低温やけどの処置に関する記事

低温やけど処置~気づきにくい自覚症状&事故が起こる状況

低温やけど処置~気づきにくい自覚症状&事故が起こる状況

低温やけどの処置方法をご紹介します。低温やけどによる事故は意外に身近で起こっています。正しい知識を前もって備えておけば寒い季節に起こる普通のやけどとは違う低温やけどを防ぐことができるかも知れません。ぜひチェックしてください。

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低温やけどの処置~深刻な状況にならないように気を付けよう

寒い日に欠かせないのが暖房器具ですが、間違った使い方をしてしまうとやけどしてしまうかも。低温やけどってご存知ですか。軽いやけどの事を低温やけどというと思っている人も多いかもしれませんが、そうではありません。あまく見ていると気付かないうちに重症化してしまう事もあるんです。

聞いた事はあるけど、普通のやけどと違う低温やけど。もし、低温やけどをしてしまったら、どうやって処置するのがいいのでしょうか。意外と知らない事が多い低温やけどについて解説します。万が一お子さんが低温やけどしてしまった時でも慌てずに対応しましょう。

低温やけどとは

やけどと聞くと、熱々のお鍋に触ってしまったり、うっかり熱々のコーヒーをこぼしてしまったりと熱いものに触れたときに起こる事だと思いがちですよね。しかし、そんなに熱くないものでもやけどをしてしまうんです。体温よりも少し温かいものでも長時間同じ場所に触れていると、やけどをしてしまう事があります。これが、低温やけどなのです。痛みなどの自覚症状を感じないことが多いのが特徴です。

低温やけどの事故が起こっている

低温やけどはとっても身近な所で起こっており、国民生活センターには、低温やけどの事故情報がたくさん報告されています。また、消費者庁からは暖房器具の使い方について注意喚起がなされています。それでも、ちょっとした不注意で低温やけどする事があります。どういったもので低温やけどするのか、よくあるものからちょっと意外なものまでご紹介します。

湯たんぽ

湯たんぽと毛布

冬は湯たんぽと一緒に寝ると温かくて気持ちがいいですよね。しかし、湯たんぽを長時間同じ場所にあてたまま寝てしまい、低温やけどしてしまったという事故はたくさんあります。専用のカバーに入れて使っても、圧迫されていると低温やけどしてしまう事があります。湯たんぽは寝る前に布団を温める用に使い、寝る時は使わないようにしましょう。

使い捨てカイロ

使い捨てカイロを愛用している人は、特に低温やけどに注意が必要です。防寒アイテムの中でも特に使い捨てカイロの低温やけど事故の件数は多いのです。直接肌に貼ったり、長時間同じ場所に貼ったり、ベルトなどで圧迫したりすると、低温やけどになりやすいので気を付けましょう。特に靴下用のカイロを長時間使うのはあまりおすすめできません。

電気あんか

電気あんかも布団の中に入れて寝ると気持ちがいいですよね。しかし、寝ている間、同じ場所に長時間当たっているととても危険です。湯たんぽと同様に寝るまで布団を温めるように使い、寝る時には使用しないようにしましょう。

こたつ

「えっ!こたつでも低温やけどするの?」とびっくりした方も多いと思いますが、こたつでも低温やけどします。こたつの中で寝る事はやめたほうがいいですよ。こたつを使う際は長時間使わない、直接音源に足を付けない事が大切です。

電気毛布

電気毛布も寝るときに使う事が多いですよね。しかし、寝ている間の無防備な時に、必要以上に温められてしまうと低温やけどしてしまいます。しかも、電気毛布は広範囲を温めるので、万が一やけどしてしまったら、やけど範囲も広範囲になってしまいます。低温やけどを防ぐためには、寝ている間に使うのは極力避けた方がよいでしょう。

スマートフォン

充電をしているスマートフォン

今やだれもが持っているスマートフォンにも低温やけどの危険が潜んでいます。スマートフォンは今までの携帯よりも高性能かつ小型化した事で熱を持ちやすく、さらに防水などの機能によって熱が逃げにくくなっています。充電しながら長時間電話したりすると、頬を低温やけどする事があります。スマートフォンが熱いと感じた時は、使用を控え、長時間肌に触れたり、ポケットの中に入れたままにしたりするのはやめましょう。

超音波式吸入器

空気が乾燥している時や、風邪をひいたときに役立つのが超音波式吸入器です。鼻やのどを潤したり、洗浄したりするのが目的で使われる超音波式吸入器も、気を付けないと低温やけどする恐れがあります。本体を傾けるとお湯が出てくるものや、スチームの温度が高いものがありますので注意しましょう。特に子供に使う時はしっかりと大人が付き添ってあげましょう。

