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幼児に危険な食べ物や飲み物15!入園後も油断できない食品

幼児に危険な食べ物や飲み物15!入園後も油断できない食品

幼児になっても危険な食べ物や飲み物がありますので、ママやパパは油断できません。アルコールやカフェインの害や含まれている意外な食品、窒息のリスクの高い食べ物をしっかり理解して、子供を危険な食べ物による事故から守ってあげましょう。

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幼児食を卒業しても危険な食べ物や飲み物に注意!身近にある食品15

幼児に与えると危険な食べ物や飲み物は、実は身の回りに数多くあります。0歳児の赤ちゃん期は離乳食を始めたばかりなので与える食べ物に気を配りますが、1歳を過ぎてしまうとついつい気が緩んでしまい、大人と同じものを与えてしまうパパやママが少なくありません。

3歳になり幼児食を卒業すると、さらに食への親の警戒心は薄れてしまいます。あまり神経質になる必要はありませんが、もしかしたらあなたが与えているその食品の中に、幼児の体には好ましくない成分が入っているかもしれません。

成分を確認してから与えるべきもの、与え方をわきまえるべき幼児に危険な食べ物や飲み物について、しっかり理解をしておきましょう。

子育て4コマ漫画:幼児でも危険だった!親の油断が招いた食べ物の恐怖

幼児に危険な食べ物の子育て4コマ漫画

原材料の表示を確認!1歳半~6歳の幼児に危険な食べ物や飲み物5選

1歳半を過ぎた幼児は歯が生えて消化機能も発達するので、幼児食とはいえ大人とほぼ同じ形状の食事をとれるようになります。

3歳を過ぎるとさらに幼児食から普通食に変わりますので、パパやママも一安心。子供と一緒に美味しい食べ物を食べられるようになることでママの負担も軽くなるのですが、脳や内臓などの主要器官はまだまだ発達段階。

そのため次のような食べ物や飲み物に含まれる成分によって、摂取量が多いと幼児の体に深刻なダメージを与える恐れもあります。ぜひママだけでなくパパとも情報を共有し、子供を危険な食べ物や飲み物の害から守ってあげましょう。

高級チョコレート

チョコレートを食べようとする幼児

厚生労働省ではチョコレートに関して、「〇歳から」という明確な基準を設けてはいません。そのため3歳ぐらいになってしっかり歯磨きができるようになったら、様子をみながらおやつの範囲で少しだけチョコレートを与えるといったパパやママが増え始めます。

アルコール入りのチョコレートと言えば「ウィスキーボンボン」が有名ですので、ウィスキーボンボンについては幼児に与えないように注意するパパやママが多いのですが、実はウィスキーボンボン以外の高級チョコレートや海外製のチョコレートの中にも、風味付けの割に意外と多くのブランデーやキュラソー、ラム酒などのアルコールを使っている商品があります。

また国産のお手頃価格のチョコレートでは、ロッテ「Rummy」にラム酒3.7%、「Bacchus」にコニャック3.2%が含まれています。特にバレンタインチョコレートはもらい物が多く、幼児の手の届くところに置いてしまうこともあると思いますので注意しましょう。

エナジードリンク(栄養ドリンク)

炭酸を含む飲み物はシュワシュワとして幼児が喜ぶのですが、糖分の多さと共に気をつけなくてはいけないのが「カフェイン」です。最近ではカフェインを大量に含むエナジードリングが、自販機などでも手軽に購入できます。

エナジードリンクにはアミノ酸などの栄養素が含まれているため子供の成長に良いと誤解されがちですが、実際は大量のカフェインが配合されている商品。海外ではエナジードリンク摂取により子供が亡くなる事故も起こっていることから、米国スポーツ医学会では18歳未満のエナジードリンクに警告を発しています。

子供にも飲みやすい大塚製薬「オロナミンC」やサントリー「デカビタC」にも、カフェインは含まれています。また自販機で購入できる「Red Bull」「MONSTER」にはかなり大量のカフェインが。パパやママの中にはこうしたエナジードリンクの力を借りて乗り切っている人もいるでしょうが、幼児の命を脅かす危険性がある飲み物だと知っておきましょう。

かす漬け・かす汁

鮭のかす漬け

魚や肉などの保存食として作られるかす漬けは香り高く旨味も強いのですが、使われている酒粕にはアルコールが残っています。ウリなどの野菜をつけた奈良漬けもかす漬けの一種ですが、農産物漬物の日本農林規格によると3.5%ものアルコールが含まれていますので、幼児に与える食べ物としては好ましいとはいえません。

