2歳児の宇宙語への接し方に関する記事

2歳児が宇宙語ばかりで大丈夫?自閉症?親の上手な接し方

2歳児が宇宙語ばかりで大丈夫?自閉症?親の上手な接し方

2歳児の宇宙語が心配なママの中には、自閉症や発達障害の兆候ではないかと心配する人もいるのですが、2歳児の宇宙語は珍しいことではありません。こちらでは宇宙語に悩んだ先輩ママの体験談や言葉の発達を促す接し方をご紹介します。

マーミーTOP  >  子育て  >  2歳児が宇宙語ばかりで大丈夫?自閉症?親の上手な接し方

2歳児の宇宙語はいつまで?自閉症?発達を促す上手な接し方

宇宙語

2歳児の話す言葉はとても可愛いのですが、意味不明な宇宙語を話す我が子を周りの子供と比較して「ウチの子は、言葉の発達が遅れているのかな?」などと心配になったり、自閉症を心配して専門家に相談したりするママもすくなくありません。

そこで今回は、2歳児に見られる「宇宙語」とはどのようなものか、2歳児の宇宙語はいつまで続くのか2歳児の語彙力や言葉の発達、宇宙語の発達障害との関係について解説しながら、宇宙語に関する先輩ママの体験談や言葉の発達を促す親の接し方についてご紹介していきます。

2歳児に見られる宇宙語とは?

子供の宇宙語に反応して冷蔵庫を開ける女性の写真

宇宙語とは2歳前後の幼児によく見られる、ママが聞いていても全く意味が分からない言葉のことです。ママやパパに話しかけることもあれば、独り言をつぶやいていることもあります。

この意味の分からない宇宙語は失語症に見られる症状の一つ「ジャーゴン」に似ています。流ちょうに話すのに周囲には意味が伝わらない言葉なのです。

例えば「マンマ パプチー」と冷蔵庫を見て何度か言ったので「パプチーって冷蔵庫?」と指差して聞いてみると「マンマ ピーヤ ブー」と答え、「ピーヤ ブー?」と聞くと「ママ パンプチ―!」と叫んで激怒する。
あるいは一人遊びをしながら「ピッコペロポ☆△×★…」と独り言を喋り続けてうるさい。というように親は意味が分かないため不安になったり困ったりすることがあります。

宇宙語は発達障害のある子供にもみられる症状のため心配するママが多いのですが、子供によっては意味のある文章を話しているつもりなのにママや周囲の人に伝わらず、怒りをあらわにすることもあるのです。

2歳児の宇宙語はいつまで?言葉の発達

2歳児

2歳頃から目立ち始める宇宙語がいつまで続くかには個人差がありますが、子供によっては4歳頃まで続くこともあります

とはいえ多くは成長と共に徐々に頻度が減っていき、滑舌の悪さからくる聞き間違い言い間違い、擬音語や擬態語のオノマトペがきちんと発音できていなかったことなどが後になってわかることも多く、特に「サ・カ・ラ行」は2歳児ではまだきちんと発音できません。

2歳児の言葉の発達

2歳になると日に日に話す単語が増えてやがて文章になっていきます。2歳前後で「ママ」などの1語から「ママだっこ」などの2語、そして3~4語へと変化していきますし、「が」「を」「に」「の」「と」などの助詞や「たい」「れる」「よう」などの助動詞を使うようにもなります。

2歳半頃には言葉で自分をコントロールしようとする様子も見られるようになります。例えば、ママに「おやつは後でね」と言われ、「あとで、あとで」と言って我慢しようとする姿などです。
2歳半頃には吃音(どもり)が見られやすくなってきますので、もし吃音がみられたら接し方にも注意しましょう。

また、今まで一方的に言いたいことを話していた子も、2歳児になると次第にママや周囲の人と会話ができるようになってきて、簡単な質問なら単語や短い文で答えることができるようになります。

ただし、過去の話を「○○へ行った」「ママがくれた」などときちんと過去形で話すことができる2歳児もいますが、随分前のことを昨日のことのように話したりすることもまだまだ多い時期。筋道を立てて話すのにはもう少し時間がかかります。

2歳児の語彙力

本を読んでいる家族

2~3歳にかけて幼児の語彙数は急増します。2歳児によく見られる「コレは?」「ナニ?」という質問の繰り返しにより語彙が増えていき、2歳になったばかりの頃は300語程度、2歳半で500語程度、3歳になる頃には900~1000語程度に増えます。

