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ねんねトレーニングの方法~先輩ママのネントレ成功体験談

ねんねトレーニングの方法~先輩ママのネントレ成功体験談

ねんねトレーニングの方法を知りたいというママのために、実際に成功したという先輩ママに成功に秘訣を教えてもらいました。

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ねんねトレーニングの方法を教えて!ママ達の成功&失敗体験談

ねんねトレーニングとは、別名「ネントレ」とも呼ばれている、赤ちゃんが一人で寝られるようになるためのトレーニングのことです。寝かしつけなくても赤ちゃんが一人で寝てくれるなんて?!と驚かれるママもいらっしゃるかもしれませんが、実は根気よく訓練すれば、ママが添い寝しなくても赤ちゃんが泣かずに寝てくれるんです。

ねんねトレーニングは、特に断乳を予定しているママにもおすすめ。また、ねんねトレーニングが成功したおかげで自分の時間が持てるようになったというママが多いことから、赤ちゃんの寝かしつけでお悩みの全てのママにおすすめともいえます。では、具体的にどうやってトレーニングを始めるとよいのでしょう。

子育て4コマ漫画:「ねんねトレーニング」って、パパやママを鍛えることだったの!?

ねんねトレーニングについての子育て4コマ漫画

ねんねトレーニングのやり方は2種類!「泣かせるネントレ」と「泣かせないネントレ」

「赤ちゃんが寝てくれない」という悩みは多くの親や経験しますが、産後のママの場合は出産や授乳による体の疲れもあって、ぐっすり眠れないのはつらいものです。そんなママたちから最近注目されているのが、赤ちゃんがグッスリと眠れるように導いていく「ねんねトレーニング」。

ねんねトレーニングの効果を実感できるまでの期間は家庭によって違いますが、驚くほど楽になったとホッと一息つけるママは多いですし、赤ちゃんの将来的な自立を促すために効果的だと、欧米では広く育児に取り入れられています。

ただ日本ではネントレ(ねんねトレーニング)の「泣いている赤ちゃんを、眠るまで放っておく」というイメージ定着が先行していて、不安を感じるパパやママも。

でも安心して下さい、赤ちゃんが泣いたらあやしつつも徐々に距離を置いていく「泣かせないネントレ」もあり、ねんねトレーニングの方法は赤ちゃんの個性にあわせて多種多様なのです。

「トレーニング」という言葉から「つらい」「厳しい」というイメージを連想しがちですが、ねんねトレーニングはあくまでも、赤ちゃんが朝までぐっすりと眠れ、親子で質の高い睡眠が取れるように訓練することだと理解しておきましょう。

ねんねトレーニングは母子同室でもできる?気を付けるポイント

ねんねトレーニングの最終的な目的は、赤ちゃんの一人寝です。これは乳幼児期から赤ちゃんには個別の寝室があてがわれ、親子別室で眠るという欧米の生活スタイルにもマッチしています。

ただし日本の場合は「親子3人で川の字で眠る」という親密な関係が好まれますし、アパート暮らしなどの住宅事情によっては、親子で別室はなかなかに難しいものがあります。

母子同室でねんねトレーニングをすると、泣いている赤ちゃんを放っておくことにママが強いストレスを感じて負担が大きいのですが、ポイントは環境作り。赤ちゃんの泣きを最小限にして、スムーズに眠りに移行させる工夫をしていきましょう。

月齢・年齢に応じて取り組む

赤ちゃんが夜泣きをするのにはさまざまな理由がありますが、お腹が空いた、おむつを替えて欲しいなどの生理的な欲求も多いです。

月齢の低い赤ちゃんほど生理的な欲求で泣く頻度は高いので、これを無視して赤ちゃんに多大な負担をかけないよう、赤ちゃんの生活リズムを考えて開始する月齢を選び、無理なくねんねトレーニングに取り組みましょう。

生活リズムを整える

大人でもそうですが、赤ちゃんや小さな幼児も不規則な生活をしていると睡眠が乱れがちです。できるだけ決まった時間に食事やお風呂を済ませ、「さあ、もう寝る時間よ」と声をかけた方が眠りに向かいやすくなります。

お昼寝を少なめにしてたくさん遊ばせるなどの日中と夕方のメリハリをつけると、睡眠のリズムが整いやすくなり母子同室でもねんねトレーニングを成功させやすくなります。

親の睡眠習慣を合わせる

赤ちゃんは親の動きをよく見ていますから、生活リズムは赤ちゃんだけ整えても効果がありません。赤ちゃんが寝る時間には母子同室別室にかかわらず、親も一緒に眠るつもりで体制を整えましょう

