に関する記事

夜驚症なの?子供が夜中に泣き叫ぶ…症状&対策9つ/治療

夜驚症なの?子供が夜中に泣き叫ぶ…症状&対策9つ/治療

夜驚症は子供に見られる睡眠障害のひとつです!原因と症状を知ることで、余計な不安を払拭することができますよ。

マーミーTOP  >  子育て  >  夜驚症なの?子供が夜中に泣き叫ぶ…症状&対策9つ/治療

夜驚症?子供が夜中に泣き叫ぶ…症状/対策/治療とてんかん

夜驚症という言葉はあまり知られてないため、子供が夜中に突然叫び始めたら、ママはビックリしてしまいますよね。気になって調べて、夜驚症という言葉にたどり着いたママは多いのではないでしょうか?

今回は、夜驚症について、初めて知ったママでも分かり易いように、原因、症状、対策、治療法などを詳しく解説します。子供の夜驚症の症状を周りに相談できず、困っているママ!あまり心配し過ぎる必要がないケースがほとんどですが、対策を知っておくことは大切ですよ。

夜驚症(やきょうしょう)とは?

顔を両手で覆う幼児

夜驚症とは、幼児や子供にみられる睡眠時随伴症(すいみんじずいはんしょう)という子供に多い睡眠障害のひとつです。夜驚症を発症しやすい年齢は、3歳頃の幼児~6歳頃までの小学校低学年で、6ヶ月以内には症状が消失するケースが多いと言われ、年齢が上がるに従い思春期頃までには自然に症状が治まることが多く、小学校高学年では殆ど見られなくなります。

ただし、夜驚症は夢とは違うので、朝起きた時には、本人は何も覚えていないことが多いです。そのため理由がわからず、「夜中あんな状態になったのに…この子大丈夫なの?」とママが余計心配になってしまう傾向があります。

夜驚症の原因

夜驚症は、大脳の中にある「橋(きょう)」という部分が、未発達なことが原因で起こります。人の体内には体内時計があり、目覚まし時計を掛けていないのに、毎日同じ時間に目が覚めたりしますよね。これには、大脳の中の「橋」の働きが大きく関係しています。一日の時間は24時間ですが、体内時計はおよそ25時間です。この1時間の差を調節する機能が「橋」にあります。ところが、子供はこの調節機能が未発達なため、脳が部分的に目覚めてしまい、夢に合せて身体が動いてしまうのです。

未発達な原因は、病気というわけではなく、年齢が幼いということがほとんどですが、産まれつきの脳の素質・遺伝なども原因として考えられています。発達障害のお子さんの場合、睡眠障害になりやすいと言われていますが、心配な場合はかかりつけの専門医に相談してみましょう。

また、夜驚症は「橋」の未発達さに心理的なストレス・何らかの恐怖体験が重なることが原因といわれています。ですから、心理的に楽にしてあげることで、症状が改善しやすくなります。ママやパパによっては、自分たちに原因があると自分を責める方もいますが、その必要はありません。症状が治まるまで気長に見守ってあげましょう。

夜驚症の主な症状

目を閉じたまま泣く子供

夜驚症になると、深い眠りにある時に急に起きて叫んだり泣いたりして、恐怖に駆られるような様子を見せるという症状が見られます。それに伴い、心拍数があがったり、大量の汗をかいたり、呼吸が早くなったりする症状が見られることもあります。症状は数十秒から数分程度で治まり、その後は何もなかったように眠りにつくことが多いです。

夜驚症は、深い眠りの中にある状態から急に覚醒しておこるので、脳の一部以外は寝ている状態のままです。そのため、ママやパパが話しかけても反応はありません。心配になると思いますが、無理に止めようとせず子供の様子を見守ってあげましょう。夜驚症の症状が見られる頻度は子供により異なり、月に数回程度の子供もいれば、連日2~3回程度の子供もいます。

夜驚症の治療は必要ない?

夜驚症は、頻度が週に2~3回程度の場合、数ヶ月で自然治癒するケースが多いと言われています。ただし、連日2~3回見られると、ママやパパはとっても心配ですね。子供の体への悪影響は無いのですが、ママやパパが睡眠不足になっては大変です。必要と感じる場合には、病院を受診すると薬を処方してくれることもあります。

また、8歳以上の子供が初めて発症した場合は、ストレスなどの心の負担へのケアが必要なケースもあります。まずは、かかりつけの小児科を受診し、症状次第では、専門の病院や総合病院を紹介してもらうとよいでしょう。

夜驚症で病院を受診する目安

  • 症状が、頻繁に起こる(一晩に2~3回、10分以上など)
  • ママやパパが睡眠を妨げられ、睡眠不足になっている
  • 夜驚症以外にも気になる症状が見られる
  • 窓や家の外に出るなど危険な行動をすることがある

夜驚症の幼児に親がすべき対策

夜驚症の子供を持つ親ができる対策は、原因が何かによっても異なります。幼児と小学生に分けて対策をご紹介しますので、参考にしてください。

原因を考えてみる

初めて夜驚症の症状が見られる前に、何か怖い体験などをしなかったか、思いめぐらしてみましょう。大きな怪我をしたり、きつく怒られたり、雷などの自然災害が原因のこともあります。原因に心当たりがある場合は、もう怖がる必要がないことを教えてあげましょう。