同様に冬は暖まると人気のかす汁にも酒粕が使われていますので、飲酒レベルのアルコールを知らずに子供が摂取してしまうリスクがあります。

酒粕を使った甘酒や本みりんで作ったお屠蘇

栄養価が高く「飲む点滴」として注目を集めている甘酒。「酒」という名前がついていますが、今では赤ちゃんでも飲める甘酒が販売されているため、幼児に与えたいと考えるママやパパも多いでしょう。

ですが甘酒には米麹を発酵させて作ったものと、酒粕を使った商品の2種類があり、酒粕を使った甘酒はアルコール分が残っている可能性があるため幼児に好ましくありません。

またノンアルコールと表示されているお正月の「お屠蘇(おとそ)」も、縁起物として幼児に良さそうに感じられますが、みりんにもアルコール14%前後を含む「本みりん」と、アルコール1%未満の「みりん風調味料」の2種類があります。お屠蘇には本みりんで作られたものもありますので、成分を確認してから幼児に与えましょう。

コーヒー牛乳や紅茶

コーヒー牛乳

コーヒー牛乳や紅茶には大量の砂糖が含まれています。そのため一度味を覚えてしまうと幼児が好んで飲みたがることもあります。

ちなみにコーラにもコーヒーの6分の1、紅茶の3分の1、煎茶の2分の1のカフェインが含まれていますので、幼児に安心して与えられる飲み物ではありません。

砂糖の過剰摂取も幼児には危険なのですが、カフェインによる脳や体への危険性も無視できず不眠を招く恐れもありますので、薄めて甘くしても幼児にコーヒー牛乳や甘い紅茶、コーラを飲ませるのは極力控えましょう。

過剰摂取に注意!3歳未満の幼児に特に注意が必要な食べ物や飲み物10選

1歳半を過ぎて幼児食に移った3歳未満の幼児でも、消化器官や嚥下機能はまだまだ未熟。成分そのものに問題がなくても、与える形状や過剰摂取などに注意をしなくてはいけない食べ物や飲み物が多いです。

また、免疫機能も未熟なので食べ物の成分や形状、衛生管理など面でさまざまな配慮が必要です。一体どんな食べ物にどんな注意をする必要があるのか、見ていきましょう。

大豆やピーナッツなどの豆類

ピーナッツ

ピーナッツや大豆などの豆類は栄養価が高く、1歳を過ぎてアレルギーの危険がない場合は与えても良いのですが、窒息するリスクがあります。

3歳未満の幼児の気管は非常に細いので小さな豆でも詰まりやすく、一度気管に入り込んで肺炎などを引き起こす危険性もあります。豆は細かく砕いて与えるか、やわらかい煮豆を少し潰して与えましょう。

保育園や幼稚園に入ると節分などの季節行事も体験しますが、節分豆も3歳までは基本的にNGの危険な食材。3歳を過ぎてからも遊びながら食べず、しっかり噛み砕いて食べるように指導をしてください。

餅や餅菓子

お餅は高齢者だけでなく、幼児にとっても危険な食べ物です。3歳未満児は歯の発達が不十分で大人のように食べ物を噛んですりつぶすことができず、夢中になってかき込んでいる最中にのどに詰まらせるリスクが高いです。

お正月のお雑煮や端午の節句の柏餅は食べやすく切って与え、ゆっくりよく噛んで食べるよう指導しましょう。3歳を過ぎてからも幼児が餅などを食べている間、パパやママも目を離さずに近くで見守ることを心掛けてください。

生卵

生卵

卵は栄養価が高いのでアレルギーの問題がなければ離乳食中期から料理に活用したい食材ですが、生卵はサルモネラ菌に汚染されているリスクが高い危険な食べ物ですので、消化器官が未熟で免疫力も弱い幼児の場合は控えた方がよいです。

特に夏場の卵かけご飯では毎年食中毒が出ていますので、大人でも加熱調理がおすすめ。
とはいえ、現実的には3歳頃から生卵を食べさせているご家庭が多いので、3歳を過ぎてから与える場合は必ず購入後に冷蔵庫で保存し、ひび割れのない賞味期限内の卵を与えるようにしましょう。

イクラやタラコなどの魚卵

アレルギーの心配がなければ1歳過ぎの完了期からイクラやタラコ、明太子やとびっこなどといった魚卵を加熱して少量与えても大丈夫なのですが、与え過ぎによる塩分過多には注意が必要です。

