学習障害チェックリストに関する記事

学習障害チェックリスト!LDの症状別に学習障害をチェック

学習障害チェックリスト!LDの症状別に学習障害をチェック

学習障害をチェックできるリストをご紹介します。読む・書く・計算するなど基本的な学習が苦手な場合は、ぜひ試してみてくださいね。Yesが多いと学習障害の可能性が高くなるので、病院受診の目安になりますよ。学習障害は早期診断早期治療が大切です。

マーミーTOP  >  子育て  >  学習障害チェックリスト!LDの症状別に学習障害をチェック

学習障害のチェック~知っておきたい症状と診断について

これまで自分の子供の発達を、ほかの子供と比べることがなく何も感じなかったけれど、幼稚園、小学校と集団行動を始めると、なんだかほかの子供と違うような気がする…と違和感を持つママがいます。その違和感は、もしかすると学習障害が原因なのかもしれません。

頭を抱えながら勉強している子供達

学習障害は、発達障害という脳の発達が通常と違うために起こる様々な障害の一つです。学習障害は、外見は何の障害もないので、普通の人ととらえられがちです。症状にも個人差はあるのですが、実は、さまざま学習障害の特徴があり、気が付かないままであれば、学校や日常生活で問題が発生することもあるのです。

もしもママが子供の勉強意欲や成績に対して、おかしいなと感じることがあったら、学習障害の症状を知っておくと子供の異常の早期発見に役立ちます。早く気が付いて対策を取ってあげると、家族やその周りの先生が子供をサポートして、苦手な部分を克服できるように支援できるからです。そこで、今回は知っておくと役立つ、学習障害のチェック項目についてご紹介します。

学習障害(LD)とは?

学習障害(LD:Learning Disorders/Learning Disabilities)とは、知的発達の遅れがないにもかかわらず、読む・書く・計算する・話す・聞く・推論するなどの、特定のことをするのが苦手な状態をいいます。まだあまり学習する機会のない幼児では診断されないことが多く、小学校入学後、読み書きや算数の勉強を始めてからおかしいな?と気づくケースが多い学習に対する障害です。

学習障害は、主に次の2つに分類されているので見ていきましょう。一人の子供がいくつもの症状を持っているために、すぐに学習障害だと診断がつくこともあります。反対にあてはまる症状が少なく、少し成長するまで診断がつかない場合もあります。

言語性学習障害

授業をしている先生のイラスト

文字の読み書きや数字を使った計算など、言語の情報に関連した学習能力の障害をいい、以下の3つに分けられます。

  • 読字障害(失読症)-読んだり、理解することが難しい
  • 書字表出障害(失書症)-書き写しや書くことが難しい
  • 算数障害(計算障害)-計算や推論をすることが難しい

非言語性学習障害

グループで勉強をしている小学生達

対人能力や状況判断などの、言葉以外の情報に関連した学習能力の障害をいいます。

  • 言語障害-思っていることを口に出せない、うまく発音できない
  • 聴覚障害-聴覚は正常だが、聴覚認知が出来ない。情報を聞いてそれを理解することが出来ない、また雑音があると集中できない
  • 記憶障害-時間割が思い出せない、長期の記憶が難しい
  • 社会性スキル障害-相手の表情や態度、声の抑揚などから、感情を読み取ることが出来ない
  • 空間認知障害-自分の位置関係を理解するのが難しい、立体を認知することが難しい

有名人でハリウッド俳優のトム・クルーズ氏や映画監督のスティーヴン・スピルバーグ氏などが、失読症であることが知られています。学習障害がそれほど、珍しいことではないことがわかりますね。また、学習障害があっても、世界的に活躍している人がいると、その頑張りに勇気づけられますね。

学習障害の6症状のチェック・リスト

ここからは、ママがちょっと気になる子供の不得意なことをチェックできる項目を挙げていきますね。種類ごとに当てはまる症状をチェックして、yesの数が多い場合は学習障害の可能性が高いとされます。心配な場合は病院受診の目安にしてくださいね。

1読む

2書く

3計算する

4話す

5聞く

6推論する

「読む」のYesの数は0個です。

「書く」のYesの数は0個です。

「計算する」のYesの数は0個です。

「話す」のYesの数は0個です。

「聞く」のYesの数は0個です。

「推論する」のYesの数は0個です。

学習障害の診断

上記で述べた症状にあてはまる項目が多いからといって、すぐに診断がつくわけではありません。それは、学習障害でなくても、読み書きや計算が苦手という子供が多いからですね。診断は、おおまかに次の3つの検査結果を元に、総合的に慎重に判断されます。

問診

可愛い赤ちゃん

問診で、赤ちゃんの時からの気になる症状や家族歴などについて調べます。学習障害のある子供は、成長過程で兆候が見られていることがあります。言葉を話し出すのが遅かった、子供同士で遊ぶのが難しかった、落ち着きがなかった、不器用さが目立ったなどが主な兆候となり、その聞き取りが重要なのです。

頭部CT・MRI、脳波検査

MRIの検査をしている子供

学習障害を起こす原因はまだはっきりとはわかっていませんが、何らかの脳の基礎疾患が原因で学習に障害が出ている場合があります。その基礎疾患があるかないかを調べるために、頭部CT・MRI、脳波検査などにより脳の異常について検査します。ここで疾患が見つかった場合には、その治療が先に行われることになります。

知能検査や認知能力検査

知能検査には、WISC検査(ウェクスラー式知能検査)、田中ビネー知能検査などがあり、どの程度知能の遅れがあるのかを検査します。そして、更にPRSという検査で細かい行動や学習を分析し、確定診断を行います。

学習障害は何科を受診すればいいの?