刺激的な映像や恐怖をあおる映像を見せない

ゲームに夢中な子供

何気なくつけていたテレビの映像が、子供にとっては刺激の強いものであったり、恐怖をあおるようなものであったりする可能性もあります。子供がいる時には番組の内容に配慮したり、適切でないと思われる番組を見たがった場合も注意したりしましょう。日頃から、テレビのつけっぱなしは控え、スマホなどの電子機器によるブルーライトの影響に配慮することも大切です。

子供の話を聞いてあげよう

子供は幼稚園や保育園で嫌な思いをして帰ってくることもあるでしょう。子供の話にママやパパがしっかり耳を傾けてあげることで子供に気持ちもスッキリするでしょう。子供が必要以上にストレスを溜めないように、子供の話をできる限り聞いてあげましょう。

子供を認めてあげよう

幼児の頃は、特にママやパパなど周囲から認めてもらうことで、子供は大きく成長します。ママやパパが子供を認めてあげることで、子供がストレスや不安を無くすことができるかもしれません。子供が頑張ったことは認めて、子供を上手に褒めてあげましょう。また、失敗した時も叱ることはせず原因を一緒に考えてあげることで、子供も「次は頑張ろう」という気持ちをもつことができます。

夜驚症の小学生に親がすべき対策

小学生になると声も大きくなりますし、ものを投げるなど危険なことをしないか心配になりますね。夜は周りが静かなので近所の方に叫び声が聞こえる可能性もありますね。近所の方に余計な心配をかけない為にも、窓やカーテンはきちんと閉めておきましょう。

宿泊学習前に学校に説明しておく

小学生になると、修学旅行などの宿泊学習やお友達の家に泊まりにいく機会があります。自宅以外の場所で夜驚症の症状の症状がおこると、周りの方はびっくりしてしまいますので、学校の先生やお友達の保護者の方には、事前に説明しておきましょう。心配な場合は病院に相談し、一時的に睡眠薬を処方してもらうことも検討しましょう。

子供の様子を注意深く見る

小学生になると子供だけで遊びに行くようになり、行動範囲も広がりますね。学校や遊びから帰った時に子供の様子にいつもと違ったことがないか、気を付けてみましょう。元気がない様子が見られる時には、何気なく子供に聞いてあげましょう。

睡眠時間を確保してあげる

眠る子供

年齢が上がるにつれて夜寝る時間が遅くなってしまいがちです。特に、上に兄弟がいる子供は、上の子に合わして寝る時間が遅くなる傾向があります。睡眠不足や疲れが夜驚症の原因のひとつという意見もありますので、できるだけ早く寝かせて睡眠時間を十分にとるようにしてあげましょう。

子供を不安にさせない

夜驚症で通院したりすると、子供も不安になってしまいますね。子供には「あまり心配する必要はない」「大きくなるに従い、症状が無くなることが多い」ということをきちんと説明して、子供の不安を払拭してあげましょう。

夜驚症の子供には夜尿症を伴う子も…

叱ったり子供のプライドを傷つけたりするような発言をすると、そのことがストレスとなり、夜驚症の症状がひどくなる可能性もあるので気を付けましょう!

子供の寝室に危険なものがないかチェック

夜驚症で泣き叫んでいる時に、部屋にあるものを投げてガラスなどを割ってしまう可能性もあります。その際に、子供が怪我をしてしまうと大変です。日頃から、子供の寝室では危険なものを出しっぱなしにしないように、配慮しておくとよいでしょう。

夜驚症と夜泣きはどう違うの?

夜泣きする幼児

夜驚症の症状が初めて起こった時は、幼児なら夜泣きかなと思う方もいるかと思います。夜驚症と夜泣きの違いについてご説明しておきます。

夜泣きは、生後半年頃の赤ちゃんから見られることが多く、殆どの赤ちゃんの発育過程で見られる現象の行動パターンのひとつで病気ではありません。夜泣きは、浅い眠りの時に起こることが多く、ママやパパの問いかけに反応することもあります。夜泣きは、時間に関係なく寝ている間いつでも起こる可能性があります。

一方、夜驚症は、ノンレム睡眠という深い眠りの中にいる時に起こります。時間帯は、眠りが深いと言われる眠りについてから2~3時間後に見られることが多いです。

夜驚症とてんかんの見分け方

夜驚症とてんかんの見分け方をご説明します。ただ、わかりにくい場合や心配な場合は、小児科や専門の病院を受診してみることをおすすめします。夜驚症は、脳波には異常はないので、検査をすると結果がはっきりとわかります。

症状が起こる時間帯で見分ける

夜驚症は、眠りについてから2~3時間後に症状が現れることが殆どです。一方、てんかんは、眠りについた直後や、起きる1~2時間前に発作が起こることが多いため、症状が現れる時間帯を確認しておくと、見分けがつきやすいです。
ただし、必ずしもそうではない場合もありますので、不安を感じる時には、病院で相談してみるようにしてください。

昼間の発作の有無で見分ける

夜驚症は、夜寝ている時にのみ症状が見られますが、てんかんは、日中起きている時間帯にも発作が見られます。もし、お子さんが、昼間に突然痙攣をおこしたり、意識を失ってボーっとしていたりする様子が見られたら、早めに病院を受診しましょう。

また、夜中に発作が起こることが殆どの「睡眠てんかん」という症状もあり、これは医師でも誤審することがよくあります。夜驚症の心理的要因が思い当たらず、症状が続く場合には注意が必要です。専門医を受診しましょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク