赤ちゃんとのバス乗車で思わず涙が!ママのリアル感動エピソード
赤ちゃんと初めてバスに乗る時は「ちょっとだから泣かないでね」とお願いしたくなりますが、赤ちゃんは不快だと感じれば大人の都合に関係なく容赦なく泣きます。
ところが赤ちゃんと荷物を抱え、揺れる車内でつり革や手すりにつかまり手がふさがると、ママは体をユラユラ揺らしながら声をかけることぐらいしかできません。
内心周囲に申し訳なくてママまで泣きたい気持ちになることもありますが、そんな時優しい救世主が目の前に現れたら、そりゃあ思わず涙があふれちゃいます。
子育て4コマ漫画:ほっこり嬉しい!赤ちゃんとの子連れバスの旅
優しい男性と赤ちゃんのバス感動体験談
まるでヒーローのように赤ちゃんとママのピンチを助けてくれた、バスの中で出会った優しくて勇気ある男性の感動エピソードです。世の中には、実はこんなに素敵な男性達がいるんです!
泣き止むアプリをインストールしてくれた男性に涙
赤ちゃんが生後8ヶ月の時に、実家への帰省のため高速バスに乗りました。お盆の時期で新幹線のチケットが取れず、仕方がなくバスで帰省しました。「2時間くらいだし、寝てくれたらなんとかなるかな」と思ったのですが浅はかでした。
高速バスも混み合っていて、私達の隣には若い男性が乗りました。多分大学生なのかなという感じです。いつもと環境が違うからか、赤ちゃんはクズクズし始め泣いてしまいました。
「どうしよう!?」と困っていたら、となりの男性が「お母さん大変っすね」と声をかけてくれました。私は若い男性から労いの言葉をかけてもらいホッとしました。
そうしたらなんと、男性は泣き止むアプリをインストールして子供に見せてくれたのです!!!本当にありがたくて涙ぐみました。
20歳前後の立派な青年に感動
生後6ヶ月になったばかりの息子を実家に帰るためバスに乗った時、満席で座る所もありませんでした。右側に大きなバッグを肩にかけ、左手でつり革に捕まって息子は抱っこ紐で。
5分位たった時、一番後ろの席から私を呼ぶ声が聞こえました。足にギブスを巻いて松葉杖をついた20歳位の男性が、「ここに座って下さい」と私に言ってくれたんです。
その男性だって立っているのも辛いはずなのに。心優しい若い男性の気遣いに涙が出そうになるほど感動しました。
怪我をしていた男の子に、ありがとう
赤ちゃんが6ヶ月ごろのころ買い物に行こうと思い、初めてバスに乗せました。時間にすると20分ぐらいの距離でしたので安心していましたが、バスは平日のお昼でしたが混んでいました。
仕方ないので立ったままでいると、トントンと足を突かれました。そして小さい男の子が「お席どうぞ」と譲ってくれたのです。腕に包帯を巻いていたので、骨折をしていそうな男の子でした。優しい男の子に感動し、甘えさせてもらって座らせていただきました。
労いの言葉をかけて席を譲ってくれた若い少年
赤ちゃんが3ヶ月の時に、どうしてもバスに乗って駅に行かないといけないときがあって、少しの間路線バスに乗ったことがあります。まだ小さいし、よく泣くので回りに迷惑にならないように、早く降りられる前の方に乗りました。
駅までそう遠くではなかったため、人も多かったけど立って乗っていました。そしたら「いつも大変だと思いますが、もしよければこちらの席にどうぞ」と、気を使って若い少年が席を譲ってくれました。
いつも頑張っていることを誉めてもらえることがなかなかないので、労いの言葉が嬉しくてこれからも子育て頑張ろうと思えました。
おばあさんとスーツの男性の優しい眼差し
