ラップの芯を活用した工作に関する記事

ラップの芯で作る女の子向け手作り小物:親子で楽しむ3つの工作アイデアと作り方

ラップの芯で作る女の子向け手作り小物:親子で楽しむ3つの工作アイデアと作り方

ラップの芯を活用した女の子向けの工作3種を、材料と手順を写真付きで解説。身近な材料で作れてお金もほとんどかからず、自由研究や環境学習のテーマにもおすすめ。安全に作るための注意点もまとめました。

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ラップの芯が子どもの手作り工作にぴったりな理由

キッチンゴミの代表格ともいえるラップの芯を、そのまま捨てていませんか。活用しないなんてもったいない存在で、今ではフリマアプリで販売され、自由研究の工作用に購入する人もいるほどです。

小学校に入って交友関係が広がった女の子の中には、おしゃれをしたい気持ちがふくらみ、自然と自分の服装や持ち物、部屋のコーディネートにも目を向けて、小物作りを楽しみ始める子もいます。ぜひお休みを利用して、小物づくりに挑戦させてあげましょう。

お金をかけなくても、身近にあるものに目を向けて工夫するだけでおしゃれな小物が作れるので、自由研究の題材にしてもよいですし、環境問題を考える社会科の学習としてもおすすめです。ここでは写真付きでラップの芯を活用した3つの工作を紹介しますので、お休みを利用して親子で楽しんでみてください。

ラップの芯は、トイレットペーパーの芯より厚みと硬さがあり、ちょっとやそっとでは潰れない丈夫さが持ち味です。その丈夫さのぶん、カットや穴あけにはハサミ・カッター・キリといった刃物を使う工程が多くなります。「かわいい小物が作れる」という楽しさと、「刃物をどう安全に扱うか」という視点はセットで考えたいポイントなので、この記事では作り方の手順に加えて、道具の扱い方や学年に合わせたアレンジ方法もあわせて紹介します。

ラップの芯で作れる3種の手作り小物

今回紹介する3つの工作は、使うラップの芯の厚みや道具、作業のボリュームがそれぞれ異なります。お子さんの年齢や器用さ、かけられる時間に合わせて選ぶ参考にしてください。

作品 使う芯の厚み 主な道具 難易度・所要時間の目安
お花のキーホルダー 比較的薄いもの ハサミ・キリ・針 中/乾燥時間を含めて半日ほど
カードホルダー 厚くて硬めのもの カッター・ボンド 中/30分ほど(+ボンドの乾燥)
キラキラ・モビール 厚みのあるもの カッター・キリ・針 やや高め/工程が多く半日ほど

3つの中では、カードホルダーがカッター1本で完結する分もっとも取り組みやすく、キラキラ・モビールは工程数が多いぶん、親子で何日かに分けて進めても構いません。初めてラップの芯工作に挑戦するなら、まずカードホルダーで刃物の扱いに慣れてから、キーホルダーやモビールに進むと無理がありません。

1お花のキーホルダー

キッチンで不要になったラップの芯を見てみると、商品によっていろいろな厚みがあることがわかります。

ラップの芯で作ったキーホルダーをランドセルにつけた写真

比較的薄いラップの芯であれば、こんな可愛いお花のキーホルダーが作れます。好みのお花をイメージして、アクセサリー作りをしてみましょう。

完成したラップの芯で作った花を帽子につけた写真

キーホルダーだけではなく、花をブローチピンに刺繍糸で固定すれば、帽子などにつけるブローチにもなります。

お花のキーホルダーの材料

ラップの芯を活用したお花のキーホルダーの材料
  • ラップの芯(厚みが薄いもの)
  • ハサミ
  • 耐水性絵の具
  • 絵筆
  • 刺繍糸・針
  • ビーズ
  • キーホルダーのストラップやブローチピン
ラップの芯を子供がはさみで切る様子

1. ラップの芯を軽く押しつぶして半分にし、ハサミで1cm程度の厚みにカットします。1つの花に5個のパーツが必要です。

押しつぶす力加減が難しく、均等な厚みに切りそろえられないことがよくあります。多少厚みがバラついても、組み合わせたときに目立ちにくいので、「だいたい同じ」を目標にすると気持ちが楽になります。「1cmの目印を先に描いてから切ろうか」と、切る前に線を引く一手間を加えると、お子さんも狙いを定めやすくなります。

