【夏休みの自由研究】簡単だけど上手くできるおすすめネタ15

夏休みの自由研究は、親にとっても子供にとっても大仕事です。中には業者に頼んでいる人もいるほどだそうです。特に共働きのママは、「どうにか簡単で上手くできるものを作れないかな?」と思うことも多いのではないでしょうか。
こちらでは、自由研究に悩むママに向けて、簡単なのに評判が良かった作品のアイディア体験談をご紹介します。工作や実験など、普段から子供たちが興味を持っているテーマをネタに、調べたり研究したり作ったりと、親子で楽しめるアイディアです。
夏休み明けに賞をとったり、お友達や先生からの評判が良かったりと、満足度の高かった自由研究ばかりですので、お子さんと一緒にネタ決めの参考にしてくださいね。
Q簡単にできてうまくできた(評価が高かった)自由研究を教えてください!
A2年生/製作日数2日/おならの研究
娘がおならをよくしていたので、「おならの研究をしてみたら?」と勧めました。図書館やインターネットでおならについて調べているうちに、体の仕組みも同時に学べて、子供も体に興味がわき、母も楽しかったです。
大きな紙に題名とまとめを作り、色をカラフルにつけたらとても目立つ出来栄えになりました。提出したところ、特に男子に好評だったようです。研究系は子供の興味ある題材を選ぶと楽しく取り組めると思います。
A4年生/製作日数3日/貝殻の標本
2箇所の海で拾った貝殻を使いました。一日かかりましたが、図鑑を見ながら名前をシールに書き、砂の写真をプリントした紙の上に一つずつ貼って箱に詰めました。箱はプレゼント用のセロファン付きのものを使いました。
貝殻一つひとつに綿を詰めて見栄えも良く、展示室で大変目立ちました。夏休みの理科コンテストで入賞し、今でも大学1年生の娘の部屋に飾っています。
A4年生/製作日数2日/海水で作った天然の塩
家族で海に行った際、海水をペットボトルに入れて持ち帰り、家で煮詰めて塩を作りました。子供も海水に塩が含まれていることは知っていましたが、実際にどのようになっているかは知らなかったので、一緒に煮だして塩ができる過程を楽しんでいました。
塩を採取した場所や煮出しに使った道具、時間や様子の写真をまとめて小冊子にし、出来上がった塩を瓶に入れて提出しました。手間がかからず、2日でできた割には科学的な実験風になってよかったです。
A2年生/製作日数3日/草木染めのハンカチ
身近なもので研究してほしかったので、子供が選んだ植物や野菜で草木染めをしました。ハンカチと実験に使うミョウバンは私が用意しましたが、鍋やボール、バケツなど家にある道具で充分です。植物は朝顔や玉ねぎ、シソなど自宅のものを使いました。
染める前の植物の写真を模造紙に貼り、染めたハンカチはそのまま貼り付けて一覧表にしました。インパクトを出すために、失敗覚悟でゴーヤやバナナ、スイカなども試しましたが、市内のコンクールで賞をいただきました。
A5年生/製作日数3日/砂の種類の違い
まず、図書館に行って、自分でできそうな自由研究を選ぶことをお勧めします。うちの子供は、本が好きなので、いつも図書館に行っていて、自分で選んできました。
まず、牛乳パックに、砂と、家の土を入れたものを作り、そこに水をながして、土の崩れ方を写真に撮りました。本に書いてあったことを実践しただけです。それでも写真だと、結構きれいで、大変なことをしたように思われました。うちの学校には評価はありません。見栄えは良かったです。
A6年生/製作日数2日/飲料水の糖分
近頃、清涼飲料水でも’カロリーゼロ’というものが販売されています。味は少し違いますが、甘さは感じますよね。そこで、カロリーゼロなのに甘いのはなぜなのか?清涼飲料水には砂糖がどれだけはいっているのかを研究しました。
