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赤ちゃんが抱っこで泣き止まない主な5つの原因/対処法【イライラはNG】

赤ちゃんが抱っこで泣き止まない主な5つの原因/対処法【イライラはNG】

赤ちゃんが泣き止まない主な原因と解決策を、分かりやすく5つにまとめてご紹介いたします。

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赤ちゃんが泣き止まない原因はこれだ!

初めての子育てでママ達が一番困るのは、「どうして泣き止まないの?」という時ではないでしょうか。イライラしてしまうママも少なくないと思います。
また、育児書を何冊も買って勉強したママにとっては、赤ちゃんが育児書と違う行動をすると「もしかして病気なの?」と不安になってしまうでしょう。

ここでは赤ちゃんの泣き声の種類や、泣き方を観察して、泣き止まない原因を探り、素早く対処してあげる方法をご紹介いたします。

子育て4コマ漫画:赤ちゃんが泣きやまない!まさかの原因にびっくり

赤ちゃんが泣き止まない原因の子育て4コマ漫画

原因1お腹がすいている

ミルクを飲む赤ちゃん

赤ちゃんも大人と同じように、その日の体調によって食欲が変わるのをご存知でしたか?
特に初めての子育てをするママやパパは、赤ちゃんの発育を心配して育児書やミルクの缶に書かれた量を飲ませようとしますが、運動量や体調によってはあまり欲しくなかったり、足りなかったりします

また、赤ちゃんの体調だけでなく、成長したことによってミルクが足りていないこともあるでしょう。赤ちゃんはどんどん成長しますから、飲む量も増えていきます。
いつもの量で足りていない場合には、少しミルクの量を足してあげましょう。

離乳食期はミルク不足に注意

離乳食を母親から食べさせてもらう赤ちゃん

離乳食を食べているから…とミルクの量を減らしすぎるのは良くないでしょう。食べ過ぎを気にしてミルクの量を減らしてしまうと、足りていない可能性もあるのです。

離乳食を食べた後は、ミルクを好きなだけ飲ませても良いとされています。太ってしまうことが気になる場合には、体重の増え方をチェックして、足りなくならないようにしてあげることが大切でしょう。

離乳食期にお腹が空いて泣いてしまうのであれば、ミルクの量を見直してみて下さい。
赤ちゃんによって食べる量も飲む量も違ってきますから、様子をみながら対応してあげることが大切です。

お腹が空いた時の泣き方の主な特徴

次に紹介するような泣き方をする場合は、空腹が原因で泣いている可能性が高いでしょう。

いくら抱っこしてあやしても、空腹が原因ですのですぐに泣き出してしまいます。

赤ちゃんが出す空腹サイン

  • Neh(ネェ)という声を出して泣くことがある
  • 穏やかになったり、激しく泣いたりを繰り返す
  • 穏やかなときに、赤ちゃんの唇に指をあてると吸い付く
  • 穏やかなときに、おっぱいを飲んでいるかのように口を動かす

空腹サインの対処法

赤ちゃんの様子を観察し、空腹サインが出ている場合には、次の方法で対処してみましょう。

  • まずは好きなだけ飲ませてあげましょう
  • 離乳食が進んできた赤ちゃんの場合は、果物やベビーせんべいなどの間食を少量与えましょう
  • 次からミルクの量や離乳食の量を増やしましょう
  • 母乳のみで育てている赤ちゃんは、母子手帳にあるパーセンタイル値(発育曲線)に沿って体重が増えていなかったり、乳首を離したがらなかったりする場合には、母乳の量が足りていませんので、次からミルクを足してみましょう

原因2オムツが汚れている

赤ちゃんの足

オムツが汚れていると赤ちゃんは「冷たい」「気持ち悪い」と感じたり、お尻はかゆくなったり痛くなったりします。そのため赤ちゃんは不快で泣いてしまいます。

紙おむつのテレビCMなどでは「サラッとして赤ちゃんも快適!」などと流れていますが、実際のおむつの中は、赤ちゃんが感じないだけでお肌に悪い状態になっていることもあります。

