じっとしていられない原因に関する記事

じっとしていられないのは病気が原因?多動の子供の対処法3

じっとしていられないのは病気が原因?多動の子供の対処法3

じっとしていられないADHD・むずむず脚症候群・うつ病などの病気の症状や、じっとしていられない子の対処法を知っておきましょう。

マーミーTOP  >  子育て  >  じっとしていられないのは病気が原因?多動の子供の対処法3

じっとしていられないのはなぜ?知っておきたい病気の症状

子供とは本来じっとしていないものですが、公共の場や園や学校など、じっとしていないといけない場面でも動き回ってしまうと、ママも困ってしまいますよね。

同じくらいの年齢の子がじっとしていられるのに、我が子ができないと「何かの病気では?」と不安になってしまうものです。

じっとしていられないのは家庭のしつけのせいだとされて、心を痛めるママも少なくありません。しかし、じっとしていられないことが、病気やしつけ以外の原因からなる可能性もあるのです。

そこで、今回は子供がじっとしていられない病気、それ以外の理由やじっとしていられるようにする対処法についてみていきましょう。

じっとしていられない子供の病気3つ

元気で笑顔の子供

じっとしていられない子供は、性格や育った家庭環境、しつけの問題だけでなく、病気である可能性もないとは言えません。

そこで、じっとしていられないことで疑われる次のような病気の症状について、正しい知識を身につけて、病気かどうかを見極めましょう。気になるようであれば、かかりつけ医に相談してみることも大切です。

1.注意欠陥多動障害(ADHD)

発達障害とは、生まれつき脳の発達の仕方が異なり、上手く機能しない部分があることで、日常的な生活が送りにくい、病気というよりは、その子の特性の一つです。

発達障害はさまざまなタイプに分類されるのですが、その中の一つである注意欠陥多動障害(ADHD)の子は、じっとしていることが苦手な傾向にあります。

ADHDとは?

ADHDとは、注意力の面で脳が上手く機能しない発達障害の一つです。会話など他のことは普通にできる反面、周囲の人に理解されにくい言動をすることがあるので、誤解されやすいのが特徴です。

ADHDの症状

ADHDの子供の場合、7歳までに不注意や衝動性、多動性・多弁性などの特徴が現れますが、その症状には、じっとしていられないこと以外で、次のようなことがあります。

具体的なADHDの症状

集中して絵を描いている子供
  • 順番を待つのが苦手
  • しゃべりすぎ
  • 他人の会話に割り込む
  • 一つのことに集中できない
  • 計画的に行動することができない
  • 物をなくすことが多い
  • 気が散りやすい
  • 考えるより先に衝動的に動いてしまう

2.むずむず脚症候群(レストレスレッグズ症候群)

むずむず脚症候群とは、じっといていようとしてもできない、その名のとおり、脚がむずむずして動かさずにはいられなくなってしまう病気です。寝ているときにもこのような症状が出るので、不眠症にもつながります。

むずむず脚症候群とは?

むずむず脚症候群は、主に夕方から夜にかけて症状がみられ、じっとしている時に限って、脚を動かしたい欲求が生じたり、脚に不快感が生じることがあります。

脚の病気ではなく神経の病気で、不快な感覚は「虫が這うような感じ」「火照る」「痛い」「かゆい」など人によってさまざま。子供の場合、症状を口で上手く説明できないので、脚の不快感を解消しようと動き回ってしまうのです。

特に、寝ている時などじっとしている時に症状が出やすく、脚を動かすと症状が緩和するため、寝かせようとしても動き回って寝ないので、なぜじっとしていられないのかと、頭を痛めるママも多いようです。

むずむず脚症候群の治療
医師と子供のイラスト

むずむず脚症候群の原因は、遺伝性である可能性が高く、運動神経の興奮を抑えるドパミンという物質が不足しているためとも言われています。

このドパミンを生成するためには鉄分が不可欠であるので、鉄分を補うことで症状が緩和する場合もあります。

さらに、規則正しい生活習慣を心がけることや、症状が現れたときにマッサージをしてあげることなどが症状緩和につながりますが、それでも症状が改善しない場合は、薬を服用することもあります。

治療は長期に渡りますので、専門医の指示に従って治療を進めることが大切です。

3.うつ病

じっとしていられないというよりは、そわそわして動き回ってしまうような場合、うつ病が疑われます。

子供がうつ病なんて!と思われるママは多いかもしれませんが、さまざまなストレスが原因でうつ病になる子も少なくないのです。

子供のうつ病を引き起こす原因とは
不登校をイメージした小学生のイラスト

子供のうつ病は、「学校に行きたくない」という気持ちから引き起こされることも原因の一つです。

学校に行きたくないのは、先生や友達に馴染めないことや、勉強が分からないことがきっかけになることも。年度始めは特に起こりやすくなります。

また、弟・妹の誕生や両親の離婚など、家庭環境の変化があった時などに起こりやすいため、注意が必要だといえます。

子供がうつ病かなと思ったら

子供がうつ病の可能性があるなら、話をじっくり聞いて、子供の気持ちに寄り添い、不安を取り除いてあげるように努めましょう。

さらに、心が疲れている状態なので、リラックスできる環境で休息をとらせたりするようにします。それでも症状が改善されない場合は、かかりつけ医に相談して専門医を紹介してもらうようにしましょう。

