子供の肩こりの原因/対処法に関する記事

子供の肩こりは早めの対処が肝心!原因/症状/対処法

子供の肩こりは早めの対処が肝心!原因/症状/対処法

気がついたら子供の肩がガチガチに…。見逃しがちな子供の肩こりのサインや子供の成長を助ける対処法について解説します。

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肩こりに悩む子供が増えているってホント!?

大人だったら大抵の人が感じている肩の疲れや筋肉の疲労ですが、最近ひどい肩こりを訴える子供が増えています。
「ええっ!子供なのに?」なんてビックリするママもいるかもしれませんが、子供の身体は大人の身体とサイズが違うだけですから、大人と同じ負荷がかかれば同じような症状が出ます
子供は心身ともに未発達だけに、大人よりも肩こりの悪影響を大きく受けてしまうので注意が必要です。

「子どもの肩を触ったら、異常に固くてびっくりした」「子供がしきりに肩が痛いと言っている」そんな兆候に気がついたら子供の肩こりを疑い、適切に対処していきましょう。

今回は子供の心と体の健全な成長を守るためにも見逃せない、子供の肩こりサインの特徴や、正しい対処法などについて解説していきます。

子供の肩こりが急増している原因は?

タブレットを見る女の子

肩こりとは、肩周辺の筋肉の血流が滞り、正常な状態よりも硬さが出た状態のことをいいます。肩のこわばりや不快感、重苦しさや痛みなど、肩こりは大人でもつらいものですよね。

肩こりの症状の確定的な診断方法や治療法は未だに解明されておらず、肩こりを引き起こす説は諸説あるそうなのですが、長時間同じ姿勢を続けていることや、目の疲れ、運動不足や過度なストレスが肩こりを引き起こす原因だと言われています。

以前は子供の肩こりといえば筋肉が固く、なで肩などの体質的な原因が大半を占めていたのですが、現在、ゲーム機やスマホなどの魅力的な機械が普及して、子供達を取り巻く環境は大きく変化しています。
最近の子供に多いのは筋肉や目などの疲労が大半を占めており、小さな体に多くの負担を抱え込んでしまっている子供が多いのです。
長い間、肩こりの疲労をため込むことで、子供の心身の健康バランス全体が崩れてしまう可能性もあるので、注意をしてあげて下さいね。

子供の肩こりの原因は?

・テレビやゲーム機、スマホやパソコンの長時間の使用
・学習時間が長い
・体を動かす遊びが減った
・食生活が偏っている
・肥満や運動不足
・親の過剰な期待や叱責によるストレスが増えた

幼稚園にあがる前の幼児も油断は禁物

スマホをいじる幼児

子供の肩こりでも特に気を付けたいのは、幼稚園にも入っていないような幼児の肩こりです。
小学生になるとランドセルなどの重い物を背負ったり、学習時間が増えたりするため、肩こりのリスクが増えることは予想できますが、最近では未就学の幼児でも肩こりで苦しんでいると言われています。
子供の肩こり症状の中でも重篤な、肩や首のまわりだけでなく、背中の筋肉までが固くしこってしまうことが多いのです。

小さな子供は体の不調を自覚することは難しく、痛みやつらさを親に伝えることができないので、ママや周りの大人が子供の様子をしっかり観察し、症状に気付いてケアしてあげることが大切です。
体の緊張が続くことで情緒の安定性にも悪影響を及ぼす可能性もありますので、できるだけ子供が安心できる環境を整えてあげることが大切です。

幼児の肩こりの悪影響

・肩だけでなく、二次的に他の部位の筋肉の緊張が強くなり痛みが増す
・肩の不調が原因で機嫌が悪くなり、寝つきが悪くなる
・睡眠が十分にとれず、夜泣きがひどくなる
・運動機能の発達が遅くなり、身体のバランスを上手にとれなくなることがある

こんなに怖い!肩こりが子供に及ぼす悪影響

子供の肩こりは痛いだけではなく、様々な悪影響を及ぼすとされています。

肩の痛みや頭痛で集中力が低下する

おでこを手で押さえながら痛そうな子供

肩こりで筋肉の緊張が続くと、肩の痛みだけでなく、エスカレートして頭痛に発展していきます。
私たちの頭は細い首やその土台となる肩に支えられていますが、頭の重さはおよそ体重の10%~13%と言われています。つまり、体重が10㎏程度の子供の場合、およそ1kg~1,3kgもの重さを支えているということになります。