おかしいなと思ったら、かかりつけの小児科に相談し、発達クリニックや児童精神科を紹介してもらうといいでしょう。主に小児神経科、小児発達神経科、児童精神科などの専門医の診察を受けることになります。その他に、地域の保健センターや子育て支援センター、児童相談所などに相談することが可能です。

学習障害は大人になると治るの?

子供と医師

学習障害は、根本的な治療方法はないため、障害を「治す」よりも苦手分野を「フォロー」することが大切とされています。そのために、学校でも特別支援学級の指導が受けられる通級の対象になっており、早い段階から適切な支援を受けられるように取り組まれています。

大人になると学習障害が治るというわけではありません。しかし、自分の学習障害とうまく付き合っていくことは可能です。例えば、大人になると、自分が人と同じように出来ないこと、何度同じことを注意され繰り返しても出来ない…おかしいなと感じていたことが学習障害によるものであったと理解が出来るようになります。

そして、これまでの経験から、苦手なところを自分なりに他の方法で対処しようと考えるようになります。そのために苦手分野をフォローするという治療を受けることによって、日常生活で困難に感じていたことが軽減されることも多いのです。

学習障害の治療方法

学習障害の子供は、学習能力の低下が続くと、新しいことを学びたいという意欲も低下してしまいます。更に学校に行っても面白くない、どうせできないからと自信も低下し、不登校へつながることもあるのですね。大切なのは、学習障害をしっかり理解して、サポートをしてあげることなのです。その具体的な治療の方法を見てみましょう。

療育(治療教育)

読字障害の場合は文字と音との関連付け、書字表出障害の場合は文字のつづり方や文章の書き方、算数障害の場合は計算練習など、それぞれの苦手分野について練習を繰り返すことによって、学習法を身につけることが出来ます。

本を読んでいる女の子

例えば、読字障害の場合は、読むことを苦手とするので、音を利用して聴覚で言語習得を目指すと効果的です。文章を話すときに、間をしっかりおいて一単語一単語理解させると単語の理解が次第にできるようになります。また教科書は、読み聞かせをして、音から覚えさせるという方法で次第に理解が出来るようになります。

書字表出障害で、字のバランスが悪いという場合は、大きなマス目のあるノートを使用するだけで改善がみられることもあります。また文字を拡大コピーして見やすい工夫をして練習するのも効果的。文字をへんやつくりでバラバラにして、組み立てパズルのように遊びながら覚えるのもいいですね。

算数障害の場合は、練習問題をこなしていくことが大切です。始めは絵やグラフを使用して勉強し、ある程度出来るようになったら、今度はパターンや計算方法、公式を当てはめていけば、回答できることが多いです。始めから難しいことにチャレンジしてしまうと、逆に出来ずに自信を失ってしまうことにもなりかねないので、簡単なものから行って自信をつけていくことが大切です。

精神療法

学習障害は、見た目にはほかの児童と変わりがないために、特定の学習分野だけが出来ないと、なぜできないのか?勉強していないから?集中していないから?と、他者から偏見を持たれやすいです。本人も一生懸命しているのに、なぜ出来ないのか?不思議に思っているはず。また、理解をされずに注意を受け続けると、自分はダメだと落ち込んだり、苦しんでいることも少なくありません

両親に抱っこされている子供たち

学習障害は、子供一人一人その程度が異なるので、みんなが同じ治療をして効果が出るというわけではありません。そのために、本人や家族に対するカウンセリングを個別に行い、症状に合わせた支援が必要になるのです。

また、学校やほかの生徒にも協力を得ることが大切です。学校ではきちんと支援が受けることが出来るように、診断の結果を伝え、それに対応したサポートをお願いする必要があります。ほかの児童に対しては、苦手な部分があることを理解してもらい、そこからいじめなどに発展しないように注意をして見守る必要があります。

学習障害でも薬物療法を合わせて行うこともあります。それが、学習障害と密接に関係のあるのが注意欠陥・多動性障害(ADHD)が併発している場合です。ADHDは、不注意や多動・衝動性があり、社会生活や学校の学習に支障をきたすことがあります。そのために集中力が低下したり、成績が落ちたり、対人関係かがうまくいかないこともあるのです。不注意や多動、衝動性を軽減し、学校生活に適応できるようにする目的で薬物治療も合わせて行うことがあ

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