算数障害の特徴とNG対応に関する記事

算数障害って何?病院は?ディスカリキュリアへのNG対応

算数障害って何?病院は?ディスカリキュリアへのNG対応

算数障害の子供には、その子に合った指導が必要です!子供の特徴から早期に障害を発見し、子供に合った対処をしてあげましょう。

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算数障害って何?学習障害?ディスカリキュリアの治療法とは

子供にはそれぞれ得手・不得手があって、勉強全般が得意な子もいれば、スポーツだけに強くて他はとんとダメなんて子もいて、それぞれに個性があります。学校の成績も人それぞれなのですが、子供が算数へのとりかかり方がわからずに伸び悩んでいる場合には、学習障害の一種である「算数障害=ディスカリキュリア」を疑った方がよいかもしれません。

算数への興味の持ち方には個人差があって、「算数が苦手」という子供は多いのですが、その算数嫌いが学習障害によるものなのであれば、親の間違った接し方で症状を悪化させてしまうため、早めにケアをする必要があります。今回は意外と知られていない算数障害の特徴や検査の仕方などをご紹介しながら、算数障害の子供のケアの仕方や親の対処方法などを具体的に解説していきます。

学習障害と算数障害

国語と算数の教科書のイラスト

算数障害とは何かを理解するために、まずは学習障害についてきちんと知っておきましょう。学習障害(LD)と聞くと、「知的発達が遅れている」「IQが低い」などと誤った理解をしている人も多く、深刻にとらえられがちで「日常生活が普通におこなえる子供は違う!」と思っているパパやママは多いのですが、次のような状態を指しています。

学習障害とは

基本的には知的発達に遅れが見られないのに、「読む」「書く」「話す」「聞く」「計算」「推論する」といった生活に必要な能力のうち、ある特定の能力を身につけるのが著しく困難な状態です。

例えば「国語の成績は良いのに、算数だけが全くできない」とか、「普通に会話はできるのに、本を読んでも内容を全く理解していない」などのようなケースですね。

学習障害の種類

学習障害を抱える子供が苦手とする分野にはさまざまなものがありますが、医学的には、学習障害は主に次の3つの種類に分けられています。

  • 算数障害(ディスカリキュリア)
     計算ができない、物事を考えて答えを導く推論ができないなどの、計算・推論の能力が苦手
  • 読字障害(ディスレクシア)
     文字が読めない、単語を理解できないなどの、読む能力が苦手
  • 書字表出障害(ディスグラフィア)
     文字を書くのが遅い、文字を書き写すのが苦手など、書く能力が苦手

学習障害とクラスの中の割合

学校のクラス

文部科学省の調査結果によると、発達障害の可能性がある子供は通常学級におよそ6.5%、学習障害の可能性がある子供は4.5%在籍しています。1クラス30人のなかには1~2人は知的発達に遅れがないのに学習することが難しい子がいるのです。(注1)

最近になって発達障害というもの自体が見直され、大人になってから学習障害と診断される人も増えているのですが、学習障害は全般的な学習に問題は無いものの、ある特定の部分だけを苦手とするので、学習面の苦手を「子供の個性」と受け取られやすく、周りから気づかれにくい傾向があります。

算数障害の原因と発見

成長して学校で学ぶにつれて、子供には勉強が得意な子とそうでない子がいることが表面化してきます。子供の学習への意欲にも個人差があるため、「勉強ができないから」「成績が悪いから」というだけで、何らかの障害があるとは判断できませんが、いわゆる「勉強が苦手な子」の中には、算数障害などの学習障害を抱えている子がいるのも事実です。

算数障害の原因は?

学校の教室

算数障害などの学習障害が起きる原因は、まだハッキリと特定されてはいません。おそらく中枢神経系の機能に、なんらかの障害があることで引き起こされるのではないかと推測されていますが、どのような機能障害が原因であるか、どうしてそういった機能障害が起きるのかは、まだ解明されていません。

統計的には家族に学習障害の人がいると発症率が高いということがわかっていて、遺伝的素因もあるのではないかと考えられていますが、これについてもまだまだ研究が必要です。

いずれにしても、算数障害はママの妊娠期間のトラブルや、出産後の怪我などに起因するものではありませんので、もし子供に算数障害があるとわかっても自分を責めずに、子供と一緒に障害に立ち向かっていきましょう。

算数障害の症状は?

