風疹の予防接種費用や時期に関する記事

風疹の予防接種の費用は?子供は無料で大人は自費で免疫力

風疹の予防接種の費用は?子供は無料で大人は自費で免疫力

子供が受ける予防接種の一つである風疹ワクチン、その予防接種の費用と接種時期とその副作用の紹介、世代によっては、1回だけしか接種しておらずに、免疫力が弱まってしまい、大人になってから風疹になってしまうこともあります。その予防策も紹介

マーミーTOP  >  子育て  >  風疹の予防接種の費用は?子供は無料で大人は自費で免疫力

子供の風疹の予防接種~費用と接種時期について

子供のうちに受ける予防接種のひとつに風疹があります。子供が風疹にかかっても軽い症状で済むことが多いのですが
妊婦さんが風疹にかかってしまうと、産まれてきた赤ちゃんが、何らかの障害を持って生まれるケースがあることも知られています。

子供の風疹を予防するには、子供自身が風疹にかないように気をつけることはもちろん、これから生まれてくる赤ちゃんの健康を守るためにも、周りの大人たちも風疹の予防を心がける必要があります。ここでは風疹の予防接種について、子供に接種できる時期やその料金や副作用、また妊婦さんと風疹にまつわる情報などもお伝えします。

風疹の予防接種の時期

風疹の予防接種の注射をして泣いちゃった赤ちゃん

子供が風疹の予防接種を受ける場合、大人になってからも風疹にならないような、強い免疫力をつけるため、2回に分けて接種を受けることになっています。予防接種を受けられる時期はあらかじめ決められているので、ご自宅にその知らせを案内する書類が来たら、忘れずに予防接種を受けるようにしましょう。

風疹の予防接種の時期について詳しくまとめました。

第1期の接種時期

風疹の第1期接種は子供が1歳になった頃から受けることができます。忘れることのないように、1歳の誕生日に受けることをオススメします。こどもにとっては、少し痛い誕生日プレゼントかもしれませんが、自分の体をいっぱい守ってくれる素敵なエキスを注入してもらいましょう。より早く予防接種した方が、より風疹にはかかり難くなります!

第2期の接種時期

第2期の接種時期は、5歳~7歳未満の子供で小学校に入る1年前に受けるよう、自治体から案内されることが多いです。第1期で接種した時からだいぶ間が空いていて、お子さんも「幼稚園」や「保育園」や「習い事」などで、忙しくなる時期のため、後回しにしてしまったり・忘れやすくなってしまいます。

役所の保健課から「MRワクチン接種の案内」や「予診表」が送られてくることもあるので、そのお知らせが届いたら指定された方法で必ず接種しましょう。

風疹の予防接種の料金は?

風疹の予防接種は、自治体の助成制度により無料になる場合もあります。風疹の予防接種の料金についての情報をまとめてみました。

第1期・第2期は無料

予防接種に来た1歳の赤ちゃん

子供の場合、「風疹」と「麻疹(はしか)」を混合したMRワクチンの予防接種を受けることになります。MRワクチンは定期接種となっていて、第1期と第2期の接種であれば公費負担となり無料で受けることができます。お住まいになられている地区の役所から、「予防接種の案内」や「医療機関に提出する用紙」などが、送られてくると思いますので、その書類に目を通して、お子さんに予防接種を受けてもらいましよう。

なお「風疹」の予防接種は、お母さんの体の中にいる時に授かった母体免疫がなくなり始める、生後6ヵ月を過ぎたころからも受けることが可能で、「風疹」が流行している場合には、第1期よりも早めに受けることができます。けれど、1歳よりも早く受ける場合には、自治体からの助成制度は受けられずに、自費で接種することになってしまうことも覚えておきましょう。

接種を忘れてしまった場合

公費負担で受けられる期限を過ぎてしまった場合には、自費で受けることになるかもしれません。もしも何らかの事情があって、受けることが出来なかった場合には、役所に問い合わせて相談してみましょう。