9年前、息子が8カ月の頃、まだ免許を持っていなく移動は市内バスでの移動でした。働きに出ている私は息子を抱えて保育園まで行くのにバスを利用していたのですが、息子が車内うんちをしてしまい、臭いで周りを嫌な気持ちにさせてしまいました。
嫌な視線がすごかった中、70代のおばあさんが声をかけて下さり、「うんちが出るって事は健康な証拠!気にしないでいいんだよ。」と優しく笑顔で言っていただきました。
周りのスーツを着たお兄さんも「大丈夫ですよ。ベビーカー支えましょうか!」と優しくしてくれて。世の中悪い人ばかりではないのだなと優しさに涙が出ました。
スーツの男性の優しさに、孤独ではなかったと改めて実感
赤ちゃんが5ヶ月の際に、実家への帰省で市バスに乗りました。私1人に赤ちゃん1人でしたが、2泊3日の荷物を持っていました。ところが赤ちゃんのお昼寝の時間とバスの時間が被ってしまい、赤ちゃんはバスの中でずっと泣いていました。
両手が荷物で塞がっており、かつバスも満員のため身動きが取れずにいました。すると隣で立っていたスーツの男性が、「僕が荷物持ってあげるから、赤ちゃんあやしてあげて!みんな通る道だから、誰も気にしていないよ」と声をかけてくださったのです。
バスに乗って泣かれても後ろめたい気持ちではなく、前向きに気持ちを持って大丈夫です!
おばさまと赤ちゃんのバス感動体験談
赤ちゃんと一歩外に出たことで、子育ての大先輩であるおばさま方の優しさに触れて思わず涙したというママは珍しくありません。
おばさまの優しさパワーは、バスの中でも大活躍!多くのママや赤ちゃんが、救われているんです。
世の中子連れに厳しい人ばかりではない
子供が8ヶ月の赤ちゃんの頃のことです。「赤ちゃんが生まれてからなかなか旅行にも行けなかったけれど、そろそろどこか遠くに旅行しよう」と夫から提案され、ずっと行ってみたかった伊勢神宮に日帰りで旅行することになりました。
伊勢神宮の外宮、内宮の参拝が終わり、内宮から帰りの電車に乗る宇治山田駅に向かう路線バスの中で、子供がぐずり始めたのです。抱っこ紐に入れて座っていた私は、体を揺らしたり、話しかけたりしてもなかなか泣き止まないので焦ってきました。
そんな時、同じバスに乗っていた地元のおばあちゃんが「赤ちゃんもお母さんも頑張ってはるわー。」と話しかけてくれたのです。うるさいと注意されるかと思っていたのに、こんな優しい言葉をかけられたので私は泣きそうになりました。
心の広さに感謝です
娘が5ヶ月のとき、主人の会社に忘れ物を届けに行くために市バスに乗りました。
お腹がすいたのか、初めての環境だからかあやしても泣き止まずに困っていると、近くにいた50~60代ほどの女性数名が、「大丈夫かなぁ?つまんないもん、しょうがないよねぇ」などと言って一緒にあやしてくれました。
知らない人がいたせいか、少し泣き止み、もうすぐ降りる駅だったのですごく助かりました。
年配女性の優しさと赤ちゃんの笑顔でみんなが笑顔に
赤ちゃんが8ヶ月の時、実家に帰省するため新幹線を乗り継ぎ、最後はバスに乗りました。かなり疲れていたので「泣いたらどうしよう」とは思いましたが、バスが空いていたのもあって抱っこ紐からおろし、靴下のまま背もたれに捕まらせて椅子に立たせました。
すると私達の後ろの席に座っていた年配の女性が、赤ちゃんにいないいないばぁをしてくれ、目のあった私にもニッコリとほほ笑んで「今何ヶ月?可愛いわねぇ」と声をかけてくれたんです。
長旅で前日から少し緊張気味だったので、その女性の優しさに急に力が抜けて嬉しくなり涙がでそうになりました。
優しい心遣いに感謝
上の子が3歳、下の子が10ヶ月くらいの時、買い物で駅に向かう途中に乗った路線バスでのこと。眠くて機嫌が悪かった下の子をあやしながら立っていました。
