ヒトメタニューモウイルスと保育園に関する記事

ヒトメタニューモウイルス保育園登園や流行期はいつから?

ヒトメタニューモウイルス保育園登園や流行期はいつから?

ヒトメタニューモウイルスが保育園で流行る時期や、再登園の目安を知っていますか?先輩ママの体験談と合わせてご紹介します。

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ヒトメタニューモウイルスの保育園登園はいつから?流行と対策

最近、ヒトメタニューモウイルス(hMPV)に関して、どの保育園でも注意喚起がされるようになってきました。保育園は働くママのかわりになって、大事な子供のお世話をしてくれる強い味方ですが、一方で感染症がひとたび発生すれば、ママはパニック!お仕事どころじゃありませんよね。

今回は、ヒトメタニューモウイルス感染症に感染したらいつから登園OKか、ヒトメタニューモウイルスが保育園で流行する時期、保育園で行われている感染症対策、先輩ママのヒトメタニューモウイルス再登園の経験談、登園基準が決まっている感染症をご紹介します。

ヒトメタニューモウイルスの保育園登園はいつから?

保育園に登園して笑顔の女の子

ヒトメタニューモウイルスに罹った時の保育園登園については、厚生労働省で明確に定めてはいません。平成24年に改訂された「保育所における感染症対策ガイドライン」でも、インフルエンザなどのように「医師が作成する意見書が必要な感染症」のリストにも、溶連菌やマイコプラズマのように「保護者が作成する登園届が必要な感染症」のリストにも、ヒトメタニューモウイルス感染症は含まれていません。

ヒトメタニューモウイルス感染症は、保育園で即登園禁止とする感染症としては位置づけられていません!基本的に発熱や咳などの症状が治まっていて、子供の全身状態が良ければ登園は可能です

ただし、ヒトメタニューモウイルスの症状や感染力を考えると、保育園で感染が拡大しやすいため、園児への感染拡大に配慮し、再登園を慎重に検討していきたいですね。
2015年7月に改訂された、日本小児科学会の「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」によると、ヒトメタニューモウイルスの潜伏期間は3~5日、感染期間は1~2週間ですが、免疫力が下がっている状態の子供の場合、数週間~数ヶ月ウイルスを排出すると言われています。

そのため、感染症予防に力を入れている地域や保育園では、「熱が下がって3日後から登園」など、保育園独自の登園基準を定めているところもあります

ヒトメタニューモウイルス感染時の再登園

感染者の唾液や鼻水にウイルスが含まれています!咳や鼻水がひどい場合は、可能であれば休養期間を長めに取り、保育園や医師の意見を聞きながら再登園を検討しましょう

ヒトメタニューモウイルスが保育園で流行するのはいつから?

園児がいない保育園の庭

ヒトメタニューモウイルス感染症は、一年を通して感染の可能性がありますが、流行期は3~6月頃の春先で、1~2歳の幼児の間で特に流行しやすい傾向があります。ヒトメタニューモウイルスは「生後6ヶ月頃~5歳までに、少なくても1度は感染する」と言われている感染症ですので、保育園での春先の流行を避けるのは難しいかもしれません。ただし、流行期を知って早めに病院を受診することで、重症化や保育園内での流行拡大を予防することはできるでしょう。

ヒトメタニューモウイルス自体は、2001年に発見されたばかりで、名前を聞いてもピンとこないお母さんも多いのではないでしょうか。けれど最近、ヒトメタニューモウイルスの簡易検出法が確立されたため、病院の外来でヒトメタニューモウイルス感染症の検査が簡単に行えるようになり、診断を受けるケースが増えています。

ヒトメタニューモウイルス感染症の症状は、乳児の命を脅かす恐れもあるRSウイルス感染症と、症状がとても似ています。また、乳幼児や高齢者、免疫力が低下している人は、重症化して肺炎などを引き起こす恐れもありますので、保育園では十分な注意が必要ですし、マスク着用の咳エチケットや無理な登園をできるだけ控えるなど、流行拡大を防ぐためにマナーを守ることが大切です。

保育園で行われている6つの感染症対策

ヒトメタニューモウイルスやインフルエンザなどの感染症は、おもちゃの共用やお昼寝などがある保育園では、咳やクシャミなどを介した飛沫感染や、ウイルスの付着したドアノブなどを触った手で物を食べたり鼻をこすったりするなどの直接感染で、あっという間に広がってしまいやすいですよね。そのため、保育園でも除菌と予防を第一に、次の対策をとるようにしています。

