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子供の頭痛13の原因・吐き気が和らぐ薬や4つの対処法

子供の頭痛13の原因・吐き気が和らぐ薬や4つの対処法

子供の頭痛はどう直す?頭痛の原因を紹介しながら、受診の目安や薬の正しい使い方などについて詳しく解説しています。

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子供の頭痛の原因13!親がすべき4つの対処と薬

大人であれば多少の頭痛はあっても問題ないと思いがちですが、子供が突然「頭が痛いよ!」と言い出すと、原因がわからずにどう対処したらいいのか悩むママは多いのではないでしょうか。一時的な頭痛であれば治るまで痛みをやわらげてあげればいいのでしょうが、頭痛が頻繁に起きると「何か悪い病気なのでは…」と不安になってしまっても仕方がありません。

頭痛を引き起こす原因はさまざまですが、子供は痛みの種類を説明することが難しいので、周りの大人がしっかりと子供のつらさをくみ取って、全身の症状を観察して痛みの原因に応じた対処をしていきましょう。
今回は子供の頭痛の原因受診の目安正しい薬の使い方家庭でできる頭痛をやわらげる対処方法などについてご紹介していきます。

子供の頭痛13の原因

頭痛は大人の病気の様に考えがちですが、頭痛は子供にも多いですし、慢性的な頭痛に苦しむ子供が増えています。子供は痛みを表現する力がないので、大人は痛みを「いつものこと」とながしてしまうことも多いのですが、なかには専門的な治療が必要なケースもありますので、子供が頭痛を訴えたら子供の様子をよく確認して、原因をしっかり探っていきましょう。

偏頭痛(片頭痛)や緊張型頭痛

偏頭痛(片頭痛)は大人にもつらい痛みですが、子供が偏頭痛を患い、時折強いズキズキとしたつよい頭痛にさいなまれて遊ぶこともできないといったこともよくあります。子供の偏頭痛は左右両側の前頭側頭部が痛むことが多く、大人よりも頭痛の持続時間が短いという特徴があります。

長時間前かがみの姿勢で勉強をしていると起きる緊張型頭痛も、長時間強い痛みが持続する、子供にも起きやすい頭痛の一つです。緊張性頭痛には後頭部付近の首筋に筋肉のコリからくるしこりができる夕方から痛みがひどくなるといった特徴があります。

頭が痛くて寝ている女の子

子供の場合は強い頭痛が1時間以上続く場合には偏頭痛や緊張性頭痛の疑いがあります、どちらの症状もちょっとした動作で痛みがひどくなり、吐き気やおう吐まで伴うこともあり生活にまで支障が出てしまう頭痛です。偏頭痛は光と音に過敏に反応してしまうので、暗く静かな部屋でしばらく休めば症状が治まり、一方の緊張性頭痛は同じ姿勢をとり続けるのをやめてしばらく休むとその痛みが緩和されます。子供が頻繁に持続性のある頭痛を訴える場合には、どちらかの症状に応じた対処法でその痛みをやわらげてあげましょう。

周期性嘔吐症(自家中毒)

周期性嘔吐症は激しい嘔吐発作を繰り返す病気で、自家中毒アセトン血性嘔吐症とも呼ばれていて、偏頭痛に関連の深い疾患です。幼稚園から小学校に入る幼児期に多いのですが、その発作が起きると顔面蒼白になって強い吐き気に悩まされてしまいます、けれどその発作が起こらない通常時はケロッとしているという特徴があります。

周期性嘔吐症は感染症やチョコレートなどの食べ物、発表会などの心理的ストレスが原因となって起こることが多く、7割の子供は何の治療をしなくとも思春期までに自然に治ることも多いのですが、残りの3割前後の子供に慢性的な偏頭痛が残ってしまうので、注意が必要です。

周期性嘔吐症は発作時と平常時のギャップが激しく、親は子供の仮病を疑ってしまいがちですが、嘔吐をするということは心身に何らかの強い負担がかかっている証拠なので、もしも、お子様の症状が激しい場合には鎮吐剤や抗不安薬などの薬物治療も必要となってきます。ですので、普段から子供の全身状態をチェックしながら、子供の話をよく聞いてストレスを取り除いてあげる対処法をして、ストレスが原因で頭痛が起きるのを親の愛で防いであげましょう。