最近の子供は、学校だけでなく塾などに通うことで学習時間が長くなりがちなので、肩や首周りの筋肉が疲労しており、肩周りの筋肉がこわばってちょっと動かすだけで強い痛みやひどい頭痛などを訴える子も多いのです。
長時間机に向かうなどの同じ姿勢を取り続けることは、大人にとっても苦痛なことですよね。
強い痛みが長時間続けば目の前のことに集中できなくなってしまうので、できるだけ痛みを和らげる対策を取ってあげたいものです。

筋肉のこわばりにより運動不足になる

肩の筋肉が疲労すると、筋肉に充分な血液が供給されず、慢性的に首や肩周りが強張ります。慢性的に筋肉が強張ってしまえば、肩も腕も上手に動かすことはできませんよね。
その上、強張った筋肉を無理に動かそうとすれば苦痛を伴います。

子供は大人のように気力で体の痛みを我慢することはなかなかできませんので、痛みを恐れて体を動かすことをしなくなってしまい、その結果運動不足や体力低下を招きかねないのです。
体力が低下すると感染症への免疫力も低下してしまうので、インフルエンザなどが流行る冬の時期は特に注意が必要です。

猫背や側湾症により内蔵機能が低下する

肩がこるとどうしても頭の重みに我慢できず、前のめりになってしまいがちです。いわゆる猫背といわれる状態ですね。
痛みが軽くなるように頬杖をついて頭を支えてしまうのも良くあることですが、姿勢が崩れて側弯症になると、どんどん内臓を圧迫してしまい、消化能力が低下してしまいます。

特に子供は成長のために多くの栄養を必要としているので、充分な栄養を摂れなくなれば体はどんどん疲労してしまうのです。
猫背や側弯症になると背骨の中の神経も圧迫されてしまうので、神経系にも悪影響が出る可能性もあります。

椎間板に負担がかかり身長があまり伸びない

子供に多い側弯症は学校の定期検診などで発覚することが多いのですが、肩こりが原因で姿勢が悪くなると筋肉のバランスが崩れて背骨自体が湾曲してしまいます。
進行すると痛みが伴うのはもちろん、背骨の椎間板が圧迫されることで骨の成長ができなくなり、骨自体が変形してしまい、成長期なのに背が伸び悩むことも少なくないと言われています。

まっすぐ立った時、左右どちらかに首をかしげているような様子がある場合は注意が必要です。日頃から子供の姿勢や様子を十分に観察しておくよう心掛けて下さいね。

姿勢が悪くなり容姿に自信がなくなる

肩こりがひどくて猫背になってしまうと、どうしても下を向いてしまいがちになりますよね。
人の印象は姿勢の印象で大きく左右されますので、下を向いていると「自信がなさそう」とか、「愛想が悪い」などのマイナスの印象を受けてしまいがちですよね。

子供はアイデンティティの確立が十分ではなく、マイナスイメージを押しつけられることで自信がなくなり、自己肯定感が持てなくなるケースも考えられます。
子供が自信をもって人生を切り開いていけるよう、ママも姿勢を正す指導を繰り返してあげるといいですね。

視力が低下する

机に顔を近づけて勉強する子供

目の筋肉が疲労すると首や肩の緊張を招き、肩こりという症状となって現れます。
肩が痛いと頭の重みに耐えかねて前のめりになってしまうので、机と目の距離が近くなり、さらに目へ疲労が蓄積してしまうというのも困りものです。

子供の眼機能は発達途中の段階にありますから、この時期に近い場所のものばかりを見ることに慣れてしまうと眼筋はどんどん衰えていき、いわゆる近視になりやすくなってしまうのです。
視力の低下と肩こりは深く結びついていて、視力の低下だけでなく視野狭窄(しやきょうさく)といった症状や、頭痛目眩吐き気などの全身症状が現れることもありますので、子供の体調不良には十分気を付けてくださいね。

学習意欲や気力が低下する

子供の肩こりで指摘されていることで親として一番心配なのは、肩こりからくる姿勢の悪化と学力の関係ではないでしょうか。
私たちの体の各部と脳を繋ぐ神経は背骨に集中しているので、肩の痛みや肩のこわばりに負けて姿勢が悪くなり、神経が圧迫されることは、身体にも脳にも悪影響を与えるのです。