算数障害の症状ですが、子供によっては算数障害だけが発出するケースもありますし、読字障害や書字表出障害と組み合わさって発出することもありますので、症状も程度もさまざまで一人一人異なります。
算数障害とただの苦手の違いを見分けるポイントは、数字の大小がわからないという点だといわれていますが、これも個人差が大きいので、パパやママには判断することが難しいですね。

算数障害はあくまでも発達上の障害であって、計算が苦手な子供も繰り返し学習することによってある程度のレベルの計算などはできるようになります

ですが、習得が難しいぶん算数に対する苦手意識を持ちやすく、また周りからも「怠けているだけ」というレッテルを貼られてしまうケースも多いので、算数障害の症状や程度によってはパパやママだけでなく学校の先生を含めたサポートが必要です。

算数障害がわかるのはいつ?

算数の問題を解いている子供

算数障害にかぎったことではありませんが、学習障害は発見しにくく、何歳頃に障害があるかどうかがわかるといった目安はありません。子供の学習意欲は個人差が大きく、読み・書き・計算が苦手なのは単なる興味が向かなかっただけで、何かのきっかけで学習に興味が目覚めると、グングン能力が伸びていくというケースも多いのです。

一般的に未就学児は数や計算に触れる機会がないので、算数障害があるかどうかがわかる時期は小学校入学以降になりますが、ただ単に算数が苦手で習得が遅れているといったケースも多いので、心配な場合は専門的な教育技能を持った教師の指導を受ける中で、何らかの困難が大きくなって学習が難しくなった時をとらえて、障害があるかどうかの検査を受けるといいでしょう

算数障害の発見の遅れと弊害

一般的に子供に数の数え方や計算の理屈を教えることは難しく、多くの子供は「算数が苦手」と言いますよね。算数障害の子供も、会話や読み書きは平均的にできて全般的な成績は悪くなかったり、数字を見るだけでため息をついてしまったりするので、ごく普通に「他の子より算数が苦手かな?」と判断されて終わってしまうことも多いです。

ですが、年齢が上がるにつれて学校の算数の授業が複雑になり、文章題が増えてくるともう大変!複雑な計算や暗算ができずに問題が解けなかったり、答えを導いて計算経過を書き記していくことができなくなったりして、ガクッと成績が落ちてしまうこともしばしばあります。

そうなって初めて「この子は算数障害だ」と気付くパパやママは多いのですが、障害があることがわかりにくいため、子供は一人で長い期間、学習の難しさを抱え込んで傷ついてしまいがちです。子供の算数嫌いを単なる苦手だと思い込まず、「学習障害かもしれない」と疑うことは、子供の成長を支えるためにとても大切なことなのです。

うちの子は算数障害?具体的な9つの特徴

一般的に数に弱いといわれる、算数障害の子供達。具体的にはどのような特徴があるのでしょうか?算数障害の特徴はさまざまですが、代表的なものを9つご紹介します。

数を覚えるのに時間がかかる

数字のイラスト

一般的に保育園や幼稚園の年長さんになると、数字に対する学習が導入的に始まり「1・2・3…」などの数を覚え、数の数え方などを学びますが、算数障害があると数字を覚えるのに時間がかかります。そのため「この絵の中にリンゴは何個あるかな?」と聞かれても、数を答えることができなかったり、数字を書いて答えを書き記すことが難しい傾向があります。

数の大きい・小さいが判断しにくい

どちらが多いか少ないかは、足し算や引き算などの四則演算に繋がっていく大事な部分ですが、算数障害があると数の大小を認識することが難しい傾向があります。そのため「リンゴとミカン、どっちの数が大きいの?」と聞かれても答えることができず、数や量の違いを数字にして導き出すことができないことが多いです。

簡単な計算でも指を使ってしまう

指を使って数えている子供

誰でも初めのうちは物を数えながら計算をした方が楽なので、算数が始まったばかりの子は指を使って物を数え、指を折りながら足し算や引き算をしますよね。そして、ある程度計算に慣れてくると、ペーパー上の数字を使って計算ができるようになります。

