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子供の咳が止まらない!咳が出やすい原因と心配な病気12

子供の咳が止まらない!咳が出やすい原因と心配な病気12

子供の咳が止まらないと重大な病気ではないのかと心配になりますね。風邪や喘息以外に思わぬ病気が潜んでいることも…。

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子供の咳が止まらない4つの原因と病気12!親が知るべき病原体

子供は咳をしやすいものですが、一度出ると止まらなかったり長い期間続いたり…。「こんなに苦しそうで大丈夫なの?」「病気かな?」と心配になりますよね。「咳が止まらない原因=病気」と考えがちですが、実はそれ以外にも隠された原因があるのです。

こちらでは子供の咳が止まらなくなる4つの原因、親が知っておくべき咳が止まらなくなる病原体、咳が止まらなくなる12種類の病気、大人よりも咳が出やすい子供の体の特徴についてご紹介します。たかが咳と侮っていると、命に繋がる危険もあります。名前を知っているだけでも、いざという時に落ち着いて対処できるものですので、ぜひ一度チェックしておきましょう。

子供の咳が止まらない4つの原因

「咳=風邪」「咳=ぜんそく」と考えているママさん!もちろん風邪や喘息も原因としてありますが、他にも知られていない原因がありますので、覚えておきましょう。

風邪ウイルス/細菌への感染

喉を痛がる子供とウィルス

ウイルスや細菌によって喉が炎症を起こし、それが悪化すると咳が止まらないこともあります。風邪ウイルスの場合は、鼻からウイルスに感染し、鼻水や鼻づまりの後、咳が出始めます。抗生物質が効かない恐ろしいウイルスや細菌もあり、入院治療が必要になることも…。たかが風邪と侮らずに様子を観察し、早めに受診することが大切です。

ぜんそく

ぜんそくは、喉から肺までの空気の通り道である気管支が、炎症を起こして狭くなる気管支炎と区別がつきにくいこともあります。しかし、気管支炎よりも喘息の方が気管支の周りの筋肉も収縮させるため、さらに空気の通り道が狭くなり、咳が止まらないだけでなく呼吸困難になることもあります

ストレスが原因のこともある

額に手を当てる男の子

あまり知られていないようですが、熱なし、鼻水なし、のどの痛みもなしという、ストレスが原因の咳もあります。小学生くらいの子供に多く、親の知らないところでストレスがたまっていることも…。風邪症状が見られないのに咳が止まらないため、「気管が弱いのかな」「体質かな」など親が見過ごしてしまうこともあります。

習い事などで忙しく過ごす子供の中にも、楽しいため本人にストレスが溜まっている自覚がないケースもあり、親子共に気づくのが遅れて小児うつに繋がることもあります。ストレスが原因で咳が続くこともあるのだと、心に留めておくことが早期発見の鍵になります

チョッパー
37歳

A気づくのが遅れました

小学校3年生の女の子のママです。娘は小さい頃から大きな病気などせず、学校もほとんど休んだことがありませんでした。でも、3年生になったばかりの頃から咳が続き、「軽い風邪かなぁ」と思って様子を見ていたのですが、一向に良くならず病院を受診してみることに。

そこで、ストレスなどの心因性の咳があることを始めて知り、思い当たることがないか娘とじっくり話をしてみました。すると3年生になってクラス替えがあり、仲良しのお友達と離れたこと、なかなか新しいクラスに馴染めないことがわかり、娘がストレスを抱えていたことを知りました。

それから娘のことを気にかけるようになり、休日は好きなことをさせてリフレッシュさせてあげるなどして、ストレスがたまらないような生活を心がけるようにしました。

病気が潜んでいる可能性も…

ごく稀ではありますが、咳が止まらない原因として、先天性異常や腫瘍など、重大な病気が潜んでいる可能性もあります。咳が止まらないのは、子供からの何らかのサインと思って、咳の音や頻繁に出る時間帯などの様子を注意深く観察し、長引く場合は医療機関を受診しましょう。

