子供が歯医者を嫌いにならない方法に関する記事

子供の歯医者はいつから?嫌わない方法や暴れる時の処置

子供の歯医者はいつから?嫌わない方法や暴れる時の処置

子供が歯医者で泣いて暴れないようにするためには、通わせ始める時期や親の言動が大切です。子供が歯医者嫌いになる理由をしっかり理解し、脅迫せずに子供がリラックスしやすい対応をしましょう。動揺しないように暴れた時の処置も理解しておきましょうね。

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子供が歯医者で暴れる!嫌いにさせない方法とは?通い始める時期

子供が歯医者で大暴れして泣いているのを見かけると、切なくなりますよね。それが自分の子なら、親の方が泣きたい気持ちになるでしょう。歯医者で暴れる子供のママは、本当に大変!そうならないためにも、そうなってからも、できるだけ子供を歯医者嫌いにさせない親の対応が大切ですが、意外と知らずに歯医者嫌いになる対応をしているママやパパが多いのです。

そこで今回は、子供歯医者に通い始める時期、子供が歯医者を嫌いになる理由、子供を歯医者嫌いにさせないための親の対応など、子供が歯医者に嫌がらずに通えるようになるための方法をご紹介します。ただし、どうしても歯医者嫌いを克服できない子供もいます。ママが動揺しないためにも、もし歯医者で子供が暴れたら、歯医者さんがどんな処置をするかについても頭に入れておきましょう。

子供が歯医者で暴れないためには…

歯の治療をされている女の子

もう既に子供が歯医者で暴れていて困っているママも、赤ちゃんの乳歯が生え始めたばかりのママも、子供の歯に関しては以下の点に気をつけることが大切です。子供が前向きに歯医者に通えるようなるために、ママやパパは子供の気持ちに寄り添ってあげましょうね。

  • 歯医者に慣れさせる
  • 子供に合った歯科医院を選ぶ
  • 虫歯予防を心がける
  • 恐怖心を植え付けない
  • 子供の気持ちを無視しない

子供の歯医者はいつから?通い始める時期

虫歯の子供のイラスト

子供を初めて歯医者に連れて行くのは、いつからが良いのでしょうか?最近の歯医者は、虫歯治療だけでなく予防歯科に力を入れています。子供が虫歯を発見してから慌てて歯医者に通うと、初めての場所でいきなり痛い治療をされるので歯医者嫌いになりやすいので、早くから定期健診やフッ素塗布で歯医者に通い慣らし、不安を抱かせないことが、子供を歯医者嫌いにさせない方法の一つでもあります。

歯医者に通い始める時期

赤ちゃんの歯が生え始めるのは生後6~9ヶ月頃ですが、「初めて歯科検診を受けさせたのは、1歳半健診の時の歯科健診だった」というご家庭が多いです。ちょうど、上下の前歯が4本ずつ生え揃い、第一乳臼歯が生え始めている時期になりますね。

ただし、赤ちゃんの歯の生える時期やよだれの量、ママの仕上げ磨きの技術には個人差がありますので、乳歯が生えてきたら一度、歯医者に来るように指導している小児歯科医も数多くいます

「健診に行ってもうちの子泣いて、口開けられないんじゃないかなぁ?」と心配になるかもしれませんが、赤ちゃんの歯科健診では、ママへの仕上げ磨きなどの指導をメインに行います。もちろん、歯磨きを嫌がる赤ちゃんに関する相談にものってもらえますよ。ママの仕上げ磨きが原因で子供が歯医者嫌いになることもありますので、一度行ってみたら心強いはずです。

イタリアン
45歳

臆病なのに歯医者は平気!

うちには高校生と中学生の子供がいますが、初めて小児歯科に行ったのは息子が2歳、娘は0歳で前歯が生えてきた頃でした。きっかけは、旦那と遊んでいた息子が前歯をぶつけてぐらついたため。怖がり痛がりの息子は、予防接種でも大泣きして暴れる程大変な子でしたので、初めての場所にビクビクしていました。

けれど、歯科衛生士さんは一つ一つ機械や音の説明をしてくれ、治療前に「これから◯◯するからね」と説明してくれて、DVDを診ながらの治療だったこともあり、ちっとも泣いたり暴れたりせず、見ている私だけが「痛くないのかなぁ」と泣きそうな気分でした。

以来、子供達が小学生のうちは定期検診に通い続け、歯の矯正や麻酔も経験しましたが一度も泣いたり暴れたりすることはなく、中学生になって普通の歯医者に変えても、抵抗なく治療を受けられました。

子供の歯医者通いは、定期健診が大切!