赤ちゃんが寝ついたからと横でスマホを見たり、本を読んだりしていると、気配を察した赤ちゃんが起きてしまいます。

授乳のタイミングや回数を調整する

一旦グッスリ寝付いても就寝中にお腹が空いてしまうようでは、赤ちゃんがすぐに起きて泣き出してしまいねんねトレーニングがなかなかうまくいきません。

月齢にもよりますが、寝る直前に十分なミルクを与えて、できるだけ長く安心して眠れるように量や回数を調整してあげましょう。赤ちゃんの成長によって必要な授乳量は変わりますので、様子を見ながら睡眠時間を伸ばしていくのがベストです。

室内の環境を見直す

大人でも明るい場所や、脳が興奮している状態ではなかなか寝付くことはできません。部屋の照明は夕方から徐々に落とすようにし、眠りやすい環境を整えましょう。

おもちゃや絵本などを出しっぱなしにしていると、興味を惹かれて眠気が去ってしまうので、就寝前はお部屋を片付ける習慣をつけておくことをおすすめします。

ねんねトレーニングの失敗例~ママ達に多いNGパターン

赤ちゃんの寝かしつけに困っているママなら、ねんねトレーニングを魅力的だと感じる人は多いでしょう。ですが意外と「失敗した!」とがっかりするケースも多いものです。自分のねんねトレーニングを成功させるためにも、先輩ママたちの失敗事例を参考にしておきましょう。

サリー
33歳

ママの都合でやっちゃダメみたい

いま7歳になる男の子と3歳の女の子のママです。長女が生後8ヶ月くらいのときに夜泣きがはじまり、当時話題になっていたねんねトレーニングを試してみました。ですが自分の仕事や長男の保育園の都合などもあってなかなか生活リズムを整えることができず。娘が泣くのに我慢ができずに、とにかくもう早く寝てもらおうと思って、途中でおっぱいをあげてということが何回かありました。

結局1週間試してみて娘の夜泣きが改善されなかったので、ネントレはあきらめてしまいました。職場でねんねトレーニングに成功した先輩ママの話を聞いてみたところ、「放っておくなら放っておく、一貫性がないとダメ」といわれました。私には向いていなかったようです。

ぴよまま
20代後半

マイペースな息子に完敗

息子が11ヶ月のときに、ねんねトレーニングを始めました。ですが月齢が大きくなりすぎていたからか、寝付いたと思って私がベッドから離れると薄暗い部屋の中でおもちゃを引っ張り出している、本棚から本を引っ張り出しているかの繰り返し。

かといってある日は夕食もお風呂もすっぽかして夕方から眠ったり、深夜を回ってから起きてみたりで、なかなか生活リズムが整わずに、けっきょくねんねトレーニングは忘れ去られていまいました。

さんさん
29歳

準備不足で断念

わたしは泣いている赤ちゃんを放っておいて、あきらめさせれば良いだけと思っていたのですが、ねんねトレーニングは結構準備が大変です。

まず、部屋。親子同室でもやれないことはありませんが、やっぱり一緒の部屋で赤ちゃんが泣いていると気になってしまい、ママと赤ちゃんとの我慢比べになってしまいます。

あと、昼間たっぷり遊ばせて疲れさせたり、お風呂や食事のタイミングをしっかりあわせたりするのも成功のポイントなのですが、残念ながらズボラな私は1週間も続きませんでした…。

「放っておくだけ」という触れ込みのねんねトレーニングですが、そう簡単にいくなら、だれも赤ちゃんの寝かしつけで苦労していないよね。

E・M
32歳

迷っちゃう人には向いていないかも

私も試してみました、ねんねトレーニング!といってもお部屋に余裕はないので、母子同室で。でも、やっぱり近くに赤ちゃんが泣いていると手がでちゃうんです。

旦那には「少し放っておかなきゃ、トレーニングにならないよ」といわれたのですが、アパートだからやっぱり泣き声でご近所迷惑は困るし、「夜中に泣かせていて、ダメママねえ」なんて言われたりしたらどうしよう!っと思ってしまい、結局3日坊主でねんねトレーニングを断念しました。

あとでママ友に話を聞いたら、赤ちゃんは親の不安を感じ取っているので、泣いていることにオロオロしちゃうママは頑張らないといけないんだそうです。

でもねんねトレーニングをやめてもう夜泣きに一生付き合うつもりでいたら、1ヶ月くらいでコロッと夜泣きがおさまったので、焦らなくても良かったのかもしれません。

きよたん
25歳

健康状態の確認はしっかりと!