心臓の穴

脳と心臓とでは全く関連がないように思われがちですが、実は偏頭痛を引き起こす原因が心臓の穴と関係しているという研究がいま岡山大学を中心に進められています。子供の偏頭痛は検査をしても脳や神経に異常が見つからないことが多く、心臓の左右の心房を仕切る壁にある卵円孔と呼ばれる小さな穴を塞ぐことで偏頭痛の改善が見られたという成人に対する臨床例が報告されており、その治療法が子供の偏頭痛の治療にも期待がもたれています。

心房を隔てている心房中隔に小さな穴があいている人は、偏頭痛の症状も抱えていることが多く、その小さな穴を通して静脈血が動脈内に混ざってしまうと小さな血の塊が脳表面の血管を詰まらせ、脳の血管を縮小させる神経伝達物質セロトニンの分泌が盛んになるので、血管が一気に拡張し神経を刺激して痛みが出て頭痛として感じられるようです。

慢性連日性頭痛

慢性連日性頭痛は、さっきまで元気に遊んでいた子供が急に吐き気を伴う頭痛に苦しみ、しばらく休むとケロッと痛みがなくなるという特徴の頭痛で、主に12~14歳の中学生や女の子に多くみられる疾患です。この頭痛は激しい運動をすると強い痛みが起きることが多く、そのために体育の授業を休みがちになってしまったり、行事への参加をすることが難しくなることから、その症状を知らない周りの人からは「怠け病」だと言われてしまいがちなのが切ない現状です。

一般的に1日4時間以上の頭痛が、ひと月に15日以上、それが3ヵ月以上続いた場合には慢性連日性頭痛と診断されますが、思春期には勉強やお友達関係、家族内の問題などのストレスの影響を受けやすいので、他の頭痛よりもきめ細やかなケアが必要になります。この頭痛に苦しむ子の特徴は頑張り屋で、我慢強い子が多く、症状が進むと頭痛以外にも様々な症状が現れ始めて不登校の原因にその症状がなってしまうケースも多いので、その対処法としては、子供の症状を観察しながら充分に子供の話を聞いてあげましょう。

慢性連日性頭痛の痛みは強く、頭痛を放っておくと次第に痛みに敏感になって心身ともに疲れ果ててしまうので、症状に応じて鎮痛薬などの投薬治療も必要です。成長期のストレスは決して悪いものではないのですが、新しい環境にうまく適応しきれない子供は多いので、痛みの訴えを受け入れてあげながら、子供がどのような問題を抱えているのかを聞き出して対処法を考えていきましょう。

眼精疲労

目をこすっている男の子

眼精疲労はそのものズバリ!目の使いすぎによって目が疲れた状態ですが、視界がぼやける疲れ目など以外にも激しい肩こりやひどい頭痛もともなって、イライラの原因になってしまうことも多くあります。初期の眼精疲労による頭痛は目をしばらく休めさえすれば和らぎますが、その症状が進んでしまうと痛みも過敏になり、ちょっと目を使っただけでひどい頭痛を感じて勉強ができなくなってしまいますし、さらにその症状が進めば気分が落ち込んで元気がなくなるなどの悪影響もともないますので、子供が目の痛みと共に頭痛を訴えた場合には、早めに対処していきましょう。

現代の子供の日常生活はテレビやゲーム、携帯電話やパソコンなどの目に疲労を与える物に囲まれています。子供は目の疲れを気にするよりもゲームの楽しさを優先させ、ますますゲームにめり込んでしまうので、ディスプレイ画面を見続けることで起きるVVDT 症候群と呼ばれる眼精疲労になる可能性が高まっていきますから、周りの大人が十分注意をして、ゲームの時間を厳しく制限してあげましょう。

視力が低下して目をしかめて見ていたり、メガネの矯正具合があわなくなっていると、目に負担をかけてしまって眼精疲労による頭痛につながりやすいので、視力の確認も定期的にしてあげて、子供の頭痛を防いでいきましょう。