子供の咳が止まらない代表的な3つの病原体

咳が止まらず入院になることもある、子供がかかり易く重症化しやすいウイルスや細菌をご紹介します。

マイコプラズマ

誰もいない教室

肺炎のうち、2割程度がマイコプラズマという病原体が原因で起こると言われており、5~14歳の年齢で多く感染します。幼稚園や保育園、学校でマイコプラズマ肺炎の患者が出た場合には注意が必要です。このマイコプラズマに感染すると、2~3週間の潜伏期間の後、発熱から始まり、咳などの症状が出ることが多いです。

発症初期の段階では、風邪と診断されることが多いようですが、気管支炎や中耳炎などの合併症も引き起こすので注意が必要です。肺炎と言っても外来治療で治ると言われるもので、よく効く抗生物質があります。

最近は抗生物質の効かないマイコプラズマも増えてきました。そのようなマイコプラズマに感染したり、他の肺炎などに同時に感染したりすると、重症化して入院になることもあります。

RSウイルス

風邪やインフルエンザウイルスと同じように、飛沫感染や接触感染で感染します。4日~6日の潜伏期間の後、発熱や鼻水から始まり、重症化した場合には咳がひどくなり細気管支炎や肺炎、命の危険がある無呼吸発作等を引き起こすこともあります。

2歳までにはほぼ100%の子供が感染すると言われ、1度感染しても生涯にわたり免疫が獲得できるわけではありません。そのため、一生のうちに何度も感染します。乳幼児やダウン症、免疫不全の人の場合は特に感染しやすく、初めて感染は重症化するケースが多いため注意が必要です。

肺炎のおよそ50%、細気管支炎のおよそ50~90%が、RSウイルスが原因と言われていますので、特に小さい乳幼児の場合には医療機関にかかったからと安心せず、自宅で経過をしっかりと観察し、悪化している場合には再度受診することが大切です。

アデノウイルス

アデノウイルスは49種類もあり、さまざまな病気の原因となりますが、そのなかでも夏場に流行るプール熱が有名です。高熱が続いて、目が赤くなったり喉が腫れたり、下痢などの症状が表れ、重症化すると肺炎になったり、乳児の場合は、胃腸炎から腸重積を引き起こすこともあるので注意が必要です。

有効な抗生物質がないため、高熱が続き脱水症状や肺炎が心配される場合には入院治療を行い、点滴で水分を補給します。熱は5日ほどで下がることがほとんどですが、大人も感染してしまうこともあるため、看病中のママは免疫力が下がらないように、しっかりと水分や休息をとるようにしましょう。

子供の咳が止まらない病気12

マスクと細菌とウィルス

子供の咳が止まらない病気には様々な種類があります。よく聞かれるものから、恐ろしいものまでありますので、一度目を通しておくと、いざという時の助けになりますよ。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは、ハウスダストや花粉などのアレルゲンが体内に入ることで免疫機能が過剰に反応し、鼻水や鼻づまりの症状が出ることです。「鼻炎で咳が止まらないことってあるの?」と思われがちですが、鼻水が喉に付着することで炎症を起こし、咳が出るのです。

副鼻腔炎や蓄膿症

副鼻腔炎になると、鼻の中(副鼻腔)に膿が溜まります。人間の生理現象として、鼻の中の鼻水は、自然に喉の方に流れるしくみ(後鼻漏)になっていますが、この膿が鼻水といっしょに喉の方に流れることで、喉に炎症が起こり、咳が止まらなくなるのです。

肺炎

細菌やウイルスによって肺が侵され、肺が炎症を起こす病気のことを総称して肺炎といいます。発熱や咳の他、肺の病気なので呼吸症状が主です。幼い子供が風邪をこじらせて肺炎になるのは、風邪をひいて喉が炎症を起こしているため、通常は喉で退治するウイルスや細菌が喉を素通りし、肺まで下りてしまうからです。重症化すると呼吸困難にもなるため、注意が必要です。

気管支ぜんそく

気道に炎症が起こり狭くなっていると、気管支ぜんそくの発作が起こります。発作を起こすとさらに気道が狭くなり、痰が出て気道を塞いでしまうため、呼吸が苦しくなるのです。発病年齢は2歳以下が6割で、成長と共に症状も緩和し、中学生になるころには半数の子が完治すると言われています。