もうじき1歳の長女の夜泣きに、ホトホト困っていた私。ネットで「ねんねトレーニング」を知り、試してみることにしました。

それまでは同じ部屋に寝ていたのですが、欧米ではごく当たり前のことだからと割り切って子供部屋を作って一人で寝かるようにし、夜中に泣いても放っておくようにしたのですが、なかなか泣き止まずにエスカレートしてしまう日があり、泣き声に我慢できなくなって娘の部屋に行ったら、なんと発熱して鼻水もでていて、グシャグシャの顔になっていました。

風邪の流行っている時期だったので、多分体調が悪かったんです。ねんねトレーニングで赤ちゃんから離れる場合は、しっかり体調を確認して、健康であることを大前提に取り組んでください。

0歳~3歳の乳幼児へのねんねトレーニング成功体験談

今回、実際に成功した10人のママに聞いたところ、始めた年齢もやり方もバラバラ。その子に合ったトレーニング方法を見つけることが成功の鍵を握っているようです。ぜひ、ねんねトレーニングをやってみたいというママは、我が子にどれが合っているのか、10の体験談を参考にしてください。

言葉が分かる年齢になったら、子供の自主性が成功の鍵

あきこ
20代後半

スタート初日にねんねトレーニング終了!

我が家のねんねトレーニングが始まったのは、上の子どもが2歳8ヶ月くらいの頃。下の子が生後間もなく、授乳やおむつ替えなどで忙しく、上の子を寝かしつける時間がなかったのでトレーニングを始めようと思い立ちました。それまでは添い寝していましたが、ある日「1人で寝れるかな?」と聞くと、最初少し嫌がったのですが、少し説得すると「うん!1人で寝れる!」と言ってすぐ布団に横になってくれたのです。寝室のドアを閉めて数分経ってから覗くと、既に夢の中…。結局、この初日でねんねトレーニング完了しました。

寝る少し前にドリンクタイプのヨーグルトを飲み、歯磨きしたら寝る時間、というサイクルを半年以上習慣づけていたことが、入眠儀式になっていたようです。1人で寝るようになってからは、歯磨きが終わると「おやすみなさい!」と言って、進んで寝室に行きます。

心がけていたことは、寝る前は歌ったり踊ったりなど体を動かす遊びは避けたこと。興奮状態にあると、子どもはとても寝つきにくくなるのでそこは注意していました。ねんねトレーニングが無事成功してから数ヶ月後には、下の子も同じ寝室ですやすやとよく眠るようになりました。一気に寝かしつけの手間と時間が省けて、自分の時間が持てるようになり、気持ち的にも体力的にも余裕ができて良かったです。

ぽん
32歳

アンパンマンを見終わったらおやすみの時間

ぬいぐるみに囲まれて寝てる女の子

4歳手前の頃にネンネトレーニングを始めました。少し早いかなとは思いつつも、4歳を迎える頃には下の子供の出産があったので、一人で寝られるようになればと思い、訓練も兼ねていました。ネンネトレーニングには数週間かかりましたが、その間も一緒に寝る日を挟んだりしながら一進一退でした。

初日は一人は嫌だ嫌だと泣きながら、最後は泣き疲れて寝てしまいました。数日経つと「一人で寝るからママあっち行って!」と言う様になり、襖を挟んだ隣の部屋で、襖を開けた状態で一人で寝るようになりました。入眠前には、録画しているアンパンマンを2話見てから寝ることになっています。主人がいるとダラダラTVを見せていたのですが、4歳も近いので話すときちんと本人も理解し分かってくれ、今ではきちんとTVを消して部屋を暗くして眠る習慣になっています。今後は本を読むことを入眠儀式にしたいですね。

ねんねトレーニングをはじめた頃は、どうしても甘えたい時にトレーニングよりも子供の気持ちに寄り添うことを心がけました。こんなに可愛い時期に一緒に居られるのは親としても幸せなことなので、本当に一緒に寝て欲しそうな時は一緒に寝るようにしました。最近では、一人で寝られる事を子供自身も誇りに思っている様で、1つの成功体験が子供の自信になり良かったと思っています。

ねんねトレーニングのポイントは、寝る前の過ごし方にあり

ヒビママ
27歳

ポイントは照明を落として静かに過ごすこと

息子が10ヶ月の時に夜泣きがひどかったため、ネンネトレーニングを始めました。最初は暗くした寝室に連れて行き、「ネンネだよー!」とベッドに降ろしても泣いて母乳を欲しがるばかりで、1週間続けましたが結局上手くいきませんでした。それで、翌週は少し今までと方法を変えてみたのです。

