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生理でレバーのような塊がでる原因は病気?8つの改善策

生理でレバーのような塊がでる原因は病気?8つの改善策

「生理にレバーのような塊が出るのは危険」と聞いたことはありませんか?健康のバロメーターとなりますので、対処しましょうね。

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生理で出るレバーのような塊の正体は?病気?家庭での改善策

女性にとって、あってもなくても面倒なことに変わりがないのが毎月の生理ですが、特に心配なケースは、経血の中にレバーのような塊が出てきてしまうケースです。生理は、女性のデリケートな身体の不調を示すバロメーターのようなものですので、ちょっとした変化でも気にかけておくことで、病気を察知し重症化を防いでいくことができます。

今回は、生理にレバーのような塊の正体や原因、病気の可能性、対処法などを解説していきます。毎月の生理の状況をチェックし、早期発見、早期対策を心がけましょうね。

生理の時に出てくるレバー状の塊の正体は?

生理のことを考えてる女性

生理の時に経血と一緒に混じって出てくるレバーのような塊の正体は、妊娠しなかったために子宮壁から剥がれ落ちた、子宮内膜のかけらです。私たち女性の身体は、25~28日の周期で排卵を繰り返しますが、排卵日が近くなると妊娠に備えて子宮内膜が厚くなり、フカフカベットが出来あがります。

妊娠しないと必要のなくなった子宮内膜は剥がれ落ち、次の妊娠に備える準備を始めるわけですが、この不要になった子宮内膜を血液とともに胎外に排出する体の仕組みが、女性にとっての生理です。

子宮内膜は液体ではなく個体ですが、固体のままでは体外への排出が難しいので、私たちの身体は酵素を使って子宮内膜を溶かし、スムーズに体外に排出させています。ところが、何らかの原因で子宮内膜が溶け切らないと、不要となった子宮内膜が、レバーのような固形物のまま排出されてしまうのです。

つまり、経血と一緒に出てくるレバーのような塊は、不要になった体の組織で、排出されても問題はないということです。健康な女性であっても、生理中に小さなレバー上の塊が2~3回出ることは珍しくありません。ただし、血の塊が長期間出続けたり、5㎝位の梅干し大の塊が続いて排出されたりする場合には、病気が原因の可能性がありますので、少しでも違和感があるのであれば、婦人科を受診して検査をしておきましょう。

レバーのような塊と共に大量の出血…これって病気?

産婦人科の先生

普段は体の中から経血が出てくることを意識することはありませんが、立ち上がったときなど、何かの拍子に体の中から何か大きな塊が出てきて、後を追うようにドロリと大量の血が出てくるのを感じたことはありませんか?トイレで確認すると、レバー状の塊だけでなく、大量の出血でナプキンが汚れていて、気が遠くなってしまうこともありますよね。

このように、レバー状の塊と共に大量の出血があると慌ててしまいますが、一時的に増える症状であればそれほど心配はいりません。本来、生理は数日間をかけて経血を体外に排出していきますが、大きな塊が溶け残ってしまうと子宮口の付近で蓋をしてしまい、立ち上がった瞬間に大量の血液と共に一気に排出されることもあります。

ただし、レバーの塊とともに大量の出血が持続する場合や、生理が始まるとひっきりなしにナプキンの交換が必要な場合は、何らかの病気や異常が隠れている可能性が高いですので、一度産婦人科を受診してみましょう。

生理でレバーのような塊が出る原因

本来は、酵素によって液状に溶けてしまうはずの子宮内膜。それが塊のまま残ってしまうのには、様々な原因があります。塊ができるということは、何らかの不調の表れですので、次のような原因をできるだけ取り除いて、体調を整えていきましょう。

過多月経

仕事をしてる女性

子宮内膜が溶け残ってしまう一番の原因としては、過多月経があげられます。過多月経とは血液量が通常よりもおおくなる症状で、酵素が血液で薄まってしまうので子宮内膜を充分に溶かしきることができなくなり、レバー状の塊が残りやすくなってしまうのです。

経血の量や生理の期間には個人差が大きいのですが、通常であれば1枚のナプキンで3時間程度は交換が不要のはずです。3時間以内に頻繁にナプキンを交換しないと漏れてしまう、昼なのに夜用の大きなナプキンでなければ対応ができないといった場合には、月経過多の可能性があるかもしれません。

