0歳の絵本おすすめ10選:音・絵・やりとりで選ぶ親子のファーストブック
0歳の絵本は、物語を最後まで聞かせるためだけのものではありません。絵を一緒に眺める、短い言葉を繰り返す、ページをめくる前に少し待つ。そんなやりとりから始められます。最初の一冊で迷ったら、見分けやすい絵と、声に出しやすい短い言葉を目安に選んでみましょう。
ただし、「カラフルなら必ず夢中になる」「読めば笑う」といった決まった反応はありません。じっと見る日もあれば、手を伸ばしてすぐ別の遊びへ移る日もあります。笑った回数や読み終えた冊数で、絵本の時間を採点しなくて大丈夫です。
ここでは、音、顔の変化、しかけ、ふれあい、身近な生活など、楽しみ方の異なる10冊を紹介します。出版社が示す対象年齢は一律ではなく、中には2歳からを目安にする作品も含まれます。すべてを0歳の必読本と考えず、今開く一冊と、これから楽しむ一冊を選ぶための候補として活用してください。
0歳の赤ちゃんの絵本選び 3つのポイント
絵本選びでは、「人気だから買う」だけでなく、どこで、誰が、どう持って読むかまで考えると選びやすくなります。寝転んでいる赤ちゃんに大人が見せる場合と、自分でページに触れたがる場合では、扱いやすい本の大きさや作りも変わります。
- 持ち方に合う作り:大人が支えて開きやすいか、ページをめくりやすいかを確認します。厚紙のボードブックも候補ですが、丈夫さは口に入れたり投げたりしてよいことを意味しません。
- 見分けやすい絵:鮮やかな色だけでなく、背景と絵の区別、余白、描かれたものの大きさを見ます。色数の多さだけで選ぶ必要はありません。
- 読み手も楽しめる言葉:擬音、鳴き声、短い繰り返しなど、普段の声で読みやすいものを選びます。大げさな演技がなくても楽しめる一冊なら、家族にも渡しやすくなります。
千代田区立図書館は、赤ちゃんと楽しむ絵本として、くっきりした明快な絵と心地よい言葉のリズムを挙げています。また、最後まで読むことにこだわらず、好きなページを開いて語りかける方法も案内しています。読み手が「全部読まなければ」と急がず、一つの絵を一緒に見る時間を作ることも立派な楽しみ方です。
月齢は本を替える締め切りではなく、試し方を考える目安に
生後まもない頃から3か月頃までは、大人に余裕があり、赤ちゃんが起きて落ち着いているときに、一つの見開きを短く見せるところから。4~6か月頃には、本と大人の顔の両方が見える持ち方を試してみます。7~9か月頃や10~11か月頃に、自分から手を伸ばしたりめくりたがったりする場合は、大人が本を支えながら、その動きに合わせて進めてもよいでしょう。
これは発達の判定表ではなく、家庭で試す方法の例です。月齢どおりに見たり触ったりする必要はありません。「もうこの月齢なのに」と本を替えるより、同じ本で、見せる向き、開くページ、読み始めるタイミングを一つずつ変えると、その子が過ごしやすい形を探せます。
0歳から親子で楽しむ絵本10選 一覧表
番号は紹介順で、人気順位ではありません。「最初は音を一緒に楽しみたい」「生活の場面につなげたい」など、家庭での使い方から選べるように整理しました。著者欄は主な著者を示し、共同制作の作品には「ほか」と記しています。
| No. | タイトル | 主な著者 | 出版社 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | じゃあじゃあびりびり | まついのりこ | 偕成社 | 短い擬音と身近なもの。最初の一冊の候補に |
| 2 | いないいないばあ | 松谷みよ子/瀬川康男 | 童心社 | 顔が隠れる、現れるという繰り返し |
| 3 | しろくまちゃんのほっとけーき | わかやまけん ほか | こぐま社 | 焼ける場面の音から、成長後は料理のお話へ |
| 4 | いただきますあそび | きむらゆういち | 偕成社 | 大人と一緒にめくるしかけと食事のしぐさ |