身体の機能を司る脳からは、健康な体を維持するための様々な指令やホルモンが分泌されているのですが、神経の圧迫によりこれらが滞ると気力が湧かず、考えをまとめる力や勉強をしようとする意欲が減退してしまうことが最近注目されているのです。
正しい姿勢を保つことが子供の学力にも大きな影響を与えかねませんので、子供の肩こりには十分なケアを心がけていきたいものですね。

スポーツが上達しない

スマホを見ながら寝そべる子供

肩は私たちの腕の動きを制御するだけでなく、身体を支える基盤となっている大事な部位です。

肩や首周りの筋肉が強張ってしまうと体を十分に動かすことができなくなり、運動不足に陥りがちです。その状態が当たり前になってしまうと、バランス能力や敏捷性などの身体機能を鍛えることができません。
ボールが目の前に来ていることがわかっても、手を出すタイミングや力の入れ具合の調整が瞬時にできなくなってしまうわけですね。

子供の身体機能は発達が著しい時期に鍛えないと十分に伸びていきません。悪い姿勢や運動不足が習慣にならないよう、早めのケアで子供の成長を見守ってあげましょう。

情緒が安定しない

肩の痛みや目の疲れは、大の大人でもつらいものですね。
大人の場合、肩こりの原因を理解することができますが、子供はなかなか理解ができないので、訳の分からない理不尽な痛みや不自由さにイライラがつのってしまい、感情が制御できなくなることも多いのです。

子供が訳もなく反抗する理由もなく不機嫌が続いている場合は肩こりを疑ってみましょう。子供の場合は自分の体の不調を表現することが難しい場合も多いので、大人が直接子供の身体に触ってみたりして、筋肉の強張りがないか見てあげてくださいね。

10睡眠不足になる

慢性的な肩こりは、子供の身体に大きな負担をかけるだけでなく、子どもの心にも大きな影響を与えます。
身体は痛みに耐えて疲れているのに、痛みや筋肉の強張りのために落ち着かないため、身体はいつでも興奮した状態になり、穏やかな眠りを得ることができずに睡眠不足の子供も多いのです。

常に体が強張り、緊張した状態では子供は心の休まる時間がありません。
身体の疲労だけでなく、ストレスやプレッシャーも肩こりを引き起こす原因として注目されていますので、家庭でも余計や計画を詰め込みすぎないように注意して、子供がリラックスできる環境を整えてあげましょう。

子供のこんなサインに注意!

猫背の男子に注意する女子

子供にも肩こりの症状があることは意外と知られておらず、子供が「肩が痛いよ!」と訴えてもスルーしてしまう大人も多いようですが、子供の肩こりはそのまま放置しておくと心身に悪影響を及ぼします。
言葉だけでなく、姿勢やしぐさなどに隠れている子供の肩こりの症状を見逃さないように気を付けましょう。

子供の身体は回復が早いので、子供の肩こりの解消には体にかかる負担を早いうちに取り除いてあげることが大切です。
ゲームをしている時間が長くならないようにママが注意をしてあげて、本を読む姿勢が悪い時には背筋を伸ばすように促すなど、繰り返し大人が注意をしてあげるといいですね。

肩こりを手で触ってみると、肩や首周りの筋肉が異常に固くなり、盛り上がっているのがわかるので、スキンシップを兼ねてマメに子供の肩に触れ、必要に応じてマッサージするのも効果的です。

子供の肩こりのサインは?

・机に向かう姿勢が悪い
・長時間ゲームやスマホに熱中していて、目と画面が近い
・まっすぐ立った時に首が傾き、左右の肩の高さが違う
・猫背でうつむきがち
・O脚やX脚などで姿勢が歪んでいる
・外遊びや運動を嫌がる
・しきりに首を回し、肩をもんでいる
・目を細める、目をこすることが多い
・寝付き・寝起きが悪い
・肩を触ると固く強張っている

ママができる子供の肩こり対策6つ

たくさんの悪影響があるのなら、やはりママとしては早く対処してあげたいところですね。肩こりを未然に防ぐ対処法をご紹介していきます。

正しい姿勢に戻してあげましょう

勉強やゲームなどに集中していると、子どもはついつい目が近くなってしまいます。
頭が前のめりになるので背骨に負担がかかり、猫背の状態になりやすいので、大人が正しい姿勢に戻るように促してあげましょう。

