卵管炎の症状や原因とは?に関する記事

卵管炎の原因とは?治療に手術は必要?症状や検査法も紹介

『卵管炎の原因とは?治療に手術は必要?症状や検査法も紹介』

「卵管炎」という病気をご存知ですか?卵管に細菌が感染してしまって、炎症を起こしている状態の事をいいます。放っておくと、卵巣炎、他の臓器と癒着してしまう「卵管炎」の症状、原因、治療方法などをご紹介いたします。

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卵管炎の原因とは…その症状や検査法や治療には手術が必要なのかについて

卵管炎とは、卵巣と子宮をつなぐ「卵管」と呼ばれる器官が炎症を起こす病気のことです。卵管は無菌状態にあるため、ウィルスや細菌類の侵入や攻撃に弱くて、すぐに炎症などの病状を抱えてしまいます。そんな卵管炎の原因とはどのようなものなのでしょうか?また、その症状や検査法などを細かくご紹介いたします。女性なら、やはり気になってしまう気になる特有の病気について、しっかりと解説していきます。

卵管の役目とは

卵管とは、どんな役割を担っている器官なのでしょうか?卵管と聞くと、何となく卵子の通り道っぽい感じがしますよね。そのイメージで正解だと思います。卵管とは、左右に2つある卵巣と子宮をつないでくれている女性だけの体の中にある管です。

左右どちらかの卵巣から、定期的に排卵された卵子と、精子とが結びついた生命の種を、目的地である子宮まで無事にたどり着くためのサポートをする器官でもあります。

卵管炎とは子宮付属器炎と表現されることも

お腹を触る女性

卵管と卵巣と子宮は、子宮付属器とまとめて表現されることもあります。どうして、まとめて表現するのかというと、お互いに近い位置にあって、関連しあっているから、区別をしないで表現した方が便利な事があるからです。

卵管は新たな生命が産まれための通り道でもあって、そこを精子が通過する際に、害を与えないために免疫力が弱い状態にあります。そのため、女性の体の中で最も感染症にかかりやすい器官でもあります。感染症の影響は、卵管だけにはとどまらずに、近くにある卵巣にまで影響を与えることが多いため、子宮付属器炎とまとめて表現されます。

また、子宮が先に感染してしまって、その影響が卵管にも広がってしまって、炎症を起こすというケースも少なくありません。

卵管炎になってしまう原因とは?卵巣炎になってしまう原因とは?

赤ちゃんの手を繋ぐママの手

卵管は妊娠の成功率をあげるため、通り道を通過していく精子に悪影響与えないため無菌状態にあります。侵入してきた菌に対して抵抗力が弱い状態であるため、感染症にかかりやすくなってしまいます。

卵管が原因菌の侵入や攻撃を受けやすい原因には、出産した際に子宮口が広まっている時、タンポンなどの生理用品を不衛生に使用して続けている時、命を育む行為がエチケットやルールを守らずに行われている時、生活習慣が乱れてしまって免疫機能が衰えてしまっている時などです。

卵巣は位置的に、卵管と位置的に近くて、卵管が原因菌の影響を受けて炎症を起こしていると、その影響を卵巣も受けてしまって、卵巣炎となってしまう女性も多くいらっしゃいます。また、卵巣炎の原因には、おたふく風邪が影響している場合もあります。

卵管炎や引き起してしまう原因菌ってクラミジアだけ?

若い女性達

卵管炎を引き起こしてしまう原因菌には、どんなものがあるのでしょうか? 最近、低年齢層の女性の間でも感染者が増え始めている卵管炎ですが、その感染菌として問題視されているのが、クラミジアを淋菌などです。クラミジアや淋菌が原因菌であると、症状が強くあらわれてしまったり、回復するまでにより時間を要することが指摘されております。

他にもブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌、嫌気性菌なども原因菌だと考えられています。

卵管炎の症状は患部の炎症だけ?

卵管炎は、痛みは感じにくく、発見が遅れてしまうことが多々あるようです。しかし症状が進行してしまうと、発熱や下腹部の痛みなどの自覚症状に表れるようになります。

卵管炎が悪化してしまうと…どんな合併症になってしまうの?