カットしたラップの芯に子供が色を付ける様子

2. カットしたラップの芯に絵の具で色を付け、半日程度しっかり乾かします。

カットしたラップの芯の中央に穴を開ける様子

3. カットしたラップの芯の中央に、キリで針が通る程度の穴を開けます。発泡スチロールなどを土台にしながら作業すると、簡単に穴があけられます。

キリを使う工程は、この工作の中でもっとも注意が必要な場面です。利き手と逆の手が芯を押さえる位置に来やすいため、「穴をあけるときは、押さえている手をパーツの外側に置こうね」と、手の置き場所を先に確認してから始めると安心です。キリの先端が急に飛び出して手を刺すことがないよう、芯の下に必ず発泡スチロールや厚めの段ボールを敷き、テーブルの上に直接置いたまま力を入れないようにしましょう。

カットしたラップの芯を5つ重ねた中央に針で糸を通す様子

4. 花びらになるパーツを中に差し込んで5個を重ねるように組み合わせ、中心に針を通して刺繍糸でビーズを止めます。反対側にもビーズを通し、ボタン付けの要領で根元に糸を巻いて固定してください。

ラップの芯は厚みがあって硬いので、5個のパーツを組み合わせるときには結構力が要ります。子どもの力で難しいようであれば、大人が手伝ってあげましょう。

「できない」と投げ出しそうになったときは、最初から最後まで代わりにやってしまうのではなく、「芯を押さえておくから、糸を通してみて」のように工程を分担すると、達成感を保ちながら乗り越えやすくなります。指先に力を入れて組み合わせる作業は、小学校低学年の子にとって手指の力加減やバランス感覚を養う良い練習にもなります。

ラップの芯を活用した花のキーホルダーの完成品の写真

5. 花びらの1辺に刺繍糸を通して輪を作り、キーホルダーストラップにつければ出来上がりです。

花びらの色を1色でまとめるとシンプルで上品な印象に、パーツごとに違う色を使うとポップで華やかな印象になります。ランドセルにつける、お友達とおそろいで作る、プレゼントにするなど、仕上がりのイメージを先に話し合ってから色を選ぶと、完成度に対する満足感が上がりやすいようです。

2カードホルダー

写真やメッセージカードが飾られたラップの芯のカードホルダーの写真

厚みがあるラップの芯は程よい重さがあり、カードや写真を支えるホルダーも作れます。お菓子などのラッピングについていたリボンやデコテープを活用して、ロマンチックなカードホルダーを作ってみましょう。

カードホルダーの材料

ラップの芯を活用したカードホルダーの材料
  • ラップの芯(厚くて硬めのもの)
  • 折り紙
  • ラッピング材やリボンテープ、デコテープ
  • ボンド
  • ハサミやカッター
印をつけたトイレットペーパーの芯の写真

1. まずラップの芯の高さを均一にするために、トイレットペーパーの芯を半分に折って高さ4cmの型を作ります。高さはお好みで変えても大丈夫です。

ラップの芯にカットする場所の印をつける様子

2. 型をラップの芯に巻いてカット位置に印をつけ、カッターで切り離します。最初にぐるりとカッターで周囲に切れ目を入れてから、刃先を芯に押し込み、力を入れて押していくとキレイに切れます。

この工程がカードホルダー作りで一番の山場です。カッターの刃を奥まで出しすぎると扱いにくくなるため、刃は1〜2目盛り程度だけ出し、芯を回しながら少しずつ切れ目を深くしていくと、刃先が急に抜けて手に当たる事故を防ぎやすくなります。小学生のうちは、カッターを持つのは大人、芯を回して支えるのは子ども、というように役割を分けるとスムーズです。消費者庁にも、はさみやカッターなどの刃物で子どもが手や指を切るけがの事例が寄せられており、慣れた工程であっても目を離さないことが基本とされています。

切り取って切り込みを入れたラップの芯の写真

3. カッターを使って、2cm程度まで切れ込みを入れます。カードなどを入れるために何回かカッターの刃を入れ、切れ込みに厚みを持たせてください。

カットしたラップの芯に折り紙を巻いた写真

4. 好みの色の折り紙を、ボンドでラップの芯に貼り付けます。

ラップの芯を活用したカードホルダーの完成品の写真

5. リボンやレース、デコテープで飾れば完成です。

レースを飾れば、折り紙の色を透かした女の子らしい作品が仕上がります。材料費はほとんどかからないので、お友達同士のプレゼントにもおすすめです。

折り紙の色とリボンの色を同系色でまとめると落ち着いた印象に、反対色を組み合わせると元気な印象になります。何枚か色違いで作っておき、写真立てとして複数並べると、机の上がにぎやかで楽しい雰囲気になります。