2015年に1歳の幼児が認可外保育園で食塩中毒により亡くなっていますが、その際体内から検出された塩分はおよそ5g。1歳児では小さじ1杯(5g)で命の危険がありますので、離乳食を完了したからと幼児に塩分の多いタラコやイクラがのった軍艦巻きを、好きなだけ与えるといった食べさせ方は危険です。

たまに食べるちらし寿司にイクラが紛れている程度なら心配し過ぎる必要はありませんが、魚卵やスモークサーモン、ネギトロはリステリア菌の汚染率も高く、幼児が食中毒を起こす危険性もある食べ物です。3歳頃までは少量を加熱して与える程度に留めましょう。

魚卵はまるごと食卓に出すのではなく、加熱してからマヨネーズに加えるなど、調味料やソースとしての使い方に目を向けることをおすすめします。

皮つきジャガイモ

ジャガイモの目

ジャガイモは子供が大好きな食べ物の一つで食事にもおやつにも大活躍してくれますが、発芽した芽の周りや日に当たって緑色に変わった皮の部分には、天然毒素のソラニンやチャコニンが含まれています。子供は大人よりもソラニンの害を受けやすいので、ジャガイモの管理や調理には十分配慮をしましょう。

ジャガイモは育てやすく子供の食育教材にも使われますが、掘り出したばかりでも小さなものや地表近くで育ったイモは皮の付近にソラニンが増えていて、小学校で子供達が育てたジャガイモを調理して食べたことよる食中毒の事例もあります。無農薬だからと皮つきでフライにすると危険なので、新鮮なジャガイモにも注意をしましょう。

果汁100%ジュース

「果汁100%」と表示されたジュースの中にはストレート果汁を使ったものもありますが、濃縮還元果汁の製品も多いです。濃縮還元果汁は加熱殺菌をしているため、熱で失った風味を補うために糖分が加えられている「加糖」と表示された商品も多いです。また、ストレートの場合も多くの果糖が含まれています。

幼児の1日の砂糖摂取量の目安は、1~2歳で角砂糖1個(5g)。3~5歳で角砂糖2個(10g)。ちなみに果汁100%ジュース100㏄には、角砂糖約3個分(15g)の果糖や砂糖が含まれていますので、100%果汁のミニパック1本でも砂糖は摂りすぎです。

幼児が砂糖を摂りすぎると、すい臓に負担がかかります。必要以上の糖分を摂ることが習慣化してしまうと糖尿病になる恐れもありますし、歯磨きを自発的にできない3歳以下の子供の場合は虫歯のリスクも高いので、果汁は100%でも飲ませ過ぎないように、量やタイミングを加減する必要があります。

イオン飲料・スポーツドリンク

イオン飲料やスポーツドリンクは効率よく水分補給ができ、脱水症状などの予防に良いのですが、意外と糖分が多いです。赤ちゃんの頃はベビー用のイオン飲料を飲ませていたご家庭でも、幼児になるとアクエリアスやポカリスエットのような大人用のイオン飲料を飲ませるご家庭が増えます。

ところが大人用のイオン飲料には、500㏄で角砂糖およそ7個分(35g)の砂糖が入っています。
常飲させてしまうと濃い味に慣れて水やお茶が飲みにくくなってしまいますし、食事の量も低下してしまうので、脱水が心配な時でも幼児には味の薄いベビー用のイオン飲料がおすすめです。

水出し麦茶やお茶

ポットに水と一緒に入れておくだけで出来上がる「水出しパック」は便利なのですが、煮沸していないぶん混入した雑菌が繁殖しやすく、3歳以下で免疫の弱い幼児にとっては食中毒を引き起こす危険性が高い飲み物です。

煮沸して作る方が安全なのですが、水出しで作る場合は必ず冷蔵庫で保冷しながら作り、長時間持ち歩くのは避けましょう。容器は繰り返し使うのではなく、2本程度を洗い替えしてお茶を作り、定期的に消毒をしてください。

真空パック食品

1歳未満の赤ちゃんにハチミツを与えてはいけないのは、乳児ボツリヌス症の発症を防ぐためですが、真空パックの食品がボツリヌス菌に汚染されている事例も多いです。

ハンバーグなどの調理済みおかずやカット済みの野菜などの真空パック食品は便利ですが、レトルトパックと違って常温での長期保存ができません。パック詰め製品は「要冷蔵」や「10℃以下で保存」などのメーカー指定保存方法と賞味期限を守り、必ず加熱してから子供に与えましょう。