歯科の受付

歯医者は、虫歯を治療するだけの場所ではなく、子供の歯の健康のために定期的に通うことが望ましいです。親が口うるさく歯磨き指導をして毎日仕上げ磨きを頑張るよりも、子供が直接歯磨き指導をされた方が、自立して歯の衛生管理ができる子供へと成長しやすいです。

また、虫歯を予防することで、痛い治療へのトラウマを植え付けることもなくなります。子供のために、かかりつけの歯医者を見つけて定期健診に行ってみましょう。

小児歯科の定期健診では、虫歯のチェックだけでなく虫歯予防、口内の異常への対応、歯並びや癖の改善、正しい仕上げ磨きや子供への歯磨き指導、虫歯を防ぐ食品や磨きやすい歯磨きグッズの紹介、フッ素塗布なども行っています

子供が歯医者嫌いになる理由

歯科の治療器具

歯医者には、子供を不安にさせる要素が沢山あります。たとえば、ギーッという大きな音。そして歯医者独特の臭いなど。大人でも歯医者に入った瞬間から不安になる人が多いですよね。また、慣れない診療台に寝かされて口を開け続けなければならない疲労感なども、子供が歯医者嫌いになる理由の一つです。

ママやパパはそうした子供の気持ちを理解し、我慢させるのではなく自分から治療に向かえるように、小さい頃から配慮してあげることが大切ですよ。

<子供が歯医者嫌いになる理由は?>

  • 口を開け続ける疲労感
  • 口をいじられる違和感
  • 荒い治療
  • 人から聞いた怖いイメージ
  • 歯医者独特の臭い
  • 何をされるか分からない不安感 など

子供が歯医者を激しく嫌がるのは親のせい?

子供が歯医者を激しく嫌がると「私の育て方が悪かったから?」「歯医者に通わせるのが遅かったから?」などと、責任を感じるママがいますが、原因は親の対応だけとは言えません。

子供に感覚過敏(味覚・聴覚・視覚・触感・嗅覚のいずれかが、通常よりかなり敏感)という特性がある場合、歯医者の刺激が他の子供よりもかなり強く感じられるため、3歳を過ぎて虫歯治療の意味が理解できる年齢になっても、激しく嫌がり虫歯治療ができずに親が追い詰められてしまうことがあります。

感覚過敏は親の育て方が原因ではなく、発達障害やギフテッドの子供にも見られる症状ですので、治療を拒む我が子を怒ったり、親が自分を責めたりする必要はありませんよ。子供の特性を理解し、適切なサポートをしてあげることが必要ですので、心配な場合は児童相談所や発達支援センターに相談に行くとよいでしょう。適切なアドバイスをもらえますよ。

子供を歯医者嫌いにさせない9つの親の対応

子供は一度歯医者に対してネガティブな印象を抱いてしまうと、それを克服するのがなかなか大変。けれど、次のように親が対応を変えることで、子供の歯医者に対するイメージが変わっていくことがありますので、まずはトライしてみましょうね。これから歯医者に通う場合も、パパと協力して気をつけるようにしましょうね。

子供に合う歯科医院に通わせる

小児歯科

小児歯科の資格を持っていない一般の歯科医でも、看板に「小児歯科」と書くことができます。けれど、小児歯科専門医の方が、子供の歯や矯正への専門的な知識が深く、歯医者嫌いの子供への対応にも慣れていますし、歯科医院の環境も子供がリラックスしやすく配慮されています。

例えば、DVDを観ながら治療を受けられたり、終わったらご褒美をくれたり、削る前に「これを使うと飛行機の音が聞こえるよ」などと、恐怖心を抱かせない説明をあらかじめしてくれるなどの配慮があるのです。

全ての小児歯科専門医が、子供にとって良い歯科医師であるとは限りません。小児歯科専門医でなくても、優秀な歯科医師は沢山います。こればかりは、実際に治療を受けてみないとわからないのが本当のところですが、ネットの口コミを確認したり、ママ友の評判を聞いたりして、子供に合う通いやすい歯科医院を選ぶとよいでしょう。

子供をだまして歯医者に連れて行かない

子供に「歯医者に行くよ」と言うと、嫌がって家からでないかもしれない…と心配な時、つい「公園に行こうね~」などと子供をだまして、歯医者に連れて行こうとしていませんか?ママやパパが子供に嘘を言って思い通りにしようとすると、子供の歯医者嫌いがエスカレートしやすいですよ。

子供とママやパパの間にある信頼関係にヒビが入ってしまい、頑なに治療を拒んで泣き叫び暴れることにもなりかねません。子供の勇気はパパやママへの信頼があってこそ生まれるもの。信頼関係を崩さないように、だまして歯医者に連れて行くようなことはやめましょうね。

日頃から歯医者を使って脅さない

子供を叱るママのイラスト

ママやパパの一言が、子供を歯医者嫌いにさせることもあります。「お利口にしないと、歯医者さんに連れて行くよー!」とか、「きちんと歯磨きしないと、歯医者さんで痛いめにあうよ!」などと子供に言っていませんか?