ところが算数障害のある子供は、数字を認識することが苦手なのでいつまでたっても指を使って計算をし、そのため計算に時間がかかってしまう傾向があります。

計算のルールが理解しにくい

数字を足すこと引くことは理屈ではなくルールなのですが、算数障害のある子供はこの計算のルールがなかなか理解できません。そのため簡単な計算問題はできるようになっても、複雑な文章問題などを解いていくのに時間がかかり、間違った計算をしてしまいがちです。

ケアレスミスが多い

算数障害があると、数字を認識して覚え記録していくことが難しいので、暗算などが苦手です。そのため、簡単な計算ミスをしてしまったり、一度理解して問題が解けるようになった問題でも翌日には同じミスを繰り返してしまったりするなど、ケアレスミスが多い傾向があります。

繰り上がりや繰り下がりの計算が苦手

算数障害があると計算のルールを理解することが難しく、二桁以上の計算に必要な繰り上がりや繰り下がりの理屈がなかなか理解できず、筆算などが解けないことも多いです。指を使ってやれば正しい答えを導き出すことはできるのですが、どうしても時間がかかりますし、大きい桁の計算はできない傾向があります。

九九を覚えるのに時間がかかる

掛け算と割り算を解いている子供のイラスト

九九は小学校2年生で習い、歌などで楽しく掛け算の方法を覚え、割り算などにつなげていく学習方法ですね。九九をきっかけに算数が苦手になる子も多いのですが、算数障害のある子は九九を覚える学齢になっても、九九の理屈を理解できず、スムーズに覚えることができない傾向があります。

九九を計算に応用できない

九九は繰り返して練習すれば算数障害の子でも覚えることはできるのですが、算数障害がある子は九九を問題に応用することが苦手で、なかなか活用できない傾向があります。そのため問題を解くのが遅く、簡単な計算ミスを繰り返してしまうことも多くなってしまいます。

図形を使った問題が解けない

算数障害があると、与えられた情報から推察することが難しく、図形を頭のなかで想像したり展開したりすることが難しいので、図形問題を解くことが苦手な傾向があります。長さや重さ、図形や面積などの概念を数字で表すことも苦手なので、正しい答えを導くことができないことも多いです。

算数障害かも!?と思ったら行く病院

病院で診察をしている子供のイラスト

発見するのが難しく家庭でも判断しにくい算数障害ですが、計算の失敗を繰り返して大人から怒られることで、「頑張っても、どうせできない」と子供は自信を失ってしまいます。それだけでなく、周りから「勉強ができないバカな子」とか、「怠けているダメな子」というレッテルを貼られてしまうことも多く、自尊心を傷つけられて学習意欲を失い、不登校になるなどの二次障害などが起きてしまうこともあります。

このような事態にならないよう、算数障害が疑われる場合は早めに診断を受け、早期から継続して専門家の適切なケアとサポートを行っていくことが必要です。もし自分の子供に「数字が理解できない」「算数の学習が遅れている」などの学習面での不安がある場合には、早めに専門医に相談して検査を受けることをオススメします。

子供の発達障害で受診すべき専門機関

  • 発達障害を専門とする小児科
  • 保健センター
  • 子育て支援センター
  • 児童発達支援事業所
  • 児童相談所

自治体の関連機関でも相談をする窓口を設けていますが、発達障害の取り扱いは自治体によっても温度差があります。小学生の場合はまず学校の先生やスクールカウンセラーに相談をして、専門医を紹介してもらうといいでしょう。

診断を受ける、受けないはパパやママの判断になりますが、キチンとした診断を受けることで周りの人に理解を得られやすくなりますし、さまざまな支援を受けることができるといったメリットがあります。

算数障害の検査方法と診断

学校の先生に勉強を指導される子供のイラスト

算数障害の診断基準には、アメリカ精神医学会や世界保健機関(WHO)などの診断基準が用いられていて、検査は家庭や学校での学習の様子や、知能検査、また必要に応じて脳波検査などの医学検査もプラスして相互的に行われます。