おしっこやうんちをしていなくても、赤ちゃんは新陳代謝が激しく汗をかきやすいため、オムツの中は湿気で蒸れているのです。そのためお尻の皮膚がふやけて刺激に敏感になってしまいます

オムツ汚れによる肌への負担

刺激で敏感になっている状態のお肌に、おしっこやうんちの雑菌・アンモニアなどの刺激物が攻撃をしかけるわけですから、赤ちゃんとしてはたまらなく辛いわけです。

紙オムツは長時間でもたくさん吸収し、布にくらべてサラッとしているため、赤ちゃんもあまり泣かず、気づいたらオムツがパンパンになっていることがあります。
だからといって安心して長時間交換しないと、おむつかぶれになり、かゆみや痛みで泣き止まない原因になることがあります。

赤ちゃんが出すおむつ交換サイン

  • Heh(ヘェ)という声を出して泣くことがある
  • 思い出したように急に泣く

おしりを清潔に維持するための対処法

紙おむつにはおしっこサインがついていたりしますが、いつもより沢山汗をかいてお尻が蒸れると、刺激に敏感になり泣いてしまうこともあります。
「泣いたらまずはオムツチェック!」というように習慣づけ、サラッと清潔な赤ちゃんのおしりをキープしましょう。

  • オムツをすぐに替えてあげましょう
  • おしりが蒸れているときは、サラッと乾くまでおむつをしないようにしましょう
  • 日中のおむつは、1時間に1回などとタイミングを決めてこまめに交換しましょう

原因3眠い・疲れている

眠る赤ちゃんの体に母親の手

大人でも疲れたり、眠くなったり、寝起きだったりすると、眠気で不機嫌になりますよね。大人は自分で原因が分かるっているので対処することができます。

ところが赤ちゃんは、眠気の不快感の原因も上手に眠る方法も知りません
そのため、泣いてママやパパを呼び、不快感を取り除いてもらおうとします。これを寝ぐずりと呼びます。

寝ぐずりは睡眠サイクルがきちんとできていない乳児期にひどく、ママも疲れてしまうと思いますが、日中しっかり外遊びができるようになる1歳頃には収まることが多いです。

赤ちゃんが出す寝ぐずりサイン

  • Owh(オォ、アォ)という声を出して泣くことがある
  • ママの胸や布団などに顔をこすりつける

赤ちゃんの「寝ぐずり」の対処法

赤ちゃんが安心して眠れる環境を整えてあげましょう。しばらく泣いていても、眠たいのでそのうちコテンと寝てくれます。

  • 夜、入眠儀式がある場合にはそれを行いましょう
  • 部屋を暗くしましょう
  • 抱っこして部屋の中を歩きましょう
  • 日中は外気浴をさせたり、遊んであげて疲れさせましょう
  • 規則正しい早寝早起きを心がけ、体内時計を整えてあげましょう

原因4お腹が張って気持ち悪い

お腹を出して横になっている赤ちゃん

赤ちゃんはゲップやオナラがまだ上手に出せません。ガスを出すのに必要な腹筋が発達していないのです。

そのため授乳後のゲップを出させてあげるのをママが忘れた、運動不足、おっぱいの質や離乳食の内容などによって、ガスがお腹にたまります。
するとお腹が張って痛くなり、泣きだすことがあるのです。

赤ちゃんがお腹の張りを知らせるサイン

  • お腹が張っているときやオナラがしたいときは、唸るようなEairh(エアー)という声を出して泣くことがある
  • ゲップを出したいときは、空気をお腹から出すようなEh(エッ)という声で泣くことがある
  • 両足が縮まることがある
  • 毎日同じような時間に泣く
  • お腹が張っている
  • 15分ぐらいで急に泣き止んだ

赤ちゃんのお腹が張っている時の対処法

赤ちゃんの便秘に良いとされるマッサージは親子のスキンシップになるからおすすめですし、砂糖水には赤ちゃんの便秘を解消してくれる腸内の便を柔らかくする効果が期待できます。他にも次のような対処法がありますので、これまでのお世話を見直し、手軽なものから取り入れてみましょう。