| 5 | もこ もこもこ | 谷川俊太郎/元永定正 | 文研出版 | 音と抽象的な形。年齢を固定せず一緒に眺める候補 |
| 6 | がちゃがちゃ どんどん | 元永定正 | 福音館書店 | 出版社は2才から。これから楽しむ本としても検討 |
| 7 | だるまさんが | かがくいひろし | ブロンズ新社 | 繰り返す言葉と、ページをめくった後の変化 |
| 8 | わんわんわんわん | 高畠純 | 理論社 | 鳴き声と、次々に増える動物たち |
| 9 | くっついた | 三浦太郎 | こぐま社 | 同じ言葉の繰り返しから、親子のふれあいへ |
| 10 | おててがでたよ | 林明子 | 福音館書店 | 手や顔が出てくる絵と、着替えの声かけ |
一冊だけ選ぶなら、短い音を読みたい場合は『じゃあじゃあびりびり』、顔の変化を一緒に見たい場合は『いないいないばあ』、ふれあい遊びへつなげたい場合は『くっついた』から見比べる方法があります。三冊とも買う必要はなく、手に取ったときに大人が読みやすいものを選んで構いません。
0歳からの絵本10冊:特徴と家庭での楽しみ方
各作品では、内容の特徴に加え、最初に試す読み方と、うまくいかないときの変え方を紹介します。声かけは家庭で使う例であり、赤ちゃんに答えを求めるための質問ではありません。
1じゃあじゃあびりびり
作・絵:まついのりこ
偕成社
自動車や水など、身近なものを明快な絵とリズミカルな言葉で表した絵本です。長い説明が続かず、見開きごとに音を楽しめるので、最初から最後まで一続きに読まなくても取り入れやすい一冊。厚紙の小さな本は、大人が持って見せる場面にも向いています。
例えば、午前中の遊びの途中で自動車のページを開いたら、まず絵を見せてから、書かれた音を普段の声で読んでみます。「じどうしゃだね」とひと言添える方法と、説明を足さずに音だけ読む方法の、どちらでも構いません。声を足し続けず、赤ちゃんが絵を見る間を残してみましょう。
すぐ次をめくりたがる日は、全部の言葉を読み終えようとせず、開いたページの音を一つ読むだけでも十分です。反対に同じ絵を見続けるなら、先へ進むことを急がず、その見開きをもう一度。「全部読もうね」より「ここをもう一回にしようか」と、ページ数ではなく今の関心に合わせやすい本です。
2いないいないばあ
文:松谷みよ子 絵:瀬川康男
童心社
動物たちが顔を隠し、ページをめくると顔を見せる、繰り返しのある絵本です。同じ言葉と絵の変化を一緒にたどれるので、大人も次のページへ進む間をつかみやすくなります。笑顔を引き出すための課題にせず、顔がどう変わるかを一緒に眺めてみましょう。
読み始めは、顔を隠すページでひと呼吸置いてから、次を開きます。じっと見ているなら同じ速さで繰り返し、待っている途中で関心がそれるなら、間を少し短くしてみます。「ばあ」の声を急に大きくしなくても、普段の声のままで変化を楽しめます。
絵本より大人の顔を見る日は、「こっちを見てくれたね」と応じて、そのまま顔でいないいないばあをしてもよいでしょう。「本を見て」と向きを戻し続ける必要はありません。本から大人へ、大人から本へと、目の前のやりとりに合わせて遊び方を替えられる一冊です。
3しろくまちゃんのほっとけーき
作:わかやまけん ほか
こぐま社
しろくまちゃんがホットケーキを作り、こぐまちゃんと食べるお話です。こぐま社が示す年齢の目安は0歳から3歳頃まで。0歳のうちに料理の手順を理解させようとせず、まずはホットケーキが焼けていく見開きの、形や音の変化を一緒に楽しむ方法があります。
寝る前に一冊通して読む余裕がない日も、気になる見開きだけなら開きやすくなります。絵を指で隠さない位置から「ここから、だんだん焼けていくね」と声をかけ、本文の音をゆっくり読んでみましょう。絵を見ている間は、材料や道具の名前を次々に教えなくても構いません。
