子供のいびきの原因とはに関する記事

子供のいびきの原因~改善/治療のために病院は何科を受診?

『子供のいびきの原因~改善/治療のために病院は何科を受診?』

子供のいびきの原因となる睡眠時無呼吸症候群とは?いびきの症状、合併症、自宅でできる対策、治療法などついてまとめました。

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子供のいびきがひどい!気になる原因といびきを治す方法

寝ている時のいびきは、誰にでもありそうなことですが、子供が大きないびきをかいて寝ていると、少し不安になりますよね。子供のいびきは、病気に関係することもあるので注意が必要です。

今回は、気になる子供のいびきについて、主な原因や合併症、いびきを改善する方法などについてまとめました。子供のいびきがひどくて悩んでいるママさんは、ぜひ参考になさってください。

子供のいびきを引き起こす睡眠時無呼吸症候群とは

寝ている子供

子供のいびきを引き起こす原因として、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep apnea syndrome)があります。この病気は、大人に多いイメージがありますが、実は子供もかかる可能性のある病気です。

睡眠時無呼吸症候群にかかると、睡眠中に無呼吸や低呼吸を起こします。睡眠中に何度も息が止まり、酸素を十分に吸えない状態を繰り返すことになるため、血中の酸素濃度が低下してしまいます。このような状態になると、十分な睡眠が取れないため、夜中に分泌されるはずの成長ホルモンの量が少なくなり、子供の体と心の成長に悪影響を及ぼしてしまうのです。

こんないびきは要注意!

子供のいびきで、息が止まっているように感じる時があるなら要注意です。いびきのリズムが一定ではなく、いびきといびきの間で息をしていない時間があるなら、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。子供の成長に影響が出る恐れがあるので、早めに病院を受診しましょう。

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子供のいびきの主な4つの原因

子供がいびきをかくのには、いくつかの原因が考えられます。ここでは、子供のいびきの主な原因を4つご紹介します。お子さんに当てはまるかどうか確認してみてください。

1扁桃腺肥大

扁桃腺が通常よりも大きい扁桃腺肥大になると、いびきをかきやすくなります。扁桃腺は、病気の原因となるウイルスや細菌が、体の中に入らないよう防ぐ役割をしている、舌の奥の左右についているこぶ状の組織です。病気の時は扁桃腺が腫れやすいですが、病気でもないのに扁桃腺が大きくなっている状態を扁桃腺肥大と呼び、区別しているのです。

扁桃腺が腫れている子供のイラスト

扁桃腺が喉までせり出すと、空気の通り道が狭くなるため、いびきをかきやすくなります。寝ている時に息苦しさを感じ、何度も寝返りを打つので、寝ているはずなのに熟睡した感じがしない場合があります。

ただし、子供が扁桃腺肥大だからと言って、すぐに治療が必要というわけではありません。免疫力の未熟な幼児の扁桃腺は、病気の侵入を防ぐため大きめであることが多いです。

免疫力が付いてくる6歳以降からは、扁桃腺の役割が減るため小さくなってきます。その他には、病気になるたびに扁桃腺が腫れ、そのまま戻らなくなってしまったために、扁桃腺肥大を起こすことがあります。

2アデノイド肥大

鼻の奥からのどに続く部分にある、アデノイドという器官が大きくなると、いびきをかきやすくなります。アデノイド肥大は、子供に多く見られる症状ですが、どうして大きくなるのか、はっきりした原因は分かっていません。アデノイドは成長するにつれて、だんだん小さくなるケースが多いため、しばらく様子を見る場合もあります。

3鼻づまり

常に鼻が詰まっている状態が続くと、鼻呼吸ができないため、いびきをかきやすくなります。鼻炎や鼻づまりを起こす病気は、アレルギー性鼻炎や花粉症のほか、副鼻腔炎(ちくのう症)が考えられます。特に小さい子供は、風邪をきっかけに副鼻腔炎になる場合が多く、鼻風邪が長引いたと思ったら、ちくのう症だったということも少なくありません。

4肥満

太っている二人の子供のイラスト

太りすぎも、いびきをかく原因のひとつです。大人でも肥満により、睡眠時無呼吸症候群となりますが、子供の場合も同じです。肥満により喉が狭くなるので、睡眠中の呼吸が妨げられ、いびきをかきやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の患者の7割が、肥満のせいで起こっていると言われるため、子供が太りすぎの場合は減量することから始めましょう。