すると席を譲ってくれたおばさま。でも立っていた方が下の子が落ち着くので、申し訳ないと思いながらもお断りしました。すると上の子に座るよう声をかけてくれて、座らせてくれました。
さらには片手に持っていた畳んだベビーカーを、駅まで持ってくれたのです。1人だったので本当に助かりました。
ママとパパは守って!バス乗車マナー
確かに世の中には体験談のような優しい人達もたくさんいますが、バスは公共の乗り物ですので赤ちゃんのママやパパが「赤ちゃんは泣くのが当然でしょ!」と開き直ってしまうのは、トラブルのもとになりかねません。
公共の場では互いに周囲への気遣いが必要なことを忘れないことが、後々子供へのしつけにも繋がります。最近はベビーカーのままで乗り降りできるバスも増えてきましたので、バスの乗車マナーやベビーカーマナーをしっかりと確認しておきましょう。
赤ちゃん連れのバスマナー
赤ちゃんとのバス乗車では、次のようなマナーを守りましょう。
- 混雑する時間帯を避ける
- 乗車前にオムツ汚れを確認しておく
- 乗車前に授乳をしておく
- 椅子に座らせる時は靴を脱がせる
- 泣いたらあやす
- おもちゃや絵本を持って行く
バスへのベビーカーでの乗り方
最近はベビーカーに赤ちゃんを乗せたまま乗車できる、ベビーカーマークのついたバリアフリーバスが増えましたが、ベビーカーでの乗り方やマナーが分からないとトラブルになることがあります。
運行時刻に遅れが生じたり、他の乗客の迷惑となったりしますので、次のようなベビーカーでの乗り方についてもきちんと把握して守るように心掛けましょう。
- 混雑時はベビーカーを畳む
- 二人乗りなどの大型ベビーカーは畳む
- 車いすの乗客がいたらベビーカーは畳む
- ベビーカーが既に2台乗っていたら畳む
- ベビーカーは車内の固定ベルトに固定する
- ベビーカーはバスの後方に向けて固定する
バスのベビーカー固定ベルトは車のチャイルドシートと異なり、赤ちゃんの命を安心して預けられるものではありません!ママやパパがしっかりと支えて守ってあげましょう。
ベビーカーマークの付いたバスでも車いすが優先です。バスの車内は狭いため、車いすの人が乗っている場合はベビーカーを畳みましょう。
また二人乗りなどの大型ベビーカーは通路をふさぐだけでなく、乗り降りにも時間がかかります。そのため1人は抱っこで1人はベビーカーにするか、車内では二人乗りベビーカーを畳んで乗車するようにしましょう。
赤ちゃんがバスで泣く時の対応
赤ちゃんがバスの中で泣くと「周りに迷惑がかかる」と思って焦ってしまいがちですが、事前におむつ替えなどの不快になる原因を減らし、次のような方法で乗車中に泣いてもしっかりとあやしたりしていれば、周囲の目をそれほど気にしなくても大丈夫!
- 抱っこする
- 持参したお気に入りのおもちゃを渡す
- おしゃぶりや飲み物を与える
- 服の着脱で体温調節を行う
もしも眠くてぐずってしまっても、抱っこするパパやママに精神的な余裕がある方が赤ちゃんは泣きにくくなります。泣いても焦らずに落ち着いてあやすことを心掛けましょう。
また眠くなると赤ちゃんの体は熱くなりますが、体温が下がらないとなかなか寝つけません。ぐずっている時はお腹や背中に汗をかいていないか確認し、うっすら汗ばんでいたら羽織を一枚少なくしたり、靴下を脱がせてあげたりするとよいでしょう。
赤ちゃんが車内で泣いた時は、仕方がないので次の停留所で降りて機嫌を見るのも良い方法の一つです。赤ちゃん連れのおでかけでは、バスも電車も時間に余裕を持って乗るようにしましょう。