長く感じる日は途中で閉じて、次は同じページから。成長して物語を楽しむようになれば、材料を用意するところから片づけまで読むなど、同じ本の楽しみ方を広げられます。今すべてを理解していないことを、購入の失敗と考えなくて大丈夫です。
4いただきますあそび
作:きむらゆういち
偕成社
動物たちの食事のしぐさを、しかけをめくりながら楽しむ絵本です。大きな口や食べる動きがページの変化につながり、大人がめくって見せる楽しさがあります。食事の量を増やすための道具や、マナーを覚えさせる教材と決めず、食べるまねの遊びとして取り入れてみましょう。
食事の支度を終えて少し余裕があるときに、「みんなも食べるところだね」と一場面を開きます。大人がしかけを動かし、赤ちゃんが手を伸ばしたら、めくる部分を一緒に支えます。自分で引っ張りたがるときは、動きを見せる役と本を持つ役を大人が調整してください。
食卓で絵本ばかり気になるなら、食事中に読み続けるのではなく、遊びの時間へ移して構いません。「この子は食べているよ、あなたも」と比べるより、「いただきますってしているね」と絵の中の出来事として語るほうが、食事の出来不出来と切り離して楽しめます。
5もこ もこもこ
作:谷川俊太郎 絵:元永定正
文研出版
抽象的な形の変化と、短い言葉の響きが組み合わされた絵本です。大人が意味を説明しきれないところも、この作品のおもしろさ。文研出版の案内では「幼児から」とされ、赤ちゃん絵本としても紹介されています。月齢に合う正解を求めず、大人も音と形を味わう候補として考えましょう。
読むときは、形が大きくなる場面を少しゆっくりにする、短い音を弾むように読むなど、一か所だけ変化をつけてみます。毎ページで声色を変える必要はありません。読み手が「何の形だろうね」とつぶやくことはあっても、赤ちゃんへ答えを求めるクイズにはしないで楽しめます。
反応を確かめようと何度も声を強めるより、同じページを静かに眺める選択肢もあります。大きめの本を持ちにくいときは、大人の手元やひざで支え、開いた面が見えるように調整します。内容だけでなく、持つ人が無理なくページを扱えるかも、書店や図書館で確かめたい点です。
6がちゃがちゃ どんどん
作:元永定正
福音館書店
いろいろな音を、単純な形と鮮明な色で描いた絵本です。ここは対象年齢を確認したい一冊で、出版社の読み聞かせ目安は2才からです。0歳全般に最適な本とは断定できません。今すぐの最初の一冊を探しているなら、0歳からと案内される本を先に選び、こちらはこれから楽しむ候補にしてもよいでしょう。
すでに家にある場合や、きょうだいと一緒に開く場合は、一つの音と絵を短く眺める方法があります。「この音はこんな形なんだね」と大人が楽しみながら、書かれた言葉を声に出します。音の絵だからと、必ず大きな声で読む必要はありません。
上の子が音をまねし、赤ちゃんは絵を見ている、といった別々の参加のしかたでも構いません。赤ちゃんが関心を向けないなら、読み方を特訓するより、今は別の本を開きましょう。対象年齢の違いを知っておくと、「おすすめなのに喜ばない」と親子の反応を責めずに済みます。
7だるまさんが
作:かがくいひろし
ブロンズ新社
繰り返される言葉の後で、だるまさんの姿が変わる絵本です。左右に動くだるまさんと、ページをめくった後の変化が見どころ。長い筋を追わなくても一場面ごとに開けるので、短い時間に読みやすい候補です。ただし、最後まで必ず飽きずに見られるという意味ではありません。
大人が「だ・る・ま・さ・ん・が」と区切って読み、次の見開きを開いてみます。言葉と一緒に大人自身が少し傾いたり、表情で動きをまねしたりしても楽しめます。赤ちゃんの体を動かして同じ姿を作るのではなく、まずは大人の動きを見せる方法で十分です。
ページを先にめくられてしまったら、もう一度閉じてやり直させず、出てきた姿から読み進めても構いません。読み手が替わる家庭では「このページだけ読むのも好きだよ」と伝えると、パパや祖父母も入りやすくなります。毎回同じ上手な演技を再現する必要はありません。
8わんわんわんわん