視力低下などの視覚障害

私たちは物を目で見て、視覚情報を脳内で処理して知覚していますが、近視や遠視、正乱視や不正乱視、色盲や
色覚異常、弱視などの視力に異常があると脳内の画像処理が困難になってしまいます。脳が混乱することは強いストレスとなり、血流が悪くなって頭痛が起きることも多いので、視力の変化には十分注意をする必要があります。

子供は表現力がつたないため、自分の視力の低下などを親に伝えることが難しく、視力の異常を早めに察知するためには、子供の日頃の様子を観察することが大事です。その観察するときに抑えるべきポイントは、次の3つです!

  • 目を眇める(すがめる)
  • 光を嫌がる
  • 色を間違える

などの子供のしぐさをよく観察して、もし視力が衰えていれば視力を矯正するなどしてあげましょう。

アレルギー性鼻炎や花粉症

いまや国民病とまで言われる花粉症やアレルギー性鼻炎は、大人だけではなくて子供にも多くみられますが、こういった慢性的な鼻炎が頭痛を引き起こす原因となることもよくあります。アレルギーを引き起こす原因物質がなくなり、鼻炎が治まれば頭痛も治まりますが、治療を放置すれば繰り返し鼻炎になることで痛みがひどくなることも多いため、たかが鼻づまりと思わずに、積極的に治療をすることをオススメします。

アレルギー性鼻炎や花粉症などで鼻が詰まってしまうと、鼻呼吸をすることが苦しくなって、口呼吸になりがちです。しかし口での呼吸は取り込む酸素量が少なく、酸素不足になりがちという調査結果もあり、鼻が詰まることで脳に充分な酸素がいきわたらずに頭痛が起きてしまうので、無理をせず病院を受診して、薬などで鼻の炎症を抑える治療をしていきましょう。

副鼻腔炎

副鼻腔炎は鼻の粘膜に細菌やウィルスが感染して鼻の奥で炎症が起こり、鼻づまりや鼻水がおこされる症状ですが、慢性化すると蓄膿症を引き起こします。子供は免疫力が弱いので感染症にかかりやすく、副鼻腔炎にもなりやすく、副鼻腔炎によって鼻腔の粘膜が炎症を起こすと副鼻腔の神経が刺激されて、強い頭痛を引き起こすので注意が必要です。

子供が黄色い鼻水が出ているときに頭の重みを訴えたり、うつむいたり額を叩いただけで響くような頭の痛みを訴える場合は副鼻腔炎の可能性を疑って耳鼻科を受診しましょう。子供は鼻をかむのを嫌がることも多いのですが、その症状で鼻をすすってしまうと三叉神経を刺激して頭痛がひどくなってしまうので、市販の鼻水吸引器などの道具を使って鼻水を取り除いてあげたり、ホットタオルをあてて鼻詰まりを取り除いてあげると頭痛も緩和されます。

中耳炎

鼻風邪などの原因となったウィルスや細菌が耳の鼓膜の奥、内耳に侵入して炎症をおこすと中耳炎が引き起こされますが、急性中耳炎の場合は鼻水や耳の痛み、めまいなどではなく激しい頭痛が起きます。中耳炎の中でも急性中耳炎は痛みが特徴で、中耳炎の痛みを伝える神経は頭の痛みを伝える神経と同じなので、その神経が過敏に刺激され強い痛みを感じることが多いようです。

急性中耳炎は抗生物質などの投薬治療をすれば1~2週間で直りますので、子供が頭痛だけでなく強い耳の痛みを訴えている場合には、早めに小児科か耳鼻科を受診しましょう。もしも、風邪などで高熱が出て急激に体力が低下していると免疫機能がさらに弱まり中耳炎にかかりやすくなってしまうので、家庭でも気を付けてあげましょう。

10風邪やインフルエンザ

冷えピタを貼っているけど頭を痛そうにしている女の子

子供の頭痛を引き起こす原因で一番多いのは、実は普通の風邪なのです!風邪の原因は、鼻や喉、気管支などの粘膜に何らかのウィルスや細菌が感染して発症し、その症状は発熱や鼻水、のどの痛みや咳などにはじまりほかの症状としては、ズキンズキンとした頭痛が引き起こされます。