ぜんそく性気管支炎

病原菌から感染することで気管支の炎症を起こし、ぜんそくのような状態になることをぜんそく性気管支炎と言います。ぜんそくは主にアレルギーが原因で起こるため、気管支ぜんそくとイコールではないのですが、もともとアトピー性皮膚炎などアレルギーを持っている子は、ぜんそくに発展するケースが多いのです。

気管支炎

ウイルスや細菌などが気管支に感染して起こる病気を気管支炎と言います。主に風邪症状が悪化することで起こり、発熱や痰がからんだ激しい咳が特徴です。ウイルス性の感染が9割ですが、ウイルス性の後に続いて細菌に感染することもあり、注意が必要です。

細気管支炎

2歳未満、特に生後6カ月未満の乳幼児が、RSウイルスに感染することで、細気管支に炎症が起こることがあります。呼吸が苦しくなるだけでなく、呼吸器に基礎疾患があると重症化しやすいため、気をつけなければなりません。

クループ症候群

クループ症候群は声帯や喉の周りがウイルスや細菌に感染して起こる病気で、2歳以下の子供がかかりやすく、3ヶ月から5歳の患者がほとんどです。症状としては、発熱がない場合もありますが、犬の遠吠えみたいな咳が特徴です。稀に、顔色が青白くなり意識障害を引き起こすことがありますので、そのような場合は直ちに病院へ救急搬送しましょう。

百日せき

百日せきは、3歳以下の患者が多く、1歳頃までに予防接種を受けるように推奨されていることで、知っているママも多いのでは?発熱症状がないため、始めは軽い風邪と思うかもしれませんが、だんだんと咳をする回数が増え、爆発的な咳が10から15回連続して起こるようになります

パソコンで調べる看護師

10小児結核

小児結核はBCGによる予防接種がおこなわれるようになり、患者数が減少したものの、結核菌を持った大人から子供に感染することがあります。感染から2~3ヶ月ほど潜伏期間があり、感染したすべての人が発症するわけではありませんが、免疫力の低い子供は重症化しやすく注意が必要です。

11アトピー性がいそう

気道に入った異物を外に出そうとして反射的に起こるのが咳ですが、その反射の感度が強くなり、ちょっとした刺激でも咳をしてしまうのが、アトピー性がいそうです。痰を伴わないのが特徴で、喘息のように呼吸困難になることはありませんが、長い期間続くことがあります。

12肺ガン

咳症状は、ガンという恐ろしい病気の症状にもなりうるのです。咳や痰が長い期間続き、赤みがかった痰が出るときは、肺ガンを疑いましょう。肺ガンは早期発見が難しく、小細胞肺ガンの場合は進行も早いため、肺ガンには咳症状があることを気に留めておいてください。

大人より咳が出やすい!?子供の咳が出る3つの理由

子供に咳がでることを過剰に心配するママもいますが、咳が出なくなる方がもっと怖いことをご存知でしたか?

咳は体を守るための自己防衛反応

咳をする子供

人間の体には、口から肺までの空気の通り道である気道に異物が侵入すると、それを排除しようとして咳を出す、自己防衛反応が備わっています。すなわち、咳が出ているということは、体に異物が侵入しているサインなのだと認識しておきましょう。

子供の気道は大人より敏感!

子供は気道の抵抗力が弱いため炎症を起こしやすく、炎症を起こすと気道が敏感になってしまいます。そのため、空気が冷たいことや乾燥していることなど、大人からするとほんの少しの刺激でも咳が出てしまうのです。

子供の痰は大人より多い

子供の体は大人よりも多くの痰をつくっています。ところがその痰を咳で出そうとしても、なかなかうまく出すことができません。そのため、咳が長引いてしまうことになるのです。また、痰が多いと空気の通り道が狭くなるため、気管支炎を起こしやすく、ぜんそくのような症状も出やすくなります。

たかが咳と油断するのは危険!

「熱がなく、元気なら咳が出ていても大丈夫!」と思っていませんか?たしかに、前述したように、子供は咳が出やすいものですが、あまりに長引くと突然悪化して呼吸困難になることもあります。また、放置することで肺ガンや肺炎の発見が遅れてしまい、命の危険にさらしてしまうことも考えられます。子供の咳が止まらない時は、決して自己判断はせず、小児科や呼吸器内科を受診するようにしましょう。

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