作:高畠純
株式会社 理論社
犬、猫、豚と動物たちが次々に増えていく、鳴き声を楽しむ絵本です。理論社はファーストブックとして紹介しています。動物の名前を覚えさせるより、「鳴き声を聞く」「絵を一緒に見る」という、短いやりとりに使えます。
例えば、動物の絵を見ながら、大人が鳴き声を一度読み、その後に少し待ってみます。赤ちゃんが声を出したら、正しい鳴き声へ直そうとせず「お話ししたね」と応じます。声が出なくても、絵を見たり手を伸ばしたりしていれば、そのまま一緒に眺めていて構いません。
上の子と読むなら、「犬の声を読んでくれる?」と読み手の役を頼む方法もあります。一方で、「これは何?」と続けて問いかけてしまうと、大人が答えを待つ時間ばかりになりがちです。「犬がいるね」と伝える読み方なら、まだ答えない赤ちゃんとも無理なく楽しめます。
9くっついた
作:三浦太郎
こぐま社
金魚やアヒルなどが、それぞれの形でくっつき、最後は赤ちゃんと家族へつながる絵本です。同じ言葉が繰り返されるため、読み慣れていない大人にも取り入れやすく、絵本を閉じた後のふれあい遊びへ移るきっかけになります。
ひざで一緒に読んでいるなら、「くっついた」の場面で大人の手同士を合わせて見せたり、「今度はおててで、くっついた」と軽く手を合わせたりする方法があります。ほっぺを近づけるだけが楽しみ方ではありません。赤ちゃんが顔を背けたり手を引いたりしたら、触れる遊びはやめて、絵を読むだけへ戻します。
家族全員がそろうまで待つ必要も、絵と同じ家族構成を再現する必要もありません。その場にいる読み手と楽しめば十分です。忙しい日の夕方も、好きな見開きを一つ読んで閉じるだけなら取り入れやすく、「笑わせなくては」と気負わずに開けます。
10おててがでたよ
作:林明子
福音館書店
服から手や顔、足が出てくる様子を描いた絵本です。日々の着替えに近い場面なので、読む時間と生活の声かけをつなぎたい家庭にも向いています。ただし、読めば着替えを嫌がらなくなる、体の名前をすぐ覚える、といった効果を約束するものではありません。
着替えの最中に本まで開くと手が足りない場合は、遊びの時間に読み、次の着替えで「おててが出たね」と一言添えてみましょう。「早く手を出して」と促し続ける代わりに、出てきた手に気づいて声をかける、といった使い方ができます。
着替えを終えた直後に絵を見せ、「さっきのおててと一緒だね」と話す方法もあります。服の種類が絵と同じでなくても問題ありません。絵本の動作を全部再現しようとせず、手、顔、足のどれか一つを、その日の生活と言葉で結びつけて楽しめます。
絵本の読み聞かせを楽しむコツ
読み聞かせは、読み手が話し続ける時間とは限りません。赤ちゃんが絵を眺める、ページに触れる、大人の顔へ目を向ける。その間を待つことも含めて楽しみましょう。声の抑揚を増やす前に、読む言葉を短くして、急いで次へ進まない工夫から試せます。
一度に変えるのは一つ。声・ページ・タイミングを分けて試す
見てくれないときに、本を替え、声を大きくし、体の向きまで次々に変えると、何が合っていたのかわからなくなります。例えば同じ本の同じ見開きを、今日は普段の声で短く読む。次に開く日は、声はそのままで、見せる向きを変える。そのくらいの小さな試し方で構いません。
途中で閉じたら失敗ではありません。「まだあるよ」と追いかけて開くより「今日はここまでにしよう」と終えます。もう一度手を伸ばしたら同じページを開き、別の遊びへ向かったらそちらへ。本人の反応に合わせて終われるよう、本の置き場所を決めておくと片づけも簡単です。
読み終えた冊数より、どの楽しみ方を好んだかを見る
新しい本を買う前に、手元の一冊で「音を聞いていた」「顔のページを見た」「自分でめくりたがった」など、目にした行動を一つだけ覚えておくと、次の候補を選びやすくなります。これは発達の評価や、読み聞かせの成果を測る記録ではありません。「笑わなかった」とだけ捉えるより、何をしていたかを具体的に見るための工夫です。