感染力の強いインフルエンザウィルスによって引き起こされるインフルエンザも、風邪によく似た症状と共に悪寒や筋肉痛、関節痛などを強い痛みと、ひどい頭痛を感じることが多い感染症です。インフルエンザは重症化するとインフルエンザ脳症を起こす可能性がありますので、流行期に子供が高熱と共に強い頭痛や関節の痛みを訴えた場合には速やかに病院を受診して、抗インフルエンザ剤での治療を始めましょう。

11髄膜炎や脳炎

強い頭痛を引き起こす病気といえば、髄膜炎や脳炎を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。脳を包んでいる髄膜に細菌やウィルスが侵入して炎症が起きる髄膜炎は、熱や嘔吐などの風邪と似た症状とともに、場合によっては頭を動かすことができないほどの強い頭痛も引き起こされます。

脳に単純ヘルペスやコクサッキーウィルス、日本脳炎や風疹、麻疹などの病原体が感染して、脳自体に炎症が起こるのが脳炎ですが、急性脳炎は発熱や嘔吐などの症状のほかひどい頭痛が起きて、意識障害を起こすこともまれにある危険な病気なのです。

髄膜炎や脳炎も体力・免疫力が落ちている時や、風邪の症状が悪化した時に発症する危険性が高い病気で、早めに治療をすることが肝心です。長引く発熱とともに子供がひどい頭痛を訴える場合には、速やかに病院を受診して病院での治療を始めましょう。

12頭部外傷

子供は頭が大きく運動能力も未熟なので、転んで頭を打つことがよくあります。年齢が上がると一人でお外に遊びにいくことも増えるので交通事故などにあうリスクも高くなり、事故などで頭蓋骨内の脳が傷ついて炎症が起きた場合や、頭蓋内出血が起きて脳圧が高まると、ひどい頭痛が起きます。

子どもの頭蓋は大人よりも骨の厚さや脳を包んでいる膜が薄いのですが、骨と骨のつなぎ目がしっかり固まっていないために柔軟で、回復も早いのが特徴です。子供が頭を打っても心配のないケースも多いのですが、次のような心配な兆候がある場合には油断ができません。

  • 視線が合わない
  • あやしても反応がない
  • ウトウト眠りがちで、目を覚まさない
  • けいれんが起きた
  • 鼻や耳から血の混ざった透明な液がでた

頭を打ったあとに子供が嘔吐をしたり頭痛を訴える場合には、急激に脳圧が高まっている可能性があり、非常に危険なので、速やかに病院に向かいましょう。別に問題がないと判断できる場合でも、最低24時間の様子見が必要で頭痛や嘔吐などがないか観察して、不安な場合には積極的に病院を受診して安全を確かめましょう。

13自律神経失調症

自律神経失調症は大人がかかる病気といったイメージがありますが、子供は自律神経の調節機能が十分に発達しておらず、小さな子供でも自律神経失調症にかかってしまうことがあります。自律神経は環境に応じて体の機能を調整する役目を果たしていますが、自律神経失調症によってこの機能が乱れてしまうと疲れやすくなり、のぼせや冷え、めまいなどの症状のほかに、肩こりや偏頭痛までもおこりやすくなってしまいます。

自律神経失調症は心身に強いストレスがかかると発症することが多く、現代の子供達は勉強や人間関係、親の期待などのさまざまなストレス要因に囲まれて生活をしているため、昔にくらべ自律神経失調症を発症する可能性も高くなります。夜更かしなどの生活リズムの乱れによる影響も大きく、頭痛などの体調不良が高じて不登校になってしまうケースもありますから、子供に何となく元気がない‥また頭痛も訴える場合には子供の話を十分に聞いてやって、ストレスを和らげるように努力をしてあげて下さいね。

特に新学期を迎えた時期に、子供が普段とは違って元気がなくなってきたら5月病かもしれないので早めに対処してあげましょう!

