子供の炭酸飲料はいつから?に関する記事

子供に炭酸を与えるのはいつから?4つのうわさの真相は?

子供に炭酸を与えるのはいつから?4つのうわさの真相は?

子供に炭酸飲料を気にせず与える親と体への悪影響を心配する親がいますが、実際のところいつから飲ませても大丈夫なのでしょう?炭酸にまつわる噂の真相や子供におすすめの炭酸飲料などを紹介!永岡さくら(通称さく)さんの爆笑4コマ漫画もお楽しみに。

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子供の炭酸飲料はいつから?おすすめは6歳以上だけど無理強いは厳禁

炭酸飲料を飲む男の子

子供は炭酸をいつから飲み始められるかといった規制や制限は、今のところありません。何歳からと規定されていないので2歳頃から与えている家庭もあり、歯磨きが上手にできない2歳でも虫歯になる子は意外に多いです。できれば6歳まで市販の炭酸ジュースを与えない方がよいのですが。

そもそも子供にとって炭酸はノドや口への刺激が強く、好んで飲んでも満腹になりやすいため、食事の量が減ってしまう可能性があり、飲む量によっては良い物とは言えません。

また小さな子供に炭酸飲料を与えると糖分やカロリーを多く摂りすぎてしまいやすく、1歳半までの離乳食の味付けでも糖への注意は必要でしたが、5歳までは引き続き糖の摂りすぎに注意が必要なため、炭酸飲料を日常的に与えることをおすすめできないのです。

市販の炭酸飲料の中には、幼児が過剰摂取になるほど多くの糖質が含まれています。500mⅼの炭酸飲料内には56gもの砂糖(角砂糖にして18個分)が含まれている商品もありますので、子供に好きなだけ飲ませるわけにはいきません。

幼児の1日の砂糖摂取量の目安は3~5歳で10g、6歳でも15g程度です。子供の肥満の責任は親にあるとも言われて近年急増していますので、炭酸ジュースを与える場合は親が砂糖の摂りすぎに気を配る必要があります。

子供が飲んでいる姿を見かけることもある炭酸飲料の中には、カフェインが含まれているコカ・コーラなどの商品もあり、少量であれば緑茶などと含有量は変わりませんが、飲み過ぎは良くありません。

大人が飲んでいる炭酸飲料の中には、「モンスター・エナジー」や「レッドブル」などのカフェインが大量に含まれた炭酸飲料もあり、海外では子供が誤って飲んだことで亡くなってしまった事故も起こっているほど幼児に危険な食べ物ですので注意しましょう。

子供の炭酸にまつわる4つの噂はウソ?本当?真相をチェック

虫眼鏡を持つ主婦

子供が炭酸飲料を飲むことについては、昔から色々な噂があります。それらがウソか本当か、炭酸の体への悪影響についての噂の真実を解明し、子供に炭酸を飲ませるかの判断材料にしてください。

「コーラで下ったお腹が治る」は嘘!日本人はマネしないで

「子供や大人の下痢は炭酸飲料を飲むと治る」とアメリカやヨーロッパなどの欧米では、以前からと言われています。

コーラのような甘い炭酸飲料は体への吸収がよく、胃や腸の働きを良くするためお腹の痛みや吐き気が和らき、水分補給にもなるという理屈なのだとか。

2018年現在の大阪小児科医会のHPによると、子供の胃や腸が不調な時に甘すぎるジュースやコーラを飲むと下痢が治りにくいとのこと。ちなみに最近の海外の指針でも、水分と塩分の補給を速やかに行うようにとなっています。

大坂小児科医会では、十分な水分が摂れるようになってからも子供の熱や下痢の際は食事への注意が必要な場合があると注意喚起していますので、子供の年齢にかかわらず、下痢の時の甘い炭酸飲料は控えましょう。

「炭酸水で骨が弱くなる」は本当?コーラで子供の骨は溶けない

「子供が炭酸飲料を飲むと骨が弱くなる」「コーラで骨が溶ける」などと言われて育ったパパやママも多いでしょう。

「炭酸飲料の酸で骨が弱くなる、骨が溶ける」という噂は誤りです。口から入った炭酸が骨に直接触れることはありませんので、炭酸飲料の酸が子供の骨を溶かすことはありません。

子供が飲む炭酸飲料には、「リン」という成分が含まれている商品があり、もしリンが含まれた炭酸飲料を飲みすぎてリンを過剰摂取してしまうと、骨の成分であるカルシウムを身体に取り込むのを邪魔してしまう恐れがあるため、骨が弱くなると言われているのです。

リン自体は卵の黄身や焼きのり、きな粉、小麦粉、チーズ、ハムなどにも含まれていますので、害のあるものではなく、むしろ不足することで子供が体調を崩してしまう心配があります。

日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、3歳~5歳の男の子のリンの目安量は一日800mg、女の子は600mgですが、子供が一日に摂れるカロリーや栄養素はごくわずかですので、炭酸水でリンや糖分に偏ってカロリーを摂ってしまうのはもったいことです。

炭酸飲料を飲むと歯が溶ける?酸より糖分に注意して!