パパやママが受ける場合は自費負担

子供だけでなく、パパやママの「風疹に対する抗体」が少ない時には、自費負担で予防接種を受けることも可能です。
第1子を妊娠した時の検査で「風疹に対する抗体」が少ないことが分かったママが、第2子を妊娠する前に風疹の予防接種を受けることは、万が一の場合に備えてよくあります。

大人が風疹の予防接種を受ける場合は、自費で受けることになりますが、医療機関によってはその費用が違ってきます。詳しい料金につきましては、風疹の予防接種を行っている医療機関に問い合わせてみてください、病院のスタッフが解りやすく教えてくれますよ。その金額は高くても1万円を超えることはほとんどありません。

なぜ予防接種を2回受ける必要があるの?

風疹の予防接種をする5歳の男の子

風疹の予防接種が2回行われるのは、1回の接種では十分な免疫がつかない恐れがあることと、大人になった時の風疹に対する免疫力の低下を防ぐためです。

平成2年4月1日よりも前に生まれた人の「風疹の予防接種」は1回だけでした、その方針が変わったのは、子供の頃に予防接種を受けたにもかかわらず、大人になってから風疹にかかってしまった人が、全国で増えてしまったという事が深く関わっております。

厚生労働省の調査報告では、平成25年には、14000名を超える風疹の感染事例があり、その患者の7割近くが男性で、その感染した男性の年齢層の8割は20代後半~40代に集中していました。その世代は、風疹の予防接種を1回しか受けていない世代でもあり、国が調査したところ30代の14%ほど、40代の23%ほどが、風疹への抗体を持っておりませんでした。その後、平成26年、27年では、流行のピークは過ぎて風疹になられた患者は、300名ほど、160名ほどにまでに落ち着きました。

また平成24年に首都圏や近畿地方を中心に風疹が流行したことの影響で、平成24年の10月~平成26年の10月までに、40人ほどの赤ちゃんに先天性風疹症候群(難聴、心疾患、白内障などの障害を伴う)の症状が報告されています。

厚生労働省

厚生労働省の報告から、風疹の予防接種が1回だけでは、大人になってその効果が弱まってきた時に、風疹になってしまうのが、男性に集中していることが解りましたよね。

これから産まれてくる赤ちゃんを先天性風疹症候群にさせずに、その影響で障がいを持たせないためには、女性だけでなく男性も進んで予防接種を受けて、社会全体で風疹の予防に努めていかなければなりません。そうした社会情勢を踏まえて、こどもが大人になった時にも、風疹にかからない免疫力を付けるために、予防接種は2回行われるようになりました。ですから、2回目の接種はどうしても忘れがちになってしまいますが、お子さんの将来のためには、大事なことなんだと再確認しておきましょう。

予防接種の副作用

風疹の予防接種を受けた後に出やすい副作用には、次のような症状があります。

接種後30分以内のアレルギー症状

風疹ワクチンに限らず、予防接種をしてすぐに息苦しさや手足の腫れ、体調の悪化といったアレルギー反応が出てしまうケースもあります。

アレルギー反応はどんな種類の予防接種でもありえることで、その症状がひどくなると命に関わってしまうこともあります。予防接種をした後は、急な容態の変化に備えて、しばらく病院で待つように言われることもあります。医師からそう指示された場合には、こどもの様子を見守りながら病院で待っていた方が何かと安心ですよね!

