妊娠中の温泉入浴の注意点に関する記事

妊娠中の温泉は大丈夫?妊婦の温泉入浴の注意点7つ

妊娠中の温泉は大丈夫?妊婦の温泉入浴の注意点7つ

妊娠中の温泉入浴の注意点7つと温泉選びのポイントをご紹介!出産前に温泉でリラックスできる話題のマタニティプランとは?

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「妊娠中の温泉が良くない」は嘘だった?入浴時の注意点

女性にはお風呂好きの方は特に多いですよね。特に体の疲れや美肌にも効果的な温泉は、リラックス効果もあり、老若男女問わずとても人気があります。
ただ、昔は「妊娠中は温泉に入らない方がいい」という説もあったため、出産前の温泉入浴の安全性について気になる妊婦さんは多いのではないでしょうか。

現在は妊婦さんも温泉OKになっていますが、温泉が妊婦さんに良くないと言われていた理由とは一体なんだったのでしょうか。
今回は、妊婦さんが温泉に入る上での注意点や、各地の旅館で導入され始めているマタニティプランについてもご紹介していきます。

温泉が妊婦にタブーと言われていた理由とは?

体に良い効果のある温泉ですが、「妊娠中の温泉は良くない」と言われていたのはなぜなのでしょうか。実は、温泉そのものが妊婦さんに影響するということではなく、違う理由があったようです。

温泉が妊婦にタブーと言われていた理由

・妊娠初期はつわりなどで体調が万全ではないので、のぼせや貧血の恐れがあった
・妊娠後期はお腹が重く、長湯をしがちなので、のぼせに気を付けたほうがいいという理由
・滑りやすいところもあるので、妊娠中に温泉に入ることで転倒によるケガが心配されていた

以上の理由からは、温泉施設側の「妊婦さんに何かあってはいけない」という配慮の念が伺えますね。
特に妊娠初期や末期は、熱いお湯による影響でのぼせてしまう、大きいお腹で足元が見えにくく転倒も心配されるということで、温泉施設側の懸念が大きかったのかもしれません。

法律改正により妊娠中の温泉がOKに

温泉の湯煙と桶

2014年7月1日、32年ぶりに温泉法が改正され、温泉入浴を避けるべき者の項目から“妊婦”が削除されました
これまではずっと温泉の注意書きの掲示内容に“妊婦(特に初期と末期)”と明示されていたことで、妊娠中は温泉に入ることがタブーとされていたのです。

なぜ昔の温泉法で妊婦さんがタブーとなったのかは、環境省の記録にも残っていないため不明とされています。
しかし、昭和57年に温泉法が改正されてから30年以上が過ぎ、温泉の適応決定基準の見直しを行ったところ、妊娠中の温泉入浴が妊婦さんにタブーだという科学的根拠や、医学的にも泉質が妊婦や胎児に影響することもないことがわかり、妊婦さんも温泉の入浴がOKとなりました。

妊婦が入浴する上での注意点

妊婦の温泉入浴が解禁になりましたが、デリケートな妊娠中は安全に気を遣いすぎるに越したことはありません。妊婦さんがより安全に温泉を楽しむための注意点7つを挙げていきます。

刺激の少ない単純泉を選ぶ

温泉は泉質により効能も様々ですが、急に刺激が強い温泉に入ると、肌荒れや体調を崩すことも考えられます。そのため、妊娠中に温泉に入るのであれば、刺激の少ない単純泉がおすすめです。成分が薄いので体に優しく、妊婦さん、子供、高齢者の方も安心して入浴できますね。
泉質によっては「妊娠中の入浴は禁止」と明示されている場合もありますので、入浴前には必ず注意事項に目を通すようにしましょう。

入浴は10分以下にとどめる

湯煙の中で桶を持つ

長湯はのぼせや脳貧血を起こしてしまう可能性もあるので、一回の入浴につき10分以下を目安にし、妊娠中は軽めの入浴を心がけましょう。また、熱すぎる温泉、反対に低温の温泉は血圧上昇を招きますので、控えた方がいいでしょう。