高熱?微熱?鼻血や後頭部痛は?病院受診の目安

病院で診察を受けている女の子

頭痛には特別に治療をしなくても問題のない慢性的な一次頭痛と、病気などによって引き起こされる、強い痛みが特徴の二次頭痛があります。このうち危険なのは二次頭痛で、放置していると命にかかわる可能性もありますので、早めに病院を受診して原因を特定し、適切な治療を始めましょう。

子供が頭痛を訴えた時には受診の判断をすることや、そのタイミングを知ることは、親としてはとても大切なことです。子供の訴えだけでなく、全身の症状もよく観察しておいて、病院を受診した時には医師にしっかりとその症状を伝えて情報を共有し、治療のスムーズな進行を助けましょう。

夜間でも緊急受診すべき頭痛の症状は?

早めに病院を受診すべき頭痛は、病気が原因となって引き起こされる二次性の頭痛ですが、そのなかでも

  • 高熱、吐き気をともなう激しい頭痛
  • 意識低下をともなう激しい頭痛
  • 目の痛みをともなう頭痛

などの頭痛は特に緊急性が高いと判断できます。昼間であればかかりつけの小児科医へ、夜間であれば迷わず緊急病院を受診して、医師の診断を受けましょう。

発熱や吐き気を伴う頭痛の場合には何らかの病原菌に感染している可能性が高いのですが、体力が低下したところで髄膜炎など病気に進展する危険性も高く、特に子供に意識障害が起きている場合は危険です。吐き気は脳内の異常を表わしていることが多く、目の痛みもともなう場合には眼圧が高まって視神経が傷つく可能性もありますので、早期に病院へ向かいましょう。

その他の症状の場合の受診は何科へいくべき?

慢性的な一次頭痛の場合には、命の危険がともなわないので緊急で病院を受診する必要はありませんが、きちんと受診してもらいその頭痛の原因を特定し、その原因に応じた治療をおこなうと、不安な気持ちを和らげ子供の痛み自体も緩めることができるので大切なことです。やっぱり一度受診をした方がママにとっても安心ですので、子供の体調を見計らって病院での診察を受けておきましょう。

頭痛を引き起こす原因はさまざまで、それぞれの痛みの原因に応じて脳神経外科や耳鼻科、眼科や整形外科、神経内科など受診すべき科は異なります。一番確実なのは神経内科や脳神経外科の受診なのですが、子供の場合はやはり抵抗感がありますのでまずかかりつけの小児科で相談をしましょう。そして必要に応じて専門医を紹介してもらえば流れがスムーズにいって、体力のない子供が待合室で長い時間を過ごさなくてもスムーズに治療を受けていくことができますよ。

子供の頭痛に親がすべき4つの対処方法

頭痛をやわらげるためには、頭痛を引き越している原因に応じた対処法を施し、その原因を取り除いていくことが大事です。もしも頭が痛いと子供が訴えている場合、原因不明のつらさを強いられている子供の方が不安な気持ちは強いので、そんな時に一番頼りになるのは身近にいるママやパパですから、大人として冷静に対処して我が子を安心させてあげましょう!

子供の訴えをよく聞いてあげましょう

頭痛による頭の痛みをうまく伝えられなくて困り顔の女の子

子供が頭痛を訴えた場合には、まずは子供の話をよく聞いてあげましょう。子供の話は説明不足になりがちなので、どんな痛みを我が子が感じているのか十分に把握できないため、大人はついイライラとしてしまいます。話を聞く両親が怒ったり、我が子の仮病を疑って症状を心配しない様子では、子どもはさらに委縮してしまって必要な情報をなかなか冷静になって話してくれません。

痛む場所の特定や、痛みの種類を把握するだけでなく、子供が抱えている「何らかのトラブル」や「ストレスの原因」を取り除くことが頭痛を直す早道になることも。ママと話すことで安心感が生まれて緊張が解けて頭痛がやわらぐことなんかは本当にありますよね。子供がつらい時こそ「思いっきり甘えさせてあげよう!」のイメージで、充分に話を聞いてあげてその痛みをやわらげてあげましょう。