子供は語彙を増やすことで相手の伝えたいことを理解し、自分の伝えたいことを理解してもらいやすくなります。宇宙語卒業には必須ですので、ママは絵本の読みきかせをしたり質問に丁寧に答えるように心掛けたりしましょう。

自閉症?宇宙語と発達障害

語彙力が急速に成長する2歳の我が子が意味の分からない宇宙語ばかり話していると、「自閉症などの発達障害があるのかも…」と心配して専門医や保健センターに相談に訪れるママが多いのですが、2歳児の発達障害に関しては語彙力よりも理解力や相手に伝えたいという気持ちが育っているかをできるだけ客観的に観察することが大切です。

例えば、アニメや幼児番組のセリフ、よく耳にする歌、CMソング、絵本の文章などを丸暗記して、リピート機能のように繰り返して話し続けるエラコリアがみられるか、話しかけても会話になりにくかったり目が合わなかったりといった相手とのコニュニケーションが難しそうな様子があるか、特定の物への強いこだわりがあるか、他の人に預けた場合にも同じような様子が見られるかなどを確認しましょう。(注1)

どこに行ってもこのような様子が頻繁に見られる場合は、一度発達専門医や保健センター、児童相談所、子育て支援センターなどに相談することをおすすめします。

宇宙語と難聴

また、言葉の遅れの一因として「聴覚」も考えられるため、宇宙語が続いて心配な場合は一度難聴ではないかを確認することも大切です。毎年0.1~0.5%の難聴児が生まれていますので、新生児聴覚スクリーニングを受けていない場合は特に注意しましょう。(注2)

おたふくにかかったことがある幼児の場合も、おたふくの合併症ムンプス難聴になっていないかを確認しておくとよいでしょう。

家庭での難聴チェック

  1. 後ろから音の出るおもちゃを鳴らす
  2. 振り返りなどの反応があるか様子を見る

宇宙語と構音

構音とは口から意図した音を発することです。子供は初めからすべての日本語を上手に発音できるわけではなく、徐々に構音できるようになっていきます。そのため、4~6歳にならないと発音できない言葉もあります。ですから、2歳で宇宙語を話しても別に不思議なことではないのです。(注3)

下あごや舌、口唇、軟口蓋といった構造的な問題によって構音が難しい口唇裂・口蓋裂などの構音障害がある場合は心配になりますが、2歳は構音障害に関係なく宇宙語をバンバン話す時期ですので、この時期の宇宙語が構音障害によるものとは断定できません。不安がある場合は医師に相談してみましょう。

2歳児の宇宙語は当然!?先輩ママの体験談

2歳児の意味不明な宇宙語ですが、同じように子育てをしているママによっても感じ方や受け止め方が違います。言葉の発達には個人差が大きく、口から発せられる言葉には性格も反映されますので、周囲の子供達と比較して心配しすぎる必要はありません。「小さい頃は言葉が遅くて心配したけど、今は国語が得意」というお子さんもいますよ。

サングラス
35歳

1人の世界好き?

娘が2歳の頃、お気に入りのぬいぐるみ達を並べて意味の分からない言葉をずっと話している時間がありました。娘が楽しそうにしているので私は気に留めていなかったのですが、ママ友が子供の宇宙語に悩んでいるという話を聞いて「ウチの娘もそうだ」と思いました。

半年を過ぎた頃から少しずつ意味が分かるようになり、どうやらぬいぐるみを並べて兄の真似をして幼稚園ごっこをしているようでした。不安な思いが消えて、逆に「周りをよく観察しているな」と感心しました。

冒険家
30代

見守ることが大切

次男が2歳の頃は宇宙語真っ只中という感じでしたが、長男には次男の話す言葉が理解できたようで、通訳してもらうこともしばしばありました。二人目ということで私もあまり心配しないでいると、次第に私にもわかるようになりました。今、年中さんですが、とってもおしゃべりな男の子に育っています。

みぎひだり
40歳

小学校へ向けトレーニング中!

息子は娘に比べて言葉の発達も遅く、2歳を過ぎても話す言葉も意味不明な宇宙語ばかりでした。それでも幼稚園に行くようになってからコミュニケーション能力は高くなりました。ただ舌の使い方が下手でサ行などが上手く言えないままでした。

今息子は年長ですが1年前から発音を矯正する専門の小児科に週一回トレーニングに通っています。トレーニングの成果が少しずつですが出てきていて、小学校で上手に音読できるようになるのが目標です。

ペロ
30代後半

インドの言葉?