卵管炎が悪化してしまうと、どんな合併症になってしまうのかについて、紹介します。あらかじめ、知っておいた方が、
対策をたてやすくて、合併症を引き起こしにくくなりますよね!

日本産科婦人科学会の55巻5号に掲載されている研修医のための必修知識「婦人科感染症」によると、卵管は感染症になりやすい体の部分であり、炎症が卵巣にも伝わってしまいやすいとのことです。原因となる菌は、大腸菌やブドウ球菌の他に、最近だと、クラミジアなどの菌が関わるケースも増えているそうです。

また、発熱や下腹部の痛み以外にも、症状が悪化してしまうと、近くにある臓器との癒着が起こってしまって、骨盤腹膜炎などの合併症となってしまう懸念があるとも指摘されていて、さらに卵管内に膿が蓄積してしまうことで、卵管留膿症も併発してしまうリスクも伴うそうです。

引用元:日本産科婦人科学会

卵管の炎症が骨盤などにも及んでしまうことは、上行性感染と呼ばれています。炎症などが体の奥へ奥へと伝わっていった方が、何となく状況が悪化しているような気がするし、治療がしにくくなっている気もするし、外科的な治療法が必要になりそうですよね。炎症をより体の奥の方に伝えないためには、奥の方に伝わる前の初期段階に治療を行っていくことが大切です。

卵管炎の検査はどんな事を行うの?

病因では、まずは内診を行いながら病気の進捗状況を確認します。そして、血液検査やおりもの成分を分析するために化学的な病理検査を行って、原因菌を特定させます。炎症をうけている患部の状況を立体画像などで、より詳しく把握するために、超音波検査が行われたり、CTスキャンなどの精密検査が行われることもあります。

卵管炎の治療法とは?

点滴を準備する看護婦さん

卵管炎の治療の際には、とにかく安静にして過ごすことが大切です。また、検査によって特定させた、原因菌に効く抗生剤の投与を行ったり、おなかの痛みや発熱などの症状がみられる場合には、点滴でしっかりと治療したりする必要があります。もしも、卵管炎の症状が悪化していて、他の臓器との癒着がみられる場合には、手術による外科的治療法が選択されることもあります。

手術が必要なケースって…

卵管炎が進行していると、手術をしなくてはならない場合があります。他の臓器との癒着がみられたり、抗生物質を投与してもなかなか症状がおさまらなかったり、妊娠を希望していてもなかなか実らなない原因が子宮付属器炎にあるケースでは、医師の判断によって手術が行われます。

卵管炎になってしまうと妊娠は可能なのかな…

悩む女性

卵管炎になったからといって、必ずしも妊娠に影響が出るとい訳ではありません。しかし卵管炎の炎症が、卵巣にも伝わってしまっていて、左右の卵巣がダメージをうけてしまうと、排卵に影響が出てしまうなどして、妊娠しづらくなってしまうこともあります。

また、卵管炎が完治したとしても、子宮に他の子宮筋腫などの疾患を抱えていたり、年齢が高齢出産と表現されている層に達していたら、妊娠が思うようにならない理由には、それらの別の要因が関わっております。

おりものに違和感があったり、下腹部に痛みを感じたりしたら病院へ

腹痛の女性

おりものに違和感があったり、下腹部に痛みを感じたりした場合はすぐさま病院へ行きましょう。卵管炎や卵巣炎は、症状が強くあらわれている急性の時に、なるべく早くに治療した方が治りも早くなります。

下腹部周辺に生理の時以外に、痛みを感じていたら、我慢をしていれば大丈夫とは思わないようにしましょう!痛みは一時的には治まっているかもしれませんが、病気自体は悪化している恐れがあります。実は、卵管炎が進行している状態であって、他の臓器に癒着してしまっていたり、膿がいっぱい溜まっていたりしたら場合によっては、手術を選択しなければなりません。少しでも痛みを感じたり、おりものに違和感があったりしたら、お早めに病院を受診しましょう。

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