低温やけどの処置

低温やけどした女性のイラスト

低温やけどをしてしまった時、普通のやけどのような処置をすればいいのでしょうか。実際のところ、低温やけどは、見た目は軽いやけど程度ですが、気づいたときには重症化している事が多いのです。これは、低温やけどが皮膚の深くまでダメージを与えてしまう事が原因です。見た目に惑わされて、間違った処置をしてしまうと大変ですね。

水で冷やしても改善しない

やけどと聞くととにかく水で冷やす事を思い浮かべますが、低温やけどの場合は、水で冷やしてもあまり改善しない事が多いです。というのも、低温やけどは比較的、重症化しやすいので水で冷やした程度だと効果がありません。

すぐに病院へ行く

とにかく急いで病院に行きましょう。見た目からはどの程度のやけどなのか、素人にはなかなか判断が難しいです。また、重症化しているケースが多いため、自宅で改善させることはなかなか難しいのです。見た目で軽いやけどだと思い込んで放置していると、やけどが進行して壊死してしまう事もありますので、十分気を付けましょう。

赤ちゃんは自分で温度調節ができない

笑顔の赤ちゃん

赤ちゃんは体温を調節する機能が未発達で、外の温度の影響をもろに受けてしまいます。また、たとえ熱くても自分で暖房器具をどかしたり、温度を下げたりする事ができません。パパやママがしっかりと気を配る事がとても大切です。長時間ホットカーペットの上に寝かせたり、カイロを貼ったりすると、知らず知らずの内に低温やけどしてしまうかもしれません。少しでも危険な事はなるべく避けてあげましょう。

糖尿病になると低温やけどになりやすい

糖尿病の人は特に低温やけどには気をつけましょう。というのも、糖尿病の患者さんは温度を感じる感覚が鈍くなってしまう事があるので、暖房器具を高温で使ったり、必要以上に長時間使ったりと低温やけどしやすいのです。とはいえ、冬場は暖房器具がないと足もとが冷えてしまいがちですよね。もし、足が冷えてしまったとき、おすすめの温め方をご紹介します。

靴下をはく

靴下は足の冷えにはもってこいです。普通の靴下でも履いているといないとでは全然違います。もし、普通の靴下で物足りない場合は、暖かい防寒靴下や五本指靴下など、冷え取りようの靴下が販売されているので、チェックしてみましょう。また、2枚履きもオススメです。

足をマッサージする

足のマッサージは血行を良くするので、足が温かくなります。足全体を親指でなぞるようにマッサージした後、指の方まで丁寧に行いましょう。足の疲れも取れるので、一石二鳥ですね。

寝る前にお風呂に入る

入浴する親子のイラスト

お風呂は寝る前に入るというのも効果的ですよね。お風呂で体の芯までしっかり温まってから、すぐに布団に入ると冷えなくていいですよね。逆にお風呂から上がってから時間が経つほど、せっかく温まった体も冷えてしまいます。お風呂あがりはなるべく早めに布団に入るようにしましょう。

一般的なやけどの症状

やけどするとどういう症状が出るのでしょうか。やけどの症状を知っておくと素早い処置ができますよね。一般的なやけどにはレベルがあります。症状によってやけどの程度を見極めて適切な処置ができるようにしておきましょう。やけどは3つのレベルによって重篤度が分けられているので、それぞれの症状についてご紹介します。

軽いやけど(Ⅰ度)

日焼けなどもⅠ度のやけどに入ります。見た目は赤くなり、ヒリヒリと痛みがあるのが特徴です。しっかりと冷やしておけば、1週間ほどで治ります。

中くらいのやけど(Ⅱ度)

Ⅱ度のやけどになってくると、やけどした部分がジュクジュクしたり、水ぶくれができたりします。また、痛みも強くなり、焼けた感じがするようになります。さらにひどくなると感覚が鈍くなってしまいます。このレベルになると、水膨れからの化膿予防も必要になりますので、医療機関で処置してもらうようにしましょう。完治までには2~3週間かかります。

重いやけど(Ⅲ度)

Ⅲ度のやけどになるとかなり重症で、患部が重篤な状態となります。見た目は乾燥して黒くなっていたり、白くなっている事が多いです。ここまでくると神経にまでダメージがおよび、痛みを感じなくなってしまいます。そうなると状態によっては手術が必要になる事もあります。

低温やけどを防止するために気を付けること

低温やけどは体温より少し高い、温かくて気持ちいという程度のものでも起こります。長時間同じ所を温めないことがとても重要です。また、「なんかおかしい」と思ったらすぐに暖房器具を使うのをやめましょう。

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