子供の視力低下の原因/対策に関する記事

子供の視力低下の原因と対策!ゲーム/遺伝と関係は?

子供の視力低下の原因と対策!ゲーム/遺伝と関係は?

学校での子供の視力検査の結果が悪かったら、眼科で早急に受診を!視力低下の防止方法や眼鏡を着用する視力の目安も紹介します。

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子供の視力の平均は?視力低下の原因と遺伝との関連について

昔と比べて子供の視力が悪くなっていると言われている現在、子供の視力について心配されているママ・パパは多いかと思います。親としては、できれば子供にメガネをかけさせたくないですよね。また、親の目が悪いと「遺伝して子供も目が悪くなるのでは…?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

今回は子供の視力低下を防止する方法、気になる遺伝との関連性・メガネをかけさせる視力の目安などをご紹介します。

メガネをかけると子供自身も日常生活において不都合な事が多くなりますね。親として、少しでも視力低下の要因を取り除いてあげたいですね。お子さんのためにも、視力について勉強しておきましょう。

子供の視力の平均は?年齢によって違うの?

子供の視力の発達について

玩具を見つめる赤ちゃん

産まれてきたばかりの赤ちゃんはほとんど目が見えていない状態。その後、徐々に視力が発達していき、6歳頃には殆どの子供が1.2に達します。子供は目がいいというイメージがありますが、幼児期は意外と見えていないようです。
新生児から6歳までの視力の平均値は、以下の通りとされています。

<視力の正常値の目安>

年齢 視力
新生児 ほぼ見えない
6ヶ月 0.02
1歳 0.3~0.4
2歳 0.5~0.6
3歳 0.7~0.9
5歳 1.0~1.2
6歳 1.2

子供の視神経の発達は6歳頃までとされているので、この時期までに視力が1.2までに発達していないと、視力が低い状態のままになってしまう可能性があると言われています。

子供の視力 1.0未満の割合

虫眼鏡越しの子供の目

子供の視力は不安定で、幼児の場合は特に正確な値を測定することが非常に困難とされています。
では、おおよその割合として、視力低下の目安である1.0未満の視力の子供がどれくらいいるのかを年齢別にチェックしていきましょう。

<年齢別 視力1.0未満の割合(平成26年度)>

学年 1.0未満0.7以上 0.7未満0.3以上 0.3未満 合計
幼稚園

1.0未満0.7以上

17.55%

0.7未満0.3以上

8.01%

1.0未満0.7以上

0.97%

合計

26.53%
小学校

1.0未満0.7以上

10.72%

0.7未満0.3以上

11.29%

1.0未満0.7以上

8.14%

合計

30.16%
中学校

1.0未満0.7以上

11.31%

0.7未満0.3以上

16.75%

1.0未満0.7以上

24.97%

合計

53.04%
高校

1.0未満0.7以上

11.53%

0.7未満0.3以上

15.52%

1.0未満0.7以上

35.84%

合計

62.89%

中学生にまで上がると、視力1.0未満の子供が急激に増えている傾向にありますね。その割合はなんと半数。高校では6割を超えています。

視力の悪い子供が増えている

視力検査表

近年、子供の視力の低下が問題視されるようになっています。特に、視力が低下する年齢が早期化している事が注目すべき点となっています。

<視力1.0未満及び0.3未満の割合の推移>

学年 平成16年度 平成22年度 平成25年度 平成26年度
幼稚園
1.0未満
平成16年度:20.19% 平成22年度:25.64% 平成25年度:23.80% 平成26年度:25.56%
幼稚園
0.3未満
平成16年度:0.59% 平成22年度:0.59% 平成25年度:0.73% 平成26年度:0.97%
小学校
1.0未満
平成16年度:20.05% 平成22年度:22.36% 平成25年度:22.14% 平成26年度:22.02%
小学校
0.3未満
平成16年度:5.50% 平成22年度:7.55% 平成25年度:8.58% 平成26年度:8.14%
中学校
1.0未満
平成16年度:28.34% 平成22年度:30.48% 平成25年度:27.64% 平成26年度:28.06%
中学校
0.3未満
平成16年度:19.34% 平成22年度:22.25% 平成25年度:25.15% 平成26年度:24.97%
高校
1.0未満
平成16年度:28.87% 平成22年度:29.74% 平成25年度:27.57% 平成26年度:27.05%
高校
0.3未満
平成16年度:30.46% 平成22年度:25.90% 平成25年度:33.36% 平成26年度:35.84%

