子供の花粉症の症状と治療法に関する記事

子供の花粉症対策~大人との症状の違いと治療に使われる薬

子供の花粉症対策~大人との症状の違いと治療に使われる薬

子供が花粉症かも?と思ったら早めの対策が必要です。これを読めば、治療に使われる薬や予防法などの花粉症対策が分かります。

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子供の花粉症を悪化させないための対策&治療法

花粉が飛散する季節になると、今年こそ子供が花粉症を発症するのではないかと、気が気ではないママは多いのでは?特に、花粉症は遺伝が大きく影響することから、パパやママが花粉症のご家庭では、子供が小さいころからしっかりと花粉症対策をしておく必要があります。

これまで花粉症は、大人になってから発症すると考えられてきましたが、最近は低年齢化が進み、小さなお子さまでも花粉症のリスクが年々高まっていることから、早めの花粉症予防が効果的だといえます。ここで紹介する子どもの花粉症の症状や治療法を参考に、つらい花粉症の症状から少しでも子供を守ってあげましょう。

花粉症の発症は何歳から?

鼻水が垂れている赤ちゃん

東京都が2006年に行った調査によると、10年前の調査結果に比べて、0~14歳のスギ花粉症の有病率が約3倍に増えているという結果が出ました。有病率の急激な変化は、飛散する花粉の量が増えたことによるもので、この結果により年々花粉症の発病年齢が低下していることが分かります。

花粉症は、花粉が体内に侵入した際に作られる「IgE抗体」が、一定量を超えた場合に起こるアレルギー反応で、アレルギー体質の子供が、新生児の段階でたくさんの花粉を取り込んでしまった場合、早い子では生まれてから2シーズン目で花粉症を発症する可能性があります。そのため、今後は赤ちゃんの花粉症対策も重要となるのです。

花粉を100%シャットアウトすることは難しいことですが、できるだけ花粉を遠ざけて生活することで、少なくとも発病年齢を遅らせることはできます。

大人とは異なる子供の花粉症の症状

花粉症の主な症状といえば、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目の充血やかゆみですが、子供の場合は、一般的な大人の症状とは少し違う場合があります。小さなお子さんは花粉症の症状が現れてもうまく説明することができないため、ママは次のような子供の体調の変化に気が付いてあげられるよう、普段から注意して見守りましょう。

鼻水が粘っこくて詰まりやすい

スギ花粉のせいで泣いている赤ちゃん

大人の花粉症では、鼻水はどちらといえばサラサラしているのに対して、子供の場合は鼻水が意外とネバネバしている場合があるので、ウイルス感染症のような鼻水が出る病気と間違いやすい傾向にあります。また、子供の鼻はとっても小さくネバネバ鼻水がつまりやすいことから、赤ちゃんの鼻水の対処はいがいと難しく、鼻水が出ないせいで鼻の異常に気付きにくいので注意が必要です。

鼻づまりは一見分かりにくいのですが、鼻で呼吸がしにくいせいで口呼吸をすることが多くなるので、よく口を開けているという場合は、鼻がつまっている可能性があります。

くしゃみよりも目の充血やかゆみがひどいことも

花粉による鼻の粘膜の炎症によって鼻がつまると、逆に、それ以上、花粉が鼻の中に入ってこないので、大人ほどくしゃみはひどくなりません。それに対して、目は常に無防備な状態なので、花粉の影響を受けやすいことから、目のかゆみや充血などの症状が出やすくなります。さらに炎症がひどくなると、白血球の増加によるむくみによって、目の周りが腫れ上がったような状態になる場合もあります。

目のゴシゴシや鼻のヒクヒクなどのサインに注意!

