赤ちゃんの洗濯物は大人と一緒に洗っていい?分ける3つの理由
赤ちゃんの洗濯物の洗い方は家庭によって異なります。「毎日2回も洗濯機を回すのは大変…」と、新生児期から大人と一緒の洗剤を使い、大人の衣類と分けずに洗う家庭ももちろんあります。
けれど、赤ちゃんの肌はとても薄く、衣類のちょっとしたゴワつきや、洗い残した汚れのニオイにも敏感に反応して機嫌が悪くなってしまうことがあります。そのため、赤ちゃんのデリケートな着心地を考慮して、多くのママやパパが新生児から使える赤ちゃん用の無添加洗剤を使い、しばらくの間は洗濯を大人と分けています。「分けて洗うべき3つの理由」を具体的に見ていきましょう。
大人の衣類には大人特有のしつこい汚れやニオイが着いている
赤ちゃんの洗濯物の汚れは、汗や皮脂と共に、うんちやおしっこ、吐き戻しやミルクなどの汚れがメインです。一方、大人の洗濯物には、料理の油ハネ、タバコや焼肉のニオイ、化粧品、外のホコリなど、大人特有のしつこい汚れがたくさん付着しています。一緒に洗うと、こうした大人の衣類の汚れやニオイが、真っ白な赤ちゃんの肌着に移ってしまう恐れがあります。
「洗ってからたっぷりの水ですすぐのだから、汚れは落ちるでしょ?」と思うかもしれませんが、洗濯機の中で汚れが再付着する「逆汚染」を100%防ぐのは困難です。「パパの靴下と一緒に洗ったら、赤ちゃんのガーゼからなんだかパパのニオイがする…」といった失敗を防ぐためにも、分けて洗うのが安心です。
赤ちゃん用洗濯洗剤の方がうんちや吐き戻し汚れを落としやすい
赤ちゃん用洗濯洗剤は、ミルクのタンパク質やうんちなど、赤ちゃん特有の汚れ落としに特化して開発されています。そのため、「赤ちゃん用の洗剤なら綺麗に落ちた黄色いうんちシミが、大人用の強力な洗剤ではなぜか落ちない」ということがよく起こります。
一方、大人用の洗剤は、泥汚れや皮脂、食べこぼしなど、大人が日常でつけてしまう汚れ落としに特化しています。それぞれの汚れの性質に合った洗剤を使うことで、結果的にゴシゴシ擦り洗いをする手間が省け、スッキリと汚れを落とせるのです。
衣類をふんわり保つことが、赤ちゃんのお世話の軽減につながるから
言葉での意思表示ができず知らないことだらけの赤ちゃんは、衣類のチクチクとした不快感やゴワつきを、泣くことでしかママやパパに伝えられません。
「おむつも替えたしミルクも飲んだのに、なぜかずっとグズグズ泣いている…」という時、実は肌着のゴワつきが原因だったというケースもあります。赤ちゃんの洗濯物を分けて洗い、ふんわりと心地よい肌触りを保つことは、赤ちゃんのご機嫌を保つことに繋がり、結果としてママやパパの「泣き止まない」というお世話の苦労を軽減してくれるのです。
赤ちゃんの洗濯物の洗い方!ベビー服洗いの7つのポイント
赤ちゃんの洗濯物の洗い方の基本は大人と変わりませんが、知っておくと格段にラクになる「7つのポイント」があります。
特に悩みがちなのが、「うんちやミルクの吐き戻し汚れの落とし方」や「水通しのやり方」です。毎日の洗濯の負担を減らすための具体的な対処法をまとめました。
1新しいベビー用品やベビー服は必ず水通しをする
水通しとは、新品の服に着いている製造時の「のり」を水洗いして取り除き、生地をふんわりと柔らかくして汗の吸収を良くする作業のことです。水通しをいつまでするかは各家庭の判断になりますが、赤ちゃんが汗をかきやすい低月齢の間は特におすすめです。
赤ちゃんの衣類以外にも、直接触れるタオルやガーゼ、シーツなどの寝具も、購入後に一度水通しをしておきましょう。
赤ちゃんの衣類の水通しの具体的な手順
- 洗濯機の汚れが気になる場合は、事前に洗濯槽クリーナーで掃除しておく
- 洗濯機を「弱洗い」や「ソフト」コースに設定する(手洗いでもOK)
- 赤ちゃんの衣類をネットに入れて、洗剤は入れずに「水だけ」で優しく洗う
- 天気の良い日に、シワをしっかり伸ばして日光に当てて干す
- 乾いたら、大人の服とは別の引き出しやケースに収納する
2赤ちゃんの洗濯物を洗濯機で洗う際はネットに入れる
