睡眠不足症候群が与える影響に関する記事

睡眠不足症候群~子供の睡眠時間が影響する寝不足の症状

睡眠不足症候群~子供の睡眠時間が影響する寝不足の症状

睡眠不足症候群が子供の間で増えています。子供の睡眠不足の原因・症状・解消法をご紹介します。あなたのお子さんは大丈夫?

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睡眠不足症候群が与える影響~子供の寝不足の原因と症状とは

現代の子供は、昔と比べて睡眠時間が短くなっていると言われています。「いつも眠そうにしている」「日中ぼーっとしていて元気がない」などの状態であれば、睡眠不足症候群かもしれません。

睡眠不足症候群になると、子供の身体に様々な悪影響を及ぼす可能性があるため、早めの対処が大事です。

ここでは、子供の睡眠不足症候群について、原因や症状などについてご説明します。お子さんの睡眠について心配な方はぜひ参考にしてください。

睡眠不足症候群とは

あくびをする可愛い赤ちゃん

睡眠不足症候群とは、BISS(Behaviorally Induced Insufficient Sleep Syndrome)とも呼ばれる、睡眠が足りていないために様々な症状が起こる病気です。以前は大人に多く見られましたが、近年子供にも増加傾向にあり、注目されるようになりました。

この病気が悪化すると、日中でも眠くなる過眠型睡眠障害となる可能性があります。学齢期の子供ですと、学校に行くことが難しくなるため、不登校になるケースが増えています。

子供の睡眠不足の主な原因

子供が睡眠不足になってしまうのは、どのような原因があるのでしょうか。ここでは、子供の睡眠障害の原因である睡眠不足にかかわる主な原因について4つご紹介します。

親の生活習慣の影響

スマホでゲームをする子供

子供が睡眠不足になってしまうのは、親の生活習慣が大きく関わっています。共働き家庭の場合、残業などで大人の帰宅が遅くなると、ご飯やお風呂の時間がずれていき、布団に入る時間も遅くなります

ママが専業主婦でも、子供の入眠とパパの帰宅のタイミングが重なって、目が冴えてしまうことも。

また、大人が使っているパソコンやスマホに興味を持ち、寝るのが遅くなることがあります。スマホのアプリには楽しいものが多いですから、大人でもついやりすぎてしまうことがありますよね。

子供も大人と同じようにスマホアプリにハマってしまうため、睡眠不足となってしまうのです。

アトピーや喘息などの持病

咳をする子供のイラスト

近年増加傾向にある、アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患により、睡眠不足となることがあります。アトピー性皮膚炎になると、皮膚にかゆみを感じることが多くなります。

何の治療もしないで放置すると、寝ている時もかゆみで熟睡できず、日中眠い状態となってしまいます。

また、喘息の発作は、夜中や明け方に多いため、咳で目が覚めてしまい睡眠が足りなくなることがあります。寝不足で体調が悪いと、さらなる喘息発作を引き起こすため、睡眠不足の状態が続いてしまいます。

このように、アトピーや喘息などの持病が原因で、睡眠不足となることがあるのです。

ゲームのやりすぎ

小学生以降の睡眠不足に多い原因は、寝る前のゲームのやりすぎです。ゲームは楽しいものですから、やめるタイミングが難しいですよね。しかし、ゲームによって脳が刺激されて眠れなくなることがあるため、注意しなければなりません。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠不足の裏には、睡眠時無呼吸症候群が関係していることがあります。子供の睡眠時無呼吸症候群は、3歳から6歳の児童に最も多く、肥満よりむしろやせ型の子供に多いです。

これは、アデノイドや扁桃肥大が原因のためであり、切除手術が必要になることがあります。

子供に必要な睡眠時間はどれくらい?

子供に必要な睡眠時間は、3歳から5歳で11~12時間前後、6歳から13歳でも10時間前後は必要と言われています。

しかし、日本人の睡眠時間はどんどん短くなる傾向にあり、子供の睡眠時間も必要な分だけ取れていないと推測されるのです。

寝不足による睡眠障害の症状

子供が寝不足になると、様々な症状が出ます。ここでは、寝不足による睡眠障害の症状についてまとめました。

夜中にたびたび目が覚める

夜中に目が覚める子供のイラスト

睡眠障害になると、夜中に目が覚めるようになります。睡眠リズムが正常な場合は、浅い睡眠と深い睡眠を繰り返すのが一般的ですが、睡眠障害が起こると睡眠リズムが崩れてしまうのです。

夜中に目が覚めるようになると、さらなる睡眠不足を招き、悪循環に陥ってしまうのです。

ボーッとして集中力がない

日中、子どもらしい元気さがなく、ボーッとして集中力がない状態になります。私達の身体は、睡眠中に身体と脳のメンテナンスが行われ、記憶の整理をしたり身体の疲れを癒したりしています。