10キムチなどのスパイスを使った刺激な食べ物

大根キムチ

味覚が発達していない幼児は辛い物は敬遠しますが、キムチのような旨味が強い食べ物は意外と食べてしまいます。発酵食品はお腹の健康に良く、食欲増進の効果も期待できますが、唐辛子は刺激が強く味覚を鈍らせてしまいますし、消化器官にも負担をかけます。

刺激的な食べ物は内臓機能が十分発達していない3歳までは与えるのは控え、様子をみながら量をコントロールして与えていきましょう。

微量でも危険!アルコールが幼児に与える4つの害

小さな子供はパパやママが食べる物や飲み物に興味を惹かれ、自分でも口にしようとします。そのためビールやチューハイなどを子供の手が届かないように気をつける大人は多いのですが、どうしてもアルコール分を含む食べ物は見落としてしまいがちです。

アルコールは料理やお菓子に良い風味を与え、やわらかく美味しく仕上げてくれるなどのメリットがありますが、体内が分解しにくい成分でもあります。

特に小さな子供の体はアルコールを分解する仕組みが未熟ですので微量でも、脳や臓器などに負担をかけ、次のような悪影響を引き起こす危険性があります。

アルコールが幼児に与える悪影響

  • 急性アルコール中毒
  • 脳の神経細胞の萎縮
  • 肝臓やすい臓などの疾患
  • 集中力の低下  など

小さな幼児の体に大きな害がある、侮れないカフェインの威力

カフェインには覚醒効果だけでなく、心をリラックスさせ気分をリフレッシュする作用があります。そのため緑茶やほうじ茶、紅茶やコーヒーは昔から愛飲され、厚生労働省でもカフェインを食品添加物として使用することを認めていますが、カフェインを幼児に与えると次のような体調不調を引き起こす危険性があります。

カフェインが幼児に与える悪影響

  • めまい
  • 震え
  • 興奮や心拍数の増加
  • 下痢や吐き気
  • 不眠 など

特に小さな幼児の体はカフェインの害をダイレクトに受けがちです。甘みと炭酸をプラスして飲み心地を良くしたカフェイン入りの飲料は美味しいので、子供が自発的に控えることはほとんど期待できません。だからこそパパやママなどの周りの大人が、カフェインを過剰に摂取しないようにコントロールをする必要があるのです。

作り置きは危険!幼児の食事は衛生管理を徹底しよう

幼児の体は免疫力抵抗力共に低いので、衛生管理も大事です。特に幼児食の場合は食べやすいよう潰す手を加えることが多いため雑菌の混入リスクが増えますし、飲み込みやすくするために水分を増やすことで腐敗の可能性も高くなります。新鮮で安全な食材を選ぶ以上に、手や調理道具の衛生管理を徹底しましょう。

カレーライス

また作った料理は早めに食べ、やむを得ず冷蔵保存した場合は一度しっかり加熱してから食卓に出すのがベスト。カレーやおでんなどの煮込み料理は一度長時間加熱してあるので安全と思い込みがちですが、ゆっくり冷める過程でウエルシュ菌などの熱に強い菌が繁殖するリスクがあります。保温調理器も決して安全とは言い切れませんので、注意をしましょう。

窒息や誤飲に注意!他にもある幼児に危険な食べ物と対処法

幼児に特に危険な食べ物は、のどや気道の太さより少しだけ大きいものや丸いもの。弾力があって噛み切りにくい肉などの食べ物や水分が少ないパンなどの食べ物も危険です。

幼児が窒息事故を起こす危険性がある食べ物

  • ミニカップゼリー
  • 飴類
  • 一口サイズのリンゴ
  • 丸のままのプチトマト
  • パンのかたまり
  • ブドウ
  • たくあん
  • ソーセージ
  • こんにゃくやカップ入りこんにゃくゼリー
  • ポップコーン  など

1歳を過ぎると幼児は何でもかんでも舐めて口に入れて確認することはなくなりますが、好奇心はいっぱいで「食べられるのかな?」と、危険な物でも食べてしまう恐れは充分にあります。幼児に危険な食べ物は手の届かないところに片づけましょう。

また子供は味が気に入るとどんどん詰め込もうとしてしまうので、身近にあるどんな食べ物で幼児の窒息事故が起きているのかしっかり理解をしておき、危険を回避してあげることが大切です。子供のおやつや飲み物は食事の延長と考え、糖分の摂りすぎによる危険性に配慮し、ヘルシーなものを用意してあげましょう。

この記事を書いたライター
波多野愛子

波多野愛子

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!