保育園での様子

娘は言葉を話すようになるのが早く、10ヶ月で「イヤ」と言うようになったかと思ったら次第に宇宙語とのミックスで話し始め、何を言いたいのか理解できないことがしばしばありました。でも、二人目だったのでそれはそれで可愛らしく逆に楽しんでいました。

2歳後半になると宇宙語が減ってきて、いつの間にか「が」とか「に」とかを入れて文章で話すようになって驚きました。それでもたまに一人遊びをしながら独り言で宇宙語が飛び出し、その様子を私がじっと見ていることに気づくと近づいてきて「あそぼ」と普通に話すので「自分の世界でたのしんでいるのかな」と微笑ましく見ていました。

満3歳の未満児で上の子と一緒に保育園に入園しましたが、その頃にはもう宇宙語は喋らなくなっていました。今でも滑舌の良いお兄ちゃんと違って娘は滑舌が悪く声も小さくて親には何を喋っているのか聴き取れないことも多いのですが、お兄ちゃんには聞こえているのでもしかしたらモスキート音のように加齢で親の耳が遠くなっているから聞こえないのではないかと旦那と笑って話したりしています。

2歳児の宇宙語への上手な接し方

2歳児といえばイヤイヤ期真っ盛り。自己主張もするようになり、その上宇宙語ばかり話されてはママの不安やストレスも増えてしまうでしょうが、この時期はママが神経質になり過ぎることなく幼児の宇宙語と上手な接し方をすることで、コニュニケーションの喜びを育むことが大切です。

焦らない

2歳児の言葉の発達には個人差が大きいです。言葉が急速に成長する時期ですのでそれまではほとんど喋らなかったのに、ある日突然ペラペラとうるさいくらい話し出す幼児もいます。

言葉の発達は子供の性格や環境に左右されるものですので、耳の聞こえや周囲の人への興味などの心配な点が見られなければ、2歳児の宇宙語に対してあまり焦らず穏やかに見守り、今しか聞けない宇宙語を存分に楽しみましょう!

ただし、親の不安は多かれ少なかれ子供に影響を及ぼしますので、もしどうしても心配な場合はママ一人で抱え込まずに保健婦や小児科医、専門医に相談してみるとよいでしょう。

注意や指摘をしない

2歳児の宇宙語が気になっても「ゆっくり話して」「ハッキリ言いなさい」「きちんと話しなさい」などと注意や指摘をしないように接しましょう。大人だって自分の話を理解してもらえず誤りを一方的に指摘されたらモチベーションが下がってしまいますよね。自我が芽生えてきた2歳児もそれは同じ。

自然なやりとりを子供に楽しませる中で親が正しい言い方をしてあげることで、子供は徐々に正しい言い方を身に着けていきます。指摘することで子供の話したいという気持ちを潰さないようにしましょう。

言い直しをさせない

宇宙語や吃音などが見られても、きれいな発音や正しい言葉ではないことを気にして言い直しをさせないように接し方に注意しましょう。宇宙語を頻繁に言い直しさせていると、子供は「話したい」というこの時期に育てるべき大切な意欲を育てることができなくなってしまいます。

2歳児の言葉の発達には相手に話したい欲求聞いてもらえる喜びを育てることが最も大切。言葉の誤りは相手の話を聞き自分も喋ることで自然に改善されていきますので、心配せずに楽しく話を聞いてあげましょう。

子供の思いを聴く

宇宙語を話す2歳児との会話では、言葉に出来ない子供の思いや願いを軽く考えずしっかりと聴き取る接し方が大切です。とはいえ、言葉になっていませんので聴き取るためにはママやパパが子供に寄り添い、しっかりと見つめることが重要。

1~2歳児は言葉で意思を伝えられるようになるまでオノマトペやジェスチャーで自分の意思を相手に伝えようとする傾向がありますので、親も目と耳と想像力を働かせることが大切です。

宇宙語を卒業し始めたら質問で導こう!

2歳児は宇宙語や意味のある言葉をミックスして話し、次第に宇宙語を卒業していきます。ただし、筋道を立てて話すことはまだまだできません。ですから意味のある言葉が増えてきたらあまり宇宙語にこだわらず、「いつ・どこで・誰と・何をした」という時系列を意識できるように、さりげなく質問して会話を盛り上げましょう。

繰り返し行うことで、お子さんからも同じような質問が出るようになり、時系列の話し方を意識するようになりますよ。

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