子供は大人と違って症状を言葉で説明できない分、子供のしぐさから異常に気付いてあげることが重要です。花粉症を発症すると、鼻がムズムズしたり目がかゆくなったりするので、頻繁に目や鼻をこすったり、顔をしかめるなど、普段度は違った行動をしている場合は、花粉症のつらさを訴えているのかもしれません。

さらに、花粉へのアレルギー反応によって鼻の粘膜の炎症がひどくなると、ちょっとした刺激で出血しやすい状態になります。鼻をゴシゴシしすぎると、鼻血を出すこともあるので注意しましょう。

花粉症を予防するには

花粉に接触する機会をできるだけ減らすことで、花粉症の予防のほか、花粉症と診断された場合でも症状の軽減につながります。日常的にできる対策やおすすめグッズを取り入れて、できるだけ子供が花粉に触れないように気をつけましょう。さらに、ここではアレルギー症状の緩和につながる食材を紹介します。

お出かけの際の対策

帽子とマスクとサングラスをして母親におんぶされている赤ちゃん

花粉のシーズンには、出かける際にメガネ・マスク・帽子を着用することで、花粉が体内に入り込まないように気を付けましょう。最近では、マスクやメガネは子供用サイズも多く販売されるようになり、中にはマスクをしても曇らないメガネのレンズも開発されています。さらに、花粉吸着防止スプレーを使うことで、肌や髪への花粉の吸着を防ぐことができるようになりました。

おすすめの花粉対策グッズには、次のようなものもあります。

ユニ・チャーム超立体マスク こども用

ユニチャーム

284円 + 税

凸凹が少ない子供の顔にもフィットして、飛沫ウイルス・花粉から守るマスクです。耳の部分に柔らかく伸縮性の高い不織布を使用しているので、耳が痛くなることもなく、高密度フィルタでウイルスや細菌をシャットアウト。男の子用と女の子用があるものうれしいですよね。

http://www.d-unicharm.jp/category/153.html

サニーク 快適ガードプロ プリーツタイプ こども用5枚入

サニーク 快適ガードプロ プリーツタイプ

株式会社 白元

500円 + 税

幼稚園から小学校低学年までのお子様向けのマスクです。花粉やウイルスを強力ガードする一方で、通気性も良く呼吸が楽なので子供にも負担がかかりません。ノーズクッションにより鼻とマスクがぴったりフィットし、鼻周辺からの呼気のもれも防ぐので、メガネのくもりを軽減します。

http://www.hakugen-earth.co.jp/products/medical/mask-guardpro/item_0100.html

花粉対策メガネ「Zoff AIR VISOR」 Disneyモデル

Zoff

3000円 + 税

顔のカーブにフィットしたフロント内側のラバーフードが花粉の侵入を防いでくれます。また、曇りにくい防曇レンズを使用しているため、マスクをしてもレンズが曇ることがありません。ミッキー好きにはたまらないミッキーハンドのプリントがおしゃれです。

http://www.zoff.co.jp/store/detail/ZE51KA2_C-1A/

花粉吸着防止スプレー イハダ アレルスクリーン

花粉吸着防止スプレー

IHADA

900円 + 税

イオンの効果で、肌や髪の毛への花粉の吸着を防ぐにスプレーです。メイクの上からでもOKなので、お子様だけでなくママにもおすすめ。天然温泉水配合で皮膚アレルギーテスト済のため、安心してお使いいただけます。

http://medical.shiseido.co.jp/ihada/products/aller-screen.html

お出かけから戻ったら、家の中に入る前に衣類に付いた花粉をはらって、うがい・手洗いも忘れずに行いましょう。さらに、すぐにシャワーを浴びることで、髪の毛や肌の表面についた花粉を洗い流すことも効果的です。

家の中での対策

花粉シーズンはなるべく窓を開けず、洗濯物や布団は屋内干しにしましょう。特に、日中は花粉の飛散量が多いので、調理中の換気扇の使用には十分に注意してください。

また、リノール酸を過剰に摂取するとアレルギー症状が助長されることから、普段からリノール酸を多く含むひまわり油やコーン油、油分が多いスナック菓子などの摂取を避ける必要があります。逆に、n-3系不飽和脂肪酸に含まれるαリノレン酸には、アレルギー症状の緩和につながる効果があるので、えごま油や亜麻仁油、くるみなどのαリノレン酸が多く含まれる食材を食事に取り入れるといいでしょう。

主な花粉症の治療法

病院で子供の花粉症について医者に聞いている夫婦

花粉症の治療は、基本的には大人と子供には違いはありません。症状を和らげる薬を使った薬物治療が中心となりますが、治療の一環として花粉症の原因となっているアレルゲンの除去が重要になります。