接種部位の腫れ

注射したところが腫れてしまうことも、風疹の予防接種の副作用としてはよく起こります。
その部位の腫れは、数日たてば治っていきますので、かきむしったりしないよう様子を見るようにしましょう。あまりにもひどく腫れた場合には、お子様はそういう体質なのかもしれず、他の予防接種でも腫れることがあるかもしれません。第2期の風疹ワクチンを受ける際には、その事をメモしておいて医師に相談してみるとよいでしょう。

発熱や頭痛

熱が出て寝てる女の子

「風疹ワクチン」や「MRワクチン」を接種した後、5~14日後に発熱が起こってしまう子供もいるようです。

接種してすぐの発熱ではないので、風疹の予防接種が原因だとは、分かりにくいかもしれませんよね。第1期の予防接種で熱が出た場合には、第2期の予防接種を受けるときにも熱が出るかもしれません。予防接種を受ける際に、前もって医師にその事を伝えておきましょう。

発疹

「風疹ワクチン」や「MRワクチン」を接種後に、体に発疹ができるという副反応も報告されています。
予防接種をした後におこる皮膚症状は一時的な場合が多くて、そのほとんどが数日以内に治まっていきます。もしも、その症状が長引く場合には、風疹の予防接種を受けた後に皮膚に副反応が出てしまった事を、病院に伝えてから医師の診察を受けてみるとよいでしょう。

リンパ節の腫れ

風疹ワクチンを打った後、リンパ節に腫れが起こることもあります。その腫れは数日以内に治まることが多く、その期間までは様子を見て、もしも腫れがひどくなるようなら予防接種を受けた病院に相談をし、診察が必要かどうかを確認してみましょう。

まれに起こる副作用

症例的には少ないのですが、まれに風疹の予防接種で重い副作用が起こってしまう事もあります。その重い副作用としては、接種後すぐに起こる「アナフィラキシーショック」であったり、「血小板減少性紫斑病」や「脳炎」、「けいれん」といった症状が表れてしまう場合もあります。接種後にお子さんの様子がおかしければ、すぐに病院を受診しましょう。

妊婦さんは予防接種を受けられません

厚生労働省の風疹の感染予防の普及・啓発事業の報告によると、妊娠中あるいは妊娠をしている可能性の高い女性は、風疹の予防接種を受けることはできません。その他にも、接種前に37.5度以上の高熱のある方や、重い急性の病気を患っている方、以前に予防接種を受けた際にアナフィラキシーの副作用が出てしまった方も同様です。

妊娠中の女性は、予防接種をできないため、特に妊娠初期のときに風疹に感染してしまうと、産まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群になってしまうリスクが高まるため、妊娠中に風疹に対する検査で、抗体がない、抗体価が低いと指摘を受けたら、できるだけ人混みに混じる事を避けて、必要のない外出を避けるようにして、旦那さんや同居しているご家族の方にも、抗体検査を受けて頂いて、抗体価が低かったりしたら、その方にも予防接種を受けて頂くことを、厚生労働省は呼び掛けております。

厚生労働省の呼びかけ

産婦人科の医師と看護師

もしも、妊娠中の抗体検査で風疹に対する抗体価が低いと、医師から指摘を受けたら、医師のアドバイスをきちんと守って、特にその時期までにママが風疹に感染してしまうと、産まれてくる赤ちゃんが「先天性風疹症候群」にかかりやすいとされる、妊娠20週目までには、不要な外出を避けるなどの注意をしましょう。風疹は、感染力の高いウィルスとされているために、日頃から自分で出来る感染予防策も欠かせません。

無料の抗体検査について

多くの自治体では女性向けに、風疹の無料の抗体検査を実施していております。二人目のお子さんの出産に際して気になる方は、妊娠前に抗体を持っているかどうかチェックするとよいでしょう。

もしも抗体が少ないことが分かったら、風疹の予防接種を受けて、妊娠する前に風疹に対する免疫力をつけると、妊娠中に風疹にならずに、赤ちゃんの「先天性風疹症候群」も防ぐことができます。風疹の予防接種の受け方を分からない方や、自分の風疹抗体が知りたい方は、この機会に役所や病院にお問い合わせをしてみて、抗体検査を受けてみてはいかがでしょうか。