室内の除菌を徹底します

保育園でヒトメタニューモウイルスなどの感染症が流行している場合、子供が触るドアノブや遊具、おもちゃや絵本など、どこにでもウイルスが付着している可能性があります。特に満3歳児未満の乳幼児の場合、何を口に入れてしまうか分からないので、ママは心配ですよね。

保育園では、乳児が舐めたりするものを毎日洗ったり拭いたりし、舐めない物も週1回程度洗ったり拭いたり日光消毒をしたりしています。また、ぬいぐるみなども汚れたら随時洗濯したり、次亜塩素酸ナトリウムで消毒したりし、汚れがひどいものは処分します。

また、子供が手を拭いたタオルの共用は感染の原因になるため、基本的には個別タオルやペーパータオルで拭くこととしていますし、ドアノブや手すり、スイッチなども、水拭き後にアルコール消毒することが推奨されています。給食時の台布巾などもこまめに交換・消毒・洗濯をし、園内を清潔に保つことで、日頃から感染症を予防します。

職員も子供も手洗いを徹底します

手を洗っている女性

手洗いは、感染症予防の基本!保育園では日頃から、遊んだあとや食事の前のこまめな手洗いを習慣にしています。また健康教育として、うがいや歯磨きなどの生活習慣をきちんと身に着けられるように、園児に伝えたり支援したりしています。ヒトメタニューモウイルスは喉の粘膜で増殖しますので、うがいをして喉を清浄に保つことは、効果的な予防になりますね。

歯ブラシを保管する場所も、個々に持参したものが接触しないように個別に保管し、コップやタオルの貸し借りはしないように指導しています。

咳エチケットを徹底します

マスクをしている保育士

ヒトメタニューモウイルスに感染すると咳がひどくなりますが、咳によって唾液が空気中に飛散すると感染が拡大しますので、保育園では子供達に日頃から咳エチケットを習慣づけています。咳やクシャミをするときは人の方に向けず、ティッシュなどで口を隠すようにすることで、空気中にウイルスを飛散させない効果があります。

マスクは感染症の予防に効果的ですし、人に移さないためにも有効な手段ですので、保育園では子供用の小さいサイズのマスクを備え付けていて、感染が疑わしい場合はマスクの着用を子供に促すことで、予防を心がけています。

食べ物の衛生的な取り扱いを徹底します

保育園で昼食のお弁当を食べている園児

保育園では昼食やおやつを提供しますが、ヒトメタニューモウイルスなどのウイルス感染症が流行している時期には、空気中にウイルスが飛散している可能性がありますよね。そのため、食事を用意する時には直前までラップをかけて、ウイルスの付着を防ぐなどの対策をとります。

また、給食室やテーブル、床の衛生管理についても徹底し、食事の配膳の際やおやつを扱う際には滅菌した手袋をつけて、ウイルスを食べ物に付着させないようにし、日頃から感染症を予防しているのです。

未満児クラスを分離して保育します

異年齢交流を取り入れている保育園は多いのですが、ヒトメタニューモウイルスは数回感染を経験した年長児程症状が軽くなり、感染をしていても気づかず登園する子もいます。
そのため、流行期に異年齢交流をしていると、重症化リスクの高い未満児が不用意に感染者に接触してしまう可能性がありますので、保育園でヒトメタニューモウイルスが流行している時期の異年齢交流を行わず、未満児クラスを感染から守る対策をしている園もあります。

感染予防のための情報を家庭に提供

ヒトメタニューモウイルス感染症の予防には、保育園だけでなく家庭の協力も必要ですよね。保育園では、毎月の「園だより」や「保険だより」を通して、感染症予防に対する情報を各家庭に周知し、保護者の予防意識の向上を図っています。また、保育園内での感染症発症状況を掲示板に掲示して、保護者に公開している園もあります。

ののみ
23歳

保育園の情報で助かってます

小学生の息子と、保育園年中の男の子を育てています。フルタイムで働いていますが、下の子の保育園へのお迎えの後に、上の子の児童館へのお迎えと毎日がせわしなくて、育児書を読んでいる時間がろくに取れないのですが、保育園で毎月「保健だより」を出してくれるので、いつも参考にさせてもらっています。
以前はお便りをチラ見して捨ててしまっていたのですが、一度子供がヒトメタニューモウイルス感染症にかかって「なんじゃ、その病気?」と思った時に、タイムリーにお便りで感染情報が載っているのに気付き、それ以来心を入れ替えて、毎月参考にさせてもらっています。

他にも「給食だより」には旬の食材の栄養や調理方法が満載ですし、保育園で流行っている手遊びや歌などの情報ものっていますので、お便りをチラッとみて捨てるだけでなく、育児に活用しています。

ヒトメタニューモウイルス予防は保育園との協力が大切!

