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ノロウイルスの初期症状で頭痛や微熱!?大人と子供の違い

ノロウイルスの初期症状で頭痛や微熱!?大人と子供の違い

ノロウイルスは人によって初期症状が違うようです。大人と子供での症状の違いや治療法は?乳幼児や高齢者が注意するべきことは?

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ノロウイルスの初期症状は?大人と子供では違うの?

ノロウイルスといえば、強い嘔吐や下痢の症状が挙げられますが、実は人によって症状は様々あるようです。特に初期症状では風邪と勘違いするケースも少なくありません。ノロウイルスへの感染初期の誤った判断が、二次感染を広める原因になることもありますので、初期症状で早めの対策を行うことが大切です。

では、ノロウイルスに感染すると、どのような初期症状が起こるのでしょうか。又、大人と子供では症状に違いがあるのでしょうか。こちらでは、ノロウイルスの感染源、初期症状、子供と大人の症状の違いなどをご紹介します。

ノロウイルスの感染源とは?

ノロウイルスの感染源はいろいろあるのですが、ノロウイルス患者の便や吐ぶつが、様々な経路をたどり人の手に付き、そこから二次感染が広まることが多いと言われています。又、ノロウイルスに汚染された牡蠣などの二枚貝や魚介類の生食も原因としてよく聞かれますね。ところが近年、お寿司やお弁当などの複合調理食品も原因として増加しています。

汚染された食品を食品取扱者が調理中に触り、手や指にウイルスが付いたまま調理器具や他の食品に触れることで、食品がウイルスに感染してしまったり、ノロウイルスに感染している食品取扱者から食品にウイルスが付着してしまったりすることで、食品取扱者を介した食品の汚染が増え続けているのです。家庭が発生源ではないため、一度に多くのノロウイルス感染者がでてしまう点が非常に心配ですよね。

ノロウイルスは生命力が強い!?

消毒液ノズル

これまで家庭や食品取扱者によく使用されてきたアルコール性手指消毒液では死滅しないことが分かっています!また、感染ルートも多彩なため、制御が難しいウイルスなのです。

ノロウイルスの初期症状

ノロウイルスの二次感染を防ぐためにも、初期症状を知っておくことが大切です。個人差は非常に大きいようですが、保菌している場合はどちらにしても二次感染の恐れがあります。冬場に以下の症状が起きたらノロウイルスを疑って、早めの対処を行うことで家族や周囲への感染と健康を守ることも大切です。

胃痛・腹痛

お腹を押さえて眉間に皺の女性

みぞおち付近にチクチクと痛みを感じ、胃痛や胸焼けのような症状が起こる場合があります。腹痛の不快感も個人差がありますが、その後、嘔吐し、やがて下痢が始まります。

吐き気、嘔吐、下痢

初めはムカムカ吐き気がする程度でも、時間が経つと嘔吐し下痢の症状が現れることが多いのですが、中には突然の嘔吐や下痢から発症する人もいます。潜伏期間は24時間~48時間であるため、食べ物が原因である場合は前日及び前々日に、感染の可能性が高い生牡蠣や生魚を食べていないか考えてみましょう。

ノロウイルス以外のウイルスが原因であることも考えられますが、冬場に胃腸への症状が出た場合は、食べ物に思い当たるふしがない場合でもノロウイルスである可能性は高いと考えて対処することが、感染拡大を予防する上で非常に大切です。

発熱

ノロウイルスは、大抵の場合いきなり胃腸への症状が現れますが、中には38℃以下の微熱から始まり、頭痛や寒気も伴う症状が現れる人もいます。そのため、初期症状で風邪と間違える人は少なくありません。

中には発症しない・軽いケースも

ノロウイルスは感染した人すべてが発症するとは限りませんし、軽く済む人もいるようです。又、「熱だけ」「嘔吐だけ」「下痢だけ」と、人それぞれ症状が違うこともあります。

しかし、発症しないといってもウイルスを保持していることに変わりはありませんから、周囲に感染させる可能性は高いのです。もしも家族にノロウイルス感染者がいて、自分は風邪症状ぐらいで済んだとしても、ウイルスを保持している可能性がありますので、二次感染の予防をしっかり考えて行動しましょう。

ノロウイルスかも!そんなときは

ノロウイルスかも?と思ったら、水分補給に気をつけ、できるだけ下痢止めを使用しないでください!悪化する原因になります。また、二次感染の予防として、できるだけ外出や人との接触は避け、トイレの後の手洗い・除菌を怠らないようにし、かかりつけ医師や保健所に相談しましょう。

大人と子供で症状の重さに違いはある?