準備したものは普通のコーラ、カロリーゼロのコーラー、アクエリアスの砂糖入りとゼロのものです。ペットボトルに記載されている表示をデジカメでとり、炭水化物の量に着目して砂糖の分量をだします。ゼロのものは甘味料は何を使用しているのかを調べます。
砂糖の量は何グラムで、表示するよりも角砂糖何個分のような表現にしてあげると、大量の砂糖を使用されていることに驚き、あまり清涼飲料水も摂取しすぎるのは良くないことが子供たちにも伝わると思います。甘味料は人工甘味料を使用しているので、天然の甘味料よりは体にあまりよくないこともつたわりますよね。
A2年生/製作日数1日/しそジュース作り
宿題を全くやらないうちの子供が2年生のときに、あと残り3日しかないという段階で自由研究がまだ終わってないことに気づき、慌てて考えたのが「しそジュース作り」です。幸い、庭にたくさん使い道のない赤しそが自生していたので、これを使いウェブで作り方を検索して子供と一緒に作りました。
まず、しそを摘んで熱湯で茹で、しそを取り出したらお砂糖を入れて10分ほど煮詰めます。最後にクエン酸(または、レモン汁、お酢)を加えると鮮やかな赤色になりできあがりです。赤しそは茹でると色が緑っぽくなり、赤の色素はなくなり、茹で汁が少し赤みを帯びます。
最後にクエン酸を入れると茹で汁がパッと鮮やかに色が変化するので、その色の変化を写真にとり、画用紙に作り方をまとめました。慌てて仕上げた自由研究でしたが、学校でも好評で、以来、夏になるとしそジュースを作るのが我が家の夏の恒例行事となりました。
A6年生/製作日数1日/カルメ焼き作り
カルメ焼きを作りたいと言われて、材料は砂糖・重曹と書いてありました。なので砂糖も白砂糖・ザラメ・三温糖・グラニュー糖の4種類を用意して、重曹は一定量にしました。重曹が多いと吹き出してしまうので、子供には大変と思ったためです。
砂糖の種類の写真を撮って、特徴や肌さわりなど書きました。あと使用する道具も、カセットコンロ・おたまの形も選んで作りました。タイミングも計り、砂糖の温度・煮詰まった色など写真も撮りながら作ってみると、砂糖によって膨らまない、色が違う、食感もまた変わる…など興味深い研究になり、息子も大喜びでした。
火を使うときは母の仕事で、またこれが熱いのですが、先生やお友達には褒められたようです。
A1年生/製作日数1日/簡単アイスクリーム作り
子供と一緒にアイスクリームを作ったら楽しいかと思い、簡単に作れるアイスクリームを作って写真を撮り、作り方を模造紙に書きました。
牛乳と卵、砂糖とバニラエッセンスをボールに入れて混ぜ、氷と塩を入れた別のボールの上に置いてかき混ぜます。固まってきたらお皿に取り、市販のホイップクリームと缶詰の果物を乗せたら完成です。なかなかアイスクリームが固まらない場合は冷凍庫で冷やします。
夏休みに家族で簡単にできて、自由研究でアイスクリームが食べられるため、子供受けもよくお勧めです。
A2年生/製作日数2日/マヨネーズ作り
昨年の自由研究で高評価だったのが、マヨネーズ作り!この自由研究をやることにしたきっかけは、娘がマヨネーズ嫌いだったからです。娘は給食でもマヨネーズで和えたサラダなどはどうしても食べられなかったのですが、実はマヨネーズ嫌いだった私の経験から、各材料は食べられるので自分で作れば好き嫌いを治せると思ったのです。
材料は酢、サラダ油、卵黄!これらを混ぜるだけなのですが、それでは面白味に欠けるので、何を混ぜた段階で食べられなくなるのか、分量を調節したら大丈夫なのかを、各段階で味見させてみました。娘はサラダ油の量や酢の量が多いと食べられなくなることが分かり、娘好みのマヨネーズを作り見事に食べられるようになって終了!