  • 授乳の後は、必ず縦抱きにして背中を軽くトントンし、ゲップを出させてあげましょう
  • お腹が張っている場合は、食後を避けてガス抜きのマッサージをしてあげましょう
  • 授乳前や入浴後には足の体操をしてあげましょう
  • 便秘の場合はマッサージや綿棒浣腸、砂糖水などで解消してあげましょう
  • マルツエキスを試してみる

原因5病気が疑われる場合

女医が指さして注意喚起

おむつもキレイで、お腹もいっぱい、抱っこして歩いたりあやしたりしても、いつまでも赤ちゃんが泣き止まない場合は、体の不調が原因であることが疑われます。
特に泣き方が激しい場合はケガや病気が疑われますので、赤ちゃんの様子を観察し、早急に適切な対処が必要になります。

また、赤ちゃんによくある腸重積などは、お腹がとても痛くなります。便が粘着質で血が混ざっていたり、ミルクを吐いたり、足を曲げたりして激しく泣きます。

赤ちゃんは風邪が原因で泣くこともある!

「たかが風邪」ではありません。風邪が原因で赤ちゃんが泣いてしまうこともあります。

  • 風邪をひくと、泣き止まなくなることがあります。
  • 夜いびきをかくような状況だと、呼吸が苦しくて夜中に目を覚まして泣きます。
  • 鼻水が出ている場合には、中耳炎になって耳が痛くて泣いていることがあります。
  • 発熱の30分くらい前に泣き出すこともあります。

全身状態をよく観察しましょう!

病気が疑われる場合には、赤ちゃんの様子をよく観察することが必要です。赤ちゃんは話すことができませんから、ママが赤ちゃんを観察して、適切に対処しなければならないのです。

赤ちゃんが出す体のSOSサイン

  • 激しく泣く
  • 両足が縮まる
  • 顔色や唇の色が悪い
  • 発熱している
  • 機嫌が悪い
  • 食欲がない
  • 嘔吐がある
  • 発疹やひどいあせも、複数の虫刺されがある
  • 便に粘り気があり血が混ざっている
  • アザが新たにできている
  • 耳を触る
  • 脱臼や骨折がある
  • 寝ているときに、いびきをかいている

など

体のトラブルを早めに防ぐには?

赤ちゃんの体のトラブルを早めに防ぐには、こまめに観察することが何より重要なのですが、外出時は余裕がなくなって怠ってしまうママも少なくありません。着替えやおむつ替えは赤ちゃんの状態を観察する格好のタイミングですが、環境を一定に保てない外出時も、顔色や様子に気を配ることを忘れないようにしましょう。

また「母親の感が、医者より正しいこともある」と語る医師がいるほどですので、いつもの機嫌の悪さとは違うなんらかの異変に気づいて強い不安を感じた場合は、自分の感じ方に自信って病院い連れて行くことも大切。何も異常がなければよいのですが、実際にヘアーターニケットが見つかっている事例などもあります。

赤ちゃんが泣き止む方法を探しましょう

赤ちゃんが泣く理由は沢山あります。大人だってストレス発散で泣く人がいるぐらいですから、言葉を喋れない赤ちゃんが泣くのは仕方がないこと。泣き続けている理由が病気の場合は早めに見つけてあげたいのですが、赤ちゃんによってはお腹の動きが気持ち悪くて起きている時と授乳の時以外はずっとグズってしまう子などもいます。

元気があって体調も良さそうであれば「何かしゃべってるのかな~」「何かビックリしたのかな~」ぐらいに捉え、広い心で赤ちゃんを見守ってあげることも大切です。とはいえ、泣き続けられるとママにとってもストレス。そんな時にはあやしたり抱っこをしたり、あるいは赤ちゃんが喜ぶ音を探すなど、色々と試してみましょう。我が子がお気に入りの泣き止む方法が見つかると、育児がグッと楽になります。

赤ちゃんにも個性がありますので、他の赤ちゃんと同じ方法で必ず泣き止むという保証はありません。けれど意識して探すと「ピタッ」と泣き止む方法が見つかることもありますので、諦めずに赤ちゃんの好みを探求してみましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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