  1. それまで21時過ぎに行っていた寝かしつけを19時半に変更。
  2. 19時頃にお風呂から出たらテレビを消し、リビングの照明は豆電球のみにする。
  3. 30分程リビングで遊んだりケアをしたら、お気に入りの人形達におやすみを言う。

この3つを守ったところ、3日間程ですんなり寝てくれる様になりました。ベッドに降ろすと最初は一人で遊び、疲れたら私と一緒にゴロゴロしてそのうち寝てしまいます。以前は1時間に1回は起きていましたが、今では夜中に少し起きる程度におさまりました。寝かしつけに時間がかからなくなったのでかなり楽になり、自分にも余裕ができたので本当に良かったです。

ゆみ
30代前半

泣き声に戸惑いながらも何とか続けました

1人でねんねしてる赤ちゃんのイラスト

生後8ケ月の時に「ねんねトレーニング」というものがあることを知り、夜寝る時間が遅くなってしまうことに悩んでいたため取り入れることにしました。始めた頃は、子供も泣くので本当にこれで良いのかと戸惑いもありましたが、10日ほどで一人で寝ることができるようになりました。

いつも寝る時には、入眠儀式としてぎゅっと抱きしめた後に体中をなでるようにして、少し和やかなまったりした時間を過ごすようにしています。寝る前に興奮してしまうようなことがあると、上手く睡眠に入ることができないようなので、夜になってからは絵本を読むなど、できるだけ静かな遊びを取り入れるようにしています。

ねんねトレーニングをしたおかげで寝かしつけに長い時間とられることなく、子供が自然に寝てくれるので助かっていますし、子供自身の体のリズムもきちんとできたように感じます。

ママタン
34歳

子供を不安にさせないことが大事

ねんねトレーニングは、退院後すぐに始めました。最初は絵本を読んだり、添い寝したり、子供の気分が落ち着くようにしてました。不安を感じると心が安定しないので、なかなか寝付きません。なので、とにかく気持ちを落ち着かせることに気を付けてました。ねんねトレーニングをしたことにより、1人で寝付くようになったのですごく良かったです。

もちろん一緒に寝ることが一番なのですが、やはり出来ない時もありますので1人で寝てくれるのは助かります。だけど、日によってばらつきはあるようなので、昨日は一人で寝れたのに、どうして今日はできないんだろうとは思わないようにしてました。たとえ赤ちゃんでも気持ちが不安定になることはあるので、気楽にすることが一番です。子育てすべてに言えますが、ママが焦らないことが大切です。

入眠儀式がおやすみの合図!赤ちゃんに寝る時間を分からせよう

にゃんママ
30代前半

ベビーマッサージと声かけが入眠儀式

手を広げて寝てる赤ちゃん

生後半年まで実家に滞在していたこともあり、母にも協力してもらって生後1か月頃からねんねトレーニングを始めました。生後1か月ごろはまだまだ深夜の授乳が必要な時期なので、まずは入眠儀式をしっかり定着させることからスタート。20時までに入浴を済ませたら、照明を落とした部屋で保湿剤を使ってのベビーマッサージ&授乳。部屋の照明を落とす前には「ねんねの準備よ、暗い暗いにしようね~」「おやすみー」と声をかけるようにしていました。

3か月を過ぎる頃にはこの入眠儀式が定着したようで、この手順で夜はすんなり寝てくれるようになり、まとまって寝てくれる時間ものびていきました。長時間のお出かけがあった日など、昼間に興奮することがあった日にはねんねに時間がかかることもありますが、早い時期からスタートしたおかげで、寝たくない系のギャン泣きはほとんど経験せずに済みました。新生児期からのちょっとした工夫でねんねトレーニングの成功率が高まるので、早め早めのスタートがオススメです。

まきさん
25歳

寝る前のスキンシップがポイント

生後7ケ月からトレーニングを始めて、1ヶ月ほどで一人寝ができるようになりました。はじめのうちは、寝る前に添い寝しながら子供が気に入っている絵本を読んであげて、頭を優しく撫でてあげたり、そっと手を握り締めたりしていました。