赤ちゃんの洗濯物はデリケートな素材のものが多く、特にコンビ肌着などは洗濯機にそのまま入れて洗うと、結び紐が他の衣類とからまって引きちぎれたり、ほつれてしまうことが多々あります。
ここで大切なつまずき防止のコツは、「肌着の紐は、軽く結んでからネットに入れる」ことです。そのままネットに入れてもネットの中で絡まることがあるため、リボン結びにしてから入れると型崩れを完璧に防げます。ほつれをチクチク直す手間を省くためにも、ベビー服は必ずネットを活用しましょう。
3吐き戻しの汚れは「ぬるま湯」で軽く洗い落してからつけ置き
赤ちゃんの衣服などについたミルクの吐き戻しは、すぐに洗い流して洗剤液に浸け置きしましょう。時間が経つと黄ばみの原因になります。
ここでの最大のポイントは温度です。「絶対に熱湯を使わず、40度以下のぬるま湯で洗うこと」。ミルクの汚れはタンパク質のため、熱湯をかけると繊維の中で固まってしまい、二度と落ちなくなってしまいます。
よく吐き戻す低月齢の赤ちゃんを子育て中は、毎朝洗面所にバケツを用意し、ベビー用洗濯洗剤とぬるま湯を入れて「つけ置きバケツ」を作っておくと非常に便利です。汚れたらサッと水ですすいでポイッとバケツに入れるだけ。時間のある時にまとめて洗濯機で洗えばOKです。
4赤ちゃんのうんち漏れは手洗い&つけ置きでスッキリ落ちる
赤ちゃんのうんち漏れは時間が経つと黄色いシミになってしまい、普通に洗濯機に入れただけでは落ちません。まずは固形物をトイレットペーパーで取り除いてトイレに流し、うんちで汚れた部分だけをシャワーの水圧でザッと洗い流しましょう。
それほど時間が経っていなければ、口コミでも話題の固形石鹸「ウタマロ」を直接こすりつけるだけで、驚くほど綺麗に汚れを落とすことができます。
ウタマロ石けん
株式会社東邦
ユニフォームや靴下などの頑固な汚れが落ちることで知られているウタマロ石けん。赤ちゃんのうんち漏れの汚れにも絶大な威力を発揮します。コストパフォーマンスも良く、まさに主婦の味方です。汚れ部分を少し濡らし、石けんをこすりつけてもみ洗いするだけで、スーッと黄色いシミが消えていきます。
ただし、外出先でのうんち漏れなど、時間が経ってしまって手洗いしても色が落ちないこともあります。そんな時は無理にゴシゴシ擦って生地を傷めるのではなく、赤ちゃん用洗濯洗剤で作った洗剤液へ一晩つけ置きをします。翌朝、そのまま洗濯機で洗えばスッキリと落ちていますよ。
フタ付きバケツ「オムニウッティ」
八幡化成
汚れた衣類のつけ置きに最適なフタ付きバケツです。フタがしっかり閉まるのでニオイ漏れを防げます。10L容量とお手軽でカラーも豊富なので、洗面所やリビングに置いていてもインテリアの邪魔になりません。おむつ期が終わった後も、おもちゃ入れとして長く活躍してくれます。
5柔軟剤は香りが控えめでベビー用のものを選ぶ
「ゴワゴワのタオルは可哀想だから柔軟剤を使いたい」というママも多いでしょう。柔軟剤には衣類を柔らかくして滑りを良くする効果がありますが、大人用の柔軟剤は香りが強すぎたり、成分が赤ちゃんのデリケートな着心地に合わない場合があります。
赤ちゃんの衣類に柔軟剤を使用する際は、必ず「ベビー用」や「無添加・無香料」と記載された商品を選びましょう。また、規定量より少し少なめに入れることで、ふんわり感を保ちつつ過度なコーティングを防ぐことができます。
6赤ちゃんの洗濯物には酸素系漂白剤を選ぶ
赤ちゃんの洗濯物は汚れ落としをすぐにできないことが多いためシミになりやすく、漂白剤を使いたいシーンも出てきます。
漂白剤を選ぶ際は、ツンとしたニオイのある「塩素系」は避け、必ず「酸素系漂白剤(液体または粉末)」を選びましょう。酸素系漂白剤は色柄物にも安心して使え、ぬるま湯に溶かしてつけ置きするだけで、うんちや食べこぼしのシミを綺麗に分解してくれます。ベビー専用として売られている漂白剤を選ぶとさらに安心です。
7天気のいい日は外干し、状況に応じて部屋干しを使い分ける
天気がいい日は赤ちゃんの洗濯物を外干ししましょう。太陽の光には自然の殺菌効果があるため、ニオイの元を防いでくれます。また、日光にはごく弱い漂白効果もあるため、うっすら残ったうんちの黄色いシミなども、太陽の下に干すことでだんだん目立たなくなって消えていくことがあります。