病気以外のじっとしていられない原因

小1プロブレム」という言葉が一般的になりつつあるように、病気ではないのに、入学してから授業中にじっとしていられない子も少なくはありません。

子供たちはなぜじっとしていられないのでしょう?ここからは、病気以外のじっとしていられない原因についてみていきましょう。

動きたくてうずうずしている

元気に走り回る子供

パワーが有り余っている子は、動きたくてうずうずして、落ち着くことができないのです。元気いっぱいなのはその子の個性ともいえるので、ママはあまり否定的に考える必要はありません。

成長とともに、じっとしていなくてはいけない時間に、少しずつ慣れさせていきましょう。

好奇心旺盛で関心が移り変わりやすい

じっとしなければいけない時でも、他の何かに興味を持ってしまうと、そちらに関心が行ってしまうのでじっとしていられなくなるのです。好奇心旺盛なことは決して悪いことではありません。

子供の気をそらすようなものを見えないようにしたり、そばに置かない環境下にしたりすると、じっとしていられることも増えるようになりますよ。

じっとしていなければいけない理由が分からない

赤ちゃん時代は動き回っていても、誰からも注意されることはありませんでした。それが、年齢が上がるにつれて、公共の場・幼稚園・小学校などで、じっとしていなければならない場面が増えきます。

「なぜじっとしていなければいけないの?」と訳が分からなくなったり、一種の抵抗のように動き回ってしまう子供も多いようです。

長時間イスに座っているのが辛い

子供用椅子のイラスト

背筋や腹筋などが弱く、身体を支えることができないため、イスに長時間座っていることが辛くて、じっとできない子もいます。

これは、乳幼児期に自力で座らずによりかかる座り方に慣れてしまったのが原因で、座るための筋力が備わっていない可能性があります。

感情をうまくコントロールできない

子供のうちは、感情をコントロールする力が未熟で、頭では分かっていても正反対の行動をしてしまうことも。じっとしていなければならない場面でも、動き回りたい衝動を抑えることが難しいのです。

このような子には、感情を抑えるための訓練が必要で、少しずつ我慢することを覚えさせていきましょう。

じっとしていられない子供の3つの対処法

じっとしていられない子は、集団生活の場でも叱られることが多く、自己否定感が強くなって「自分は何をしても怒られる、ダメな子だ」と思い込んでしまうことがあります。

そうならないためにも、ママは子供がじっとしていられるように、日頃から訓練をしておく必要があります。ここで、ママがどのように対処していけばいいのか、3つの方法をご紹介します。

1思いっきり体を動かす機会を作る

週末の公園

動き回りたい!というエネルギーで溢れている子には、それを発散させる機会が必要です。

それでなくても現代っ子は、外遊びができる環境が少なく、テレビやゲームなど家の中での遊びが多いため、わざわざ外に出ないので、体を動かす機会が足りない子供が多いのです。

週末には家族で公園に行くなど、思いっきり体を動かせる機会を作ってあげましょう。

2じっとしていなければいけない理由を理解させる

その時々で、じっとしていなければならない理由を言い聞かせるようにしましょう。

例えば、病院では「病気の人がいるから静かにしていようね」とか「先生のお話が聞こえないと困るから、じっとしていようね」など、納得できる理由があれば、子供はじっとしていようと思うようになります。

3いつまでじっとしていればいいのか時間を決める

子供は本来動き回りたいものなので、じっと我慢していることは苦痛です。頭ごなしに「じっとしていなさい!」と言われても、それがいつまでなのか分からないと我慢できなくなってしまいます。

そんな子は終わりをきちんと決めてあげると、どれくらい我慢すればいいのかが分かるので、「あと少しなら我慢できる」とやる気になるのです。

しかし、子供は「あと何分」と言われても、時間の概念ができるのは小学校に入ってしばらく経ってから。「時計の針が○のところに来るまでじっとしていようね」と、目で見えるもので終わりのタイミングを示してあげるといいですね。

その場に文字盤のある時計がない場合には、次のような時計アプリがおすすめです。

ぷらぷろっく(無料版)~楽しく時計を覚えよう!
ぷらぷろっく(無料版)~楽しく時計を覚えよう(サイト画面キャプチャ)

時計の読み方を覚えることができるアプリで、時間を読みあげたり、時計を読む問題を出したりする機能に加え、時計の針を自由に回して遊ぶことができるので、子供に時計の針の位置を示すときに最適です。

楽しく時間をよもう(無料版)
楽しく時間をよもう(サイト画面キャプチャ)

かわいいライオンの顔の時計で、時間の読み方の練習ができるアプリです。文字盤がシンプルで分かりやすく、時計の針を動かすことができるので、子供に時計の針の位置を示すのに便利。日の出から夜までの地球軌道アニメーションに合わせて時計が動くので、時間の概念を知ることができます。

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