花粉症を治療する際は、「何科を受診すればいいの?」と疑問に感じている方は意外と多いようですが、鼻水や目のかゆみなどの一般的な花粉症の症状が見られる場合は、耳鼻咽喉科で治療を受けるのがベストです。ただし、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーなど、花粉症以外のアレルギー症状がある場合は、アレルギー科を併設している小児科を受診することをおすすめします。

1–発症前にはじめる初期治療

杉並木をマスクをして歩く小学生

花粉症は、症状が出てから治療するものと思われがちですが、実は、花粉が飛散する前の時期や症状が軽い段階に「初期治療」を行うことで、症状の悪化を防ぐことができます。さらに、使う薬を少量に抑えられるので、お子様の花粉症におすすめの治療法だといえます。

2–アレルゲンの除去と回避

花粉症の治療では、薬物による症状の緩和のほかに、原因となっているアレルゲンとの接触を断つための指導を行う場合があります。一般的に、レルゲンの除去や回避には次のような方法があります。

アレルゲンの除去

  • 空気清浄器や排気循環式の掃除機を使用する
  • ソファーやカーペットの使用を控える
  • 湿度を50~55パーセントに保つ
  • ふとんクリーナーを使用する など

アレルゲンの回避

  • 花粉が多い日は外出を控える
  • 外出の際は花粉が付着しやすい素材の衣類を避ける
  • 網戸や吸気口にフィルターを付ける
  • こまめに掃除をする など

3–薬物治療

花粉症の治療には、目のかゆみやアレルギー症状を和らげるために飲み薬のほか、目薬や点鼻薬が用いられます。目薬や点鼻薬は薬局やドラッグストアでも購入は可能ですが、きちんと病院で検査を受けて、お子さんの症状にあった薬を処方してもらった方が安全です。

また、薬は効果や副作用に個人差があるため、医師に相談の上、処方してもらうとよいでしょう。
花粉症の治療薬には主に次の4つの種類があります。

1.抗ヒスタミン薬

抗ヒスタミン薬は、飲み薬・目薬・点鼻薬に使われる薬です。
起きてしまったアレルギー症状を抑える働きがあることから、一般的に花粉症の症状がみられた場合に処方されます。即効性はありますが、ヒスタミン作用によって次のような副作用があります。

  • 眠気
  • だるさ
  • 集中力の低下
  • 喉の渇き など
2.メディエーター遊離抑制薬

メディエーター遊離抑制薬も、飲み薬・目薬・点鼻薬に使われる薬です。
特徴としては、アレルギー症状が起きないように抑制する働きがあげられます。比較的副作用が少なく、眠気やだるさなどのヒスタミン作用がない反面、薬の効果が現れるのに時間がかかるため、症状が出る前に治療を行う初期治療に向いています。

3.抗ロイコトリエン薬

抗ロイコトリエン薬は飲み薬に使われている薬です。
鼻の粘膜の炎症や腫れを緩和する働きがあることから、鼻づまりに効果があります。効き目が穏やかなため、抗ヒスタミン薬などの点鼻薬との併用が一般的です。

4.ステロイド薬

ステロイド薬も、飲み薬・目薬・点鼻薬に使われている薬です。
子供にはアレルギー症状が悪化した場合、目薬や点鼻薬が処方される場合がありますが、副作用を考慮する必要があることから、医師と相談の上、正しい使い方をする必要があります。

病院で目薬を処方された場合は、家での点眼が必要になります。目薬を嫌がる子が多いことから、ママは、目薬の必要性をきちんと説明することで、子供の点眼に対する恐怖心を取り除いてあげることが重要です。それでも嫌がるというときには、次のような方法を試してみてください。

嫌がる子供に目薬をさすコツ

1.目のまわりをきれいに拭いてから、膝枕などで頭を固定します。
2.目頭からそっと目薬を垂らして、パチパチ瞬きをさせます。

こうすることで、高い位置から目薬を垂らす場合に比べて、点眼に対する恐怖心が軽減されます。遊び感覚で行うことで、楽しみながら花粉症対策をしましょう。

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