炭酸水の観察をする子供

子供が炭酸飲料を飲むと歯が溶けるという噂がありますが、酸を含む炭酸飲料に長時間歯を付けると、確かにカルシウムやマグネシウムが溶け出してしまいます。

これは高学年の小学生や中学生向けの自由研究のテーマとしても選ばれることが多い実験ですが、水に魚の骨を入れても変化がないのに、炭酸水につけるとやがて白濁し始めることから、酸が歯や骨を溶かすことが分かります。

サントリーお客様センターによると、炭酸飲料は子供の歯が溶けるほど長時間口の中にありませんし、唾液で薄められ中和するため基本的には炭酸で歯が溶けることを心配する必要はありません。子供の歯に一番問題なのは、炭酸飲料に含まれる糖分です。

飲みすぎると攻撃性が増すって本当?原因は不明だけど注意は必要

子供の炭酸飲料の影響について研究した米コロンビア大学、バーモント大学、ハーバード大学公衆衛生大学院の研究チームの調査結果によると、「炭酸飲料をよく飲む子供は攻撃的で、注意力散漫、協調性に欠けるという特徴が見られる」とのこと。

毎日4杯炭酸飲料を飲む子供は、飲まない子供より喧嘩や物を壊し、乱暴になる可能性が2倍になるといった内容もありました。

炭酸飲料の飲む量が1杯増えるごとに攻撃性が高まるといった報告も、コロンビア大学メイルマン公衆衛生大学院の准教授により行われています。

原因は解明されていませんが、炭酸飲料を飲む量を制限するまたは、止めることでこのような症状は緩和されるとも考察されていますので、子供への炭酸飲料の与え過ぎには注意しましょう。

子供が炭酸ジュース飲みたがったら?おすすめは無糖の無添加炭酸水

無糖の無添加炭酸水で作った炭酸ジュース4種類

子供に炭酸飲料に含まれる大量の糖分をそのまま与えるのは好ましくありません。けれど親や兄姉と同じ炭酸飲料を子供が飲みたがったら、親としては困ってしまいます。

そんな時におすすめしたいのが、無糖無添加の炭酸水です。おすすめは口やノドへの刺激が少ない「弱炭酸水」や「微炭酸水」です。スーパーや一部ドラッグストアでも販売しています。

無糖無添加炭酸水をそのままコップに少量注いで与えてもよいのですが、子供は甘い炭酸飲料を飲みたがるでしょう。そのような場合は砂糖や果糖の過剰摂取に注意して、香りや色づけ程度にリンゴ果汁やオレンジジュースを入れ、一日の目安量を超えないように注意しつつ少量の砂糖を加えて与えてもOK。

炭酸水を水分補給の水代わりに与えないで!

子供の胃は大人よりも小さいため、いくら安心の無糖無添加炭酸水でもお腹が膨れて食欲がなくなり、食事から摂れる栄養が不足してしまいます。

また、子供が6歳を過ぎていたら、重曹実験でソーダ水を作るのもおすすめです。100%の果汁ジュースと少量の重曹で甘い炭酸ジュースを作ることができます。

ただし重曹は必ず「医療用」か「食品用」にし、購入した重曹の取扱説明書に従って過剰摂取にならない量としてください。医療用の重曹は3歳未満に与えられないなどと記載されていることがあります。

たとえ100%果汁ジュースを使用しても「果糖」という糖が含まれていますので、小さな子供に飲ませ過ぎないように気を付けて下さい。

子供用の手作り炭酸飲料を水筒に入れないで!破裂の危険あり

子供ために無添加炭酸水に砂糖を入れ、水筒に入れて持たせようと思ったママもいるでしょう。けれどその親子心が子供の怪我につながることがありますので、注意しなければなりません。

子供の水筒に手作り炭酸水を入れると、子供が飲もうとした時に中身が噴出したり、容器が壊れて破片が飛び散ったりする恐れがあります。

子供の水筒の取扱説明書にも注意書きがされていますが、購入時に見落とす保護者が意外と多いので、注意して下さい。

もし子供用の手作り炭酸水を持ち歩きたい場合は、炭酸飲料を手作りする際に使った無添加炭酸水が入っていた、清潔な炭酸飲料のペットボトルに入れて持ち歩きましょう

子育て4コマ漫画:炭酸のジュースを子供に飲ませても大丈夫?

子供の炭酸についての子育て4コマ漫画

子供が炭酸飲料を欲しがってもある程度の年齢まではごまかしがききますが、炭酸飲料を飲ませている家庭もあるため、3歳になって入園するとお友達が飲むからと自分も飲みたがる子が増えます。

筆者の子供もお友達の姿を見て3歳の時に炭酸飲料を欲しがったので、さくさんの子育て4コマ漫画のように「お口の中がシュワシュワ痛くなるけどいい?」と言ってから無添加の強炭酸水を一口だけ飲ませてみましたが、刺激が強かったのか、それ以来炭酸飲料を飲めなくなってしまいました。

大人になるとお付き合いで炭酸ジュースやビールなどを飲まなければならないシーンもありますので、当時は虫歯や肥満が心配で強炭酸水を試しに与えましたが、後で「失敗したな」と思って何度か微炭酸の炭酸水をジュースで割って飲ませました。けれど残念ながらいまだに炭酸飲料を嫌がります。

もちろん子供が炭酸の刺激を好むか嫌うかは個人差があります。「2歳から炭酸飲料が子供に悪いと思いつつ、欲しがるからうるさくて与えた」というママ友いわく、その子は顔をクシャッとさせつつも、甘いからとまた欲しがったそうです。子供達もママも小さい頃は少し肥満気味でした。

子供の炭酸デビューは焦ってもマイナス面が大きいのでマイペースにすすめ、デビューの際は無理強いせずに重曹実験をしたり、親が今流行りの重曹炭酸水でシャンプーや洗顔などを見せたりして興味を持たせ、微炭酸を少量与えてスタートするのがおすすめです。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