歯医者を使って脅すと、子供は「歯医者は痛いことをされる怖い場所」というイメージを抱いてしまい、口すら開けてくれなくなることがあります。多くの歯医者さんがパパやママにやめて欲しいと思うことなのですが、日頃から子供を脅したりせず、「歯医者さんは、歯やお口の中を元気にするお手伝いをしてくれる、優しい人なんだよ」と教えるとよいでしょう。

親は不安な顔を見せない

「今日も歯医者で子供が暴れるのかなぁ」と、親が不安な気持ちで歯医者に向かうと、口に出していないのに子供に不安な気持ちが伝わることがよくあります。そうして、子供も歯医者に行くのが嫌になってしまうのです。また、治療中、親が不安な顔を見せると、子供も不安いなりやすいものですよ。

ですから、不安な顔を見せてしまいそうなママは、子供だけで治療に行けるのであれば、子供一人で診察台に行かせ、待合室で待っていた方がよいでしょう。また、歯医者に行く前に「歯医者さんではお口をしっかり開けようね。口の中が切れて血が出たら大変でしょ?」などと、歯医者の話しをするのもNG。子供の不安をあおりますのでやめましょうね。

終わったら褒める

子供を褒めるお母さんのイラスト

子供が歯医者での治療を頑張った後には、沢山褒めてあげましょうね。ママに褒められることで、子供も達成感を味わうことができ、自信がついて次回も歯医者での治療を頑張ろうという気持ちが湧いてくるかもしれませんよ。
逆に、子供が治療中に泣いて大暴れしたからといって「どうして泣いたの!」などとママが怒ってしまうと、逆効果になりますのでやめましょうね。

元気な午前中に連れて行く

子供の年齢が小さいうちは、元気で機嫌のよい午前中に歯医者に連れていくようにすると良いでしょう。お昼前の眠たくなる時間や、午後のお昼寝から起きたばかりの時間だと、必要以上に子供がグズってしまうことがありますよ。
また、待ち時間が長いと子供の機嫌が更に悪くなりますので、診療開始直後の時間帯など、あまり待たなくて済む時間に予約するのがおすすめです。

待合室では楽しくリラックス

歯医者の待合室

待合室では、親子で楽しくリラックスして過ごすようにしましょう。好きな絵本やおもちゃなどを持っていくのも良いですね。最近は、子供が飽きずに待てるようなキッズスペースを併設し、おもちゃや絵本、DVDなど置かれ、楽しく待っていられる歯医者も増えています。子供の歯医者を選ぶ際は、リラックスして過ごせる雰囲気の待合室であるかも大切なポイントになりますね。

親子で一緒に定期検診

親子で一緒に定期健診を受けるのも、子供の歯医者嫌いへの不安を和らげるのに有効です。もし、親子で通える歯医者を選んだ場合は、ママも同じ時間帯に健診を予約してみるとよいでしょう。子連れでもママが治療できるように、個室になっている歯医者もありますよ。ママが先に治療を受けて平気にしている姿を見れば、子供も少しは安心できますよ。

キッザニアで治療体験をさせる

歯医者に対する怖いイメージを払拭したいのであれば、子供自身に歯科治療を体験させてみてもよいでしょう。子供に大人気の職業体験施設「キッザニア東京」には歯科医院のアクティビティーがあり、歯科医や歯科衛生士に扮して歯科治療を行うことができます。

歯医者嫌いの克服だけでなく、虫歯予防の大切さについても学ぶことができますよ!

キッザニア東京(サイト画面キャプチャ)

キッザニア東京

TEL: 0570-06-4646

時間:第1部9:00〜15:00
第2部16:00〜21:00(完全入れ替え制)

住所: 東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲 ノースポート3階 33200

キッザニア甲子園にも、歯科医院のアクティビティーがありますよ

子供が歯医者嫌いで暴れる時の処置

治療が必要な状態なのに子供が暴れるため、治療をせずに本人の成長を待つ歯科医もいます。それにより、虫歯が進行して最終的に抜歯になるケースも…。歯の健康管理には本人の意思が大切なため、歯科医によっては子供との信頼構築を優先させて治療を行わないのです。

けれど、治療を行えないとよりヒドイ結果になりますので、歯医者によっては次のような治療を行うことを勧められることがあります。歯科医の治療方針に疑問を感じたら「うちの子供が歯医者嫌いで暴れるから仕方がない」などと諦めず、セカンドオピニオンを聞きに他の小児科医を訪れることも検討しましょうね。

ネットと器具で体と口を固定して治療

暴れている子供のイラスト

歯科治療では、硬い歯を削るために先の鋭い器具を使用しますよね。そのため、治療中に子供が暴れると器具で口の中をケガしてしまう恐れがあります。ですから、多くの小児歯科には安全に治療を行うために体を固定する専用ネットと、子供の口を固定して閉じられなくする器具があります。

子供の歯の状況や泣き叫び暴れる様子によっては、それらの道具を用いて体と口を固定し、歯科助手が頭を押さえ、子供の安全を確保して治療を行います。

初めてそうした治療の様子を見ると、「大丈夫なの?」「こんな治療、おかしくない?」などと、ビックリするママもいるかもしれませんが、子供の歯の治療ではよくあることですよ。歯科医も歯科衛生士も治療後に子供をしっかりと褒めてくれますので、不安がらずに見守ってあげてくださいね。

ひなママ
30歳

子供は意外とたくましい

息子が4歳の時、前歯の麻酔をして治療することになりました。ところが、息子は頑なに口を閉じて泣きながら嫌がって暴れたため、私と主人は部屋の外で待つように言われ、部屋からだされてしまいました。

窓ガラスから息子の様子を除くと、歯科助手2人と歯医者さんで息子を押さえつけて、体の上からネットをかけてベッドの様な診察台に固定し、くちに金属の装置をはめ込んで治療を始めました。私は矯正経験があったため、その装置が口を開けやすくするものだと知っていましたが、主人はとても心配していました。

麻酔が効いてきて治療が進むと、息子は次第に痛くないことがわかってきたのか泣き止みました。治療後に歯医者さんと歯科助手さんが息子をすごく褒めてくれ、「頑張った子にあげるんだよ」とシールをくれました。

息子は頑張ったから勲章をもらえた気分になったようで、帰りは「次はワニのシールを貰うんだ」と言いました。そして、次の治療では泣いたり暴れたりせず、スムーズに治療を受けられました。

笑気麻酔

子供の意思を尊重し、歯医者への恐怖心を克服できるように歯医者に通わせて練習を積んでも、一向に治療に前向きになれず虫歯が進行してしまった場合などでは、笑気麻酔を使って治療を行うことがあります。笑気麻酔の正式名称は「笑気吸入鎮静法」。笑気(亜酸化窒素)吸入することで、ぼんやりとしてリラックスした気持ちになるのです。

全身麻酔と異なり、意識があります。小児歯科でも使われていて、安全性も確立されているため、全身麻酔のように心配する必要がありません。歯科医と会話をしながらの治療が可能なため、「きちんと治療できた」という自信を、子供につけることができますよ。

ただし、笑気麻酔を使っても強い恐怖心で暴れてしまう場合は、全身麻酔による治療となります。

全身麻酔

全身麻酔をかけられる子供

深い虫歯があるのに、安全に治療を受けさせることが出来ない」と判断された場合、全身麻酔による治療が行われることがあります。歯医者嫌いの子供には多数の虫歯があるケースが多く、痛みを感じずに一度で治療が完了するという点では魅力的な方法かもしれませんね。

ただし、全身麻酔治療を行った9歳の女の子が心停止して亡くなったというトラブルも起きています。全身麻酔が命を危険にさらすトラブルの確率は、交通事故よりも低く、これまで8万人以上の子供が全身麻酔を受けています。ただし、けいれんや肺炎などの合併症のリスクなども心配されていて、絶対に安全と言えるものではありません。

欧米では全身麻酔による親知らず抜歯なども普及し、日本人の「忍耐」を必要とする治療への批判もあるようですが、歯科医の言いなりではなく、全身麻酔へのリスクなど不安な点があればきちんと歯科医に確認してから、治療方法を選択しましょう。

「まだ小さいから虫歯にならない」「乳歯は生えかわるから」などと親が油断していると、2~3歳の幼児でも全身麻酔による治療を検討しなければならないほど、虫歯が進行してしまうことがあります

ママやパパはできるだけ子供に恐怖心を抱かせないような配慮を行い、家族で協力して虫歯予防に努めましょうね。

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