一人の入浴を避ける

一人きりで入浴をした際、急な体調変化や転倒などがあっては取り返しのつかないことになります。
中には「せっかくだから一人でゆっくり温泉を楽しみたい!」というママも多いでしょうが、妊娠中の温泉は必ず付き添いを連れて入浴するようにしましょう。

滑らないように注意する

これは自宅での入浴時にも言えることですが、滑らなそうに見える場所でも、足をつけてみると温泉の成分によりぬるぬるしているところや、本格的な岩場で足元が安定しない作りになっている場合もあります。足元には細心の注意を払い、手すりなどにつかまりながら転倒しないよう気を付けましょう。

空腹で入浴しない

実は、旅館等でお茶菓子が置いてあるのは、「これを食べて空腹を癒してから温泉へどうぞ」という意味があります。
お腹がいっぱいになった状態での入浴は消化不良になる場合がありますが、かといって空腹での入浴は貧血を起こしやすくするので注意が必要です。少しでいいので、何か口に入れてから入浴するようにしましょう。

入浴前後に水分補給を

茶碗で白湯を飲む女性

入浴による発汗により、体の水分は大量に失われます。入浴前後にコップ1~2杯の水分補給をしておくといいでしょう。特に入浴後の水分補給はしっかりと行ってくださいね。アルコールはもちろんNGです。

入浴するなら安定期がおすすめ

温泉法の入浴禁止の項目で「妊婦初期と末期」が削除されたとはいえ、十分な安全を考慮するのであれば、やはり妊娠初期や臨月の温泉入浴はなるべく避けた方がよいでしょう。
特に長時間の移動が必要となる温泉旅行の場合は、ママの身体への負担を考えると安定期に入ってからがおすすめです。

旅館選びのポイントは「マタニティプラン」の有無

足先を湯に入れる女性

今は多くの旅館で様々なターゲットを想定したプランが提案されていますね。
最近では「マタニティプラン」という、旅行中、妊婦さんが安心して過ごせるように考えられた充実したサービスを提供している旅館が増えています。旅館によってサービス内容は異なりますが、具体的にどのようなサービスがあるのか一部をご紹介していきましょう。

・急な体調変化があっても、宿によってはキャンセル料がかからない
・旅先での急な体調不良にも地元産婦人科と連携しており、病院案内の対応ができる
・料理メニューについて細かく指定できる
・マタニティウェアや抱き枕、枕を多めに用意してくれる
・個室風ダイニングで栄養満点の料理を提供
・チェックアウトが遅めのロングステイでゆっくりとできる
・アロマセラピストによるハンドマッサージを15分受けられる
・元助産師のオーナーに妊娠中や出産の心配事を話せる30分の質問タイム付き
・露天風呂がついた離れ客室でまったり
・安産祈願のお守りプレゼント付き
・ノンカフェインティのサービス

たとえ安定期であっても、妊娠中は何が起こるかわかりません。妊婦さんの身体を労わるサービスがあるのはもちろん嬉しいところですが、急な体調不良時などでも旅館側で迅速に対応してくれるというのは何より安心できる内容ですよね。

少し前までは足湯にしか入れなった妊婦さんも、堂々と温泉入浴ができるようになりました。出産前に癒しを求めてマタニティプランのある温泉へリラックスしに行くのもいいですね。
また、マタニティプランがない温泉旅館を予約するときにも、あらかじめ妊娠中であることを告げておくと、いざというときの病院の配慮やなんらかの対応を行ってくれるところもあるかもしれません。

安全に注意しながら妊婦さんもリフレッシュ!

妊娠中は今後の生活や子育てへの不安など、精神的に不安定になりやすい状態です。法律で妊娠中の温泉がOKとなっているのであれば、ホルモンバランスが不安定な妊娠中のストレス発散や気分転換のひとつとして、安心して温泉を利用できますね。

「温泉はなかなか行けないな…」という人も、お風呂は妊婦さんの体をリフレッシュするのに最適ですから、シャワーだけで済ませることが多い人は、冷えやむくみを解消するためにも浴槽に浸かるようにしましょう。妊娠してても入浴剤は使うことができますから、温泉気分を自宅で味わうこともできますよ!

ただ、妊娠は病気ではありませんが、普段の体調とはやはり大きく違うもの。安全性を十分考慮した上で、上手に温泉を活用しましょう。

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