子供の全身の様子を確認しましょう

頭痛には単に頭が痛むものと、発熱や筋肉の痛みなどの別の症状や痛みも伴うもの、首にしこりが現れるなど外見的な変化が伴うものなど、さまざまな症例パターンがあります。決して頭痛だけに注目せず、子供の全身の症状を注意深く観察しておきましょう。

子供が目をしきりにこすっている場合には、眼精疲労により目に負担がかかっている可能性がありますし、子供の全身の様子を確認することは、頭痛の原因を知るための大事なヒントです。子供の頭痛を適切に把握してあげて治療してあげることはママの観察眼にかかってきます!いざという時の異常を見つけやすくするためにも、日頃から子供の様子はしっかりチェックしておきましょう。

安静を第一に考えましょう

子供が頭痛を訴える時には、安静にしてあげるのが大事です。入浴やマッサージ、ストレッチなどの運動は体を暖めて血管を拡張させてしまい、痛みをひどくさせてしまうこともあるので、静かに休ませてあげましょう。特に偏頭痛は光や音の刺激が強ければ痛みがさらに悪化してしまうので、子供が頭痛繰り返しうったえる場合には、暗い静かなところで休ませて痛みが引くのを待つようにしましょう。

子供の頭痛のパターンを知りましょう

慢性的な頭痛の場合、何度か子供の訴えを聞いていると、頭痛が起きるときに一定の法則があることに気付くはずです。光や音などに反応しやすい場合には、日差しの強い日の屋外や映画館などの騒音のひどい場所を避けるなど、頭痛のパターンを知っておくことで、頭痛が起きることを未然に防ぐことができるようになります。

部屋の照明の明るさや、生活リズムの乱れが頭痛の原因になっていることもありますので、あわせて家庭の環境や生活習慣も一度見直してみましょう。

子供の頭痛に安易な頭痛薬の使用はNG

頭痛でこめかみを押さえている女の子

子供が頭の痛みを訴えると、ついつい「早く楽にしてあげたい」と思って、鎮痛効果のある頭痛薬に頼ってしまいがちですが、安易に薬に頼るのは危険です。鎮痛薬を頻繁に飲みすぎるとかえって逆効果になってしまい体に薬の耐性がつくだけでなく、非常に強い頭痛が一日中続く薬物乱用頭痛になる可能性があります。

薬物乱用頭痛は薬に頼りがちな、緊張性頭痛や偏頭痛などの慢性的な頭痛を患っている人に現れやすく、リバウンド頭痛薬剤誘発頭痛薬物連用性頭痛薬物誤用頭痛などとも呼ばれます。発症のメカニズムはまだ解明されていないのですが、症状がひどくなると脳炎に進行しやすいとの報告もありますので、自己判断で市販薬を使い続けるのではなく、病院を受診して医師の処方のもとで症例にあった頭痛薬を使うように心がけましょう。

薬物乱用頭痛の疑いのある症状

  • 朝から夜まで、一日中頭が痛い
  • 1ヶ月のうち半分は、頭痛がある
  • 頭痛薬を月の10日以上服用している
  • 服用している頭痛薬が効かなくなった
  • いくら薬を飲んでも以前より頭痛がひどくなってきた
  • 痛みの性質や場所、頭痛の程度が変化してきた

子供の頭痛の訴えは正面から受け止めて対処しましょう

子供に限ったことではありませんが、頭痛の痛みやつらさは他の人の目には見えず、なかなか周りの理解が得られません。そのため、「自分の痛みが理解されない」、「この痛みを認めてもらえない」というストレスが更なる頭痛を引き起こしてしまうことも多くて、ママは子供が痛みを訴えてきたら信じてあげてその痛みと我が子をしっかりと受け止めてあげましょう。

頭痛の原因や対処法はさまざまありますが、子供にとって一番の安心できる治療法はお医者さんの専門知識やお薬の効用ではなくてママの暖かな手と優しい愛情です。子供が痛みを訴えるときこそ我が子の頭痛だけでなく親子関係を修復する良い機会だと思って、頭痛を抱えて痛む部分を優しくなでて子供のつらさをやわらげてあげてください!

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