3キラキラ・モビール

完成したキラキラ・モビールの写真

夏の自由研究の工作には季節感のある風鈴を作る子も多いのですが、ラップの芯を使ったこんなモビールもおすすめです。ペットボトルを芯に差し込んで風を受けて揺れるので、涼しげな音も楽しめます。ビーズやマニキュアなどのキラキラするアイテムをプラスして、窓辺を可愛く飾ってみましょう。

キラキラ・モビールの材料

キラキラ・モビールの材料
  • ラップの芯
  • 耐水性絵の具
  • ペットボトル
  • ビーズ
  • 刺繍糸・針
  • ラメ入りのマニキュア
  • ハサミ・カッター
  • キリ
ラップの芯に1.5cm間隔で印をつける様子

1. トイレットペーパーの芯を使って1.5cm幅の型紙を作り、ラップの芯にカットする位置の印をつけていきます。

カット前に穴を開けたラップの芯の写真

2. パーツを切り離すと穴を開ける際に変形してしまうので、カット前に上下2か所にキリで穴を開けていきます。

ラップの芯につけたしるしに沿ってカッターで切る様子

3. カッターなどを使って、ラップの芯を切り離していきます。カットした面が毛羽立ってしまったら、紙やすりをかけると滑らかで美しくなります。

工程が多いモビールは、一度に全部仕上げようとすると集中力が切れてしまいがちです。「今日はパーツを切るところまで」「明日は色を塗ろう」というように作業日を分けると、子どもも大人も無理なく進められます。キリで穴をあける工程、カッターで切り離す工程は、ここでも大人が刃物を持ち、子どもは位置の確認や芯を支える役割を担当する分担がおすすめです。

切り取ったラップの芯に彩色する様子

4. 切り離したパーツに好みの色の絵の具で色を付け、半日程度しっかり乾かします。各パーツの色に濃淡をつけておくと、自分のセンスでパーツを組み合わせる楽しみが味わえます。

ラップの芯の飾りと紙で作った型の写真

5. ラップの芯に差し込むペットボトルのパーツを作るために、不要な紙を使ってラップの芯の型を取ります。

丸い型を使ってペットボトルを切り抜く様子

6. ペットボトルの平らな部分に型をセロハンテープで止め、周囲をハサミで切り離して、いくつかのパーツを作ります。

ペットボトルは厚みのある部分や角度のついた部分がハサミで切りにくく、刃が滑って指に当たりやすい素材です。平らな面だけを使う、切るときはペットボトルを机に置いて安定させる、といった工夫で滑りを防げます。

ペットボトルのパーツをはめ込みマニキュアで彩色する様子

7. できたパーツをラップの芯のパーツにはめ込み、ラメ入りのマニキュアで彩色します。

モビールパーツをビーズがついた糸で連結した写真

8. 針に刺繍糸を通し、ビーズを使ってそれぞれのラップの芯を連結していきます。間にランダムにビーズを挟みましょう。

ラップの芯を活用したモビールの完成品の写真

9. ラップの芯のパーツ1個を中心に、連結したパーツを好みでぶら下げれば、モビールの出来上がりです。

モビールはつなげるパーツの数や糸の長さで重みが変わり、バランスも変化します。どうしてバランスが崩れるのか、ビーズなどをどうやって加えれば全体のバランスが取れるのかを子どもに考えさせていくのも、夏の自由研究にふさわしい良い学びになります。

「右側が重くて傾いちゃうね、どうしたらいいと思う?」と問いかけ、「左にもビーズを足してみる」「糸の長さを変えてみる」など、子ども自身に仮説を立てて試させると、試行錯誤のプロセスそのものが自由研究のまとめに使える材料になります。うまくバランスが取れなかった過程も含めて記録しておくと、工作だけでなく観察・考察の学習としても評価されやすくなります。

対象年齢・学年に合わせたアレンジ方法

3つの工作はいずれも刃物を使う工程を含むため、未就学児には難しい部分があります。年齢や学年に応じて、次のように役割や工程を調整すると、兄弟姉妹がいる家庭でも一緒に楽しみやすくなります。

学年別の関わり方の目安

  • 未就学児・低学年:芯を切る・穴をあける工程は大人が担当し、色塗り、ビーズ通し、飾りつけなど安全な作業を任せる
  • 中学年:大人が見守りながら、印つけやカッターでの直線カットに挑戦させる
  • 高学年:手順を自分で読みながら進め、大人は刃物を使う場面の見守りに徹する