お子さんがヒトメタニューモウイルスに感染した疑いがある場合には、速やかに病院を受診し、感染したことが分かった場合には速やかに保育園に報告をしましょう。そうすることで保育園が除菌作業を強化したり、保護者への注意喚起を行ったりして、他の子への感染を防ぐことができます。

母親に看病されマスクをして布団に寝ている女の子

子供が感染症にかかるのは免疫獲得のためのステップで、ある程度やむを得ないといった側面があります。お仕事を持っているママにとっては、母親であると同時に社会人でもあるため「会社を休んで迷惑をかけられない」などと、気が気ではなくなるでしょう。そのため無理に保育園に行かせたくなるかもしれませんが、子供の病欠による休みは成長に必要と割り切って、前向きに対処していきましょう。

保育園登園はいつから?先輩ママの体験談

お仕事を持つママにとって、子供の長期休みは厳しいのですが、まわりの子を感染から守ることは自分の子を守ることにも繋がりますので、園の方針を受け入れて園と家庭と一緒になって病気を予防していきましょうね。
ヒトメタニューモウイルスに感染後、お子さんを再登園させるときはどうしているのか?先輩保育園ママの体験談をご紹介します。

とも母
31歳

うちの保育園では解熱後3日で再登園OKでした

保育園の年長さんと2歳児クラスに子供を通わせています。2歳の息子が先日突然発熱し、3日過ぎても熱が下がらないので病院に行きました。咳がひどい息子をみて、お医者さんがレントゲンを撮ったり、鼻水を検査した結果、ヒトメタニューモウイルスであると診断されました。全く聞いたことのない感染症だったので、慌てて保育園に連絡をしたところ、他にも2人クラスに発症している子がいて、保育園で感染したことがわかりました。

子供たちが通っている保育園では、「登園を開始する時にお医者さんからの書面は必要ありませんが、熱が下がって3日経ってから登園して下さい」と言われ、パパと交替で仕事を休んで、結局熱を出した1週間後から保育園に行きました。

ぱむ
29歳

保育園とお医者さんの意見が違くて…

娘が年少さんの時に、ヒトメタニューモウイルス感染症になりました。「なかなか風邪が治らないな」と思っていたら、いきなり「ゲホッゲホッ!!」と咳き込み始めたので、慌てて病院に行きました。ヒトメタニューモウイルス感染症なんて初めて聞きましたが、娘は軽い気管支炎で済んだので、炎症を抑える飲み薬と気管支を広げる張り薬を処方してもらって、自宅で安静にして休ませて治療をしました。

保育園からは、「病院で感染の心配はないと言われてから。解熱後1週間は様子を見て下さい」と言われたのですが、お医者さんからは「熱と咳が治まれば保育園に行っても構わないよ」と言われて悩みました。
結局他の子に移しても困るので、保育園の指導通り解熱後1週間を待って保育園に行きはじめました。熱が下がってから1週間はおじいちゃんの家で過ごしましたが、熱が下がった途端に元気になって、お部屋で暴れ回っていて大変だったみたいです。

りんちゃん
36歳

保育園に病院からの証明書の提出が必要でした

うちの子の保育園では、ヒトメタニューモウイルス感染症だけでなく、ノロや麻疹でも、なんでも病院からの証明書の提出が必要です。姉の子供の通う保育園では必要ないそうなので、園によっても大分対応が違うみたいですね。
直った後で病院へ行かないといけないのでチョット面倒かなって思いますが、以前感染を隠して子供を登園させた保護者がいて、そのために休園になってしまったことがあったそうで、子供のためには仕方がないのかなって思います。

厚生労働相により登園基準が決まっている感染症

母親に手を引かれ笑顔で登園している保育園児

保育園は厚生労働省の管轄ですが、小さな子供が集団で遊びながら食事やお昼寝などの日常生活を送っている施設のため、子供同士の濃厚な接触が多く、飛沫感染や接触感染による感染症が拡大しやすいですよね。そのため厚生労働省では、「保育所における感染症対策ガイドライン」を定め、保育園での感染症予防対策の指針や、それぞれの感染症発症時の登園基準など、一定のガイドラインを取り決めています。

医師が作成する意見書が必要な感染症

医師の診断と保護者が作成する登園届が必要な感染症

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