていると味わうことに意識が集中しますので、車酔いを軽減する効果があります。苦手意識の克服に、試してみてはいかがでしょうか?

9窓際に座らせる

車窓

学校行事でクラスのみんなとバスに乗って出かけるというと、車酔いをする子や両親は不安になってしまいますが、できるだけ子供を窓辺で座らせてもらうように、学校の先生にお願いをしておきましょう。

バスには大勢の人間がのるために閉塞感で車酔いを助長してしまいがちですが、窓辺であれば大きな窓から外を自然に眺めることができますので、車酔いをするリスクを抑えることができます。

子供が車酔いになったら…手早くできる解消法

普段は車に酔わない子でも、体調や状況によっては突然車に酔ってしまうことも良くあります。そんな時には車に酔ったことがトラウマにならいよう、速やか車酔いを改善させてあげましょう。今まではしゃいでいた子が急に静かになったり、急に顔色が悪くなり返事もしないようになったりした場合には、早めに次の対処法を試してみて下さいね。

1車を止めて横にならせる

子供が車に酔ってしまった場合には、できるだけ無理をせずに車を止めて横にならせて休ませてあげましょう。車酔いは車が動いているからこそ起きる症状ですから、車が止まることで症状は次第に和らぎます。いったん車から降りて手足を伸ばしたり、新鮮な空気を吸ったりするのも良いリフレッシュ効果がありますよ。

2服を緩める

車に酔っているときは、気持ちが悪くていてもたってもいられないものですが、とりあえず服を緩めてあげましょう。少しでも開放的になると、気分もリフレッシュします。ポイントは「首」ですね、首回り、手首、足首のあたりがゴムなどで締め付けられていると悪心がひどくなりますので、配慮してあげましょう。

3窓をあける

子供が車に酔っているとわかったら、すぐに車の窓を開けて、車内の空気を入れ替えてあげましょう。車の中にこもった独特の臭いの圧迫感で車酔いがひどくなる傾向がありますが、窓を開けると臭いも飛びますし、新鮮な空気が肌を刺激することで、気分を変えやすくなります。

4親指を噛ませる

子供が車に酔って気分が悪いときには、応急処置として自分の親指を噛ませてみましょう。親指の皮膚は厚いので、傷つくほどの力を込めずに15秒ほど噛んでいると「痛み」の情報が「気持ちが悪い」という情報よりも優先されて脳に伝わるので、吐き気や悪心が不思議と和らぎますよ。

子供の車酔いは楽しい演出や生活習慣で出発前から防ごう

ドライブをする女性

子供の車酔いは子供も体力を消耗してしまいますし、親も切ないものですが、子供は苦しみよりも楽しみの方を優先しますので、ドライブ中はできるだけ楽しい雰囲気を演出しましょう。子供の大好きなBGMで大きな声で歌って盛り上げたり、おしゃべりをしたりすることは、車酔いを防ぐとともに家族の良いコミュニケーションになりますよね。

長時間のドライブをする場合には、子供自身にレジャー計画を立てさせることも、車が苦手な子供を盛り上げる良い手段です。できるだけこまめに休憩をとるように、時間に余裕を持たせて計画を組んであげて、楽しい家族のドライブを楽しんでくださいね。