いびきによる合併症

子供はいびきをかくことで、子供の成長に様々な悪影響を起こす恐れがあります。いびきによる合併症についてまとめました。

昼間に異常に眠くなる

授業中に寝ている子供のイラスト

子供が昼間に異常な眠気を感じて、授業中に居眠りをしてしまうなど、日常生活に支障をきたすことがあります。子供がいびきをかくのは、気管が狭くなった状態なので、呼吸が妨げられます。息苦しさから何度も寝返りを打つため、うまく睡眠をとることができず、体の疲れをとることができません。そのため、昼間に眠気を感じ、ボーッとしてしまうのです。

集中力がない

いびきによる睡眠不足で集中力が続かないなどの、精神的な症状が出る場合があります。大人でも睡眠不足になると、気分が不安定になることがありますよね。

睡眠中は、記憶を整理して脳を休ませる時間です。しかし、いびきをかいていると眠りが浅くなり、睡眠リズムが狂ってしまいます。睡眠中に脳がゆっくり休むことができないため、イライラしたり落ち着きのない行動を取ったりしてしまうのです。

このような精神状態は、ADHDなどの発達障害の症状とも似ているため、勘違いされる場合があります。いびきと心の健康には、密接な関係があるのですね。

口呼吸の習慣化

口呼吸で寝ている子供のイラスト

アデノイド肥大により鼻呼吸がしにくくなると、口呼吸の習慣がついて、風邪などの病気にかかりやすくなります。人間は鼻から息をすることにより、空気中に存在するウイルスなどが、体の中に入らないよう防いでいます。

しかし、アデノイドが大きくなると、鼻から息が吸いにくくなると、自然と口から息を吸うようになり、子供の口呼吸が習慣となります。空気中のウイルスなどがそのまま体に入ってしまうので、病気になりやすくなってしまうのです。

また、口呼吸をすることにより口臭がひどくなります。殺菌力を持つ唾液が減り、口の中で細菌が繁殖してしまうためです。いびきをかく子供で、朝の口臭がひどい場合は、口呼吸が習慣となっている可能性が高いと言えるでしょう。

発育障害

いびきをかくことで、発育障害が起こる可能性があります。睡眠中は、子供の発育に必要な成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンの働きにより骨や筋肉の成長が促されるため、質の良い睡眠を取ることが大事です。

しかし、いびきをかく子供は眠りの質が良くないため、成長ホルモンの分泌が少なくなり、身長が伸びないなどの発育障害が起きやすくなるのです。

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いびきは病院での治療が可能です

病院のイラスト

子供のいびきが気になる時は、原因を知るために病院を受診しましょう。いびきの治療では、鼻や咽頭の検査が必要なことから、耳鼻咽喉科を受診するとよいですね。いびきの原因によって、様々な治療法があります。

睡眠時の呼吸障害が見られる場合、検査により扁桃腺肥大やアデノイド肥大が発見されると、3~6歳頃に外科手術を行って摘出することになります。入院期間は1週間から10日程度で、病院によっては家族の付き添いが必要となるため、長期休みの時に手術を行うと良いでしょう。

アレルギー性鼻炎などで慢性的な鼻づまりがあるなら、鼻の通りを良くするための薬物治療により、いびきが改善されます。鼻の骨がひどく曲がっていて鼻の中が狭くなり、鼻呼吸が妨げられている場合には、鼻の骨を削る手術を行う場合もあります。

睡眠中の寝方でいびきを改善

いびきは、気道が狭くなり、喉の奥の粘膜が震えることによって音が出ます。いびきを改善するには、気道が狭くならないように、睡眠中の寝方を工夫するのが効果的です。ここでは、いびきをかきにくくするための寝方について、2つご紹介します。

子供に合った高さの枕を選ぶ

枕で寝ている子供

子供に合った高さの枕を選ぶと、いびき改善の効果が期待できるのでお勧めです。枕は、高くても低くてもいけません。枕が高いと首が曲がるため、空気の通り道である気道が狭くなってしまい、いびきの原因となります。

逆に枕が低すぎると、口呼吸になりやすいため、いびきが出やすくなります。枕の高さをちょうどよく調節してあげると、気道の空気の流れが良くなり、いびきをかきにくくなるはずです。

子供に合った枕の選び方

枕を買う時は、枕に頭を当ててみて、仰向けと横向きの姿勢を取り、高さがちょうど良いかを確認します。首元が枕とフィットしているか、寝返りを打った時に苦しくないかを確かめるとよいでしょう。枕の大きさは、寝返りした時のことを考えて、頭3つ分ほどのサイズがおすすめです。通気性の良い素材の物を選ぶと、気持ちよく眠ることができますよ。

横向きで寝る

いびきが気になる子供は、横向きで寝ると改善される場合があります。気道が狭くなる原因として、仰向けで寝た時に舌が喉の方に落ち込んでしまうことが考えられます。横向きに寝ると、舌の位置で気道を妨げることがないので、いびきをかきにくくなるのです。

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!