その流れを各段階で写真を撮り、コメントも付けて模造紙に書きました。ストーリー仕立てにして、娘が好き嫌いを克服できたこともあり、発表後先生やクラスメイト、保護者の方からもとても評判がよかったです!簡単ですが思い出の残る自由研究ですので、皆さんもぜひトライしてみてはいかがですか?
A3年生/製作日数3~4日/塩の観察 面白い結晶
子供が3年の時に夏休みの自由研究で「塩の溶け方・結晶」をやりました。 まず、常温の水と 温めた水、熱した水の3種類を用意し、それぞれ5グラムずつの塩を入れ、①何秒くらいで溶けて見えなくなるか?②何回混ぜたら見えなくなるか?③舐めてみてどれが一番しょっぱいか、を比べました。
④100ccの熱した水に塩は何グラム入れたら溶けなくなるか?⑤ ④の塩が沢山溶けている水に糸を垂らしておくとどうなるか?も行いました。⑤に関しては 数日の観察になりましたが、実際に塩の結晶が出来始めると、子供がとても面白がって喜びました。
A4年生/ 1ヶ月/グリーンカーテン
我が家では猛暑を乗り切るために、毎年グリーンカーテンを作っています。せっかく作るのであればそれを自由研究にしてしまおうとずぼらな私は娘に提案すると、娘も乗り気になってくれました。例年通りリビングの前に、プランターできゅうりの苗を植えました。子供に毎日水やりをしてもらい、大きくなる変化を見させました。
定期的に成長の度合いを写真に撮り、それと合わせて、温暖化などの環境問題を調べさせました。その後大きい紙に、写真をプリントアウトして貼り、調べた環境問題についてレポートを書いて提出させました。絵が下手な娘ですが写真を使って、簡単に見栄え良く作ることができましたよ。
A4年生/製作日数1週間/きのこのひみつ
近所の公園できのこを見つける。日陰や木の下、神社の隅などに意外ときのこは生えています。それを取ってきます。くれぐれも手で直接さわらないようにしてください。軸と傘部分をカッターで切り、黒い画用紙の上にひだを下向きにしてのせます。軸は使用しません。傘部分に湯のみなどで、ふたをします。
1日か2日経つと、胞子が目に見える紋様を作ります。これが、きのこが増える理由です。なんのきのこかわからなくても良いです。自然に生えている方が胞子が出やすいですが、市販のきのこでも出ます。しめじのような小さいものより、大きいしいたけの方が胞子紋様が大きいです。
あとは、図鑑で調べた内容をまとめたり、絵にしたり、どこで取ったかを記入して終わりです。変わった自由研究なのに、簡単でまとめ上手だと一週間かからないと思います。
A3年生/制作日数2日/鳥小屋
息子の自由研究で鳥小屋を作成しました。家でインコを2羽飼っていたので、作成する事にしました。止まり木と小屋の藁は外で拾ってきました。それをつけやすいように加工するのを手伝いました。デザインはペットショップの鳥小屋を見に行きました。
イメージは子供に絵で描いてもらいました。全てを手伝っては意味がないので、すこし細かい作業や危ないところを手伝いました。鳥の巣と止まり木を作って完成しました。
A1年生/製作日数7日/メダカの観察
自由研究の中で意外と簡単なのは観察です。ありのままで携帯で写真を撮って貼っても良いですし、絵で書いて表現しても良いです。息子が一年生の時、はじめてやった自由研究は゛メダカの観察″です。メダカはオスとメスがいるとすぐに交尾をしてたまごをうみます。
メダカは酸素機などがなくても育てられるし、餌と小さい水槽さえあれば大丈夫です。メダカの変化があるときだけA4の紙に書いていけば、立派な自由研究になれます。そしてたまごからもすぐに産まれるので、子供も喜んで観察します。