今では、子供が途中で起きて泣き出したりしても、厳しく叱ったりせずに「もうこんな時間だから寝んねしましょうね」と語りかけて、寝る時間を感覚で理解させようと心がけています。トレーニングのおかげで子供の夜泣きがほとんどなくなり、良く眠ってくれるようになったので、私だけでなく家族も安心して眠れるようになりました。今では家族みんなが健康に過ごすことができています。

みんね
41歳

言葉が分からなくても声をかけると分かるようです

母親に見守られながら1人で寝てる赤ちゃんのイラスト

子供が生後6か月あたりから、ねんねトレーニングを始めました。ねんねトレーニングをするまでは、母乳育児であったということもあってか夜中に何度も起きるので、私は睡眠不足になって体調が悪くなってしまい、それが原因でトレーニングを始めようと思いました。

ねんねの時間になる時には、必ず同じ子守歌を歌いながら抱っこして寝室へ入り、しばらく抱っこしてゆらゆらしながらベビー布団に寝かせます。そして、言葉はまだ分からないかもしれませんが、「ねんねの時間だよ。おやすみなさい。ママは隣のお部屋にいるからね」ということを伝えてから部屋を出るのを習慣にしました。

毎日やっていたのですが、最初のうちは泣きだして大変な日もありました。しかし、泣いてもすぐに抱き上げずに、とにかく様子を見守ることを心がけました。そういうことを繰り返していたら、2か月かからないくらいでねんねトレーニングが成功しました。

入眠儀式には色々な方法がありますが、漫画「ピーナッツ」に登場するライナスの毛布のように幼児は何かに執着して安心感を得ることが多いため、入眠グッズを手渡して入眠儀式にする場合は外泊時に困らない物を選ぶことをおすすめします。

これからねんねトレーニングを始めるご家庭の場合は、こちらの体験談を元にお子さんに合う入眠儀式を探してあげるとよいでしょう。

夜はすぐに抱き上げない!時には放っておくのもねんねトレーニング

ぱこちゃん
30代前半

ねんねトレーニングと断乳と同時に成功!

1人で寝てる男の子

うちの場合は、赤ちゃんが生まれてきてからずっと同じ布団で一緒に寝ていたので、ねんねトレーニングには時間がかかりました。いつもママが隣に居るのが当たり前になっていたので、母乳を飲みながら眠りにつくのが日課になっていたのですが、1歳半頃からトレーニングを始めました。ちょうどその頃、母乳も止めようと思っていたので、ねんねトレーニングと断乳を同時に頑張り、1ヶ月ほどかかって一人で寝られるようになりました。

最初は、眠くなると大泣きして母乳を欲しがりましたが、泣いても聞こえないふりをしていたところ、段々母乳が貰えないということに気づいたのか、そのまま眠くなるとコテっと寝るようになりました。

ねんねトレーニングの注意点としては、親から冷たくされているわけではないということを伝えることです。我が家では、寝る前に絵本を読んだり、お話をしたりコミュニケーションをとっていました。トレーニングをしてからは、私自身もゆっくり眠れるようになり、とても快適でした。

りくママ
30代後半

放置作戦が成功しました

3歳になるくらいから、一人でねんねをさせるようにしました。なかなか寝つきの悪い子でしたので、長期戦になると覚悟していたのですが…。寝かそうとすると嫌がるので、試しにキッチンに立ち、「もう相手できないよー」という雰囲気をかもしだすと、無駄だと感じるのか、放置しておくと意外とすんなり寝てくれるようになりました。

うちの子の場合、眠そうに目をこすっても決して構わない、ということがポイントのようで、下手に「あれー眠そうだし、そろそろ寝ようかー?」なんて声かけしたら、また目がパッと開きます(笑)

以前はイライラしながら寝かしつけて、後悔することが多々ありました。トレーニングを始める前は、寝かしつけにすごく時間がかかっていたので、ひとりで寝てくれるとだいぶ楽になりました。寝かしつけで焦ってしまうと、子供にはもちろん自分にも悪影響があるので、ストレスだったことが1つがなくなって良かったです。

フランス人は夜泣きしない赤ちゃんに育て自立を促すために赤ちゃんを大人扱いします。そのためねんねトレーニングについても、時には放っておくことで過保護にならないように気を付けているのです。

泣き声が苦手なママやパパはフランス人の夜泣きへのねんねトレーニングが逆にストレスになるかもしれませんが、「赤ちゃんを泣かせてはいけない」と頭ごなしに決めつけて余裕をなくすより、海外の子育てを知ることでパパやママが大らかにお世話をする方が、家庭内の笑顔が増えて赤ちゃんの情緒が安定しやすい環境が作れるということにも目を向けましょう。

この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!