きょうだいで一緒に取り組む場合は、年上の子がカッターを使う係、年下の子が色を塗る係というように、得意な工程を分担すると、ケンカになりにくく協力して完成させる達成感も生まれます。「お姉ちゃんが切ってくれたパーツに、好きな色を塗ってみようか」と声をかけると、年齢差があっても双方が主体的に関われます。

ラップの芯を活用して工作をする際の注意点

食品用ラップの芯はしっかりとした厚みがあるため、丈夫な小物を作れます。その反面、硬すぎて小学生の女の子には工作が難しい場面もあります。

芯を切る場合や穴を開けるなど、ハサミ・カッター・キリといった道具を使う工程では、必ず大人が付き添い、必要に応じて手助けをしてあげましょう。刃物を使う作業は、無理をせず大人が担当すると安心です。

消費者庁には、家庭ではさみやカッターなどの刃物を使っていて子どもが手や指を切ったという事故情報が、医療機関ネットワークを通じて寄せられています。同庁は、作業中に目を離さないことに加えて、使い終わった刃物は子どもの手が届かない場所に片付け、使用済みの刃を捨てるときもゴミ箱に入れっぱなしにしないよう呼びかけています。工作が一区切りついたタイミングでハサミやカッター、キリをすぐに片付ける習慣を、親子で一緒に作っておくとよいでしょう。

小学生になると自立心が芽生え、子どもなりに自分のアイデアやセンスを活かした小物を作るようになります。夏休みの自由工作などは図工の技術を身につけるだけでなく、美的なセンスを磨く良い機会です。大人はあまり口出しをせず、子どもが納得できる作品を作れるよう補助に徹することを心がけましょう。

長く楽しむための芯の集め方・保管のコツ

3つの工作をまとめて作ろうとすると、ラップの芯が1本では足りません。普段から使い終わった芯を捨てずにストックしておくと、思い立ったときにすぐ工作を始められます。

保管する前に、芯の内側や切り口をさっと拭き、湿気の少ない場所で乾かしてから収納すると、次に使うときに気持ちよく作業できます。空き箱や紙袋に「工作用」と書いて専用の置き場所を決めておくと、芯がたまっていく様子も見えて、子どもの「集める楽しみ」にもつながります。厚みの違う芯が複数の商品から出るので、「これは薄いからキーホルダー用」「これは厚いからモビール用」と、仕分けながらストックしておくと、作りたいときに材料選びで迷いません。

ラップの芯の工作に関するよくある質問

ラップの芯がないときは何で代用できる?

トイレットペーパーの芯やその他の紙芯でも作れますが、厚みや硬さが違うと仕上がりや難易度が変わります。キーホルダーのように立体を保ちたいものは厚くて硬い芯、モビールのように軽く仕上げたいものは薄めの芯というように、作品に合わせて選ぶとうまくいきます。

カッターやキリを使う工程は何歳からできる?

年齢よりも、お子さんの器用さや集中の続き具合を目安にするとよいでしょう。低学年のうちは刃物やキリを使う工程は大人が担当し、色塗りや飾りつけなど安全な作業を子どもに任せると、無理なく達成感を味わえます。作業は明るく広い場所で行いましょう。

絵の具がうまく塗れない・乾かないときは?

ラップの芯は表面がつるつるしていることがあるため、耐水性の絵の具を水で薄めすぎずに塗るとムラになりにくくなります。塗ったあとは半日程度しっかり乾かし、ムラが気になる場合は乾いてから重ね塗りをするときれいに仕上がります。

切り口が毛羽立ってしまうときは?

カットした断面が毛羽立ったら、紙やすりを軽くかけると滑らかになります。仕上げのひと手間で見た目がぐっときれいになり、折り紙やリボンも貼りやすくなります。

使う前にラップの芯は洗ったほうがいい?

食品が触れていた面ではありませんが、キッチンで保管していた芯にはほこりや油分が付いていることがあります。固く絞った布で表面を拭き、しっかり乾かしてから色を塗ると、絵の具がはじかれにくくなり仕上がりがきれいになります。

作品が壊れやすいときはどうすればいい?

接着部分が外れやすい場合は、ボンドを一度に厚く塗るのではなく、薄く塗って半日しっかり乾かしてから次の工程に進むと強度が上がります。持ち歩くキーホルダーやブローチは、できあがってすぐ使わず、一晩置いて接着剤を十分に硬化させてから仕上げの輪をつけると長持ちします。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