背骨をたどって背筋を伸ばし、肩の位置が平行になるように繰り返し整え、子供に「正しい姿勢」を意識させるのが重要なポイントです。
また、使っている机や椅子の高さが子供の身体に合っていないと姿勢が崩れやすいので、子供の成長に応じて家具の高さの調整を見直していくことも必要ですね。

こまめに休憩を取らせましょう

長時間、同じ姿勢をとることは肩こりを引き起こしかねないので注意したいところですが、年齢によっては勉強時間などを削ることもなかなか難しいものですよね。

時間を削ることができない場合には、せめて適度に休憩を取らせて疲労を一旦リセットさせてあげましょう。
学校の授業のように、50分間勉強したら10分程度の休憩をとらせるように促してあげると、身体の疲労の回復が早いだけでなく、集中力もアップするという嬉しい効果が期待できます。
休憩時間は筋肉をほぐすよう、動くことが望ましいので、ちょっとした休憩のときに家庭のお手伝いをさせるのもおススメです。

ゲーム機やテレビは時間を決めましょう

ゲームをする子供達

ゲーム機やテレビ、スマホやパソコンなどの電子機器の画面は、絶え間なく光が目に入り想像以上に眼筋を疲労させてしまいます。

子供は楽しいことを自分で自制するのが難しく、ついついダラダラと画面を見続けてしまいますので、これは大人が時間を制限してあげましょう。
年齢にもよりますが、目への刺激が強いゲーム機等の使用時間は1日に30分以下が理想でしょう。

また、画面を注視する時間だけでなく、画面と目の距離が近いことも眼筋の疲労を招き、肩や首周りの筋肉が緊張してしまいますので、時間を決めて遊んでいる時でも姿勢チェックは忘れないようにしましょう

体を動かす機会を作りましょう

慢性的な肩こりは子供の運動不足を招きます。適度な運動は食欲アップにも貢献するので、子供に運動不足は大敵です。
積極的に公園や体育館などに遊びに連れ出すなど、子供が楽しく体を動かすことができるように工夫をしてあげるといいですね。

外での運動が難しい場合には、勉強の合間にラジオ体操をするのもおすすめです。まんべんなく左右均等な軽めの運動で肩の筋肉をほぐし、子供の体がまっすぐに戻ろうとする力をサポートしてあげましょう。

ストレッチで血流を良くさせましょう

片腕を伸ばす子供

肩こりの子供の肩周りに触ってみると、筋肉が固まってガチガチになっていることがわかります。これは筋肉が疲労して血流が滞っている証拠ですので、筋肉を刺激して血流を良くして、症状を軽くしてあげましょう。

大人だったら整形外科で治療を受ける、マッサージで筋肉をほぐすという方法が早道なのですが、子供の身体は回復が早いので、ストレッチだけでも十分効果的とされています。
首をゆっくり左右・前後に傾けてゆっくり筋肉を伸ばす、ヨガでいう猫のポーズで肩周りの筋肉を伸ばすなど、ゆったり大きく息をしながら筋肉に適度なテンションをかけて刺激していきましょう。
ストレッチはママの疲労回復や美容にも良いので、子供と一緒に楽しくストレッチしてみてはいかがでしょうか。

子供にストレスをかけないように心がけましょう

肩こりの原因のひとつにストレスが挙げられますが、現代の子供は勉強や複雑化する交友関係親や学校から期待など、多くのストレスに囲まれています。様々なストレスを取り除くことも大切な肩こり対策となります。

ストレスを受ける辛さはなかなか人には言いにくく、一人で抱え込んでしまいがちです。食事の時やちょっとした休憩のときには子供にできるだけ話しかけて、子供がストレスを抱えていないか様子を見てあげましょう。

大好きなママやパパからの過度な期待は子供にとって大きなストレスとなります。日頃の自分の言動を振り返りながら、ステキな親子関係を築いていきましょう。

早めの正しいケアで子供を肩こりから守りましょう

平成25年に厚生労働省が報告した自覚症状についての調査によると、男性は2位、女性は1位と、多くの人が肩こりに悩まされていることが報告されています。

子供を肩こりから守るポイントは、一番身近にいるママやパパが子供の症状に早く気付いてあげて、正しいケアをしてあげることです。
日頃から子供の訴えや姿勢、身体の状態を観察しておいて、異常がすぐにわかるようにしておくのが理想ですね。
子供にも肩こりのつらさはあるのだと理解して、子供が肩こりを患っていないかしっかりチェックしておきましょう。

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