家族には「この本が大好き」と一括りに伝えるより、「昨日は猫のページをゆっくり見ていたよ」と共有してみましょう。同じ本でも読み手が替わると反応が違う場合があります。「ママの読み方でないとだめ」とそろえるより、それぞれが無理なく読める形を残しておくほうが、担当を分けやすくなります。
図書館の本と公式の試し読みは、確かめる目的を分ける
図書館では、実物の大きさ、開きやすさ、ページの厚さを確かめたり、職員に選書を相談したりできます。「0歳向けをください」だけでなく、「短い音を楽しむ本」「大人が持ちやすい小さめの本」と伝えると、探す条件が具体的になります。
出版社などの公式の試し読みは、まず大人が絵柄や文字量を確認するために使えます。公開範囲や利用条件は作品ごとに違い、10冊すべてを無料で通読できるわけではありません。また、画面上の反応だけで紙の本の好みを決めず、可能なら実物も手に取ってみましょう。許諾が確認できない全文公開動画を、本の代わりの試し読みに使うことは勧めません。
自治体の絵本事業も確認。受け取る前にまとめ買いしなくてよい
図書館や自治体の絵本配布事業を利用できる地域もあります。千代田区立図書館は、図書館と保健所が協力し、赤ちゃんと保護者へ絵本を開く体験や絵本リストを届ける取り組みを案内しています。購入だけでそろえようとせず、地域の図書館で利用できる機会を尋ねてみてください。
自治体のブックスタートで使われる絵本の候補は、3年ごとに選考されています。2027~2029年度の候補も公表されていますが、全国で同じ10冊が必ず配られる仕組みではなく、実際に渡すタイトルや冊数は各自治体が決めます。受け取り方や対象月齢も地域で確認し、手渡される本がわかってから買い足すと、同じ本の重複を避けやすくなります。
よくある質問
0歳の絵本はいつから読んであげればいい?
生後まもない時期でも、大人に余裕があり、赤ちゃんが起きて落ち着いているときに開けます。始める日を義務にせず、最初は一つの絵と短い語りかけからで構いません。毎日決まった時間に読めなくても、後から始めても大丈夫です。家庭で開きやすい時間を探しましょう。
絵本をなめたり噛んだりするときは、どうすればいい?
厚紙でも、なめたり噛んだりする用途を保証するものではありません。口に入れようとしたら、大人が持って見せる形へ切り替えます。破れやはがれがある本は渡さず、汚れの手入れは本の仕様に合わせます。布なら必ず洗える、紙でも水拭きできる、とは決めないようにしましょう。
絵本は何冊くらい用意すればいい?
決まった必要冊数はありません。まず一冊を繰り返し開き、違う楽しみ方も試したくなったら、音の本に顔の本を足すなど選べます。図書館の貸出や地域の絵本配布も確認してから購入すると、まとめ買いをせずに済みます。10冊全部をそろえる必要はありません。
読んでも見てくれない・すぐ飽きてしまう…
その一回だけで、絵本が嫌いと決めなくて大丈夫です。いったん閉じ、次は落ち着いている別の時間に、同じ見開きを短く見せてみましょう。笑う、声を出す以外に、絵を見る、手を伸ばすこともあります。ただし、反応を探そうと読み続けず、関心がそれたら終えて構いません。
出版社の対象年齢と合わない本は選べませんか?
対象年齢は作品選びの目安として確認しましょう。大人と一緒に一部を眺めることと、その年齢の子が全編を楽しめると勧めることは別です。特に最初の一冊なら0歳からと案内される本を優先し、上の年齢向けの本は、これから楽しむ候補として手元に置く方法もあります。
最初の一冊は、親子が開きやすい本から
短い音、顔の変化、めくるしかけ、身近な生活。絵本には違う入り口があります。まずは一冊を開き、赤ちゃんが見ているページで少し待ってみましょう。今日は一つの音だけ、明日は同じ見開きをもう一度でも構いません。人気や冊数より、読み手も無理なく手に取れることを目安に、家庭のお気に入りを探してください。




