人工甘味料は危険?に関する記事

人工甘味料は危険?知っておきたい甘味料の常識と嘘

人工甘味料は危険?知っておきたい甘味料の常識と嘘

人工甘味料の危険性は?人工甘味料を見分ける際に役立つ知識と、誤解しがちなことがらについてご説明いたします。

マーミーTOP  >  ライフスタイル  >  人工甘味料は危険?知っておきたい甘味料の常識と嘘

数ある人工甘味料、危険な種類は?

世の中は人工甘味料であふれています。加工食品やお菓子、清涼飲料水の品質表示には、カタカナで記された人工甘味料が数多く列挙されています。また、ただ単に「甘味料」とだけ記載されたものもあり、お子さまを持つ方や食に対する意識が高い方は、不安に感じているのではないでしょうか?

これらの多くの人工甘味料は、すべての種類が危険と言うわけではありません。ですが、避けた方が良いものや避けるべきものも存在します。よく使用される人工甘味料とその危険性についてご説明いたします。

アステルパーム

アステルパームが使われているペットボトル飲料水

砂糖と比較すると同重量で100~300倍の甘みがあるので、ごく少量使用するだけでも食品に甘みを添加することができます。加工食品やお菓子に入っていることもありますが、コーヒーや紅茶に「人工甘味料」として小さなパックに入って添えられていることもあります。また、ゼロカロリーの清涼飲料水やタブレット菓子などにもよく使用されています。

危険性と位置付け

1965年にアメリカの製薬会社によって製造されたアステルパームは、日本の厚生労働省では天然には存在しない添加物として分類されています。危険性は特に認められていませんが、使用する際には「L-フェニルアラニン化合物」として表記するか、「L-フェニルアラニン化合物を含む食品」であることを明記することのみ義務付けられています。

エリスリトール

原料そのままの人工甘味料エリスリトール

ブドウ糖を原料とし、発酵過程で製造される甘味料がエリスリトールです。虫歯になりにくい甘味料であるだけでなく、歯垢を分解する働きでも注目されています。甘み自体は砂糖の60~80%と低く、自然な甘みを低カロリーで感じられることが特徴とも言えます。エリトリトールと呼ばれることもあります。

危険性と位置付け

発酵食品に含まれる甘み成分ですので、天然の甘味料に分類されます。危険性は報告されていませんが、大量に摂取すると一時的に下痢を引き起こすこともあります。

トレハロース

人工甘味料のトレハロースショート入りショートケーキ

動物や植物の細胞内に存在する甘み成分が、トレハロースです。お団子やあんこなどの和菓子や、生クリームやスポンジケーキなどの洋菓子にもよく使用されています。カロリーは同量の砂糖とあまり変わりませんが、甘みは砂糖の半分程度ですので、砂糖の代わりに使用するならば必然的にカロリーが高くなってしまいます。

危険性と位置付け

トウモロコシやジャガイモなどのでんぷんから作られる天然甘味料ですので、危険性はありません。ですが、甘みに比べてカロリーが高いので、甘味料以外の目的で使用されることが多いのが特徴です。

例えばトレハロースは温度を急激に変化させても食品の味を損ねませんので、冷凍食品など急激な温度変化を要する食品に「品質保持」の目的で添加されています。また、ご飯は時間の経過とともにでんぷん質が硬くなってしまいます。トレハロースには「でんぷん硬化防止」効果がありますので、お弁当などご飯を長時間保存させる必要がある食品にも添加されています。

スクラロース

人工甘味料のスクラロースが入ったアイスクリーム

ショ糖から作られる合成甘味料が、スクラロースです。砂糖の約600倍の甘みがありますので、ごく少量で強い甘みを感じることができます。砂糖のように体内に吸収されたり消化されたりしませんので、実質的に0キロカロリーということが言えます。アイスクリームや清涼飲料水などの、冷やして甘みを味わう食品によく使用されています。

危険性と位置付け

1991年にカナダで食品への使用が認可されたのを皮切りに、各国でスクラロースの安全性が認められるようになりました。日本では1999年、厚生労働省によって安全な食品添加物として認定されています。虫歯の原因にならないことや、溶液に入れても耐熱性・耐酸性が衰えないことにも注目されています。

ステビア

ステビアで甘みが引き出されたカラフルなマカロン

ステビアは天然ハーブから精製される甘味料です。甘さが砂糖の3倍~5倍ありますので、少量で甘みをつけることができます。お菓子や加工食品にもよく使用されています。

危険性と位置付け

ステビアは植物由来の天然甘味料として、安全性が確認されています。過去にステビアが危険であると誤解を招く論文が発表されたために、安全性を示すために多くの実験が行われ、今では「もっともよく研究された甘味料」「安全性がもっとも保証された人工甘味料」としても知られています。

使用が禁止されている人工甘味料

ここまで紹介した人工甘味料は、すべて厚生労働省で安全性が確認され、一般の食品への使用が認められているものばかりです。ですが人工甘味料の中でも「チクロ」と「ズルチン」は、危険性が証明されていますので使用が全面的に禁止されています。

一時的に使用禁止であった人工甘味料も

また「サッカリン」は、一時は使用が禁止になったものの、現在ではまた使用が認められている人工甘味料です。危険性は無いと言うことになっていますが、気になる方は避けておくと良いでしょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。