過多月経は原因によって次の二つに分類できます。

  • 機能性過多月経

子宮に異常はないが、排卵後の黄体ホルモンが異常分泌されたことで起きる

  • 器質性過多月経

子宮筋腫や子宮内膜症、子宮体癌などの子宮自身の病変で起きる

現代の女性は男性並みに長時間社会で働く人が多く、疲労やストレス、冷えなどのために過多月経を発症する人が増えていますが、過多月経が続くと体の血液量が不足して貧血が起きやすくなってしまいます。レバーやホウレン草などの鉄分の多い食事をとることを心掛けて、体調を整えていきましょう。

過多月経の診断の目安

  • 1回の生理の出血量が150ml以上ある
  • ナプキンを1時間に1回以上交換する
  • 昼なのに夜用ナプキン出なくては対処できない
  • 生理の血に混じってレバー状の塊が2日以上出ている
  • 普段よりも経血量が多い
  • 生理期間が8日以上に及ぶ
  • 立ちくらみやめまい、倦怠感や手足の冷えなどの貧血の症状がある

ホルモンバランスの乱れ

思春期や更年期障害、生活習慣の変化、栄養の偏りなどが原因で女性ホルモンが異常分泌されると、子宮内膜がどんどん厚くなっていきます。すると排出すべき子宮内膜の量が増えて酵素が溶かしきれず、レバー状の塊が経血に多く含まれるようになります。

ホルモンバランスの乱れは、生理に対してだけでなく、自律神経系やメンタル面などさまざまなものに悪影響を及ぼしますので、早めに体調を整えることを考えていきましょう。

血行不良

ヨガをしてる女性

不規則な生活習慣やストレス、冷房による体の冷えなどが原因で体中の血行が悪くなると、血流が滞り経血もドロドロとした粘土の高い状態になります。経血がドロッとしていると酵素の反応が悪くなり、子宮内膜を充分に溶かすことができなくなりますので、レバー状の塊が経血に多く含まれるようになります。

血流の滞りは生理に対してだけでなく、血管を詰まらせて体に大きなダメージを与える生活習慣病を引き起こすリスクも高いので、生活や食事の内容を見直して、早期に改善することを心掛けましょう。

生理の時にレバーのような塊がでる病気

過多月経の中でも器質性過多月経は、子宮自体の病気や異常が原因で起こり、生理の時に出てくるレバー状の塊がサインとなりますね。明らかに過多月経と分かる場合は、すぐに病院を受診する女性が多いのですが、生理にレバー状の塊が出る頻度などが微妙な場合は、受診が遅れてしまうことも…。

器質性過多月経は、病気の種類によってレバー状の塊だけでなく様々な自覚症状を伴いますので、よく理解して病気の発見が遅れないようにしましょうね。

子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮筋層内にできる良性の腫瘍で、30歳以上の女性であれば、20~30%の人が筋腫を持っていると言われる比較的メジャーな女性特有の病気です。女性の体は20代後半から30歳代にかけてエストロゲンの分泌が増えてきますが、エストロゲンには筋腫を大きくする働きがありますので、注意が必要です。

人によっては自覚症状なないケースもあるのですが、子宮筋腫ができていると、生理の時のレバーのような塊以外に、次のような症状が現れます。

  • 生理の出血症が増える
  • 生理ではないのに、出血することがある
  • ひどい排便痛がある
  • 尿が出づらい
  • 若いのに、頻尿や尿漏れがある
  • めまいや息切れなどの貧血の症状がある
  • 下腹部が張る
  • 生理ではなくても生理痛や、重だるい腰痛がある

子宮筋腫は良性のものですが、大きくなってしまうと妊娠の障害となってしまいますし、痛みのために生活に支障が出ますので、積極的な治療をすることが必要です。筋腫が小さくて症状が重くない場合には薬物療法で様子をみますが、筋腫が大きい場合や痛みなどがひどい場合には、外科手術で筋腫を取り除きます。

子宮筋腫になると、子宮を切除して妊娠をあきらめなくてはいけないと誤解している人もまだまだ多いのですが、できる限り子宮を温存していくことが考慮されていますし、医療技術が発達して筋腫を取り除く際にも腹腔鏡手術が使われるなど体の負担ができるだけ少ない治療方法もできるようになりましたので、気になる自覚症状がある場合には、勇気をもって早めに婦人科を受診しましょう。