算数障害の特徴である

  • 数の感覚
  • 数学的事実の記憶の性格さ
  • 計算の正確さまたは流暢性
  • 数学的数理の正確さ

などを調べ、さらに読字障害や書字表出障害などの他の学習障害の検査も行われて、総合的に判断されたのちに必要なケアやサポート体制の取り方などが検討されていきます。

算数障害に効果ありの教材!色そろばんによる克服法

算数障害のある子の場合、他の子と同じような学校の算数教育では理解しにくいため、なかなか学習効果を発揮できないという特徴がありますが、学習の方法をちょっと変えることで理解できる場合もあります。教育関係者の間で注目され、今、算数障害のある子供に効果的だと言われているのが、「色そろばん」による克服法です。

色そろばんは従来のそろばんとは形も玉の数も違い、カラフルなのが特徴で、算数障害を克服するために開発されている教材です。指を使って計算をしていく算数障害の子でも、計算をわかりやすく理論立てて考えやすく、計算方法や問題の解き方をスムーズに学習していく効果があります。

色そろばん

色そろばん

株式会社 ダイイチ

2,500 円 + 税

色そろばんは、計算が苦手で学校の授業になかなかついていけない算数障害のある子供の学習支援を目的に作られた教材で、計算の仕組みを理解して子供の学習意欲を高めてくれる効果があります。天然木を使用していて手に優しいので、未就学児童が小学校に入学する前の数の勉強にもススメです。

http://daiichi-j.com/archives/958

算数障害の子に親がやってはいけないNG対応

子供の能力には個人差がありますが、子供の特徴だと思ってはいても我が子が他の子より学習が遅れていたり、学校での学習だけでは足りないとわかったりすると、正直、親としてもいてもたってもいられなくなりますよね。

「私が頑張って教えよう!」と意気込んでしまいがちですが、ちょっと待って!そのパパやママの対応で、子供に算数に対する苦手意識を植え込んでしまうことがあります。算数障害のある子の特徴をよく理解して、次のような間違った教え方をしないよう気を付けましょう。

1つの勉強法を強いる

楽しく勉強をしている子供のイラスト

学校での算数の学習方法は、「多くの子供が学びやすい方法」であって、それが正しい学習方法という訳ではありません。子供にあっている学習方法はその子の性質によっても大きく違うので、「この方法じゃなきゃダメ」と決めつけずに、いろいろな学習方法を勉強に取り入れてみましょう。

どんな学び方をしても、最終的に計算方法や意味を理解できればそれでいいのです。算数障害をもつその子がスムーズに理解しやすい、わかりやすい方法を探してあげてくださいね。

指を使うのを禁止する

算数障害の子は数字を認識して頭でイメージするのが難しく、指を使って計算をする子が多いのですが、「いつまでも指を使っていたら、上達しない」なんて考えて、指を使うことを禁止してはいけません。

ある程度の答えを記憶しておけば指を使わなくても暗算ができますが、これでは計算力は伸びません。指を使うことは脳を活性化させる素晴らしい方法なので、算数障害がある子供の場合はどんどん指を使わせて、物をカウントし、演算をする能力を鍛えてあげましょう。

計算を解くことを急がせる

大人も子供も誤解をしやすいのですが、計算が早いだけで算数がよくできるようになるとは限りません。算数の能力を伸ばすためには、問題の意味をしっかり理解し、的確に数えて演算をさせることが大切です。

算数障害の子はまず問題の意味を理解することと、数を認識することに時間がかかります。周りの大人が急がせるとパニックになってしまい、苦手意識だけを育ててしまうので、算数障害の子の勉強を見てあげる時はむやみに急がせず、その子のペースを見守ってあげましょう。

プリント問題だけを練習させる

小銭

算数の勉強というと、机に座ってただひたすら問題集が解ければいいと考えてしまいがちですが、算数の理解が一番進むのは、実際に物を数えて足し算や引き算をするといった、実体験で経験をすることです。

算数障害の子供には、ペーパー重視で勉強をさせるより、自分で買い物をするなどの実体験を通したほうが理解しやすい傾向がありますので、机の上の勉強だけにこだわらず、実際に物やお金を数えさせたり、計算をさせたりして学ばせていきましょう。