平成22年度は、平成16年度と比較して中学生以下の年齢において視力の悪い子の割合が著しく増加しています。平成16年は携帯型のゲーム機が発売された時期でもあるため、その関連性が指摘されているのだそうです。

視力が悪くなる原因・遺伝との関連は?

子供の視力は年齢が低いほど低下しやすいとされています。まだ視力の発達途上で、不安定な時期に目を酷使することにより視力が正常に発達しない・低下しがちなのだそうです。

子供の視力低下は、遺伝的要因と環境要因が重なって起こることもあるようです。また、ストレスで一時的に視力が低下することがあることもわかっています。

テレビやゲーム、スマホ

ノートパソコンを操作する子供

テレビやテレビゲームなどの液晶画面を近くで長時間見続けることは、目を疲れさせる視力低下の原因となります。特にポータブルゲーム機やスマートフォンなど小さい画面のものは、目への悪影響が大きいとされています。

小さい画面を見ていると眼球が動く範囲が狭くなり、視力の発達を妨げてしまいます。最近では幼児期からゲームをする子供もいるので、そのことが視力低下の年齢を下げていると言えるでしょう。

遺伝要因

遺伝的には、遠視の要素の強い子供と弱い子供に分けられます。
遠視の要素の強い子供は視力が低下しにくくなりますが、逆に生まれつき遠視が弱い子供は、小学校低学年までの早期に視力が低下する可能性が高くなります。

また、両親共に近視の場合、両親共に近視ではない場合と比較して近視になるリスクが8倍高く、片親のみが近視の場合は2倍高くなることが明らかになっています。

心因性ストレス

脳に過剰なストレスがかかると、一時的に視力が低下することがあります。ただこの場合、眼球や視神経には異常がないので、ストレスがなくなれば視力は回復します。

子供の視力を低下させない6つの方法

簡単にテレビから切り離せないのが今の子供たちの生活。携帯ゲームをする子供も非常に多く、年齢が上がると勉強や読書の時間も長くならざるをえません。

<子供の視力を守るには?>

  1. 長時間、テレビやテレビゲームなど近くのものを見続けない
  2. テレビを見る時や読書・勉強・テレビゲームをするときは部屋を明るくする
  3. 近くを見た後は、外遊びなど遠くをみるようにする
  4. 読書や勉強の時の姿勢に気を付ける
  5. 成長長に応じて椅子や机の高さを調節する
  6. 電車の中や寝ころびながらの読書やテレビゲームはしない

目を疲労させることが多い日常生活の中で、少しでも視力をキープする意識を持てば、視力の低下を防止・遅らせることができますよ。

メガネをかける視力の目安は?

眼鏡をかけた小学生

学校の健康診断で眼科への受診が必要とされた場合、眼科で調整力を緩める目薬をした後に視力検査を行います。その検査でも、ある程度の近視や遠視が見られた場合はメガネを作る必要が出てきます。

メガネをかける視力の目安

●小学生…0.5以下
●中学生…0.7以下
※視力の左右差が大きい場合や斜視の可能性がある子供は、早めにメガネをかける必要があります。

子供の視力が低下した場合、メガネをかけると何かと不便が生じますし、スポーツする子供は怪我などの心配も出てきます。
ただ、メガネをかけないことで視力の低下が悪化したり、目つきが悪くなったりという不都合が出てくる可能性も否定できません。見えにくいことを長く我慢させてしまうと子供にもストレスがかかりますので、かかりつけの眼科の先生とよく相談して、メガネやコンタクトの着用時期や目安を判断しましょう。

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