しかし、十分な睡眠が取れないと、脳や身体の疲れがうまく取れません。そのため、脳や身体がうまく働かなくなり、ボーッとした状態となってしまうのです。

集中力が欠けた状態が続くと、勉強に集中できないのはもちろん、危険を判断する能力も低下します。大きな怪我をしたり交通事故に合ったりする恐れがあり、十分に注意しなければなりません。

不機嫌でイライラすることが多い

イライラしている子供

睡眠が足りていないために、理由もなく不機嫌になりイライラしていることが多くなります。周りがどう対処していいのか困ってしまい、家族関係や友達関係がうまくいかなくなることも。

本人も機嫌が悪いのは分かっているのですが、睡眠不足の自覚がないため、イライラ感がなかなか解消されない場合があります。

成長の遅れ

睡眠障害により、成長の遅れがみられる可能性があります。脳や身体の成長を促す成長ホルモンは、午後10時から午前2時にかけて出やすく、その間の睡眠が大事と言われています。

しかし、睡眠時間が遅くなることにより、成長ホルモンが上手く放出されず、成長が阻害される恐れがあるのです。

いびきがひどい

寝ているときにイビキをしている子供のイラスト

寝ている時にいびきがひどくなるタイプの睡眠障害は、睡眠時無呼吸症候群が原因と考えられます。呼吸を妨げる原因を見つけ治療すれば、睡眠障害が改善されるでしょう。

子供のいびきがひどく、他にも睡眠障害の症状が出ている場合は、病院で相談することをお勧めします。

情緒不安定

睡眠障害により、感情のコントロールができなくなり、情緒不安定となる場合があります。睡眠不足により脳の休む時間が足りず、日中の興奮を引きずったまま次の日を迎えてしまうためです。

自分の気持ちをコントロールできないため、笑っていたかと思えば急に泣き出すなど、感情のふり幅が大きくなってしまいます。本人もどうしていいか分からず、周りの人間関係が崩れる恐れもあります。

腹痛などの不調を訴えることが多い

眠りが足りていないと、腹痛など体の不調を訴えることが多くなる傾向にあります。睡眠障害により身体を休ませる時間が少ないことが原因でしょう。子供の睡眠時間が少なく、腹痛を訴えることが多い時は、睡眠障害を疑ってみてください。

幼稚園や学校への行き渋り

登校中の小学生女の子

あまり眠れていないために、幼稚園や学校への行き渋りがみられることがあります。夜寝る時間が遅くても、幼稚園や学校に行く時間には起きなければなりませんよね。もっと寝ていたいのに起こされるため、朝の登校渋りが始まってしまうのです。

子供の睡眠不足を解消するには

子供の睡眠不足を解消するには、乱れた生活習慣を改善するのが近道です。どのようなことをしたらよいのか、具体的な方法を4つご紹介します。

早起き・早寝の習慣をつける

一般的には、早寝・早起きが大切だと言われていますが、大切なのは、早起き→早寝の習慣をつけさせること。

でも、「早く寝なさい」と言っても、なかなか寝ない子供の、崩れた睡眠リズムをリセットするには、早起きから始めることが重要です。早く起こして十分に活動させることで、適度に疲れて自然と眠くなり、寝つきも早くなります。

夕食後はゲームやスマホをさせない

ipadでゲームをする子供

よく眠るために、夕食後のゲームやスマホはさせないようにしましょう。ゲーム機やスマホに依存してしまうと、夜遅くまで遊んでしまい、睡眠不足を招きます。

また、ブルーライトと呼ばれる、ゲーム機やスマホの画面から出る光で脳が刺激され、寝つきを悪くすることが知られています。夜のゲームやスマホ使用を控えさせ、子供の睡眠時間を確保しましょう。

夜はゲーム・スマホを控えて家族だんらん

大人がスマホを使っていると、子供もやりたくなります。子供が寝るまでは大人もスマホをお休みして、子供と一緒に楽しむ時間を取りましょう。

寝る前の2時間前くらいから照明を暗くする

寝る前の2時間前くらいから明かりを暗くしておくと、眠りにつきやすくなります。白くて明るすぎる照明は、脳に強い刺激となり寝つきを悪くしてしまいます。寝る前は、暖色系の照明を暗めに使い、脳への刺激を減らしましょう。

眠りを妨げる要因を取り除く

睡眠を妨げる病気を治療して、眠りを妨げる要因を取り除きましょう。アトピーや喘息などのアレルギー疾患があると、よく眠れずに睡眠不足となることがあります。また、アデノイドや扁桃肥大があれば、睡眠時無呼吸症候群となり、眠りが妨げられることも。

これらの病気をきちんと治療することで夜眠れるようになり、睡眠不足が原因の、機嫌の悪さや体調不良が改善されます。心当たりのある場合は、病院で相談してみると良いでしょう。

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