「抵抗力の少ない子供は、ノロウイルスの症状が重くなるのでは?」と心配なママやパパも多いことでしょう。実際のところ、大人と子供では症状に違いはあるのでしょうか?
潜伏期に関しては、大人も子供も1~2日で、違いはありませんが、発症期間と症状の現れ方にはかなり違いがあります。

大人の場合

身体が大きい大人の場合、子供に比べて体力があるため回復が早い反面、一日中トイレから出られなくなるなど、日常生活に支障をきたして苦しむケースが多いため注意が必要です。大人の場合、子供に比べて消化器官が長く、ウイルスが体外に排出されるまでに時間がかかります。

また、子供に比べて嘔吐ではなく下痢でウイルスを体外に排出する傾向が強く、発症すると下痢症状が重症化し、短期的に苦しそうにする人が多いのですが、免疫力が高く体力もあるため症状は1~3日で治まることが多いようです。

子供の場合

嘔吐する子供

子供の場合は年齢により症状の重さが変わります。乳幼児の場合は、下痢よりも嘔吐の症状が強く出ることが多く、吐しゃ物が気道に入っても自分で上手く出すことができず、詰まってしまう誤嚥性肺炎によって亡くなってしまったり、身体が小さい分あっという間に脱水症状を起こし重症化したりするケースもあります。

ただし、通常子供の場合、年齢が高くなるにつれて上手に咳ができるようになるため、吐しゃ物を気道に詰まらせる危険性は減っていきますし、体外にウイルスを排出するために要する時間が大人よりも短いため、大人に比べて発症期間は1週間程度と長いが症状は軽いと言われています。

ノロウイルスに感染した場合の治療法は?

これほど毎年、流行しているノロウイルスですが、現在はまだ抗ウイルス剤はありません。もし感染した場合は苦しい症状を軽減させる対処療法を行います。発熱、嘔吐、下痢等で体力を消耗するので、水分摂取をしながら、とにかく安静にして症状が治まるのを待つしかないのです。

下痢止め薬は、ウイルスを体外に排出せずに留まらせてしまうため、治療には逆効果であるといわれています。そのため病院では、整腸剤を処方されることもありますが、薬を飲んでもすぐ嘔吐してしまうことも…。その場合は脱水症状が心配されますので、点滴で水分と一緒に吐き気止めを注入することもあります。

現在、抗ウイルス剤の研究が進められているので、いつか出回るようになるかもしれませんね。

乳幼児や高齢者は脱水症状に注意!

お茶

体力のない乳幼児や高齢者がノロウイルスに感染した場合、ひどい脱水症状になる場合があるので注意しましょう。特に乳幼児は自分で体の異変を上手に訴えることができないので、様子をよく見てあげましょう。水分は胃腸に優しい、湯さましや番茶、スポーツ飲料、りんごジュースなどを、回数を分けて少しずつ与えてください。

水分を摂らせるように注意していても、体内の血糖値が下がることで症状が悪化することがあります。スポーツ飲料やりんごジュースなどは安心なのですが、番茶や水を飲んでいる場合は「水を飲んでいるから大丈夫」と安心せず、元気があるか様子を見守りましょう。

水分を摂取してもすぐに嘔吐してしまう、ぐったりして水分が摂れないほど症状が悪化しているなどの場合は、早めに病院を受診し点滴をしてもらいましょう。また、病院にかかる場合は、事前に電話連絡をしてノロウイルスである可能性を伝えておきましょう。

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