子宮内膜症

子宮内膜症は、子宮内膜や子宮内膜とよく似た細胞が、子宮壁以外で増殖する病気です。子宮内膜症になる原因には、体外に排出されるべき子宮内膜が、逆流して卵管や腹腔にばらまかれてそこで増殖していくという説や、何らかの原因で卵巣の組織が子宮内膜に変わるという説がありますが、子宮内膜症が引き起こされるメカニズムはまだ解明されていません。

子宮内膜症の症状は、生理の時にレバーのような塊が出るなど基本的には子宮筋腫とほぼ同じですが、強い痛みが特徴です。子宮内で増殖した内膜は、生理で体外に排出することができますが、腹腔内などで細胞が増殖をしてしまうと自然に排出する手段がなく、患部がどんどん大きくなって周りを圧迫することで、強い痛みが起きるのです。

子宮内膜症は、薬物療法や手術で治療を行います。薬物療法の場合は、鎮痛剤で痛みを抑え、低用量ピルで生理の量を減らし、ホルモン剤を使って患部を一時的に小さくします。
また、手術には腹腔鏡手術で病巣のみを取り除き子宮や卵巣を残す方法と、子宮や卵巣を全摘する方法があります。

子宮腺筋症

子宮腺筋症は、子宮の内側の壁にできるはずの子宮内膜が、子宮筋層と呼ばれる筋肉部分にできてしまう病気です。子宮が肥大してレバー状の塊が経血に混じることが多くなります。子宮腺筋症の症状も子宮筋腫と同様なのですが、子宮腺筋症の場合は強い腹部の痛みと貧血の症状が特徴で、生理で出るレバーのような塊も、ひどい時には片手に余るほどの大きな塊が出ることがあります。

子宮腺筋症の治療では、ホルモン剤や血液循環剤の投与、貧血を改善する鉄分の補充や鎮痛剤で症状をおさえていきますが、病気が進行して重症化している場合には子宮の全摘出術や、患部の一部切除の手術を行います。子宮腺筋症は初期に痛みなどの自覚症状が少ないのですが、進行すると女性特有の病気の中では最も痛みがひどく、突然発症してあっという間に貧血が進んでしまいますから、早いうちに病気を見分けていきましょう。

チョコレートのう胞

子宮内膜症のうち細胞の増殖が卵巣で起きると、チョコレートのう胞に進行します。子宮内膜症は最も卵巣で起きるケースが多く、子宮内膜に似た細胞が卵巣で増殖することにより、卵巣にチョコレートのような古い血液がたまって腫れ、生理のときにレバー状の塊が多く出るようになるほか、強い月経痛や腹部痛、腰痛などが引き起こされます。

正常な卵巣は親指の爪位の大きさなのですが、血液がどんどんたまると肥大し、直径が5㎝以上になるとのう胞が破裂し、激しい痛みのため急性虫垂炎として手術している最中に発見されることもあります。チョコレートのう胞が小さい内は低用量ピルや黄体ホルモン剤を使って症状をおさえていきますが、重症の場合は腹腔鏡下手術で病巣を焼き切るか、癒着下部分を切除する治療を行います。

子宮内膜ポリープ

子宮内膜ポリープは、子宮の内側に向けて異常増殖しておきる、キノコのような良性の腫瘍です。40~50代に多いと言われ、不正出血や貧血症状がみられます。子宮内膜ポリープは痛みなどの自覚症状があまりないのですが、子宮内膜ポリープができた部分の内膜は薄くなり、些細なことで出血が起きるようになり、生理の時にレバー状の塊や見られるようになるのです。

子宮内膜ポリープは、大きく成長すると子宮口の外までポリープがはみ出してしまい、不妊症を引き起こします。薬による治療はあまり効果がないので、治療としてはポリープを取り除く手術をします。

子宮がん

子宮内部に悪性の腫瘍ができる子宮がんは、過多月経や不正出血が伴うことが多いのですが、初期の自覚症状が乏しいまま進行してしまうので、生理の時にレバー状の塊が経血と一緒に排出されることで検査をし、病気を見分けていくことはとても大切なことです。

子宮がんが見つかった場合は、放射線治療や化学療法などでガン細胞を死滅させていくほか、外科手術で子宮全体か患部の一部を切除して取り除いていきます。命にもかかわる病気ですので、レバー状の塊を「いつものことだから」と考えず、定期的にがん検診を行い、生理に異常が見られたら積極的に病院を受診しましょう。