妊娠している女性と一緒に住んでいる家族でも、無料で風疹の抗体検査を受けることの出来る制度が整っている自治体もあります。風疹は男性の患者数が多いという調査報告もあって、女性がいくら自分では気を付けていても、パパから感染してしまうということも考えられます。元気な赤ちゃんを産むためにもパパには、確認の意味も込めて抗体検査を受けてもらいましょう。

妊娠中に風疹を予防するには

妊娠が分かってから風疹の抗体が低い、または抗体を持っていないと分かった場合には、風疹にかからないよう特に注意しなければなりません。風疹にかかったことで赤ちゃんに影響がでてしまうリスクは、妊娠初期に風疹に感染した時ほど高まります。

妊娠中の風疹感染を予防するためには、次のことに気を付けていきましょう。

  • 必要のない外出はできるだけ避ける(妊娠初期は特に)
  • 風疹が流行している地域には行かない
  • パパや同居している家族に抗体検査や予防接種を受けてもらう
風疹の抗体検査のために病院で診察を受けているパパ

風疹に感染してしまったことが原因で、重い障害を持つ赤ちゃんが生まれないようにするためには、大人も予防に努めていかなければなりません。風疹予防に効果的なのはやはり予防接種をきちんと受けて、体の中に抗体を持つことです。

予防接種の受け方はお住みになられている自治体によって違いがあり、指定された会場に集まって集団接種を受ける場合と、医療機関に直接出向いて受ける場合があります。自分が住んでいる自治体がどのような方法で、MRワクチンの予防接種を行っているのかを確認しておく必要があります。

大人の場合でも、近年の風疹流行により風疹ワクチンの助成金制度を、整えている自治体も現れ始めております。助成金を受けるには、風疹抗体検査を受けるなどの条件が付いていることもありますので、詳しくはお住まいの市町村のHPでチェックしてみるとよいでしょう。

風疹の予防接種費用は気にしないで、未来の子ども達のことを考えよう!

子どもの風疹の予防接種は、決められた期間を守って接種すると、無料で受けることが出来ます。「第1期の接種時期」と「第2期の接種時期」の期間を忘れずに接種をおこないましょう。そうした方が、風疹に対する強い免疫力がついて、お子さんが大人になっても風疹にかかりにくくなり、他の人にうつしてしまう事もなくなります。

風疹のウィルスの感染力は強くて、感染している人がある場所にいて、その周りに予防接種を1回しか接種していなくて、抗体価が低い人がいてしまったら、風疹に感染してしまう事があります。そういう風に、どんどんと感染が広がっていき、平成25年には風疹が流行してしまいました。ここ数年は、風疹にかかる人は、大幅に減っておりますが、海外旅行をされた方々や外国で仕事をされた方々が、風疹のウィルスを他の国から持ち込んでしまうなどして、再び流行していくことも考えられます。

そういった事態にも備えて、制度的に風疹の予防接種を1回しか受けていない世代の方々は、抗体検査を受けたり、予防接種をしたりしましょう。接種費用は、医療機関によって異なりますが、1万円以下で受けることが出来ます!特に、20代後半~40代の男性にはその必要があるかもしれません。大人になって風疹に感染してしまうと、その症状が深刻化してしまうこともありますから、そういった事態を避けるためにも、積極的な姿勢が必要かもしれません。

妊娠をしている女性は、風疹への抗体がないと解っても、予防接種をすることは出来ません、特に妊娠20週目までに風疹に感染してしまうと、産まれてくる赤ちゃんが、先天性風疹症候群を患ってしまうリスクが高まり、難聴などの障害を抱えてしまうこともあります。

そういった、もしかしたら「誰かが」気を付けておけば、起こらなかったはずの事態を未然に防ぐためにも、子ども達にはきちんと「風疹の予防接種」をさせましょう!お金は交通費くらいしかかかりませんし、そういったお母さん達の心がけで、自分たちの子ども達が風疹になりにくくなり、未来の子ども達の事も守る事につながっていきます。

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