ただし、次のような場合は、目に見えない細かい汚れが衣類の繊維の奥に入り込んでしまうため、室内干しにする方が快適です。
赤ちゃんの洗濯物を室内干しにする方がいいケース
- 花粉が飛散する春先や秋口
- 地表付近の黄砂の濃度が高いとき
- PM2.5の分布が多いと予測されるとき
- 強風で外の土ボコリが舞っている日
特にPM2.5や黄砂は、手で払ったくらいでは取り除くことができず、そのまま着せるとチクチクとしたゴワつきの原因になります。日本気象協会のホームページなどで日々の予測状況を確認できるので、洗濯物を外に干すときの目安にしましょう。
ふんわり心地よい!赤ちゃんのおすすめ洗濯洗剤5選
赤ちゃんにおすすめの洗濯洗剤は、肌着をふんわりと優しく洗い上げるための工夫が詰まっています。ただし、優しい成分で作られている分、洗濯槽に石けんカスが残りやすい性質があります。月に1回は洗濯槽クリーナーでお手入れをして、清潔な環境で洗ってあげましょう。
赤ちゃんの肌着洗い
和光堂
植物成分主体で、赤ちゃんにも心地よく使えます。洗浄力も優れており、泡切れも良く、ふんわりとした仕上がりが癖になりそう。ボトルがプッシュ式の計量ボトルになっているため、「片手で赤ちゃんを抱っこしながらでも、もう片方の手でピュッと計量して入れられる」という実用性の高さがママたちから大絶賛されています。
赤ちゃんの洗たく用洗剤 ピュア
ピジョン
ベビー用品メーカーのピジョンが「生まれたての赤ちゃんから使える」をコンセプトにした洗濯用洗剤です。香料や漂白剤、蛍光剤などが無添加。うんち汚れを落とす成分がしっかり入っているため、つけ置き洗いにも大活躍します。
スノールベビー
株式会社シャボン玉本舗
手洗いするママの手の乾燥にも配慮された優しい成分。ベビーシャンプーにも使用されている保湿性に優れたアボカドオイルが配合されていて、柔軟剤なしでもふんわりと柔らかい仕上がりになります。「柔軟剤を入れる手間を省きたい!」という忙しいご家庭にぴったりです。ドラム式でも使えます。
ベビーファーファ 洗濯用複合石けん
NSファーファ・ジャパン株式会社
くまのイラストでお馴染みのファーファのベビー専用洗剤です。複合石鹸にすることで、石鹸カスを少なくしつつ洗浄力をアップさせています。ほのかな天然ベルガモット精油の香りが漂い、洗濯物を干すママ自身の気分もリフレッシュさせてくれます。
さらさ
P&G
無添加洗剤の代名詞ともいえる「さらさ」。赤ちゃん用洗剤の中では比較的近所のドラッグストア等で手に入りやすく、お手頃価格なのが最大の魅力です。クエン酸や自然成分由来の高活性オーガニック酵素配合で、ミルクの吐き戻しや食べこぼしなどもしっかり落とします。大人の衣類と一緒に洗う移行期にもよく選ばれています。
赤ちゃんの洗濯物干しに便利!優れもの人気グッズ3選
赤ちゃんのガーゼや靴下、スタイなどの洗濯物は気づけば毎日大量になります。干す場所の確保や、取り込む手間を激減させてくれる便利なハンガーや部屋干しグッズをご紹介します。
ATROPOSS 赤ちゃん10連ハンガー
ATROPOSS
肌着やカバーオールを省スペースで一気に干せる10連ハンガーです。靴下などの小物を干せるピンチもついているのでとっても便利。コンパクトに折りたためるため、突然の雨でもアームごとガサッと一瞬で取り込めるのが、時間との勝負になる赤ちゃんの育児において最強のメリットです。
こども用グリップハンガー 6本組
ベビーザらス
グリップタイプになっており、物干し竿をしっかりキャッチしてくれるため、風が強い日でも飛ばされたりハンガー同士がくっついたりする心配がありません。小さなベビー服の肩幅にぴったりのサイズなので、首元がデロンと伸びてしまうのを防いでくれます。
取付簡単窓枠突っ張り物干し 伸縮竿2本付き
Dinos
花粉の時期や梅雨など、室内に干す場所が足りない悩みを一発で解決してくれるアイテム。天井と床のつっぱり式で窓際に簡単に取り付けられ、日光を最大限に活用できます。使わない時は竿を取り外してフックを壁際に畳めるため、「急な来客があってもすぐに隠せる」と大好評です。