生理の時にレバーのような塊が出なくなる8つの改善策

私たちの子宮はとてもデリケートで、少しの環境変化やストレスでもホルモンバランスが崩れ、調子を崩してしまうことがあります。生理の際にレバーのような塊が少量でも見られる場合は、次の8つの方法で自分の生活を見直し、身体を正常に戻していくように生活を改善していきましょう。

十分な睡眠を摂りましょう

睡眠不足が続くと身体が疲労して全身の血行が悪くなり、過多月経を引き起こしやすくなり、レバー状の塊を作る原因
となってしまいます。レバー状の塊が排出されるときは、あなたの身体が疲れているサインでもありますから、しっかりと睡眠をとって全身の血行を良くして、子宮のダメージを回復させていきましょう。

寝る前のスマホはやめましょう

寝る前にゆっくりとスマホで情報検索を楽しみたい人も多いのですが、寝る前にスマホやパソコンなどの電子画面を見ていると脳が過剰に興奮してしまい、眠りにくくなります。そのため睡眠が足りず全身の血流が悪くなり、過多月経を引き起こして生理でレバーのような塊が出てくる原因となってしまいますので、夜は目や脳への刺激を避けて、ゆっくり休むことを心掛けましょう。

食事の内容に気を配りましょう

栄養の偏りはエネルギーの摂取不足による疲労を招くだけでなく、血流やホルモンバランスにも影響を与え、過多月経を引き起こします。血液をドロドロにし、ホルモンバランスの乱れを引き起こす油っこい料理や甘いデザートを摂り過ぎないように心掛け、血行改善に効果のある生姜や青魚、血液をサラサラにするタマネギなどを意識してとるなど、食事の内容にも気を配って症状を改善させていきましょう。

夏でも湯船につかる

現代女性の身体は冷えやすいのですが、冷えは全身の血行を悪くして、月経過多を引き起こします。実際若い女性でも月経過多の症状に悩む人が増えていますので、極力体を冷やさない生活を心掛けましょう。女性は下腹部や下半身が冷えやすいので、お風呂はシャワーで済まさずに湯船に浸かって身体を温め、レバー状の塊が出てくるのを予防しましょう。

露出度の高い服・締め付ける服は控えましょう

露出度の高い服は体を冷やしてしまいますし、身体をピタッと締め付けるような服は全身の血行を悪くするもとです。ファッションや流行だけを追い求めていると体を冷やし、女性としての機能を損なってしまいますので、露出度の高い服を着る時には一枚上着を羽織る、きついと感じる服は選ばないなど、意識して全身の血行を良くして体調を整えていきましょう。

適度な運動を心掛けましょう

適度な運動は血のめぐりを良くし、全身を温めて過多月経の症状を予防する効果があります。日常的に軽めの運動をする習慣をつけて、病気を予防しましょう。激しい運動よりは、ストレッチやウォーキングなどの軽めの運動のほうが効果的です。運動はストレス発散の効果もありますので、身体を動かして体の元気を維持しましょう。

水分を意識して大目に取りましょう

夏は意識して水分を取らないと、あっという間に血液がドロドロとした状態になってしまいますが、血液がドロドロとした状態では酵素の分解力が低下して、レバー状の塊ができやすくなってしまいます。一日の水分の摂取量の目安は2Lですから、甘いジュースや炭酸水は避けて、努めて水分をとって血液サラサラを目指しましょう。

ストレスの発散に努めましょう

仕事の悩みや交友関係のトラブルなど、過剰なストレスが自律神経の働きを乱し、血行不良やホルモンバランスの乱れを招いて月経過多を引き起こしてしまいます。上手にストレス発散ができないと、子宮の機能が低下してレバー状の塊を作る原因となってしますから、自分なりのストレス発散方法を見つけて、リラックスした生活を目指しましょう。

生理の時のレバーのような塊はSOSサイン

コーヒーを飲んでいる女の人の手

生理の悩みはなかなか人に相談ができず、生理の時にレバー状の塊が出ても一人で悩んでしまう人が多いようですが、赤ちゃんの大事な命を育む役割を持つ女性にとって、身体の健康は何よりの財産です。体に異常が現れた時は無理をせずに体を休めて、自分自身の身体を労わってあげましょう。

生理の血に混ざるレバーのような塊は、決して危険なものではありませんが、安心しすぎるのも好ましくありません。今は問題の無い状態でも、そのまま放置することで重篤な症状へと変化してしまう可能性も否定できません。ぜひ、定期的な婦人科検診を受ける習慣をつけて、将来に備えて下さいね。

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