努力をさせる

算数が他の子よりもできないと、「人より遅れているんだから、もっと努力しないと」と勉強時間を延ばして机に向かわせてしまいがちですが、算数障害は理解するペースが遅いだけで、計算ができないわけではありません。

無理な努力を強いることは子供の心を傷付け、学習意欲を低下させてしまいますので、勉強時間を子供の集中力が続く時間に合わせ、無理な努力をさせず、本人が自主的に学習意欲を持てるような指導を心がけましょう。

計算ができないことを叱る

家庭で子供の勉強をみていると、どうしても親はイライラっとしたり、子供にはっぱをかけるつもりで「どうしてこんなこともできないの」なんて強い口調で叱ってしまったりしがちですよね。ところが、これはNG!

算数障害がある子供は、既に学校で計算ができないことで理不尽な思いをしたり、悲しい目にあったりしています。自信を失うと、人は意欲も失ってしまいますので、算数障害の子供の能力を伸ばしたいのであれば、算数障害を正しく理解して寄り添い、本人に自信を持たせるような指導をすることを心がけましょう。

褒めない

勉強の苦手の子供のイラスト

褒めてもらうことや人から認めてもらうことは、とれもうれしくやる気をアップさせる原動力になります。算数学習を持つ子は学校の先生やお友達から「勉強ができない」といわれて、「自分はダメなんだ」と計算に苦手意識を持ってしまいがちですから、できるのが当たり前と考えることはやめましょう。

「できたね!頑張ったね」と褒め続け、苦手意識を払しょくしていきましょう。

算数障害の子供が大人になったらどうなる?おすすめの一冊

勉強ができることや算数の成績がいいことは、必ずしも人間性に影響を与えるわけではなく、計算ができないからといって我が子の価値が変わるわけではありませんが、計算ができないことは将来の学歴や仕事、生活する力に大きな影響を及ぼすリスクがあります。ですから、「我が子は算数障害かも!?」と疑い始めると、親としては不安になってしまうでしょうが、その子の持つ個性や才能を花開かせられることに何ら支障となるものではありません

現代の子供たちは教育ペースが速く、「1+1=2」を「そういうものだ」と頭から記憶して答えを出すので、本当の能力は学校教育以上に伸びないことも多いのですが、理解できない子供の場合、「なんで?同じものをあわせて数えれば答えが出るのかな?」などと、自分の指とにらめっこしながら計算することの意味を考えるため、大きくなってからの計算能力が急激に伸びることもあります

子供に算数障害があるとちょっと苦労をするかもしれませんが、苦労は人や才能を伸ばす大事な糧でもありますので、前向きに受け入れていくことが大切です。算数障害の子どもが大人になってからのことを心配しているご両親に、ぜひ読んでほしいおすすめの一冊をご紹介します。

算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし

算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし

著者:バーバラ・エシャム 訳:品川裕香

岩崎書店

1,600円+税

数の概念はわかっているものの、計算がなかなかできない男の子を主人公に、その子を見出して適切な学習方法で指導し、能力を引き出していく校長先生との触れ合いをモチーフにした作品です。算数障害を正しく理解して、算数障害の子が直面しやすい問題や、正しい対応方法を学ぶことができる参考書となる一冊ですよ。

http://www.iwasakishoten.co.jp/book/b192870.html

算数障害を否定せず、適切なケアを心がけましょう

最近は、芸能人などの有名人にも「実は発達障害だった」と告白する人が増えていて、昔に比べて「発達障害」というものに対するイメージや理解は進んでいます。ですが、やっぱり自分の子供に算数障害などの発達障害があって、そのせいで学習評価が他の子よりも劣ってしまうことは、親として切ないものです。

ですが、親が我が子の算数障害を否定してしまえば、子供はずっと理解しにくい画一的な学校の勉強で、つらい思いをしなくてはいけません。子供に良い学習環境を与えて知識を得るチャンスを作ることは、親としてとても大切なことです。算数障害を正しく理解して、子供が学習をしやすいように家庭からサポートをしていきましょう。

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